縁の花

  (魂が成長する心と心のネットワーク誌)

        第202号

     ツキを呼ぶ魔法の言葉    

   ∞「ツイてるツイてる紫陽花さん」∞

 「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という本が今、大爆発しています。

 この本を印刷した会社の小野元裕さんによると、もう口コミだけで、6万部以上も縁が広がったそうです。

 紫陽花の縁の花第161号「ありがとうございます」の小冊子が、千冊で止まっている状態ですから、考えても本当にすごいです。

 比較する事は失礼かもしれませんが、本を多くの人に貰って頂くことが、どれだけ大変かは、体験でよく分かる紫陽花には、この本の力、実感できるのです。

 しかもこの本は、これからも大爆発していくと想います。

 紫陽花自身、この本を、小野元裕さんから頂いていたのですが、最近遅ればせながら、読んでみて、そう確信しました。

 とても分かりやすいのです。

 正直、いつか紫陽花も、こんな本を書きたいと想います。(笑)

 また、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の本は、五日市剛(つよし)さんが、講演したものをテープ起こししたもので、ありがとうおじさんで有名な詠人不知さんが、いのちのりだす自在誌の特別号として出したものです。

 定価は、400円です。

 是非、皆さんも読んで欲しいと想います。

 皆さんが、本で書かれている事を実行したら、ツキだす事、間違いありません。

紫陽花は、自信を持って、そう断言したいと想います。

 そしてその本によって、一つの言葉が、今、真理を追究している人達の中で流行しています。

「ツイてるツイてる」という言葉です。

 多くの人が、メールの最後に、この言葉を書いているのです。

 でも、紫陽花は恥ずかしながら、つい最近まで、この「ツイてるツイてる」とは、一体どこから来ているのだろうと想っていました。

「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を読んで初めて納得できました。

 そうか、この「ツキを呼ぶ魔法の言葉」や、日本一の納税額支払者で有名な斉藤一人さんの影響なのかと納得したのです。

 だけど、ここで終わらないのが、紫陽花さんです。

 いい事はなんでもかんでも即実行します。

 紫陽花も、遅らせばながら、ツイてるツイてる紫陽花さんを始めています。

 皆さんとメールした最後に、必ず、ツイてるツイてる紫陽花より〜と書いているのです。

 何故なら、これは、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の本の中で、書いている五日市剛さんのある体験から来ています。

 それは、五日市剛さんが、大手の化学会社に勤めている時に、Aさんという少し問題のある人と係った時です。

 Aさんのやる仕事は、絶対にうまくいかないと皆に想われていて、会社内でバカにされていたそうなのです。

 でも、それを五日市剛さんが、上司にお願いして、Aさんを部下に貰ったそうです。

 その上で、五日市剛さんは、「毎朝ロッカールームで会うでしょう。そのとき、ツイてる?って聞くから、ツイてますって応えてくれないかな。帰りも同じ」とAさんにお願いしたそうです。

 それでAさんも、どうしてそんな事を言わないといけないのかなと想いながらも、上司になった人の言う事だから「しょうがないな」という事で、了解して、始めたそうです。

 毎朝、ツイてると聞いて来る五日市剛さんに、「はい、ツイています」と最初は少しイヤイヤながらも答えていたのです。

 そうするとAさんもだんだん慣れてきて、「は〜いツイていますよ」と楽しく言えるようになって、さらにその理由をつけ加えるようになったそうです。

「今朝、妻がつくってくれた朝ごはんが、おいしかったな〜」

「今日、業者さん、頼みもしないのに、気の利いた物を持ってきてくれたね」という感じです。

 さあ、そうなると、Aさんが、どうなったのかは、皆さんにも十分に想像できると想います。

 4ヶ月間後から効果が出て来て、半年を過ぎた時には、素晴らしい研究をして、優秀な部下を二人も持って、会社に多大な利益をあげる画期的な商品を開発したそうです。

 しかも仕事の取り組み方も変わって、残業なんかした事もないのに、九時になっても「もうちょっとやります。楽しくってたまらないのです」というようになったそうです。

 土曜日や日曜日にも、一度も出社した事がないのに、自ら率先して、仕事に出るようになったというのです。

 そして最後には、五日市剛さんが、「ツイてる」と聞かなくても、Aさんは、いつでも、どこでも「ツイてる、ツイてる・・・・・」が口グセになりました。

 も〜、うるさい!って言いたくなるくらい、自然に出てくるようになったというのです。

 紫陽花自身、この事は、本当に素晴らしい事だと想います。

 とても感動してしまったのです。

 また、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の本には、他にも、お金持ちで有名な斉藤さんがいっている言葉『「ツイてるツイてる」と言っていれば、必ずつくんですよ。ただ、「ツイてない」といっちゃうと、ツキを全部失ってしまうらしいから要注意』』とか、松下幸之助さんが、生前、「自分は、とても運が強かった」と言っていた事を、紹介しています。

 というのも、松下幸之助さんは、松下電器を創業した人ですが、家の事情で、小学校を中退していて学歴がなかった事で有名です。

 その上に、体も弱く、よく寝込んだりしていたそうです。

 でもそんな松下幸之助さんは、「自分は運が強かった」というのが口癖だったそうです。

「わしは学校にほとんど行っていなかったから良かった。運が強かった。もし、大学にでも行っていたら、分からない事も他人に尋ねることはしなかった。行っていなかったから分からないのが当たり前、だから簡単に尋ねることができた。おかげでたくさんの人から良い知恵を貰って会社を発展させる事ができた」

「体が弱かったのが良かった。運が強かった。だから、人に仕事も想いっきり任せ、そして人も育ち、優れた人材になってくれた」

 とこんな感じです。

 これを「出来事の肯定的解釈」というそうですが、松下幸之助さんは、昔、海に落ちた時も、普通の人ならどう考えても、マイナスとしか考えられない事でも、「冬だったら死んでいた、船がすぐに気付いてくれて助けてくれたので自分は運が強い」とプラス、運が強いという風に考えていたそうです。

 そんな何でも「運が強い」と想える人が松下幸之助さんだったと、教えてくれたのです。

 だから、紫陽花も、その日から、ツイてるツイてる紫陽花さんになりました。

「今日は、朝から村人になってくれた人が現れたので、ツイてるツイてる紫陽花です」

「もうすぐ旅行に行く事が決まって、ツイてるツイてる紫陽花です」

 とまあこんな感じです。

 自分が、本当に無限の無限の幸せだけでなく、ツイてるツイてるという事も意識するようになりました。

 是非、皆さんも、紫陽花と一緒に「ツイてるツイてる」をやりましょう。

 どんなマイナスな事でも、生きているかぎり運が強いという事に変更できます。

 五日市剛さんとAさんのように、お互いのツイてる事を、メールで交換できたらいいと想います。

    紫陽花のメール番号

 

      ∞「イスラエルのおばあさん」∞

「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の話は、26才の時に、五日市剛さんが、イスラエル旅行に行った時に、不思議なおばあさんに出会ったことから始まります。

 この縁、出会いで、五日市剛さんの人生はガラリと好転しています。

 しかし、紫陽花自身も、このイスラエルのおばあさんには、何か不思議な気がします。

 五日市剛さんも、冗談で魔女なんて書いていましたが、そうかもしれません。

 紫陽花自身は、神の化身というか、未来が見える人のような気がします。

 ただ、この素敵なおばあさんが、イスラエルで住んでいるユダヤ人というのには、本当に意外な気がしました。

 紫陽花は、正直言って、あまりイスラエルにいるユダヤ人さんにはいい印象を持っていなかったからです。

 湾岸戦争が起こった冬のクリスマスの夜、泊まる所がないというまったく見ず知らずの困っていそうな五日市剛さんに、「どうしたんですか」と声をかけ、「よかったら、私の家へどうぞ」といって、泊めてくれたユダヤのおばあさんには、同じ日本人として心から感謝したいです。

 ユダヤ人に対して、変な偏見を持っていた事、少し反省したいと想います。

 しかも、ユダヤ人のおばあさんは、本当にすてきな、誰もが幸せになれる方法を、五日市さんに教えてくれています。

今は、もう亡くなっていますが、五日市剛さんを通して教えてくれたユダヤ人のおばあさんに、日本人として「ありがとうございます」したいと想うのです。

何故なら、ユダヤのおばあさんは、泊めてくれた最初の晩、五日市さんに、一方的にいろんな話をしていますが、その中で、ツキというものについていろいろと教えてくれています。

それを少し、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の本の中のものを引用させて頂くと、「ツイてる、ツイてない、という「ツキ」というものもあるのよ」

「そのツキというのは、簡単に手が入るものなの」

「ツキを呼ぶ魔法の言葉もあるのよ。これさえ唱えていれば、誰でもツキっ放しになるわよ。」

「それは誰でもよく使う言葉なのだけど、二つあってね。一つは「ありがとう」、もう一つ「感謝します。ねっ簡単でしょう」

 これには紫陽花もびっくりです。

 ここでも、幸せになる方法として、ありがとう、ありがとうございますが出てきたからです。

 しかもここで紫陽花が、感動したのは、ユダヤ人のおばあさんは、この二つの言葉の使い方を教えてくれている事です。

 それは、「ありがとう」という言葉は、何か嫌な事があった時に使ったらいいという事です。

 何故なら、「イヤな事が起こるとイヤな事を考えるでしょう。そうするとね。またイヤな事が起こるの。不幸は重なるというけれど、それは間違いなくこの世の法則なのよ。だけど、そこで「ありがとう」と言うとね、その不幸の鎖が断ち切れちゃうのよ。それだけでなく、逆に良い事がおこっちゃうのよ。「災い転じて福となす」という言葉があるでしょう。どんな不幸と想われる現象も、幸せと感じる状況に変えてくれる。絶対にね。だから、「ありがとう」という言葉はね、魔法の言葉なのよ・・・」

 そんなすごい事を、ユダヤのおばあさんは、教えてくれているのです。

 しかも、五日市剛さんは、それを実行して、今までに二度、車で事故を起こしていますが、事故が起きる瞬間に、「ありがとう」という言葉が自然に出たそうです。

 そうすると、2回とも、お互いに何ともなく、その事故がきっかけで、事故を起こした家族とは、ずっと今も家族ぐるみで、お付き合いしているそうです。

 一人は、結婚式の披露宴で太鼓を叩いてくれ、もう一人のご主人は、ある有名なコンビニの大幹部で、幹部研修会の外部講師として呼んでくれるそうです。

 まさしく災い転じて福となったのです。

 だから五日市剛さんは、自分の体験から、普通なら、絶対に言えないような不幸な時が起こっても、「ありがとう」と言う事勧めています。

最愛の人を亡くしても、「ありがとう」、交通事故に遭っても「ありがとう」と言えばいいと言っています。

それですべてオーケーで、何も心配する事はありません。

まだ、起こってもいない未来に対して「不安」がったり、「心配」したりするのはやめましょう。

と教えてくれているのです。

是非、紫陽花も実行したいと想います。

ただ、紫陽花は、だからと言って、「ありがとう」という言葉を言ったから、五日市剛さんは、交通事故の災いから免れたとは皆さんに断言するつもりはありませんが、その言葉を言う事で、妙に心が落ち着き、全然怒りが出て来ず、冷静に、相手の事を考えてあげる事ができたのなら、それだけでも素晴らしい事だと想うのです。

また、もう一つ、ユダヤのおばあさんは、「感謝します」という魔法の言葉の使い方も教えてくれています。

引用すると「そうねえ、何か良い事があったら、「感謝します」と言ったら言ってみてはどうかな。」

「そうそうこの言葉は、とても便利でね。たとえまだ起こっていない未来の事でも、「明日晴れました!晴れさせて頂き、感謝します」とか、「一週間後、○○に合格させて頂き、感謝します」とイメージしながら言い切っちゃうと本当にそうなってしまうのよ。何の疑いも不安も心配もなく、力まずに自然にそう想い込めればね」

ユダヤのおばあさんが、そう教えてくれているのです。

しかも、これも五日市剛さんが、実践したら、効果がありました。

ある日、市の大会の卓球のチャンピオンと呼ばれる人と、五日市さんが、練習試合をする事になりましたが、実力では遥かにすごいのに、「相手のサーブをうまく返させていただき感謝します」と想いながら、打っていたら、三回とも勝ってしまったそうですし、「希望通り社長になりました。感謝します」なんて冗談で、ただし、万感の想いで声に出して、イメージをはっきりと浮かべていたら、学生だったのに、数日後、ある会社の社長にならないかという話もあったそうです。

五日市さんは、そんな自らの体験談を話してくれたのです。

紫陽花は、本当にすごいと想います。

そしてユダヤのおばあさんは、最後に、反対に、これだけは言っては駄目という言葉も教えてくれています。

それはまずは汚い言葉、「てめ〜」とか「死んでしまえ」とか、「バカヤロー」「クソッタレー」という言葉ですし、自分の部屋にポツンと一人でいる時さえも、絶対に、人の悪口は言っては駄目とか、人を怒っても、怒れば怒るほど、せっかく積み重ねたツキがどんどんなくなっていくとも教えてくれています。

ユダヤのおばあさんは、どんな言葉にも魂があるという考えで、ネガティブの言葉を使うのではなくて、綺麗な言葉を使う大切さを教えてくれています。

そうすれば、五日市剛さんは、意外と早く綺麗な言葉を使えて、「ツイてるツイてる、ツキっ放し」の人生になったそうです。

紫陽花自身、まだまだ言葉が綺麗でないし、どうしても怒ってしまいますが、意識して気をつけたいと想います。

 

               ∞「運命」∞

 ユダヤのおばあさんは、他にもすばらしい話をしてくれています。

 運命についても、ユダヤのおばあさんは、「運命というのはあるのよ。私達の人生は、最初から殆ど決まっていたのよ」という考え方ですし、生まれ変わりについても、ユダヤのおばあさんは、信じています。

「私、ユダヤ教徒の人間だけど、『生まれ変わり』を信じているの。過去世や来世というのはあると想うわ」と言っているのです。

 また、その運命に関して、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の本では、五日市剛の体験した、あるすごい話を教えてくれています。

 これは、本当に信じられない不思議な話です。

 もし、この話が事実なら、このユダヤのおばあさんは、何者なのだろう。

 魔女、それとも神様のお使いの天使さんですか。

 ユダヤのおばあさんには、もしかしたら未来が、見えていたのかな。

ノストラダムスさんにしろ、キリストさんにしろユダヤ人で、ユダヤ人には、未来が見える特殊な才能がある人が出やすいと言いますが、ユダヤのおばあさんにも、そんな力があったのではないかと、紫陽花自身、想ってしまいました。

それ程、普通では、絶対に考えられない奇蹟が起きたのです。

けれど、もちろん、五日市剛さん自身、嘘をついていないので、全部本当の話です。

それが本当なら、何となく、紫陽花は、ずっと前から、ユダヤのおばあさんは、五日市剛さんを通して、いつか、日本中の多くの人が、ユダヤのおばあさんの話を知る事が分かっていて、泊まる部屋がないたった一人の若い日本人の五日市剛さんを、自分の家に泊めてあげたような気がしていますが、そうとしか想えない不思議な話を五日市剛さんがしているのです。

それが、翌日に、ユダヤのおばあさんがプレゼントしてくれたという、二つの箱です。

ユダヤのおばあさんは、大きいけど、軽い白い箱と、小さいけど、やや長細くて重量感のある黒い箱をくれたというのです。

しかも、ユダヤのおばあさんは、五日市剛さんの誕生日が来たら、二つの箱のどちらかを開けて、次の年の誕生日が来たらもう一つの箱をあけてねといっています。

そう五日市剛さんは、ユダヤのおばあさんに約束させられたというのです。

まるで浦島太郎の玉手箱を連想させるような事を言っているのです。

そしてこの物語は、半年後、五日市剛さんが、27歳の誕生日になった時に、ユダヤのおばあさんの話を想い出して、一つの箱を開けた時から、始まりました。

ただ、皆さんには、申し訳ないですが、この話に関しては、紫陽花自身、どうなったのかは、ここでは詳しく言いませんので、興味のある人は、是非、買ってご自分で読んで欲しいと想いますが、本当に不思議な話です。

最初は、お伽話としか想えない話です。

でも、五日市剛さんに、亡くなったユダヤのおばあさんが、幸せを運んで来たと想える、とてもすてきな話です。

 紫陽花自身、この話を知って、運命はやはり存在すると想いました。

 人生は、最初から殆ど決まっていると確信できたのです。

 そんな話を、五日市剛さんは、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の本で教えてくれたのです。

 また、もう一つ、五日市剛さんは、とても素敵な話を、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の本の中でしてくれています。

 それは、五日市剛さんが、縁あって、不良少女の家庭教師をした時の話です。

 ある時、五日市剛さんが、高専二年(国立の工業高等専門学校)の時に、近所のクリーニング屋のおばさんに頼まれて、中学校三年になったばかりの女の子の家庭教師になったそうですが、その女性が、筋金入りの不良少女で、煙草、シンナー、窃盗、恐喝を経験して、少年院を何度も往復して、大きな問題が起きる度に中学校を転々として、もう行く所がないという事で、遠くからわらにもすがる想いで、知り会いのクリーニングのおばあさんを頼って来た女の子だったと言うのです。

 その上に、ご主人は仕事があるので、母親と一人っ子の娘が、小さい借家を借りて、もう一度ゼロから出発というという事で、来ていたというのです。

 ですが、それが何と、五日市剛さんが、家庭教師になると、奇蹟が起きました。

 たった1年の努力で、彼女は、東北でも有名な高校に受かったのです。

 学校にも行っていないので、「−12」=1ということがなかなか分からなかったり、「太陽は、北から登って、南に沈む」と想っていたりしていた女の子がです。

 おそらく小学校の低学年の知識レベルで、成績はクラスでダントツのビリの子がです。

 と言うのも、それは、五日市剛さんが、家庭教師をして、夏休み、遅くなった事で、母親の機転で、彼女のベットの隣に布団を敷いて、いろんな話を、朝までした事がきっかけです。

 彼女は、今まで、友人や両親にも、誰にも話せなかった、今までの不良少女として経験した事を話したそうです。

 その内容には、紫陽花も驚いてしまいましたが、その話を、信頼する五日市剛さんに話した事で、いろんな想いを手放すことができたのか、彼女は、すごく生き生きして、生まれ変わったそうです。

 勉強も本格的にするようになって、なんと、彼女は、冬休み明けの実力テストで、学校で、男女合わせてなんと二番、県内でも女子の部門で、ベスト50人の中に入ったというのです。

 これには紫陽花もびっくりです。

 人は、持っている想いを、離したらこんなにすごい力が発揮できるのかと驚いてしまったのです。

 しかも彼女は、受験生に対するブラックリストに入っているので、普通の高校ではどこも受からないので、内申書をあまり考慮しない東北の中でも、トップの高校を受ける事になって、1点足りなかったら落ちたというすれすれセーフの中で、合格したというのです。

 これには紫陽花も、何度読んで目が潤んでしまいます。

 彼女のお父さんが、もう狂ったように喜んで、埼玉県から飛んで来て、おでこを床にくっつけて、感謝したという話には感動したのです。

 本当に、素晴らしい話だと想います。

でも、紫陽花がもっと驚いたのは、こんな奇蹟でさえ、実はすべて最初から決まっていた事、運命だという、五日市剛さんの話です。

これにはびっくりです。

五日市剛さんが、不良少女の家庭教師を引き受け、夏休みのある時、朝まで話をして、彼女の生き方が変わり、たった1点差で、東北でもトップの高校に受かり、それ以降も、縁が続く事は、少なくても、ユダヤのおばあさんから、2つの玉手箱を貰った時に、こんな奇蹟としか想えないことでも、すべてもう決まっていた事だったと言うのです。

そうとしか考えられないと言うのです。

だから、五日市剛さんは、「人間は、生まれてくる前に、自分の人生設計を行い、その通り演じ、スケジュール通りに生きていく。それが運命だ」と教えてくれましたが、紫陽花も、そう想います。

 その事を実感させてくれるだけでも、是非、皆さんにこの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」と縁を持って欲しいと想います。

 では皆さん、第202号「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の読んで頂いて「ありがとうございます」

2005年218

 

 追伸、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を欲しい人は、詠人不知さんに連絡お願いします。