第五章 なぜ1999年ではなかったのか
ノストラダムスと言えば1999年のあの詩である。ではなぜ1999年ではなかったのだろうか。
一九九九年の七の月
空から恐怖の大王(Roy d'effrayeur)が降ってくる
アンゴルモアの大王を復活させるために
その前後の期間、マルスは幸福の名のもとに支配に乗り出すであろう
諸世紀10−72
「ノストラダムスの大予言」 五島 勉
著
「一九九九年の七の月 空から恐怖の大王(宇宙からの攻撃)が降ってくる アンゴルモアの大王(アモルゴルド)を復活させるために」。
アモルゴルドとはロスアラモスの砂漠にある核実験が始めて行われた地である。ここまでは、宇宙からの攻撃で地球内全面核戦争が始まったことを暗示している。
「その前後の期間、マルス(軍備)が幸福の名のもとに支配に乗り出すであろう」。マルスとは、軍神、戦いを意味する火の星、火星である。このころ軍備が幸福の名のもとに拡張されたのだ。
これはあの不要人類抹殺計画が実行されたころの歴史である。しかしこの詩に隠されているのはそれだけではない。、
「一九九九年の七の月(のころ) 空から恐怖の大王(盗人である悪魔的未来人)が降ってくる アンゴルモアの大王(モンゴルの大王)を復活させるために」。
恐怖の大王(Roy
d'effrayeur)のeffrayeur(恐怖の)は、effracteur(押し込み強盗、盗人)を暗示しているようである。聖書にも盗人が来ると何度も預言されている。
かつてチンギスハンによって建国されたモンゴル人の大帝国が世界制覇を目指し侵略を繰り返したことがあった、その侵略が再現されるのだ。これは、悪魔の地球侵略の預言であった。
「一九九九年の七の月(から始まる最後の審判において) 空から恐怖の大王(イエス)が降ってくる アンゴルモアの大王(天使を本来の私、人間)に復活させるために」。
アンゴルモア(Angolmois)とは、Angol(Ange 天使)+mois(moi 私)の合成語であったのだ。
「その前後の期間、マルス(ノストラダムスの息子、シーザー)が幸福の名のもとに支配に乗り出すであろう」。
この場合、シーザーによって預言が解読されることを暗示している。ノストラダムスが、その息子シーザーに宛てた手紙にこう記されている。
現在はまだおまえはこの地球に住む者にそなわった自然の光にめざめてはいないが、
おまえは不滅の神に気に入られたのだから、おまえはひとりで火星のサインの下を、
子供時代の第一期を回転するのだ。
さらに揺るぎ無い時の流れが、おまえを助けてくれるだろう。いまはおまえの知性が弱すぎるので、わたしの研究の成果を受け入れる術を知らないであろうが、いずれさまざまな力によってわたしの生きた日々とともに最後の瞬間を知るであろう。
わたしが覚え書きを書きしるすことによって、ある伝統のことがらをおまえに遣わしておいてやるだろう。
われわれの先祖伝来のこれらのことばは、おまえの番が来たとき、おまえに予言の隠された謎を解いてくれるであろう。
諸世紀序文 わが息子シーザー・ノストラダムスへの手紙
「ノストラダムスの遺言書」
ダニエル・ルゾー著 流智明 監修
「おまえは不滅の神に気に入られたのだから、おまえはひとりで火星のサインの下を、子供時代の第一期を回転するのだ」とあるように、火星とはノストラダムスの息子シーザーのことを意味している。もちろん、ノストラダムスの実の息子ではなくその精神的後継者である。この序文からも読み取れるように、未来に現れてその預言を解読する人物を指すのである。なんとこの詩は、三重の意味が込められていたのだ。
実は、解読をここで止めるのはまだ甘い。さらにマルスにはもう一つの意味が隠されていた。
Marsとは火星の他に、同じスペルで3月を意味する単語があるのだ。
モントーパン ニスメス アビニヨン ベジェ
疫病 雷光 あられが三月のおわりに
パリの橋 リヨンの壁 モンテペリエーは落ち
六〇〇と七から多くを三つの部分に
諸世紀3−56
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
やはり「疫病」は3月にくるのだ。マルスはこの3月からの大疫病を暗示していたのだ。
追放された者 亡命者の大軍を率いて
大立者の牧師(grand pasture) 徒党を組し者どもをひとり残らず死においやるだろう
アルプス越えに雄鳥を利用して
諸世紀6−28
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「(地球から)追放された者 亡命者の大軍を率いて 大立者の牧師(イエス・キリスト)
徒党を組し者(悪魔的未来人)どもをひとり残らず死においやるだろう アルプス越えに雄鳥を利用して」。
大立者の牧師(grand pasture)とは、大いなる羊飼い、イエス・キリストを意味する言葉である。
では『アルプス越え』とは何を意味しているのだろうか。
兵隊たちの扇動的な狂暴さがあるとき
首長に対して 夜 鉄をかざし
アルプスの敵は荒れ狂った手で
ローマをわずらわせ 根底からゆるがすだろう
諸世紀6−68
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
東洋人が自分の住まいからでてくる
アペニン山脈を越えてゴールにのぞみ
空も 水も 雪も越えてくるだろう
だれもが 彼の杖で打たれるだろう
諸世紀2−29
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
ピレネー山脈の周辺に異国人の大軍
新しい王に手をかすだろう
ガロンヌ川に臨むマスの大寺院に近く
ローマ人の指導者 水中の彼に怯えるだろう
諸世紀6−1
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
タルンやロートやガロンヌ付近の人々よ
アッペニーノ山脈を越えるときは注意するがよい
汝らの墓はローマとアンコーナのそばに
黒い縮れ毛の男が戦勝記念碑を建てるだろう
諸世紀3−43
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
フランス人と他の国民は
山々を越え とらえられ 死ぬだろう
かれらに対して その月の内にブドーのとれるころ
領主は一致して口約するだろう
諸世紀3−38
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
新しい遊びがゴールではじまる
イタリア作戦成功ののちに
ヘスペリアの山々偉い方々が縛りあげられる
ローマニアとスペインは恐怖でおそれおののくだろう
諸世紀4−36
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
ノストラダムスの預言には、『敵が山脈、山々を越えてやって来る』というパターンが多い。これらはみなそれである。アルプス山脈でも、アペニン山脈でも、どこの山脈でもかまわないのである、山脈、山々とは川や海と同様に地球と宇宙の境界線を意味するのだ。これらはみな悪魔的未来人の地球侵略を意味していたのだ。
二人の兄弟がスペインから追われ
兄はピレネー山を越えてやってくる
血の海 ローヌ 血のジェノア
ナルボンヌ アガスの国は 悪に染まるだろう
諸世紀4−94
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
しかし山を越えて帰って来るのは、この世を悪に染め血の海にする兄の悪魔だけではない。追放された「二人の兄弟」がピレネー山を超えて帰ってくるのだ、、弟の天使もまた。
市内に狼がでるところには
その場の近くに敵はひそみ
見知らぬ軍隊が国土をだいなしにして
友はアルプスを越えてやってくるだろう
諸世紀3−33
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
大軍団がアルプスを越えるだろう
そのちょっと前に下劣な怪物が誕生する
突如として 意外な成り行きで
偉大なトスカナ人が 生まれ故郷に帰ることになるだろう
諸世紀5−20
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
トスカナ語の使節たち
四月と五月にアルプスを越え海を渡る
仔牛の男 演説をぶち
フランス流生活様式を払拭するにはいたらぬ
諸世紀7−20
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「友はアルプスを越えてやってくる」のだ。「アルプスを越え」て「生まれ故郷」に帰るのだ。
天使たちは我々を飛び越え6000年前から我々に干渉し、宗教を残した。
そしてその宗教の中に「1999年の不要人類抹殺計画」「悪魔の地球侵略」「天使の正体と地球人救済計画」を封印した、そしてそれだけではなく人類に学んでほしい最も大切なことも。
その最も大切なこととは、『この大宇宙の大生命は、自らの霊、自らの生命を刻み万物を創造した。しかしありがたいことに我々人間にその最も高い密度を与えた。ゆえに我々の生命にはその創造主の無限の力が活きている。その創造主と自己をつなぐ心のあり方を大切にし、どんな苦しみ悲しみにも負けずに、他者への愛、いたわりをもって、精一杯活き抜きなさい』ということである。心の持ち方が未来を決定するという真理である。天使が与えた宗教、預言その中に含まれる人類救済計画と真理、天使が人間に与えると約束した不老不死などの科学技術、さらに無限の力を持った我々の生命これらをまとめて預言では「金」「黄金」「宝」「宝物」などと表現している。
かれらが土星(サタン)にいけにえをささげる四つの柱で
地震が起こり 洪水が起こる
葬式のつぼは 土星の影響を受けた建物のしたで見つけられ
充分な金が盗まれてまたもどる
諸世紀8−29
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
航海中に教皇はとらえられ
そのあと牧師の間で動乱がある
別の資格のない者が座について宝を破壊し
気に入りの私生児は殺される
諸世紀5−15
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
マモンの一派である高位の司教は
ダニューブの両岸を征服させ
鉄の十字架をひきづって混乱を起こし
奴隷 金 宝石 数え切れない財貨を求めて
諸世紀6−49
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
宝は西の国の市民によって神殿のなかに
秘密の場所に同じようにしてかくし
餓えた奴隷は神殿をあける
ふたたびとりあげて奪いさり
そのなかで恐ろしい祈りが
諸世紀10−81
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
よき老人が方法を隠し
あやまった嫌疑で川の近くに
新しい老人がその富で 高尚さをつくりだし
彼のあがないの金のすべては
道におかれるだろう
諸世紀3−72
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
両方とも増大し 温度がさがってくる
ゆっくりと 少しの金はぬいあげられ
その結果 飢えと疫病があり
秘密は発見されるだろう
諸世紀4−30
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
悲しいかな 偉大なる国民が
塗炭の苦しみに喘ぐのを見るのは
聖なる法が滅びさるのを見るのは
キリスト教は他の法に支配され
金と銀のあらたな源が発見される
諸世紀1−53
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
ひとみはとじ 古代の幻想があけられ
孤独の着物は何ももたらさず
大君主はかれらの狂乱を罰するだろう
寺の宝を奪いさるまえに
諸世紀2−12
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
トゥルーズ ベルザーから ほど遠からぬところで
深い穴掘り 壮大な宮殿
発見された財宝が皆を悩ませよう
二つの場所で またバサクルの近くで
諸世紀8−30
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
稲妻に打たれたヤドリギの生えた樫の木の下
そこよりさほど遠くではなく、宝物が隠されている
それは長い世紀にわたり、探し求められた
それを見出した者は、眼を反動に貫かれて死ぬ
諸世紀1−27
「あらかじめ語られた未来 預言者
ノストラダムス」 ジェイムズ・レイヴァ-著 中山茂、中山由佳 共役
闇黒の夜のひとときに生まれるものは
王国と天与の主権をさずかり
古代の骨つぼから発見されるために
血の原因となり
真ちゅうのかわりに
金の時代をひらくだろう
諸世紀5−41
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
神の言葉が与えるだろう、
天と地、秘儀における神秘の黄金を含む実質に、
肉体と魂と霊は、すべて力あふれる。
天の座にあるときのように、万物は彼の足元に
諸世紀3−2
「ノストラダムス世界大終末」
モーリス・A・ラカス著 南山宏 訳
天使たちは、時が来てすべての封印が解かれた時、地球人が、すべての宗教の本質は一つだと理解しすべての宗教がひとつになって、いや、人類がひとつになって、天使を仲間として受け入れ、悪魔の地球侵略を阻止する大計画を造ったのだ。
大混乱の陰謀があって
人命と数えられない宝を損失し
汝はまだその道に向かうべきではない
フランスよ わたしのいうことをおぼえておくれ
諸世紀3-24
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
太陽の法と金星はきそい
予言の霊を使い
どちらも聞かれることなく
大いなるメシアの法は 太陽によって残存するだろう
諸世紀5-53
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
どんなに長く期待しても、ヨ−ロッパには二度と現れない
それがアジアに現れる
大いなるエルメスの系列から発して団結するその国
東洋のすべての王を超えるだろう
諸世紀10−75
「ノストラダムスの大予言」 五島 勉
著
教会や各宗派は幻想にかえられ
破壊にむかうだろう
生きることよりも いっそう大きい傷を石にするだろう
人々はなめらかな舌で 耳をとりもどすだろう
諸世紀1−96
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
血の残りはこぼれず
ベニスは助けを求め
ながく待ったあとで
都市はトランペットの音で はじめに解放されるだろう
諸世紀4−1
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
火星と王権が交会するとき
蟹座のもと 戦いは酸鼻を極めるだろう
しばらくして新しい王に油が注がれよう
彼が地上に永らく平和をもたらすだろう
諸世紀6−24
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
魂のない肉体はもう捧げものにはならぬ
死をむかえる日それは復活にむかう
神霊が魂に悦びをあたえよう
ことばの不滅を目のあたりにして
諸世紀2−13
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
大河と小川は悪をせきとめ
ふるい怒りの炎はまだあらわれず
フランスを通ってはりし 予言としてうけいれ
家 領地 宮殿 党派はくずれさるだろう
諸世紀12-71
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「予言としてうけいれ 家 領地 宮殿 党派はくずれさる」のだ。国家も領土も王室も党派も宗教宗派もなくなってしまうのである。
これでいちばん損をする人たちは誰であろうか。まず、宗教指導者であろう。彼らとて自分たちの宗教宗派が一番正しいと思い宗教活動、布教活動にその身を捧げているのだが、真剣にそれをすればするほど、組織のための宗教、金儲け、権力拡大に繋がってしまう。また、宗教、宗派の争い憎み合いも激しくなる。
すべての宗教が型の違いだけでみな同じものだとすれば、その宗教、宗派の独自性はなくなってしまう。当然、宗教指導者は、本来の信仰の本質ではなく、金や権力を崇拝しその信者をも悪に導く可能性も高い。
貪欲な説法者は 己が野心におぼれ
むやみに欲しがる他に 何もすることがない
その者と信者たちは 共に墓穴を掘り
万事あべこべに見て 迷宮の森を押し進む
諸世紀 6−93
「ノストラダムス最後の警告」
飛鳥昭雄 著
「貪欲な説法者(宗教指導者)は 己が野心におぼれ (金や権力を)むやみに欲しがる他に 何もすることがない その者と信者たちは 共に墓穴を掘り 万事あべこべに見て 迷宮の森を押し進む」。まさに現代の宗教指導者の拝金主義を歌ったものである。
宗教は、本来この終末にひとつになって世を救うための救世主としてそこにおかれたのである。
おお!フランスよ 汝の甥に注意せよ
汝のただ一人の息子となるのはだれか
ヴィーナスに誓って殺害され
三と六で同時に起こる
諸世紀8−32
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
アヴェンティーネ山が夜燃えるのが見えるだろう
フランドルの空がにわかに暗くなる
国王が自分の甥を追い出すとき
教会の連中が騒ぎたてるだろう
諸世紀3−17
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「国王が自分の甥(悪魔的未来人)を追い出すとき 教会の連中(宗教者)が騒ぎたてるだろう」。悪魔をこの地球から追い出し世を救うために、すべての宗教宗派は造られたのだ。
聖なる寺院が略奪されるのを見るとき
ローヌ川の最高位者が神聖を汚す
彼らゆえに未曾有の悪疫が蔓延し
国王 不正なる者を罰することなし
諸世紀8−62
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「聖なる寺院(地球)が略奪されるのを見るとき (本来、一つになって世を救うはずの)ローヌ川の最高位者(宗教指導者)が神聖を汚す 彼らゆえに未曾有の悪疫が蔓延」するのだ。「国王(神)
不正なる者(悪魔)を罰することなし」。
マモンの一派である高位の司教は
ダニューブの両岸を征服させ
鉄の十字架をひきづって混乱を起こし
奴隷 金 宝石 数え切れない財貨を求めて
諸世紀6−49
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「マモン(拝金主義)の一派である高位の司教(宗教指導者)は ダニューブの両岸を(悪魔に)征服させ」るのである。
宗派に従う者は 密告者に大きな痛手を与え
獣は舞台に情景を用意し
不正な事実の発見者は有名になるだろう
そして宗派で世界は混乱し分裂するだろう
諸世紀1−45
「ノストラダムス予言原典
諸世紀」 大乗和子
訳
「(真理ではなく、自己の信じる)宗派に従う者は、密告者(悪魔の地球侵略を密告する者)に大きな痛手を与え」。この事実が世に出れば、宗教界から猛反撃を受けるのは当然である。
「獣(悪魔)は(その登場のための)舞台に、(疫病、飢饉、戦争という)情景を用意し」。悪魔が地上に降臨できる条件を整えるのだ。「そして宗派で世界は混乱し分裂するだろう」。
聖なる神殿で不名誉な振舞い
それらは賞賛に値する名誉とみなされよう
みなが銀 金 賞牌に刻む者によって
結末は世にも風変わりな拷問に終わるだろう
諸世紀6−9
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(生命の本質を崇拝するはずの)聖なる神殿で不名誉な振舞い それらは賞賛に値する名誉とみなされよう」。 地球人の信仰は、本来の信仰から大きくはずれ、自分たちの宗教、宗派のみの枠組、組織、金、権力への崇拝になってしまっているのだ。
「みなが『銀 金 賞牌に刻む者(偶像)』によって」。聖書でも神である自己の生命に気づけず、外に神を求めることを偶像崇拝と非難している。私は何も偶像を崇拝することがいけないとは言っていない。いけないのは宗教の本質に気づかず、自分たちの宗教、宗派が一番正しいとし、祭式、儀式、枠組み、組織にこだわる信仰のあり方である。
もし地球人がこの信仰のあり方を悔い改められなければ、「結末は世にも風変わりな拷問に終わる」のだ。
これは、古い宗教の価値観から脱却できない地球人の信仰について語ったものであった。
ある大物の代わりに処刑されて
牢に入れられ 彼の友はその場で
トロイの人々は六カ月間 すでに生まれているものに
結合される望みをいだいて
水瓶座にある太陽で そのとき川は凍るだろう
諸世紀6−52
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「ある大物(祖先)の代わりに処刑されて (宇宙という)牢に入れられ 彼の友(地球の人々)はその場(地球)で トロイ(地球)の人々は六カ月間(6000年間)もすでに生まれているもの(理想郷、エデンの園)に結合される望みをいだいて (かつて)水瓶座の太陽(時代)で そのとき川は凍り(付き、地球は破壊された)」。
地球人はすでに存在し自分たちが住んでいるエデンの園(地球)に、神により住むことを許されることを望みをいだいてきたのだ、6000年間も。
古い価値観から脱却できない地球人がイエス達を困らせるのである。
バビロンと反対の気候の土地
おびただしい血が流されるだろう
地上でも海中でも大気でも空は不当に見えるだろう
諸派 飢饉 王国 疫病 混沌
諸世紀1−55
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「『(暑い)バビロンと反対の気候の土地(冷たく凍りついた地球)』 おびただしい血が流されるだろう 地上でも海中でも大気でも(核戦争の粉塵で)空は不当にみえるだろう (その空のように)『諸派』(の利益をめぐり)、『飢饉』『王国』『疫病』 (世界は)『混沌』」となる。
かれらはいつわって地勢図をしめし
記念碑の骨つぼはひらかれ
分派は二重になり 聖なる哲学は
白は黒に変わり 古きは新しく
諸世紀7−14
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「かれら(天使的未来人)はいつわって(宗教という)地勢図をしめし」。天使は、地球人を導くために宗教といういつわりの地図を与えたのだ。方便を使ったのである。
「分派(無数に分れた宗教宗派)は『二重』になり」。結局、宗教宗派は、この終末において二つに分かれるのだ。唯一の神に従う「白」か悪魔とエゴに従う「黒」かに分れるのだ。
「(宗教という)聖なる哲学は 白は黒に変わり (黒は白に変わり) 古きは新しく」。その宗教という聖なる哲学に古くて新しい知恵が封じ込められていたのだ。
おびただしい涙が流されたため
上から下へ また下から一番上へ
信仰過多の遊びのせいで 人生がそこなわれ
大いなる欠乏により 渇きに死す
諸世紀8−100
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
宗教も行き過ぎると、まさに「信仰過多の遊び」である。「信仰過多の遊びのせいで 人生がそこなわれ
大いなる欠乏(飢饉)により 渇きに死す」。
武器の雑音が空中に聞こえ
同じ年に聖なるものが敵を生み
かれらは聖なる法を不正なものにし
雷のとどろきと戦いで まことの信仰は死ぬだろう
諸世紀4−43
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「武器の雑音が空中に聞こえ 同じ年に聖なるもの(聖なる宗教)が(真のイエスに逆らう)敵を生み かれら(宗教指導者、宗教者)は(天使が与えた)聖なる法を不正なものにし 雷のとどろき(イエスの再臨)と戦いで
まことの信仰は死ぬだろう」。
さらに問題なのは、権力者である。
にせの一団がおのれの愚かさを隠しながら
コンスタンチノーブルで法の交換をするだろう
人はエジプトを出て勅令を解くだろう
旗と金貨をかえながら
諸世紀1−40
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「にせの一団(悪魔的未来人)がおのれの愚かさ(神に逆らう愚かさ)を隠しながら コンスタンチノーブルで法の交換をするだろう 人(悪魔的未来人)はエジプト(核戦争で破壊された地球)を出て勅令(その時までの
国々の法令)を解くだろう 旗と金貨(貨幣制度)をかえながら」。
悪魔帝国は、統一国家である。彼らは、世界の国々の法を、旗を、貨幣制度を変え一つに統一するのである。
しかしこれは天使についても言えることである。天使は、悪魔が来る前に地球人の理解と協力の元、世界を一つにしようとしているのだ、できることなら。
民族、国家、そういったものの枠組みがなくなってしまうのだ。国家権力者として権力を振るっていた者が、その権力の座から引きずりおろされるのである。そのような者からみれば、天使の与えるみな平等の神の子としての地位と永遠の生命などより、たとえ小さな国家でもその中央で権力をほしいがままに振るえる方が魅力的なのかもしれない。
弱い派が地を占め
高い地位の人は恐ろしいさけびをあげ
右側でよき羊飼いが苦悩し
彼はネブロ近くに書を発見してたおれる
諸世紀8−56
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「弱い派が地を占め 高い地位の人は(権力を失う)恐ろしいさけびをあげ 右側でよき羊飼い(イエスたち天使)が苦悩し 彼はネブロ近くに書(預言の真意)を発見してたおれる」。
やはり、何より世界の最高権力者であるイルミナティの反発が最も強いと考えられる。
若き王の父は戦いのあとで死に
不名誉な死に導く原因をつくり
書きものがみつかって 疑われて後悔する
いけどられた狼は小屋でまごつく
諸世紀9−8
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「若き王(イエスたち天使)の父(イルミナティ)は戦いのあとで死に 不名誉な死に導く原因をつくり 書きもの(預言の真意)がみつかって 疑われて後悔する」。
そこに書かれていたのは、不要人類抹殺計画とその失敗、すなわち、「いけどられた狼(イルミナティ)は小屋(スペースコロニー)でまごつく」である。
彼らとしてもこんな計画があったこと自体認めるわけにはいかないはずである。
学ある敵は右往左往
大いなる陣営は病み 待ち伏せに敗れる
ピレネー山脈 ペニン.アルプス
彼のものとはならず
川近く古の墓が発見される
諸世紀6−99
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
新宗派の創立にさいし
偉大なローマ人の骨が発見されよう
大理石におさめられた墓が姿をあらわす
四月 大地揺れ動き 無残に埋没しよう
諸世紀6−66
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
この二つの詩の「古の墓が発見される」「墓が姿をあらわす」とは、イルミナティの墓となったスペースコロニー計画とその真の目的が暴露されるという意味である。「骨が発見されよう」「骨つぼはひらかれ」「葬式のつぼは
土星の影響を受けた建物のしたで見つけられ」などの表現も同じである。
あばかれた王は 多くのいけにえに満たされ
彼の子孫をみつけた後に
急流は大理石と鉛の像を開き
ローマ人にメドジアのもくろみを
諸世紀9−94
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(秘密を)暴かれた王(世界の支配者イルミナティ)は 多くのいけにえ(不要人類抹殺計画で殺された人々)に満たされ」ていたのだ。「彼の子孫(天使と悪魔)をみつけ」てしまうのだ。
陰謀者であるイルミナティや国家権力者がこの事実を人々に知らせようとする者達を迫害する可能性も高い。
偉大な預言者の書簡が横取りされ
暴君の手に渡るだろう
彼は王国を欺こうとしていたのだが
まもなくその盗みのために
彼は窮地に追い込まれるだろう
諸世紀2−36
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
天上の学芸に通じたもっとも学識ある人びとの一部が
無学な君主たちに懲戒されるだろう
勅令で罰され 極悪人として追放され
見つかればその場で処刑される
諸世紀4−18
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
また、一般民衆も『永遠の命などは欲しくもない、それこそ神にたいする冒涜だ』と言うかもしれない。化け物が、何もない平和な時代に降りて来て、自分たち受け入れて欲しいと言っても無駄なようである。
天使も人間の行動パターンを研究しつくし、1999年に一人目の交渉人を送ったものの、当然、受け入れられるどころか、嘲笑されることはよく知っていた。
高貴なる王がサルディーニアに来る
王国を治めることわずか三年
みずからいくつかの色と結びつく
嘲笑を浴び のちに心労のあまり
眠りが妨げられる
諸世紀8−88
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
それもこれも7000年期の初めの悪魔による大殺戮の始まる直前に、真実を世界に知らせんがためであった。
「嘲笑を浴び、後に地球人の眠りが妨げられる」のである。
ずっと以前にすべてがととのえられ
そこで最も不吉な時代を見る
覆面されたままで かれらだけ変えられ
地位をたもとうとする人は ほとんどいない
諸世紀2−10
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「ずっと以前に(この時のために)すべてがととのえられ そこで最も不吉な時代を見る 覆面されたままで
かれらだけ変えられ」。我々の時間の世界は変えられてきたのだ、我々の顔に「覆面」されたままで、こっそりと。
私生児の娘 いと高く
低からずして高し 遅れた帰国が悲嘆に沈む人々の慰めとなろう
妥協せる者 物議をかもすことになる
みずからの時間をことごとく使い
浪費することにより
諸世紀10−84
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「私生児の娘(天使) いと高く(たいへん高貴な方で) 低からずして高し
(未来からの)遅れた帰国が悲嘆に沈む人々の慰めとなろう」。「 みずからの時間をことごとく使い 浪費することにより」天使は、地球人を救済しようとしてきたのだ。預言では「息子」「甥」だけでなく「娘」という言葉で子孫を暗示する場合があるようである。
九年間もやせた人が王国を平和にし
血の出るようなかわきで倒れ
多くの人々は 信仰も法も見いさずに死ぬだろう
彼はより野蛮な人に殺されるだろう
諸世紀2−9
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
天使たちは、我々地球人を共に救うために6000年もの歳月をかけてきたのである。9はひっくり返すと6、6000年を暗示しているようである。その努力を人間の気まぐれで無駄にされたくはない。
大都市の共和制は
きびしくおこなわれ 容認されることなく
王は都市のトランペットで 呼び出されでていき
はしごは壁にかけられ 都市は悔いあらためるだろう
諸世紀3−50
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「王(イエス)は(戦争を告げる)都市のトランペットで 呼び出されでていき 『はしご』は壁にかけられ 都市(地球)は悔い改めるだろう」。
かつて都市はそれを守るための城壁で囲まれていた。そしてその都市を侵略する時、はしごが城壁にかけられたのである。
悪魔が放つ疫病、飢饉、戦争が到来する前に、地球人が悔い改めればそれでよし。もし悔い改めなければ疫病、飢饉、戦争という産みの苦しみの中で、悪魔か天使かどちらかを選択せよと厳しく、容赦なく迫っているのだ。「大都市の共和制 はきびしくおこなわれる
容認されることなく」。
追放された者 亡命者の大軍を率いて
大立者の牧師(grand pasture) 徒党を組し者どもをひとり残らず死においやるだろう
アルプス越えに雄鳥を利用して
諸世紀6−28
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
四行目の「アルプス越えに雄鳥を利用して」とは、人類の夜明けを告げる「雄鶏」が鳴くころの悪魔の地球侵略を利用するということなのだ。考えてみれば、天使が帰ってくるのはこの時しかなかったのである。
動物が野獣のような人間になるとき
努力して とびあがるものが
話をするようになるだろう
雷光は未知の世界に不吉なしるしをつけ
この世から姿を消して
天界へ行くだろう
諸世紀3−44
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳より
「動物が野獣のような人間になるとき 努力して (霊的に)とびあがるものが (真理について)話をするようになるだろう」。聖書でも天使の与えた真実を理解できず、最大の獣である悪魔的未来人に加担してしまう人間たちを獣と呼んでいる。そんな人間たちの中からも、とびあがりものが、霊的向上をした者が、真理について話をするのである。
「雷光(イエスの再臨)は未知の世界に不吉なしるしをつけ この世から姿を消して (UFOで)天界へ行くだろう」。
静かなる夜、山の頂に満月がのぼり
新しい頭脳をもった知識ある人が現れ
不死なることを弟子たちに示す
彼の目は南に、手と身体は火に
諸世紀4−31
「ノストラダムスの遺言書」
ダニエルルゾ−著 流智明
監修
三行目まではご理解いただけると思うが、最後の行「彼の目は南に、手と身体は火に」は、イエスの次の言葉がないと分からない。
もし、あなたの片手が罪を犯させるなら、それを切り捨てなさい。
両手がそろったままで地獄の消えない火の中に落ち込むよりは、片手になって命に入る方がよい。
〔地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。〕
もし、あなたの片足が罪を犯させるなら、それを切り捨てなさい、
中略
もし、あなたの片目が罪を犯させるなら、それを抜きだしなさい。
両眼がそろったままで地獄に投げ入れられるよりは、片目になって神の国に入る方がよい。
聖書 マルコによる福音書 9章
もし、あなたの身体の一部ともいえる愛する者が、悔い改めず罪を犯すなら、その手、その足を切り捨て地獄の火で焼き、その目を抜き出して、天に上ってきなさいと言っているのだ。
「静かなる夜 山の頂点に満月(UFO)がのぼり 新しい頭脳をもった知識ある人が現れ 不死なることを弟子たちに示す 彼の目は南(過去に残され) 手と(切り捨てた)身体は(の一部は、)火に(焼いてしまった)」。
王が医者に見すてられ
ヘブライの術によらず 力のかぎり生きつづけ
彼とその血族は王国の頂点にあり
恩恵はうらやむべきキリストの人々に
与えられるだろう
諸世紀6−18
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「王が医者に見すてられ (真のイエスを受け入れない)ヘブライの術によらず
(永遠の生命を得て)力のかぎり生きつづけ」。ヘブライ人(ユダヤ人)のユダヤ教は、イエスを救世主と認めず受け入れない宗教である。
しかしこれは譬えにすぎない。「ヘブライの術」とは、あのナザレのイエスではなく真のイエスを受け入れないことである。
「彼とその血族(天使)は(神の)王国の頂点にあり 恩恵はうらやむべき(真のイエスを受け入れる)キリストの人々に
与えられるだろう。
第6章 「天使と地球の結婚」
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