縁の花

(21世紀に咲く智恵の輪)

第420号

日本未来の党の戦い

∞「小沢一郎の反撃 日本未来の党誕生」∞

2012年1114日午後の党首討論で

野田首相が談合解散を表明してから

1125日まで、裏で、野田首相や自民党の安倍さん、公明党を

消費税増税で、談合させていた影の黒幕

財務省のシナリオ、罠は順調に行っていたと思います

 

何故なら、民主党が、いくら負けて

自民・公明が勝っても、

三党の談合で、消費税の増税は設立したので

消費税増税は中止になることはありません

原発の再開にしても、自民党は止めないといっていますし

民主党のマニフェスト、30年後に、原発を止めるなんて言うことを

今更、信じる国民はいません

原発は、マスコミを動かして

与論を注意しながらも、動かしていくことになるのは決まりなのです

 

その上に、TPPも野田首相は、賛成することが、公認の条件にしましたし

慎重論を唱えていた安倍代表も、参加を公約にしました

政権をとった後は、米国の信頼を取り戻して

中国に対抗する為に、日米安保を強固にすると行っている自民党が

TPPに、反対して、オバマ大統領を怒らせるはずがありません

なんだかんだ言って、参加するはずです

 

はっきり言って、小選挙区制で、二大政党が、これだったら

選挙にはなりません

どちらにしても、財務省や外務省の描いた通りになるのです

 

しかも、それに対抗するはずだった

3極と言われている政党は

維新、みんなの党、減税、生活第一はまとまらず

少数与党が結束して、300の選挙区に

一人を立候補させる

小沢一郎が描いていたオリーブの木構想は破綻していました

 

確かに、消費税反対、脱原発、TPP反対で

他の党がまとまることができたら

合流は無理でも、選挙協力できて

一人の選挙区に、一人の人物に絞って戦えたら

自民党、民主党に勝てたかもしれませんが

それを、日本維新の会の橋本さんに、壊されました

 

橋本大阪市長は、自分が不倫をした事を

週刊誌に暴露されてから

まだ、スキャンダルがあって

官僚達に、脅かされたているのではないかと

勘ぐりたくなるぐらい

何か、勢いがなくなった感じです

 

だって、原発にあんなに反対していたのに

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について

いくら裏で、関西電気、経済界に驚かされたと言っても

あっさり、撤回すると

後は、原発再開も仕方ない方に豹変しました

TPPも賛成で

生活第一、減税とは、まったく政策が違う方向に走ったのです

 

これには、小泉首相の時に活躍した

竹中平蔵が、政策担当という

新自由主義ですから

当たり前なのかもしれませんが

この橋本の維新の存在が

傲慢さが、第3極がまとまるのを潰したといえると思うのです

 

しかも、今更言っても仕方ないですが

マスコミの報道は、アンフェアー、酷いもので

小沢一郎の生活第一は無視して

第3極と言えば

維新とみんな党しか存在しないような報道ばかりでした

国会議員の数でも、生活第一が圧倒的に多いのにです

 

しかし、これも裏で財務省、自民党が

ツイテいると考えたら

納得できます

選挙が終わった後、自民、公明、民主、維新、みんなの党が

選挙の結果次第で、連立することが計画されていることが

考えられますし

連立しなくても、裏では、密かに、組んでいるのです

それで、橋本徹さん率いる維新は

第3極を潰す動きをしていた

これが、俺の考えです

 

また、そんな中で、小沢一郎さんの生活第一は

マスコミのスルー、無視作戦で

ヤフーのみんなの政治では

比例区で投票する人の人数が、自民党よりも多いのに

新聞、テレビでは、1%、0%という事を口実にして

ほとんど、取り上げられることはなくて

維新の後塵を拝す扱いにされていました

 

これには、正直に言えば

内心、俺自身も、阿修羅の掲示板を見る人達と同じで

悔しい気持ちがありました

全国の小沢ファンだけでは、ある程度、生活第一は勝てても

自民に、脅威を与えるのは難しいと思っていたのです

 

だけど、そんな流れを

一気に逆転したのが

滋賀の知事、嘉田由紀子さんを代表に擁立する

日本未来の党の結成でした

 

これは、26日、読売新聞の記事が出るまで

マスコミもまったく予想していなかった事で

もちろん、阿修羅の掲示板で、いろんな予想していた人たちも

驚かせる、サプライズでした

小沢一郎さんが、由紀子知事と組む事を考えていたとは

誰も予想していなかったのです

 

しかも、嘉田由紀子知事が

27日、新党未来の立ち上げを決断して発表すると

電光石火の行動で

生活第一を解党して、自分は、代表を降りると

小沢一郎は、無役の一兵卒として戦う決断をしました

 

これに、亀井静香、山田正彦元農相、名古屋市長河村たかしさんが設立させた

新党「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」や

緑の風の衆議院議員が合流して

あっと言う間に、第3極の別グループを誕生させました

第3極は、維新、みんなの党だけでないと

国民に強烈なインパクトを与えたのです

 

その上に、何よりも、国民は、日本未来の党の誕生で、

やっと、卒原発、消費税増税中止、TPP参加中止と言う

真の意味での第三極を持つことができて

維新会や、みんなの党と違って、選択することができるようになりました

今まで、脱原発、消費税反対、TPP参加を争点にしないようにしていた

財務省、自民、民主などが、一番、恐ることが起きたのです

 

だから、このことは、小沢一郎を無視していたマスコミを慌てました

今まで、まったく無視していたのが

新党が誕生すると

やれ、小沢一郎の影響だとか

傀儡でないのかと言う質問攻めで

「なぜみなさん、小沢一郎さんをそう怖がるのか。

これまで小沢さんの力を自分のために利用してきた方たちが、怖がっているのかなと。

私は、国民が求める政治を実現するために、

小沢さんの力を使わせていただきたいと思っております。

小沢さんを使いこなせずに、官僚を使いこなすことはできない」

という、嘉田由紀子知事の逆襲を受けました

 

もう無視することはできず

再び、小沢一郎バッシング

無視作戦を中止したのです

 

しかし、ここで分かったことは

自民党の幹事長もしたことのある

民主党の政権交代の立役者

海千山千が集まっている政界で

この20年間、日本を動かして来たと言われている

小沢一郎の政治力や

亀井静香の力です

 

二人は、密かに組んでいて

9月頃から、特に、小沢一郎は

内密で、嘉田由紀子知事と会っていて

新党の話をしていたと言うことです

 

これだけ、マスコミの監視が厳しい中で

情報を漏らさずに

動くなんて本当に驚異です

生活第一でも、ほとんどの人は知らない隠密行動ができたからだと思いますが

その判断は、素晴らしいと言うしかないと、俺は思っています

 

ただ、未来の党に、生活が第一が、解党して参加したことには

いろんな意見があります

愛修羅の掲示板でも、評論家の天木直人さんのように

がっかりしたと言う人もいますが

大半の人は、大賛成でした

小沢一郎を拒否する人は多い中で

小沢一郎ファンが離れないで

新しい人たちの支持を受けるには

最高の方法だと思います

 

何故なら、実際に、グーグルで「日本未来の党」が検索された件数が、

あっという間に4000万件を突破して

「日本維新の会」の検索数2600万件に対しても

圧倒的に多く、有権者の関心が高い事を示しています

マスコミは、認めようとしませんが

民主党や自民党が真っ青になっている。

「未来の党」がとんでもないブームになりつつあります

さすがは、小沢一郎としかいいようがないのです

 

 

∞「すべては、小沢一郎さん、

嘉田由紀子さんの話にかかっています」∞

2012年11月27

マスコミの人達も気がつかなかったサプライズという形で

日本未来の党は、見事なデビュー果たしました

小沢一郎さんの乾坤一擲の大仕掛けです

 

というのも、これは「もったいない」と言う言葉で

2006年に、環境社会学者、文化人類学者で、京都精華大学教授の立場で立候補して

自・公・民相乗りの現職知事を、社会党の支持だけで破って

滋賀県の知事になった嘉田由紀子知事が

小沢一郎さんの誘いに乗ってくれた事で

生まれたことですが、

実は、その会談の内容は、詳しくは分かりません

 

ただ、歴史に詳しい小沢さんが危惧している事

今の日本が、安倍晋三、石原慎太郎、橋本徹の発言で分かるように

極端に右翼化している事や

自民、公明、民主の談合で

野党がなくなった事で

日本を戦争に導いた「戦前の大政翼賛会」と同じ過ちに進んでいるという心配

 

滋賀の嘉田由紀子知事が

環境社会学者として、琵琶湖の水を守るという使命から

原発から卒業しないといけないと言う話

いろんな事が、話されたと思います

 

しかし、それだけでなく

小沢一郎さんと、組むのです

この3年半にも及ぶ

小沢一郎さんのバッシング

世間一般の悪いイメージ

小沢裁判の事も、話されたことは

間違いないです

それを理解せずに、嘉田由紀子知事が

小沢一郎さんの生活第一と

組む事などありえないからです

 

でも、その内容は、詳しくは分かりません

一市民Tさんが、選挙の応援に来た帰りに

「この本私が書きました。小沢検審はイカサマです。検察審査会は開かれていなかったようです。読んで下さい」と渡した時に

嘉田代表が「支配層が小沢さんを貶めたのは分かっています。それで私も小沢さんと行動を共にしています。読みます」と言って受けとられたという話があったと聞いたぐらいです

 

だけど、京都精華大学教授から

2006年に知事になって6年の年月を経て

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働の問題では

裏で「恐喝」されて「再稼働は認めない」から一転

夏場の再稼働は認める」と発言した事で

「関西電力が、「停電」を武器に企業を焚き付け

自治体の首長たちを脅していたことを暴露した事もある

滋賀県の知事を堂々と勤めている、知事の嘉田由紀子には

小沢裁判の真実も、ある程度は理解して頂いていると思います

 

その上で、小沢一郎さんと組む事のリスク

支配層から睨まれる事も覚悟して

「嘉田さんが国のために動いてくれるなら、

国民の生活が第一がなくなっても、自分が代表から降りてもいい」

と言う小沢一郎さんの一言で決断してくれたと思うのです

 

また、その決断は、大成功でした

マスコミは、小沢の傀儡政権、裏で小沢一郎が操っていると

慌てて、日本未来の党を貶めたり

お得意の根拠のない衆院選に向けた各報道機関の世論調査で

日本未来の党の苦戦は、小沢一郎のイメージが原因だと言って

小沢一郎派と、嘉田由紀子派との切り離しや

小沢一郎さんが、未来の党に対して動けないようにしていますが

嘉田由紀子代表が、「小沢さんの力を自分のために利用してきた方たちが、

怖がっているのかなと。私は、国民が求める政治を実現するために、

小沢さんの力を使わせていただきたいと思っております」

と言う言葉を実行してくれたら、大丈夫です

 

俺は、その言葉で

小沢氏を取りこむと、メディアからの苛烈なバッシングが起こり

耐え難いストレスがかかることで

疑心暗鬼の気持ちが生まれて

同じ党内の仲間なのに、マスコミが喜ぶので

小沢一郎を叩く事で小沢氏を利用しようとするから

小沢氏と反目し、党が割れると

嘉田由紀子知事は、理解してくれると信じているのです

 

何故なら、嘉田由紀子代表が、小沢一郎の事でブレなかったら

脱原発、反TPP、増税凍結を明確にしている党で

第3極と呼べる可能性がある党は

日本未来の党だけなので

多くの一般の人たちは、投票してくれますし

ヤフーのみんなの政治で

比例区に投票する党は。どこですかに

回答した1299件の中で

25%自民党をよりも支持されて

一時は、40%、50%にもなった生活第一

ネットの調査では、圧倒的な高い生活第一の人達が

日本の未来の党に入れたら

新聞、テレビを驚かせて

今後、世論調査を控えないといけないぐらい

日本未来の党は勝てると思います

 

すべては、小沢一郎さんと嘉田由紀子知事が

小沢裁判の事で、どんな話をして

嘉田由紀子知事が、小沢裁判の真実をどこまで理解し

その時に、どれぐらいの覚悟をしてくれたかにかかっていると思うのです

 

そして、俺は、嘉田由紀子さんは、あの小沢一郎さんが

「国民の生活が第一を解党し、自分が代表から降り

一兵卒で働く」と決断させた人です

 

しかも、警察、裁判所と敵にして戦っている森ゆうこさん

野田首相を落とすために、千葉4区で戦っている三宅雪子さんなど

民主党からの離党を決断して、生活第一に参加した議員でも

輝いていたのは、女性議員ばかりでした

女性の方が、度胸も、決断力もあるのです

 

その上に、昔から日本は、神様が女性、天照大神の国

なでしこが頑張っている国です

きっと、嘉田由紀子知事は、小沢一郎さんと

日本未来の党を作る前に話した事を

守ってくれると信じます

是非、皆さんにも、応援をお願いしたいと思います

 

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縁の花 第416号 「小沢一郎が嵌められた検察の罠」

 

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縁の花 第426号 「日本未来の党の大敗 そんなあほな〜日本人は滅亡を選択したの」