三月二十九日(月) 発信 nO三一 石黒大圓

 

  いつもありがとうございます。 私のEメールアドレスが決まりましたが、これやスキャナーの使い方が未だわからないのでお知らせできません。 またEメール送信希望の方にも未だお送りすることができません。少々お待ち下さい。 まだヨチヨチ歩きの段階ですので。 なお継続か中止かのお返事をお待ちしています。 二十四時間、送信中以外はOKです。 

台湾で陳総統が再選されました。 元の日本では忘れられつつある日本精神を、受け継いで立派な国造りをはたしていただきたいと乞い願います。 私も「いい話の新聞」への投稿記事を通じて台湾に埋もれている、かってすばらしい業績を残された日本人のあゆみを掘り起こして行きたいと思います。

 

先週の月曜日に新宿の津田さんが大阪駅前炊き出し現場に来られました。 津田さんは昔、アフリカの難民キャンプで支援活動をしておられた時、難民の人々に日本の光景をビデオで見せられた。 そこにうつっていたホームレスの姿を見て皆が騒然となった。 「我々のことはいいから、彼らを助けてやれ! お前はこんな段ボールで寝ている年老いた人々を見て平気なのか!」 次の日彼は帰国して、新宿中央公園でホームレス支援をはじめた。 そして清掃活動もされるようになった我々の先輩です。 

津田さんが自伝として書かれた「ボランティアおやじ」は、やんちゃな若者の痛快な一代記です。ぜひお読み下さい。 私の手元にあります。 アフリカ難民にさえ非難される無慈悲な経済大国日本、そして自分のことにしか関心なく、「知らんぷりしている日本人はものすごく病んでいる。こんな状態を放置しているのは我々の「責任」でもある」と津田さんは訴えられている。 これは北朝鮮に拉致された人々に日本人が無関心だったことと同じ心理です。

   津田さんは清掃活動もされて三年。 富士山麓に野宿者とともに農地を開墾され米や野菜を作って、それで炊き出しの材料にする。(これ以降書いていた文章が保存の操作ミスで消えてしまった。あーあ! 下書きがないとこんな時困る) 農村の廃家を借り改造して皆の宿舎にする。 田舎の食料を都会にはこび、都会の人を田舎の仕事にまわす。 循環がはじまる。 そして野宿者がみずから仕事を管理し、将来はすべて野宿者に任せて、炊き出しの材料の手配、調理、配布、清掃を自らの手でやっていくようにする。 

彼らがこれらを自分たちの仕事と意識したら、顔色が変わって生き生きしていてくる。 仕事への誇りと自らへの誇り これが誰にでも必要なのだ。 大阪での経験でもそう思う。 「ビッグ・イシュウー」の試みもそれなのだ。 ボランティアがすべての面倒を見ていたら、彼らの真の自立にはならない。 一歩先行く人の戦略はすばらしい。

  

津田さんの大阪での開口一番。「大阪はきれいですね! 東京のほうがもっと汚い」 うれしかった。「ビルの掃除人はゴミを植え込みのなかに掃き込んでいくんですよ!。それを私たちが引っ張り出して掃除してるんです」 東京人は地方からの人々の集まり。 郷土愛に欠けてるのでしょうか。 商店街の人々もあまり掃除をしないらしい。 大阪は「クリーンおおさか」のキャンペーンもやっているし、各商店街も掃除に熱心だ。 なんでもワーストの大阪、誇りを感じる。    

 

先日のありがとうおじさんは幼い頃より極貧の生活をしていて「ありがとうございます」を何億回も唱え続けてこられました。 そして宇宙の真理とでも言うべきものを体現され、今ようやく人々に発信され始められました。 その教えは『人類が平和になりますように』という標語で有名な白光真宏会の故・五井昌久さんの教理に近いようです。 

そのおじさんの「すべての責任はじぶんにある」との考え方は、「人はこの世に生まれて来る前に自分の人生を設計してくる」という精神世界でよくいわれる真理法則と同列です。 「目の前の現象はすべて自分の心が生み出している幻影だ」という考え方。 幸も不幸も自分の心の産物。 他人や偶然を呪っても仕方がない。 上を向いて自分に唾を吐くだけ。 

昔からの、そして今回の私の問題はすべて私の心の設計図通り進行してきたのでしょう。 すべての人生での出来事がその人にとってベストのシナリオとして生み出されてくると言われます。 それを生み出すのは私であり、神仏である。 二者の共同作業と思います。 この世での目的の遂行のために二者が起こした事件の数々なのだと思う見方で希望がわきます。 この考えを私は選択して妻子の死を乗り越えられたのです。 

 

しかし言うは易し、行なうは難し。 「不平、不満、愚痴、泣き言、悪口」が心の中で渦巻いています。 こんな言葉を吐いているとせっかく何万回も「ありがとう」を唱えていても、天上で「チーン」という音がして、その功徳がリセットされて「ゼロ」になってしまうと小林正観さんは面白おかしく説明されます。  

 

「じぶんの責任」に関して面白い話が石原慎太郎の「私の法華経」という著書にありました。 

石原氏が帰依するある日蓮宗の教団の教祖がある支部長を怒鳴った。 「お前の支部は確かに大きな信者数を築いてきた。 その実力は認める。

しかし大事な支部の大祭の時にはいつも大雨になってしまう。 これはお前の信心が足りないからだ」 自然の天候と個人の信心と何の関係があるのか。 一見理不尽と思われるが、ひょっとして真理をついているのかも知れない。 心の内と外は一体なのかもしれない。外のトラブルは心の中の姿をあらわしていると教祖は言いたかったのだろう。 

 

ここ二ヶ月は講演会へは行っていませんでした。 先日久しぶりに「ガン患者学研究所」川竹氏の講演『ガンを跳ねのけ生き抜く力』へ行きました。 川竹氏も「責任」を言われます。 『末期で医者から見離された患者で、ガンから生きて生還した者は責任」を果たした 自らの心のありようや、ライフスタイルや食事の乱れから自らがガンを産み出してしまった。 それを自分の責任と反省して、自らの努力で取り除いたのだ。 自らのガンになりやすい性格を改め、ストレスに対する見方を変えて、それを乗り越え、自分の体に「ありがとう」とお礼を言う。 

心配をせず、他を責めず、いつも「治る治る治った!」「大丈夫!」とプラスの言葉で自分を奮い立たせ続けなさい。、医者に植え付けられたガンに対する暗いイメージを払いのけ、ガンは治るのだという明るいイメージを持ち続けなさい。 人知れず多くの末期の人々が医者の治療を離れてから、生還している事実を知ってほしい。

 

一日三〇品目など最悪の食事だ こんなに食べたら飽食になってしまう。 高脂肪・高たんぱく食生活習慣病とガンを産み出してきた諸悪の根源だ。 アメリカで危険だと言われた食事を今、日本の栄養士は健康食として勧めている。 「理想的な食事をしている民族がいる。それは日本だ」とアメリカで三十年前に言われたその国が、その伝統的な食事を放棄して危険な食事で身も心もガタガタにしつつある。 明治時代でさえ玄米から白米にしたため多くの病気に苦しんだのに、高脂肪・高たんぱくの食事で余計に病者死者を増やしている。 多くのガン生還者は玄米菜食をしている。 卵、肉、魚、牛乳はやめよ。 アメリカはこの勧めによってガンを減らして来た。 

  

ガンなどたいした事ないと明るいイメージを持て。 ガンは恐ろしいと医者や世間に洗脳され、医者や薬しか頼るものがないと脅迫されてきた。 見方を変えなさい ガン患者は神様から特別愛されて、人生に対する気づきの大きなチャンスを与えられた人。 ガンになって幸せと感謝しなさい。 心を変えれば全ては治るのです』       

 

   いのちの風 縁の花支縁サイト

   縁の花 トップページに戻る

   縁の花村 トップページに戻る