縁の花   
                (魂が成長する正直な心と心の情報誌)                                                                

                                                          129号               

高度円熟理想社会

   

◎「時代の流れ」◎

 さて前月号の127号「M1」で久しぶりに紫陽花の志である高度情報社会の事を書きました。

 本当に何年ぶりかのような気がします。

 だから紫陽花は、今本当に幸せです。

 これから紫陽花の夢である、この日本に産業革命以来の大変化、高度情報社会を多くの同志と創る活動の事を書けると思うとわくわくドキドキします。

 これこそ紫陽花が本当に書きたい事なんです。

 というのも元々縁の花は、紫陽花と縁ある人達の中で「縁の花で書く高度情報社会」の話に共鳴してくれる同志を集める事が大きな目的でした。

 そんな読者と、紫陽花が参加している「高度情報科学セミナー」で勉強していた同志達と一緒に「新しい日本の社会」を創るつもりでした。

 幕末に坂本竜馬とか、高杉晋作などの志士と呼ばれていた人達がやったような事をしたかったのです。

 それが紫陽花が天から頂いた大きな使命の一つなんです。

 ではその新しい日本の社会とは一体どういう社会かという事ですが、実は、大きく分けて二つの時代の流れがあります。

 その一つは、船井幸雄さんや深野一幸さんがいう「本当の流れ」というものです。

 21世紀の中頃から後半に、人類の文明は大きく今とは変わっている。

 エネルギーは空中から無限に取れ、食料も新しい農業技術で無農薬のものがどんどん取れるので、誰も飢えの心配がなくなる。

 しかも誰もが何を考えているのか、テレパシーで分かる人達ばっかりになるので、嘘とか騙すという事がなく、病気になる事もないような世界になる。

 そんな人類にとってバラ色の世界にもうすぐなるといっているのです。

 しかし実はこういった精神世界の人が多く信じている世界が、本当に来るのか、どうかは紫陽花にははっきり断言できません。

 紫陽花自身はそんな時代がくると信じていますが、やっぱりこればっかりは来てみない事には分かりません。

 何しろ、そういった意識の世界に入れるか、どうかも分からない紫陽花には何ともいえないのです。

 でももう一つの流れである「高度情報社会の流れ」に関しては、紫陽花は断言できます。

 これは必ず来ます。

 しかもそれはもうすぐです。

 2005年頃から本格的に始まって、2010年までには終わっています。

 そんな「高度情報社会の流れ」が迫っているのです。

 また紫陽花がそんな事を書いても、多くの皆さんは、否定は決してしないと思います。

 紫陽花が初めていい出した7年ぐらい前の頃なら、ちょっとした夢物語でしたが、今はインターネットが爆発的に普及しています。

 もうすぐ各家庭で多くの人がパソコンや携帯電話で、インターネットを使って、結びつく社会になるといえば、否定する人の方が少ないと思うのです。

 だけど、それがどういった意味を持つかといえば、まだまだ皆さんの多くは理解していないかもしれません。

 前の産業革命、日本では明治維新によって、人々の社会、経済、生活、教育、家庭などが大きく変わり、(株)会社、銀行や保険、新聞、議会、民主主義、学校などの新しいものがどんどん出てきたように、これからの日本や世界のシステムも大きく変わります。

 一言でいえば、大変革がやってきます。

 面白くなってくるのです。

 だから紫陽花は、それを皆さんと一緒に是非考えて見たいと思います。

 どう社会が変わり、その中で紫陽花や、高度情報科学セミナーで供に活動していた同志が、どんな理想を持っていたかを、皆さんに知って頂いて、これからM1の活動を供にやって欲しいのです。

 いえ一つ、紫陽花は久しぶりにこれから始まる新しい高度情報社会の夢を熱き心で語るので是非、皆さんに聞いて欲しいのです。

 

◎「政治」◎

 高度情報社会が始まれば何もかもが大きく変わります。

 それは先程、書いた通りです。

 でも全てが一度に変わるのではなく、順序はあります。

 前の明治維新の時にも、黒船が現れ、欧米の圧力から、日本も産業革命に走り、大きく変わりましたが、最初に変わったのは、政治のシステムでした。

それまで270年ちかく続いて、磐石だと思われていた徳川幕府はあっと言う間に倒れてしまったのです。

その後政治のシステムは、明治4年に廃藩置県が起こり、全ての藩がなくなり、都道府県になり、日本は中央集権になっていきましたが、紫陽花はそれと同じ事が起こると思います。

まず政治の中枢である国会や政府が大きく変わらないと何も始まらないのです。

 なぜなら明治維新の時は徳川幕府というものが最大の重石だったから、それを天に取り除かれたように、今度もやっぱり一番の重石は国会や政府になります。

 ですから、まず国会が変わり、その次に政府が変わり、地方の政治が変わり、日本は中央集権から地方分権になると思いますし、最大の難関の一つである官僚組織も、政府が変われば変わると思うのです。

 またその兆候は見えています。

 今、東京都の石原知事のように、東京が変われば日本は変わるといってつい最近までは考えられなかったような元気な知事が出てきていますし、他にも宮城県や愛知県、高知県でも変えていこうとする知事が現れています。

 少しやり方は石原知事とは違いますが、確かに大きく変わり出している県もあるのです。 ただそうはいっても変えようとしている知事の都や県が 幕末の時の薩摩や長州になれるかといえば、それは分かりません。

 まだそこまで進んでいるとは思えません。

 と同時に与党である自民党や野党である民社党や自由党、共産党の中に、坂本竜馬や高杉晋作が居るかといえば、これも疑問です。     

 広島の根幹志塾の顧問をしてくれている小野晋也さんという自民党の衆議院議員などのように明日の日本を任せてもいいかなと思う人も居ますが、国会を中心とした政治のシステムが変わりますといっても、まだその兆候はあまりみえていないというのが現状なんです。

 しかし紫陽花はそれでもやはりもうすぐ国会や政府は変わると確信しています。

 変わらないとやっていけないからですが、その兆候はみえているのです。

 というのもそれはやはり情報公開というものです。

 県や府、都でも官僚の使い込みがばれて、それを給料で払うようになりましたが、それがきっかけに市民オンズマンというものがマスコミに取り上げられ、今まで知らなかった慣習や情報が明るみになりました。

 これはやはりコンピューターが普及して、情報と言うものを残すようになったから明るみに出たと思うのです。               

 そして国会や政府はその情報公開を与党だろうが野党だろうが、どんどん進めていかないといけなくなっています。

 時代の流れがそうさせていますし、法律で国民の知る権利も認められ出しているからです。

 だからこの情報公開というものがどれだけ進むかで、日本の政治は大きく変われるか、変われないかが決まります。

 今、政治家や官僚はそれを必死で裏から塞き止めようとしていますが、それを絶対に許さないことこそ、紫陽花は日本が21世紀新しい高度情報社会に進めるキーポイントだと思います。

 それに21世紀の日本の運命はかかっているのです。    

 ですから紫陽花は皆さんにも、幕末の志士達のように、命をかけなさいとは言いませんが、情報公開、国民には国会や政府、府や市で何をやっているかを知る権利がある事に積極的になって欲しいと思います。

 そんな圧力をかける市民の一人になって欲しいのです。

 と同時にそれがM1の活動になります。

 M1の会員になってくれた方には情報公開の大切さを知って貰えるように教育し、そんな会員を何万、何十万、何百万と増やしていけた時に、国会や政府に圧力をもっともっと変わると思うのです。

 それが紫陽花がやりたい事の一つですが、そういった情報公開というものが進めば、どういった事が起こるかといえば、まず国会として考えれば、その議員がどういった考えで、何をやろうとしているかは全部分かると思います。

 議員のホームベージに、いろんな案件についての考えを全部載せないといけない事になるので、国民はその考えに賛成か反対か、どちらでもないのかも分かって選ぶようになります。

 当選した後も、その議員がその案件の為に、どれだけ動いたか、仕事ぶりもしっかり監視できるのです。

 たぶんそういった事を監視する市民グループやマスコミが現れるのです。

 しかも重要な案件は直接民主主義で、国民が端末を使って、意志表示するようにもなります。

 コンピューターを使えば、全国民が一日で意志表示できます。

 それを国会で集計すれば、国民の過半数が反対なので駄目。賛成なのでいいという事に

なります。

 原子力発電をどうするかとかいった重要な問題や、地方で空港を造るとか、大きなダムを建てる、建てないという問題も簡単に決まります。

 今、そういった問題を市民が市長をリコールしたり、住民投票で決める事がありますが、コンピューターなどの端末を使えば、簡単にできるようになるのでますます増えていきます。

 市民や国民の声が、議員や官僚などよりもはるかに大きくなるのです。

 その上国会議員や政党の党首、地方の知事や市長も、自分の考えをホームベージや衛生放送やケーブルなどの多チャンネル化したテレビなどを使って、国民に訴えるようになります。  

 これが、紫陽花が理想としている高度情報社会の政治の世界ですが、そうなれば確かに今とはがらっと変わると思います。

 政治献金などの収入も、国民に分かるようにすべて情報公開するように義務づけてしまえば、汚職などの問題もなくなると思うのです。

 また政府や官僚も変わります。

 その省、その省で、よほど外交や国防に関わるもの以外は全部オープンにするようにします。

 大蔵省でも、建設省でも、ホームベージで一つ一つの部署が、どんな仕事をしているのかまで出すようにしたり、やっている仕事をちゃんとデーターに残すようにしないといけないようにしたら、今の官僚の弊害もなくなります。

 必ず厳しくチェックする人達が現れるからです。

 紫陽花はそうなった時に、官僚は国民一人一人を見つめて仕事をするようになると思います。 そんな高度情報社会での新しい政治のシステムをこの日本に一日も早く、多くの同志と創りたいのです。

 それが、紫陽花がM1で皆さんとやりたい活動なんです。

 

◎「教育問題」◎

 高度情報社会になって、政治のシステムが変わればいろんなものがあっという間に変わります。

 例えば教育の世界も大きく変わります。

 幕末の頃、明治維新になるまでは、実は学校というものはありませんでした。

 日本は世界でも一番読み書きの普及率は進んでおり、40パーセントちかくの人が、できたのですが、政府が同じ教育を国民一人一人に強制する事はありませんでした。

 藩校や寺子屋で独自の教育をしていたのです。

 だから高度情報社会になったら教育も大きく変わります。

 一言でいえば、一人一人にあった教育がされるようになるのではないかと思うのです。

 というのも例えば、今の教育は学校の先生が40人ぐらいの生徒に教えているのですが、これも変わります。

 実際進学塾などでは衛星放送を使って、一人の優秀な先生が授業したものを、全国の同じ塾で、スクリーンを通して聞けるようになっています。

 生徒の学力を伸ばせる先生がごくわずか入ればいいのです。

 ですから紫陽花はちかい将来、学校でも本人が授業する英語の先生や国語の先生は必要ではなくなると考えています。

 何人かの優秀な先生が教え、それを全国の学校の教室にあるスクリーンに出したらいいのです。

 授業の下手な先生や、やる気のない先生が教える事はなくなるのです。

 しかも生徒も自分の学力にあった授業を受けられるように成ります。

 能力に応じて授業をする先生に分けて、それを生徒に選ぶようにしたらいいのです。

 と同時に、それで余った多くの先生は何をするのかといえば、一人一人の生徒のほろうになります。

 分からない所を先生が個別的に教えるようになると思うのです。

 また教育全体も暗記方式の教育から、創造力重視の教育に変わります。

 暗記が苦手でも、今の世の中、コンピューターなどの記憶してくれる道具は沢山あります。

 それよりもこれからは創造力が大切です。

 そういったものを教育できるような学校になっていきますし、道具も揃います。

 図書館一つとっても、学校にある図書館だけでなく、コンピューターに繋がるので、日本中の図書館を利用する事もできます。

 本さえ電子ブックの画面で本の中身をみる事もできます。

いろいろ調べて考えるような教育をする事ができるのです。

しかもそうなると離島や人口過疎化の問題も解決できます。

離島や地方ではまだまだ中学校までは近くにあっても、高校はなかったり、大学は下宿しないと通えないという所は多いです。

でも高度情報社会になれば、その問題も解決できます。                           

各地に授業を受けられるスクリーンさえ造れば、衛星放送で高校の授業を受けられるし、有名大学も、地方にどんどん持ってこれます。

 東大や早稲田大学が、各県や府にあるようになるのです。     

 だから子供達が教育を受ける為に、大きくなったら家元から離れるといったこともなくなります。

 一旦家から離れてしまったら、就職先も都会で見つけ、もう田舎に帰らなくなり、地方の若者の数はどんどん減ってしまい過疎化は進んでいますが、それも止まります。

 いえ、逆に高度情報社会になれば、情報を扱う仕事がメインになるので、コンピューターさえ使えれば、仕事は都会でなくてもできる人が多くなります。

 そういった人達はかえって自然のある田舎の方が、住みやすくなります。

 都会の人口過密の問題さえ解決でき、日本列島で、国民が平均して住めるようになります。

 紫陽花達の理想とする高度情報社会を創って、教育問題にメスをいれば、何十年後かには、人口過密、過疎化の問題さえ解決できるのです。

 と同時に、紫陽花はコンピューターを使って苛めのなどの問題もなくなったらいいと思います。

 全国の苛めなどに悩んでいる生徒達が、ホームページ欄などで悩みを相談したり、ちゃんとした専門家が相談に応じるようにします。

 それと授業などをしなくなった変わりに、生徒達の人間関係を重視した教育をする事になった先生達によって、苛めなどの問題もなくなるようになると思います。 

 先生と生徒がメール通信などや、直接合う事によって、コミニュケーションを取るようになります。

 高度情報社会になれば、人間一人一人の心を育てる教育になります。

 それが紫陽花やM1の人達が理想にしている高度理想社会の理想としている円熟社会の教育なんです。

 

◎「環境問題」◎

 高度情報社会になれば、人類が抱えているいろんな問題が解決できます。

 人類が環境問題を起こすようになったのも、イギリスから始まった産業革命以来です。

 日本でいえば明治維新が起こる前の江戸時代には、日本人は見事に自然と共存していました。

 それがわずか130年ぐらいで、ここまで地球全体を悪くしてしまいました。

 世界中を巻き込んだ工業社会というシステムに大きな問題があったのです。

 だからこの環境問題を解決する方法は、資源を大切に使うとか、昔に戻るといった小手先のやり方ではなく、工業社会そのものを変えないかぎり、駄目だというのが紫陽花の持論です。

 今の工業社会をつぶすのではなく、新しい高度情報社会に上手に移行するのです。

 できるだけその時に、明治維新の時のような、体制派の幕府と、革新派の薩長が争ったようなことや、武士階級などの犠牲者を多く出さないようにする事が、紫陽花達、M1の活動なんです。

 ではその環境問題に関してですが、どれだけの事ができるかという事ですが、本当にいろんな事ができます。

 というのも例えば紙の問題です。

 今、世界中の森林がどんどん減っているのは、皆さんもご存じだと思いますが、その大きな理由は余りにも紙の消費する事にあります。

 日本もマンガや雑誌、新聞を始めとして、莫大な紙を使い、それを東南アジアの森林から伐採しているのは、皆さんも知っていると思います。

 日本の責任は実に大きいのです。

 でも高度情報社会になれば、この問題も解決します。

 各家庭に置いているコンピューターや各自が持っている携帯コンピューターが、大容量の大型コンピューターと繋がったら、新聞や雑誌に紙を使う必要はなくなるからです。

 新聞や雑誌が、コンピューターの画面からみるようになり、紙を使う必要がなくなるのです。

 紫陽花はそれだけでも紙の消費は一気に減ると思います。

 しかもそれは新聞や雑誌、マンガだけではありません。

 本や教科書もいえますし、会社や個人で使うFAX用紙やコピー用紙にもいえます。    実際に完全にネットワーク化された一級の会社からは、電子メールでやりとりをする為に紙というものがなくなっています。

 それを日本全土に普及させる事ができれば、もう森林を伐採する必要はありません。

 森林を守る事で、温室効果の原因である二酸化炭素を減らす事ができるのです。

 また高度情報社会になれば、紙だけでなく、他のすべての資源も無駄なく利用する事もできるようになりますし、人類や地球に有害な食べ物や物質を無くす事もできるのです。 というのも高度情報社会になれば、各家庭からいろんなものを買えるようになるからです。

 今、インターネットを通して、商品を買えるようになっていますが、高度情報社会になれば、それが完全に普及するようになります。

 画面もじかに見ているように鮮明なので、わざわざスーパーに行く必要はなくなりますし、いろんなデーターが取れるので、遺伝子組替え作物とか、環境ホルモンなどが含まれているかも分かります。

 体に悪いと消費者が判断したものは買わなくていいのです。

 その上各家庭で商品を買うようになれば、消費者がメーカーと直接繋がるようになります。

 卸がなくなり、メーカーはどれだけ生産すればいいか的確に分かるようになります。

 その必要な分だけ造るので、無駄な在庫を抱える必要はありません。

 そうする事で今までのような資源の無駄使いをしなくていいようになるのです。

 本当にすばらしい事ができるのです。                  

 だけど紫陽花が夢みている高度情報社会はこの程度ではありません。

 なぜなら高度情報社会になれば、コンピューターの通信によって、テレビ電話よりももっと発展したもので会話ができるようになるからです。

 電子会議です。

ですから営業の仕事なども、わざわざ車を使わなくてもできるようになりますし、車を使って直接合う必要もなくなります。

車をそんなに使う必要がなくなるのです。

これで石油などの資源を消費するのを防げます。

環境問題に大きく貢献する事ができるのです。

紫陽花はそれだけでも高度情報社会を一日も早く創らないと思います。

しかし実は高度情報社会のすごさは、こんなものではありません。

 本当にすごいのは社会が根本的に変わるという事です。

 というのも今までの工業社会の資源といえば、鉄や石油、石炭になりますが、高度情報社会になれば資源は人間の頭脳になっています。

 石油などの資源は、人間の頭脳に置き換えられる事になります。

 すなわち農業社会の人間の労働力といった資源が、工業社会の化石燃料などに変わったように、高度情報社会になれば、いろんな人類の知恵などのソフトに資源が置き換えられている事で自然や地球を汚す必要がなくなります。

 人間の頭脳をいくら使っても、決して汚染物質を出さないからです。

 その反面、間違った考えの人間の頭脳が、新たな汚染を生み出す大きな可能性がありますが、今の環境問題の問題は防げます。

 少なくても紫陽花はそう信じていますし、M1の人とも頑張りたいと思っているのです。

 

 

 

◎「福祉」◎

 さて高度情報社会になれば「政治」、「教育」、「環境」などが大きく変わる事を紹介しました。

 でもこんなものではありません。

 すべてが変わります。

 家庭さえ、江戸時代の農耕社会の時には、夫婦や親戚の人達が百姓として農業をしていたものが、工業社会になって 父親が会社で働くようになった事で、大きく変わりました。 父親が家庭から離れましたし、もっと進んで妻もパートーで働くようになって、男性と女性の関係も大きく変わりました。

 はっきりいってそんな事を紹介し始めたら、とても縁の花に与えられた紙面ではたりません。

 本当に書きたい事はたくさんあります。

 いろんなものが劇的にすべて変わってしまうのです。

 だからそれは今後も皆さんと一緒に考えていきたいと思いますが、最後に福祉関係でも皆さんと供に夢を語りたいと思います。

 実は、高度情報社会になれば、福祉関係でも素晴らしい事ができるのです。

 というのも例えば、今、老人が一人だけや夫婦で暮らして生活している家庭が多いです。 子供とは別々に暮らしているのです。

 でもそんな家庭では、阪神大地震の後、身寄のない老人が一人で死んでいる姿が、2、3日後に発見されたというニュースをみるまでもなく、孤独死が多いです。

 もうそんな事ではニュースにならないぐらい全国であるのです。

 しかし高度情報社会になれば、少なくても2、3日後に、老人の死体が発見されたという事はなくなります。

 老人の家に毎日コンピューターか何かの家電製品などのスイッチを入れたら、市や町で分かるようにすれば、監視する事ができます。

 昼までにスイッチが入らなかったら、おかしいという事で、福祉担当の係の人が見に行ったり、電話する事ができるのです。

 紫陽花はそれだけでも、老人がたった一人で生活しているという事にはならないと思うのです。

 小さな社会との絆、縁はあるのです。

 また高度情報社会になれば、子供がどんなに遠くで暮らしていても、テレビ電話などの技術を使って、顔を見ながらリアルタイムで会話をする事ができます。

 かわいい孫がいるなら、孫の顔をいつでも見る事もできます。

 それだけでも孤独を老人を感じるのをある程度防げると思うのです。

 しかも高度情報社会になれば、一人で出歩くのが大変な老人がわざわざ生活する為に買い物をする必要もありません。

 買い物はコンピューターですれば、市や町のボランティアの人が毎日配達してくれるような事もできます。

 その人とコミュニケーションできるようにしたらいいと思うのです。

 紫陽花はそれだけでも今までの社会とは違った社会になれると思うのです。

 しかし福祉面でいっても、他にもいろんな事ができます。

 今までボランティアなどをしても、まったく記録に残らないケースが多かったのですが、高度情報社会になれば、その人が若い時にどれだけ福祉のボランティアをしたか、大型コンピューターにデーターとして記録して貯金する事もできます。

 その分年寄りになったら返して貰えるのですが、これも全国規模でやれるのです。

 だけどもっとすごいのは、高度情報社会になれば、いろんな福祉のロボットが使える事です。

 口も手も動かせず、目の視点ぐらいしか動かせない人も、あいうえおなどの五十音を書いたボードをみるだけで、文字として出てくるようなものや、寝たきりの人が自由に使える看護ロボットなども各家庭に使えるようになります。

 大型コンピューターから福祉のいろんなソフトを引き出せば各家庭で安く使う事も可能になります。

 本当に夢のような事ができるのです。

 だから紫陽花やM1の人達はこの福祉でも大きな夢を持っています。

 今まで高度情報科学セミナーで多くの同志と勉強しており、本当に今、困っている人の為に、紫陽花達の理想とする福祉が実現できる社会にしたいです。

 これから全国でM1の会員になって頂ける多くの人達とそういった声を国や市・府にも届けていきたいのです。       

 それが紫陽花達、M1が考えている福祉の新しい姿なんです。

 是非、皆さんも、紫陽花達が理想とする高度情報社会、円熟社会を創るのに力を貸して下さい。

 では皆さんこれからも合縁で・・・・                          

                         平成12年5月23日

                           

                           

追伸、幕末、次の社会に夢みて活動した人達がいます。                          

 志士といわれていた人達です。

彼らは、「百姓や武士などの階級がなく、将軍でない大統領というものを国民が選び、国民の誰もが自由に好きな仕事を選べる」

といった欧米の社会の情報を人より先に知り、それに理想を膨らませて、多くの仲間と活動をしました。

それが強大なエネルギーとなって、日本を大きく変えたのです。

 紫陽花はその活動をM1を通してやります。     

 紫陽花が生まれてきた大きな使命の一つはそれなんです。

 しかし坂本竜馬の本当のやりたかった事は倒幕ではなくて、世界の海援隊を創る事、今でいえば商社、三菱の原形を創り世界に羽ばたこうとしたように、紫陽花の夢はもっと大きいです。

 高度情報社会を創ってから、その社会で紫陽花はやりたい事があるのです。

 でも今は、実力をつける為にも、このM1活動に紫陽花の力を注ぎます。

 そんな紫陽花の活動を皆さんも応縁して頂けたら幸せです。

 と同時に是非、そんな次の高度情報社会の事を勉強しませんか。

 本当に面白いです。

 是非、M1に参加して一緒に、紫陽花達の理想とする高度情報社会を創りましょう。

 紫陽花もM1を通して、もう一度「高度情報社会」を勉強したいと思います。



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