縁の花

(21世紀に咲く智恵の輪)

第416号

小沢一郎が嵌められた検察の罠 

∞「小沢一郎の刑事裁判とは何だったのか」∞

民主党の代表だった小沢一郎に

警察の捜査の問題が起きたのは

200933日、西松建設事件に絡み

政治資金規正法違反で東京地検特捜部に

秘書であった大久保 隆規が、突然逮捕された事が始まりでした

皆さんの多くは、もう忘れていると思いますが

民主党が、衆議院議員選挙に大勝する前だったのです

 

また、その当時の小沢一郎さんが

どんな立場だったかと言えば

2006年(平成18年)331日に前原が

「堀江メール問題」の責任を取って党代表を辞任後、

47日の民主党代表選で小沢は119票を獲得し菅直人を破ってから

2007年729日に行われた、第21回参議院議員通常選挙に勝利し

ねじれ国会を作ると

次の衆議院議員選挙では、長年続いた自民党から

初めて、政権を取るのではないかと言われている時でした

2009年9月2日に行われた

45回衆議院議員総選挙の半年前だったのです

 

しかし、これは驚きでした

なぜなら、第44回総選挙(郵政選挙)で

当選した議員の任期が2009910日に満了するため

総選挙は遅くとも同年1020日までに実施予定であったので

選挙が、半年後には行われる事が確実だと言う時に起きたからです

 

というのも、こんな大事な時に

野党第一の党首で

政権交代も考えられ、このままでいけば

次の首相になるのが、確実な国家議員に

警察の捜査が起きるなんて言うのは

欧米の常識からは考えられなかったからです

 

だって、時の政権が、権力を使って

野党を潰す、国策捜査だと言われても仕方ない事ですし

欧米の民主国家では、絶対にされない事でした

こんな事をしたら、野党の支持者はだまっていないし

マスコミも、黙っていないからです

俺自身、これには、本当に驚いたのです

だけど、日本では、一部の人達が、警察を非難しましたが

マスコミは、その問題点をまったく報道せず

まだ、捜査段階なのに、小沢バッシングが始まりました

 

それに対して、一部の人達が、がんばって

国策捜査だという言葉が、知られるようになりましたが

あまりにも、小沢一郎に対しの非難

政治と金の報道がすごくて

小沢一郎は、秘書の大久保隆規さんが、

西松建設事件で起訴された事で

2009年(平成21年)511日に代表を辞任して

代表選挙に勝利した鳩山由紀夫代表の元で

選挙担当の代表代行に就任すると

45回衆議院議員総選挙で、辣腕を発揮すると

細川首相以来の政権交代を実現させたのです

 

しかし、その後で、俺が、驚いたのは

選挙の勝利という事で

国民は、小沢一郎や

同じように、20096月、選挙前に

母親から個人献金虚偽記載問題が発覚した鳩山由紀夫首相を

支持して圧倒的な民意を示したのに

政治をしなさいと願っているのに

選挙前に、報道を控えていたマスコミのバッシングが

再び、始まった事です

国民は、小沢一郎や鳩山由紀夫の疑惑を承知した上で

選挙で選んだのです

普通は、警察としても

この程度の事件だったら

民意を尊重すると俺は、思っていたのです

 

でも、この時は、俺は、母親から遺産を貰っていた鳩山由紀夫に関しては

他人や、企業、団体からお金を貰った訳ではないので

仕方ないにしても

小沢一郎に関しては

西松事件で汚職をしていたのは間違いないと思っていました

 

テレビは、西松事件の事を

あたかも真実のように報道しますし

俺自身、田中角栄の側近から

自民党の幹事長にもなった人です

その後、新進党、自由党、民主党と野党だったとはいえ

多くの議員の親分として活動しているので

与党の自民党に比べたら

金額は低いかもしれませんが

お金にはかえって無理している

西松事件は、警察が捜査して、起訴したので

間違いなく、汚職をしている事に

疑いを持ちませんでした

 

もっと、厳密にいえば

西松事件自体は、田中角栄のロッキード事件や

金丸の佐川事件に比べても

金額的に大きなものではないですが

一部の人が、言っているように

これは、小沢一郎率いる民主党が政権を取る事を恐れた

自民党の麻生首相やその時の森英介法務大臣と

その裏にいる米国、CIAが

官邸と検察を動かして

小沢失脚謀略、小沢排除戦略に基づいて

西松事件を捜査した事件だと思いますが

いくら汚職の金額は、取るに足りない金額でも

している事は間違っていない

小沢一郎は、悔しいけど黒で

これで、潰されるのは間違いないと思っていたのです

 

 

∞「小沢一郎の刑事裁判の疑惑」∞

小沢一郎は、一部の人達が、国策捜査だと言っているように

民主党が、小沢一郎の元で、政権交代を実現させる事に対して

恐れた勢力、麻生首相と森英介法務大臣などの自民党政権

官僚、経済界、米国、CIAが

警察、東京地検特捜部に、指揮権を発動

動かしたものだが

西松建設事件そのものは

日本の警察が、あれだけ捜査しているのですから

ロッキード事件の時とは違って

小沢一郎とその秘書、大久保隆規は汚職していると

まったく疑わなかった俺が

事件そのものに疑問を持ったのは

新たな疑惑、水谷建設の問題が

騒がれ出した時でした

 

その頃から、西松建設事件は

あれほど、騒がれていたのに

マスコミは、一切報道しなくなりました

一体、なんなのと思ったのです

 

というのも、西松事件に関して

疑惑を持たれているのは

小沢一郎だけでなく

二階俊博経済産業大臣 尾身幸次元財務大臣など

疑惑は、民主党よりも、自民党の議員が圧倒的に多かったのに

当時の官房副長官は自民党に事件は及ばないと断言し

その通り自民党議員は立件の対象にならないと言う酷いものだったのに

その西松事件の事がまったく消えてしまうと

今度は、水谷建設の四億円というお金が騒がれたのです

 

でも、この水谷建設の問題

陸山会事件は、本当に酷いものでした

4憶円という大金で

マスコミは、ますます、すごいバッシングをしますが

なかなか、捜査が進まないのです

これには、驚きました

民主党の幹事長に対して行われる事件としては

政治の影響を考えたら

こんなに長い時間をかけるとは

まったく考えられない事だったからです

 

しかも、この頃から、いろんな疑惑

警察に関する疑惑が

インターネットだけでなく

テレビで、田原総一朗や上杉隆などの

評論家が言いだして

おかしいという事になりました

警察は、マスコミにリークして

小沢一郎に対してバッシングしますが

東京地検特捜部は、特捜部上げて30億円もの巨費と

捜査人員を投入した大手中手のゼネコン捜査をしたり

小沢事務所に手入れしているのに

なかなか、起訴しないのです

 

その上で、三人の秘書を起訴した時は

なんと、水谷建設に関する四億円の汚職できなく

単なる期ズレの問題だけでした

マスコミは、3人もの秘書が逮捕、起訴されたと大騒ぎでしたが

記載の時期をわざと遅らせたというもので

汚職したと言う事で、起訴できなかったのです

 

これには、この事件に関して、関心のある人達は

本当に驚いてしまいました

期ズレが問題なら

小沢一郎の秘書以外でも

多くの議員が行っていて

期ズレで逮捕されるなら

殆どの議員の秘書は逮捕される事になります

まさか、期ズレでは、起訴しないだろうと言われている事が

堂々と行われました

警察は、マスコミを使って

単なる期ズレの問題を

いかにも汚職事件のように報道したのです

 

また、その上に、小沢一郎に関しても

あれだけ大騒ぎしていたのに

不起訴処分になりました

この時も、不起訴だったら

今まで、小沢一郎という議員に

いろんな報道をして

日本の政治を混乱させて事に対して

深くお詫びしないといけないのに

まるで、証拠がないだけで

犯罪者扱いするような記者会見を

身内だけが集まる記者クラブで行って

後は知らんぷりだったのです

一体、小沢一郎に対しては、説明事件と攻めておきながら

警察の責任説明、マスコミの責任説明はないのかと

呆れてしまったのです

 

そして小沢一郎の刑事事件は、警察が起訴できないなら

選ばれた11名の一般市民が、起訴するか

起訴しないかを決める

警察審議会に

決めるという事になりましたが

この頃には、もうネットでは

いろんな噂、真相が書かれていました

 

小沢一郎は、建設業者と癒着していると思いこみで

東京地検特捜部は、大手中手のゼネコン捜査をしましたが

そこで、分かったのは、自民党を離党してからは

ずっと野党だった小沢一郎に、意外にもまったく力がないのか

どの業者も、小沢一郎に対しての裏献金・ヤミ献金疑惑を否定して

出て来たのは、

多くの自民党有力議員(元含む)だった事や

唯一、疑惑があった、水谷建設の会長は

脱税事件で三重県の津刑務所に服役していた人物で

佐藤栄佐久・前福島県知事の汚職事件では、「裏ガネを渡した」と証言したものの

佐藤逮捕の決め手を検察に提供しながら、公判になると否認に転じたという無茶苦茶な人物で

信ぴょう性はまったくありませんし

石川元秘書に5000万円、大久保秘書に5000万円に

裏金を手渡ししたという、当時の、水谷建設の社長の川村氏も

それを証明する証拠は、証言以外まったくない上に

そのお金は、川村尚社長、本人が着服したのではないかと疑われるような人物で

警察自体も、信用できないと思っていたという事で

どうやら、小沢一郎の事件は、冤罪ではないかという事は

ネットでは、真実になろうとしていたのです

 

 縁の花サイトに戻る

 

 縁の花全号掲載に戻る

 

縁の花 第412号 「新しい仲間 阿修羅掲示板の人達

 

縁の花 第413号 「放射能も、済度人なら平気です」

 

縁の花 第414号 「2012年12月23日 人類はアセンションできました」

 

縁の花 第415号 「小沢一郎の反撃」

 

縁の花 第416号 「小沢一郎が嵌められた検察の罠」

 

縁の花 第417号 「一市民達が、小沢一郎に対する検察の犯罪を暴きました」

 

縁の花 第418号 「小沢一郎事件が生んだ 一市民達のネット革命」

 

縁の花 第419号 「財務省の罠 小沢一郎と官僚の対決」

 

縁の花 第420号 「日本未来の党の戦い」

 

縁の花 第421号 「日本未来の党 小沢一郎の戦い」

 

縁の花 第422号 「日本未来の党の勝利の鍵は小沢一郎の真実追求です}

 

縁の花 第423号 「小沢一郎の戦い 無罪請負人 弘中惇一郎弁護士の参戦」

 

縁の花 第424号 「弘中惇一郎弁護士とマスコミの戦い」

 

縁の花 第425号 「小沢一郎氏秘書裁判 完全無罪か」

 
縁の花 第426号 「日本未来の党の大敗 そんなあほな〜日本人は滅亡を選択したの」