縁の花

     (21世紀に咲く智閥の花)

        第228号

「原爆について考える」

         ∞「北朝鮮の核実験」∞

2006年(平成18年)109日、北朝鮮は、地下核実験を、自国内で、実施した事を、発表して、世界を大騒ぎさせました。

北朝鮮が、核兵器を開発している事は分かっていましたが、どこまで進んでいるかは分かっていませんでした。

核実験まで進んだのかと、世界を驚かせたのです。

また、この核実験は、北朝鮮の核兵器に反対している、六カ国、日本、米国、韓国、中国、ロシアなどの国々を慌てさせました。

日本と米国は、すぐに強弁に反対の声明出しましたし、同じ民族の韓国は、今まで、実施していた太陽政策を改める方向に政策を変更し始めましたし、中国も、今までの北朝鮮をかばう外交を改めて、強く抗議すると、国際連合の、北朝鮮の制裁の決議案に、修正を加えさせましたが、反対はしませんでした。

武力の制裁は禁じられていますが、経済的な制裁は、国連で認められました。

海上で、臨検がする事も、認められたのです。

しかし、北朝鮮は、それでも今の所は、こたえていない感じです。

核開発を止めようとはしていません。

北朝鮮の金成日の、背戸際外交、いよいよここまで来たかという感じなのです。

でも、菊自身は、この事で、別段、大きな驚きはありません。

いつかは分かりませんが、今のまま、歴史が動いたら、必ず、北朝鮮の核は、日本に落ち、何千万人もの、日本人が死ぬ事になると確信しているからです。

だけど、日本人の多くは、違う見たいです。

60年間、平和ぼけというか、まったく戦争を知らない人達と、言うか、危機感がありませんでした。

いえ、核実験が、起きてから、2週間ぐらいしか経過していないのに、もう、喉元すぎたら、何とかで、忘れている感じです。

菊自身、同じ日本人として、同じ戦争を知らない世代として、呆れているのです。

しかし、これには、日本人、一人、一人の意識が、問題という事だけでなく、マスコミの報道も、大きな原因だと菊は、思っています。

北朝鮮が開発した核爆弾は、大きくて、ミサイルに搭載できる小型にするには、まだ何年もかかる。

中国も、本気で、核開発に反対している。

こんな時こそ、冷静に対処しないといけない。

北朝鮮が、日本に発射する事はない。

そんな報道ばかりして、日本人を安心させよう、世論をコントロールしようとしています。

一体、そんな報道して、将来、核が、落ちた時、マスコミは、責任を取ってくれるのかと思いますが、本当に無責任な報道しているのです。

でも、そんな日本にも、自民党の中川昭一幹事長や、外務大臣の麻生大臣が、政府は、核の3原則は堅持するが、核保有に関しては、日本でも、大いに議論すべきだという発言があって、中国や、ロシア、米国などの核保有国を慌てさせました。

中国は、北朝鮮に対抗して、日本や韓国、台湾などの東アジア諸国が核を保有する、ドミノ現象が起きる事だけは、絶対に許しつもりがないのか、今までの、北朝鮮をかばう方針を変えて、制裁する方向をみせましたし、ロシアも、それに同調しています。

米国も、日本や韓国が持つことには反対なのか、日本や韓国に関して、核の傘で守る事を示して、安心させようとしているのです。

今まで、北朝鮮の核保有に関しては、反対していても、口だけで、本気で、実力で、止めさせようとしなかった、中国やロシアも、やっと動き出したのです。

しかも、そんな海外だけでなく、国内も大きな騒ぎです。

がっかりしましたが、民主党を含めた野党は、核に関して、真剣に考えようとせずに、ただ大反対ですし、自民党の中にも、反対が多いそうです。

その上に、マスコミもヒステリー並に、猛反対しています。

核兵器を持つか、どうか、議論さえ許さないと言う雰囲気です。

とても民主主義国とは思えません。

現状では、今のところ、日本が、非核三原則などの政策を放棄して、核兵器を持つ事は考えられないのです。

だけど、日本が、核を持たないと言っても、それで北朝鮮が、核兵器を放棄した訳ではありません。

北朝鮮は、核兵器の開発を、どんなに国際社会から反対されても、続けようとしています。

ですから、対抗して、日本や韓国が、どうなるかは分かりません。

実際に、韓国では、政府の考えとは違って、国民の65%の人が、核兵器を、韓国も持つべきだと考えているそうですし、日本でも、これから、民間レベルでは、議論は始まると思います。

菊は、それは、いい事だと思います。

いえ、前から、何故、日本政府は、本気で、核の問題に取り組まないのかと疑問を持っていました。

何故なら、北朝鮮が核を持つのは反対だといって、六カ国協議なので、話をしたり、北朝鮮に対して、制裁しようとしたりしても、一向に進まないのは、もう十分に分かっていた事です。

この2年間、北朝鮮の時間の延ばし戦術で、何も決まっていないのです。

中国や韓国とロシアという北朝鮮を擁護する国と、日本と米国のように、絶対に認めないという国で、足並みがそろっていなかったら、進むはずがないのです。

国同士の交渉は、二国間でも大変なのに、それが、大国、六カ国で協議して、まとまるはずがないのです。

しかも残念ながら、そんな北朝鮮に対して、貿易で、3番目、10%しか、影響力がない日本は、昔と違って、大きな影響力がないのです。

だけど、日本が、北朝鮮に関して、二度と、原爆を国内で、落とされない為にも、真剣に、核兵器を持つ事を、考えると言えば、別です。

これは国内の問題ですし、日本の科学技術力があれば、1年もあれば、核兵器が持てる事を疑う国は、世界中、どこにもないそうです。

日本は、原子力発電所もたくさんあって、原爆の原料になるプルトニウもたくさんあります。

わずかな期間で、100個でも、200個でも持つ事が可能です。

そんな核保有国が、隣に誕生したら、中国やロシアも、困りますし、米国も、核兵器を日本が持ったら、日本が、米国の傘から抜けて、本当に独立するかもしれないので困ります。

だから、実際に持たなくても、何故、日本の国は、もう辞めた小泉首相は、核兵器のカードを、真剣に使わないのか、疑問持っていました。

もし、北朝鮮が、核兵器を持つなら、日本も望まないが、対抗上、核を持つ事を考えざるを得ないと、一言で言うだけで、世界が驚く大ニュースになります。

今まで、日本を無視していた、中国やロシア、米国も、日本と真剣に話そうとします。

中国やロシアが、真剣に考えないのなら、何の圧力もかけるつもりがないのなら、日本もやりますよと言えば、核を独占している保有国に、反発している世界中の多くの国も、日本の味方になってくれる可能性が高いですし、北朝鮮に対して、真剣に圧力をかけるのは間違いありません。

少なくても、拉致問題だけでも、中国の圧力で、大きく進展する可能性があるのです。

しかも、核保有国は、核を保有している事を、改めて考えないといけない立場になりますし、お隣の韓国や、中国から独立したい台湾も、持つ事を考えるようになります。

日本にとって、考えるだけなら、メリット大きいです。

だから菊は、日本の外交は、どうして、それをしないのか、理解できませんでした。

実際に、日本が、核を持つつもりはなくても、外交カードで使うだけで、有効だからです。

是非、それを、今後の日本は考えて欲しいです。

少なくても、これからは、日本だけでなく、韓国や、台湾も、原爆に関して、真剣に考えないといけない時代になったと思うのです。

 

∞「国際的な視野で、核について真剣に考えましょう」∞

日本が、核を持つか、持たないべきか、日本国民で、真剣に考えましょう。

先ほど、そう書きました。

しかし、ここで、菊が、皆さんに言いたいのは、菊自身、核兵器を、日本が持つことは、賛成ではないという事です。

菊は、日本は、できるなら核兵器は持つべきでないと思いますし、持つとしても、日本国内だけでなく、できるだけ、多くの外国の理解も得るべきだと考えています。

では、持ちますというような安易な持ち方は、すべてはないと思います。

国民投票として、その上で、考えるべきだと思うのです。

何故なら、菊は、北朝鮮が核を持ったから、日本も持てば、安全だという程ではないと考えているからです。

相手は、国民が、どれだけ何万人、何百万人、餓死して死んでも、平気な金成正です。

自分が、外国にいっている時に、部下に命令したり、部下を騙したりして、核ミサイルを発射させる可能性もあります

核兵器が落ちても、絶対に大丈夫な、自国の完全な地下の秘密基地にいて、発射させる事もできます。

そもそも、核を発射する時に、金成正が居場所を、隠していないなんて考えられません。

核の報復で、国民がどれだけ死んでも、平気な指導者にかかったら、核の報復の理論は、通用しません。

日本は、持たれたら、これからずっと脅される事になります。

中国や、ロシアとは、まったく違うのです。

だから、日本としては、国力をあげて、北朝鮮が、すべての核兵器を、廃棄するように、動かないといけないと思います。

持たせたら、負けだという覚悟が、必要なのです。

しかし、それでも、菊は、北朝鮮が、核を持つなら、日本も対抗上、持ち必要はあると思います。

今なら、まだ日本も持つと言えば、中国が、真剣に動く可能性はありますし、やはりあれば、北朝鮮だけでなく、中国やロシアの牽制になるからです。

日本に、核が撃たれたら、日本も報復しますよ。

何をするか分かりませんよとなれば、中国やロシアは、北朝鮮が、核を撃つ事は認めないと思います。

言い換えるなら、日本は、中国や、ロシアに関しても、北朝鮮が、核兵器を持たせない保証を得る必要があると思うのです。

何故なら、北朝鮮が核を持つ事に、中国も反対しているとか、胡錦涛国家主席は、金成正が嫌いだとか、マスコミは、いろんな報道して、中国も困っているのだと言っていますが、本当の真実は、日本国民には分かりません、

それでなくても、中国は、共産党による独裁政権で、民主主義国ではありません。

自由主義とは根本的に違うのです。

しかも、国内でも多くの民衆を弾圧していますし、腐敗もはびこっています。

彼らが、本当に考えているのは、国民の幸せでなく、自分達の幸せなのです。

その上に、中国は、年々、軍備を増強していて、予算は、毎年増えています。

兵器も、最新の高度なものになっているのです。

そんな中国を、信じるなんていう方が、どうかしています。

中国は、台湾を武力侵攻し、沖縄、日本を狙っている可能性があるからです。

でもそれだけでなく、最終的に、日本を支配する事を考えている可能性があります。

何故なら、戦前に、日本に日清戦争で負け、満州を取られ、日本との戦争で、進入され、負けていたという現実は、どうしても消す事ができません。

日本を支配しないかぎり、消す事はできないのです。

21世紀の中国の国家戦略として、日本の国を軍事占領して、抹消する事を考えている可能性、十分にあるのです。

また、ロシアも、信用できません。

ソ連が崩壊して、ロシアは、国民が、選挙で、議員や大統領を選ぶ、民主主義国になったはずなのに、いつの間にか、プーチン大統領よって、再び、独裁政権が懸念されています。

気がついていたら、再び、ロシアは、独裁政権になっていたという事も、十分に考えられるシナリオです。

今は、プーチン大統領は、米国と直接、争うつもりはなくても、日本が、核を撃たれて、国力を弱まっても、本気で、困る事はないのです。

その上に、お隣の韓国だって、どう考えているか、分かったものではありません。

日本が、この世から無くなればいいと、潜在的に思っている韓国人は、たくさんいます。

戦前、自分達が、占領されたように、自分達も、日本を支配できるチャンスがあれば、今の韓国は、日本を喜んで、軍事占領すると思います。

しかもその上に、同盟国の米国でさえ、信用すべきではありません。

裏の世界では、米国と北朝鮮が繋がっているという可能性もあります。

米国は、日本に、北朝鮮からのミサイルを撃墜するシステムを売りたがっているといいます。

それを日本が手に入れるには、何兆円という予算が必要です。

なのに、それが、本当に成功するかは分からないといわれています。

米国としては、ミサイルの防衛のシステムを、日本に買わせるには、適度の北朝鮮の脅威は、必要だと考えていることさえありえます。

影で、密かに、手を握っている可能性さえあります。

日本の周辺は、残念ながら、友好国に囲まれて、平和で、安泰という訳ではないのです。

しかし、菊は、何も、むやみに、危機を煽るつもりはありません。

中国は、共産党が支配するとはいえ、自由経済を取り入れて、経済大国として発展して、日本との貿易も、今は、米国を凌ぐ勢いです。

お互いに、日本と中国は、経済でみれば、切っても切れない関係です。

ロシアも、民主主義国になったものが、簡単に独裁国家になるとは思えませんし、日本に、核が落ちて、日本人がたくさん亡くなっても、一つもいい事もありません。

韓国も、日本に対して、今も反日感情持っていますが、日本に、本当に仕返しができるなんて夢にも思っていません。

日本がなくなったら、自分達が、困る事は、十分に分かっているはずです。

正直言って、菊に、中国やロシア、韓国が、国家戦略として、何を考えているか、分からないのです。

 

ただ、戦前、日本が大東亜戦争をした頃、国家間に、信頼とか、友好という事が、現実には存在していない事は学んでいます。

日中戦争の当時、同盟国のはずのドイツが、中国に武器を密かに輸出していましたし、中国は、日本を戦争に引きずり込むために、上海事変などを起こし、中国民に、大きな被害を与えています。

スターリンは、日本が、攻め込まないように、米国にいる共産党員を動かして、ルーズベルト大統領に、日本と戦争するように誘導したと言いますし、米国のルーズベルトも、ドイツと戦争する為に、同盟国の日本に、ABCD包囲網で、石油などの資源が入らないようにしました。

日本は、外交的に追いつめられて、愚かにも米国との太平洋戦争を起こしてしまいます。

あの当時の日本の指導者は、国際的な外交に負けたのです。

政治とは、本当に複雑で、悪意に満ちているのです。

とても単純な日本人の相手になる世界ではないのです。

また、それが戦後、第2次世界大戦が終わった後、世界は、平和になったかと言えば、そんな事はありません。

米国とソ連は、核戦争をしなくても、通常の戦争はしていました。

朝鮮戦争では、ソ連軍や中国軍と、ベトナム戦争でも、中国軍と戦争していました。

彼らは、ソ連や中国の軍服を着らずに、朝鮮人、ベトナム人として戦ったのです。

 しかもアフガニスタンでも、ソ連と米国は戦っています。

 ソ連が失敗したのは、米国が、アフガニスタンのゲリラに渡したミサイルの影響が大きかったと言います。

 アフガニスタンの占領に失敗した事が、ソ連の崩壊の大きな原因、冷戦の敗北してしまったのです。

 そしてそんな戦いは、冷戦以降も、今度は、米国と中国で始まろうとしています。

 中国は、民主化すると言って、米国を結果的に騙して、市場を得ると、今や、米国の貿易で、日本を抜く黒字を稼いでいます。

 その上に、中国は、どんどん経済が発展していて、後、20年から40年の間には、米国を抜いて、世界の覇権国になると言われています。

 それを、米国が、黙って、許す訳がありません、

 しかも、中国は、自国の経済が、これからも成長する為に、どんどん石油などの資源を世界中から得ようとして、ここでも、米国や世界と衝突することは必死です。

 再び、今度は、中国との冷戦が始まるか、次の覇権を目指して、米国と中国が、実際に戦争する可能性があるのです。

 だから、今でも、目に見えなくても、戦争が始まっていると考えた方がいいです。

 実際に、今、米国は、イラクやアフガニスタンで、石油の利権を得る為に、侵攻して、ゲリラ戦に巻き込まれて、抜けたくても、抜けられずに苦戦していますが、このゲリラに援助しているのは、イランだけでなく、中国やロシアも、からんでいると言われています。

 中国は、ロシアは、今の、米国の一国支配を覆して、いくつかの国が、世界を動かす多極化を目指していると言います。

 それに対して、米国は、日本の軍事力を増強して、中国と戦争させるかとか、今は、考えていなくても、将来的には、日本に核を持たせる事も考えていると言います。

 まさしく国際政治は、今も複雑怪奇で、悪意で一杯です。

 しかも、このまま、後23年も、米国が、イラクの問題を解決できなかったら、ソ連が、アフガニスタンから撤退して、一気に崩壊したように、米国も、一気に、力を落とす可能性もあるのです。

 だから菊は、北朝鮮の核兵器の問題も、こういった国際情勢を考えて、日本は、行動しないといけないと思います。

 北朝鮮の核兵器保有には、中国やロシアを含めて、すべての国が反対している、中国や韓国、ロシアは、北朝鮮が崩壊して難民が大量に出たり、米国の勢力が、北朝鮮まで進出して、中国の国境まで、来る事を恐れているから、北朝鮮に制裁を加えないのだと言われたりしていますが、それを完全に、信じる事は、危険です。

 反対に、中国やロシアが、裏で、北朝鮮を利用している可能性もあります。

中国やロシアは、石油の利権を狙って、核兵器を持とうとしているイランに、米国が攻め込ませないように、北朝鮮を利用している可能性もあるのです。

 そういった事を含めて、日本政府は、日本人は、核の問題、考えないといけないと思うのです。

 

∞「国民投票で、真剣に原爆開発について考えましょう」∞

 核兵器の問題について、いろいろ書かせて頂いています。

 菊は、北朝鮮が、核の問題を起こしてくれたことは、天から与えられた試練だと思っています。

 この事がなかったら、日本国、日本人は、いつまでも、核の問題を真剣に考えなかったと思います。

 唯一の被爆国として、21世紀のリーダー国として、日本人は、核の恐れから抜け出して、核について、そろそろ真剣に考えるべきです。

 特に野党の民主党や、与党の自民党は、今までの核のタブーは破って、議論して、考えるべきです。

 だから、菊は、安部首相には、与党や野党という枠を外した国民投票を1年以内に、実施して欲しいと思います。

 日本は、今まで、非核三原則の元で、核不拡散条約 (NPT) を批准して、硬く守ってきましたが、北朝鮮が、核兵器を持つにあたって、国民の生命と財産を守れる保障ができなくなりました。

 今後、北朝鮮が、核を保有するに当たって、日本国民として、どうすべきか、日本国民の意思を確認したいと思うので、与党、野党の縛りを外して、国民投票で、国民の意思を確認したいと思います。

 その上で、「1、日本国民が、再び、北朝鮮が持っても、日本は核を持たない 2、日本も直ちに、核開発をする 3、このまま、北朝鮮の核放棄が、1年間、進展なかったら、核開発する 4、北朝鮮に対する、六カ国の協調が今のままなら、核兵器を開発する 5、今のまま進展せず、世界の国k

支持が得られたら核兵器を開発する 6、今のまま、進展しないのなら、核兵器を持つことも、時期は日本政府に任せる。・・・」などの案を出して、自民党や民主党だから、これでないという、党の縛りを外して、自由に選択させて、選挙させたらいいと思います。

 こういった案の中で、最初の国民投票で、まずは、10パーセント、取れなかったものは、すべて落とし、後は、オリンピックと同じで、何回か、国民投票して、最後は、国民の半分が、支持するものに決めます。

 日本政府は、その日本国民が決めたことを、充実に、政策が実現できるように、最大限、努力するように、義務づけたら言いのです。

菊は、そんな国民投票を実施することを決めたら、世界中が、注目する大ニュースになると確信しています。

その上で、国民の総意として、北朝鮮が保有しても、日本は持たないと決めたら、世界の人達からも、賞賛されると思いますし、条件つきで持つことを決めても、世界の国の多くはある程度、納得すると思います。

 大切なことは、早急に、日本人が真剣に核の問題を考え、議論し、結論を出す事です。

 それをすることは、21世紀の今、日本の国に生まれた魂としての使命だと思うのです。

 是非、そうありたいと思います。

 ただ、そこで、大切なことは、真実の情報を、日本人が得る事ができるかと言う事です。

 何故なら、去年の衆議院議員の選挙で、争点になった郵政法案にしても、日本国民は、真実を正しく伝えられたかったと言えば、そんな事はありません。

 マスコミは、米国や、日本政府の言うなりです。

 刺客だとか言って、ただ、いいイメージを作って、真の議論をせずに勝ったのです。

 だから、日本人が、核の問題で、真剣に、考えるとしても、正しい情報が、マスコミに得られることはないと思います。

 核の保有について賛成の意見を言う人は、激しくマスコミに叩かれると思います。

 それこそ、とんでもない意見をいうもの人だ。

 日本を戦争に導く人だということで、以後、テレビや、新聞に、登場することさえできないのかもしれないのです。

 何故なら、日本のマスコミは、米国や中国に、牛耳られています。

 日本の利益よりも、米国や中国の利益を考えます。

 その米国や中国も、日本が核を持つ事には反対です。

 日本が核を持てば、中国に対して大きな発言力持つことになりますし、米国から、独立する可能性があるからです。

 米国や中国が、日本が核を保有することを、絶対に認めないとしないかぎり、そんな議論を、テレビでも、本気でする事はないと思います。

 いえ、今までも、テレビで、政治に関して議論する番組がたくさんありますが、実際に、核に関して、真剣に議論されることはありません。

 核を保有する考えの専門家は、テレビで出して貰えることはなかったからです。

テレビに出てくる評論家や議員は、原爆などに極端に反対する左翼と、それに対抗する現実派だけです。

 ですから、日本は、北朝鮮の核の問題が、もう3年、4年も進んでいないのに、日本人は、核に関して、真剣に考えることができなかったのです。

 マスコミや、米国、中国に、一種のマイルドコントロールされていたのです。

 また、菊は、そのことで、考えても、これからも、日本人は、マスコミを通しては、正しい核の情報を持つ事はできないと思います。

 マスコミは、利害が一致する米国や中国の方針が、変わらないかぎり真実を隠すと思うのです。

 というのも、核に関しては、専門家ではない日本国民には、まだまだよく分かっていません。

 日本が、開発するとして、どれぐらいの期間で開発できるのか、予算は、いくらぐらい必要なのか、本当の事は、日本国民は知らされていませんし、核を保有したとしても、それを維持するのが、どのくらいの負担があるのかも分かりません。

 一説では、膨大な費用が必要で、ソ連が崩壊したのも、膨大な核兵器を維持する事に耐えられなかったからだといわれているそうです。

 核兵器は、製造するよりも、維持することの方が、膨大な利用が必要だと言われているのです。

 その上に、日本では、核兵器を持つとして、一体、どこで、核実験をするかに始まって、どこに核兵器を保有するかも問題になります。

 日本中のどこでも、自分達の住んでいるところが、地下の核実験に使われる事になれば、反対します。

 地下水さえ、放射能で汚染されるとなれば、反対しない方がおかしいですし、核兵器を持つところは、真っ先に攻撃される可能性があります。

 日本が、超えないといけないハードルは、高いのです。

 それらに関しても、日本のマスコミは、一切、情報を出そうとしないのです。

しかし、菊は、それでも日本人は、インターネットなどを通して、核の問題に関して、真剣に考えていくと思います。

 その時の流れは、北朝鮮が、核の保有を捨てない限り、中国の脅威がある限り、なくなる事はないと確信しているのです。

 それこそ、天意だと思います。

 そしてそんな皆さんに、核に関しては、まったく素人の、一般人である菊が、縁の花を書かせて頂いているものとして、天皇の真実の河内正臣先生とのご縁を持っているものとして、唯一、お伝えしたいことは、戦前の日本が、昭和天皇の意志で、原爆開発を止めたということです。
 というのも、この事は、縁の花第150号「日本原爆開発の真実」で詳しく書いていますが、日本は、太平洋戦争の末期、米国よりも先に、小型の原爆を開発し、それを成功できる段階まで来ていたのに、それを知った昭和天皇の命令で、中止しています。

 核兵器がなかったら、日本は負け、自分は、たぶん、連合国に処刑されると思っていたのにです。

そんな驚くべき、真実がある可能性があるのです。
縁の花 第150号「日本原爆開発の真実」
縁の花 第194号「昭和天皇の極秘指令」
ただし、これはあくまでも、噂ですし、今の世界の歴史の常識で言えば、絶対に不可能な事です。
あの当時の大日本帝国の日本も、遅れて原爆の開発に入ったけど、その力はなかった。開発する

莫大な資金や、科学力がなかったというのが常識なのです。

でも、菊は、その可能性はあると思っています。

広島にいる「天皇の真実」の活動している河内正臣先生の話などから考えても、日本は、60年前、原爆を持てるのに、あえて持たなかった事も考えられるのです。
 縁の花 天皇の真実支縁サイト

だから、菊は、今の日本人が、核を再び、保有するか、しないか、考えるにあたっては、是非、その事を考えて欲しいです。

具体的に言えば、昭和天皇が、日本の敗戦が決定的だった時、日本の原爆開発が見えて来たと報告した、東条首相や杉山元帥に対して、「数カ国がその新兵器を競っているとのことだが、日本が最初に完成し使用すれば、他国も全力を傾注して完成させ使ってくるようになるであろうから、全人類を滅亡させることになる。それでは、人類絶滅の悪の宗家に日本がなるではないかと」と発言して、原爆開発を止めさせたり、天皇の真実で言っている、戦後、武器を持っていたら、いつまでも、戦争はなくならないといって、平和憲法、第9条の戦争放棄の条文を、マッカッサーに頼んで、昭和天皇が作らせたりしたことなど、そんな隠された歴史を明らかにして欲しいと思います。

菊は、この機会に、是非、そんな真実を、日本中の人に知って欲しいのです。

だって、日本は、唯一の被爆国だけでなく、米国よりも、先に、原爆を開発できたのに、あえて、それをしなかったとなれば、間違いなく、大ニュースになります。

世界に衝撃を与えます。

戦前の日本は、そんな精神的、倫理的に、すごい国だったのかということになると確信しているのです。

しかもそんな日本が、国民投票で、もう二度と、広島、長崎のような惨劇をしない為に、今から保有するか、しないか、決めるとなったら、世界に与える衝撃は、唯一の被爆国だけに、非常に大きいです。

たぶん、米国や中国だけでなく、世界中のマスコミや、世界中のいろんな偉人や、NGOの人達も、日本にやって来て、いろんな意見を言います。

世界中の人達が、日本人に説得すると思います。

 自然に、世界中の人達も、核の問題を、真剣に考えなければならなくなるのです。

 また、今まで、自国の国益でしか考えなかった、中国やロシアも、本気で、北朝鮮の核保有を認めない為に、さまざまな圧力をかけます。

  経済的な圧力も激しくなり、北朝鮮が、核の保有を残念する可能性も高いです。

 国民投票が、実施する前に、北朝鮮の核が破棄されることが決まるかもしれません。

 日本の核に関する国民投票は、それほど、すごいカード、力があるのです。

だから日本の国民の半分が、イエスに投票したものを、日本政府は実施したら言いのです。

たぶん、日本人は、核兵器を保有しないとか、核兵器をすぐに保有するといった案ではなく、1年以内に北朝鮮が核を放棄しなかったらとか、六カ国や、世界の国が、真剣に、北朝鮮の核に対して、具体的な制裁をしてくれないのであればという条件がつくと思います。

それなら、菊は、どんな結果になっても、それに従いたいと思います。

ですから菊は、そんな国民投票を、できるだけ早くしたらいいと思います。
早く、11千万人の日本国民全体が、今後の、日本の進む道を、選択する必要があると思うのです。

しかも、国民投票で、デモクラシーのもとで、核を持つ事が決まったなら、中国や、米国、世界の多くの国は、そんなに反対は、できないと思いますし、日本のマスコミが、どんな反対意見を言っても、国民の決意は、揺らぎません。

少し程度、経済制裁されても、十分に、耐えられます。

反対するなら、北朝鮮の核の問題、国際世界は、真剣に考えないといけなかったからです。

だから日本は、他のあてにならない五カ国の事を考えず、どんどん自ら動いて、世界に発信すべ

きだと思います。

 この問題は、日本人が、主導権を握るべきなのです。

また、その時に、考えないといけないのが、核兵器を独占している国々の事です。

核の拡散に関して、核保有国が、危惧していることは分かります。

でも、核を持っている五カ国以外でも、イスラエル、インド、パキスタンは核を持っていますし、

他にも持とうとしている国はあります。

 しかし、そんな国に対して、自分達以外は持ってはいけないという理由で、反対するのはおかしいです。

 核保有国が、本当に、核を無くそうと努力していないのであれば、説得力がありません。

 でも、日本のマスコミなどのニュースを見ていたら、北朝鮮以外のイランなどが悪いというニュースが流れても、核を持っている国が、どんなことをしているかは、分かりません。

 現実は、核を無くそうという努力をまったくしていないのが、現実だと思います。

 菊は、日本の国は、唯一の被爆国だけでなく、核開発を放棄した国としても、今までの核をタブーにするのではなく、核について、真剣にとらえて、この事を考えるべきだと思いますが、皆さんの意見は、どうでしょうか。

 一緒に、考えたいと思います。

 では、皆さん、縁の花第228号「原爆について考える」を読んで頂いてありがとうございます。

     2006(平成18)111

     

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