縁の花

(21世紀に咲く智恵の輪)

第430号

日本未来の党の敗戦を分析しました

∞「日本未来の党が大敗した理由 

マスコミにやられました」∞

2012年12月16日の衆議院議員選挙で

日本未来の党は、まさかの大敗しました

それは、2013年の正月になった今も

日本未来の党を支持した、一市民の俺さえ、堪えていますが

61議員あったのが、9議員ですから

落選した議員達は、本当に大変だと思います

 

また、その大敗を受けて

再び、マスコミには、ぼろくそですが

日本の未来の党は、滋賀県知事の嘉田由紀子さん達と

小沢さん達、「国民の生活第一」に、早々と分裂しました

 

それで、旧「国民の生活第一」の人達は

12月27日、党名を「生活の党」に変え

代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森裕子参院議員へと

変更することを総務相に届け出ました

 

要するに、新しく、森裕子(ゆうこ)参議院議員を代表にして

生活の党を立ち上げました新しくスタートしたのです

 

ですが、この事は

もちろんイメージ的には

非常にまずいと思います

 

マスコミは、嘉田氏らが「名」を取り、政党交付金という「実」を

小沢氏らが取る格好の決着になったものとみられていると言って

小沢一郎が、また党を割った

嘉田氏を利用しようとして、意外と人気がない事が分かると

あっさり捨てた

お金目当ての分党だと

攻撃していますが

俺としては、多くの阿修羅の掲示板の人達も書いているように

生活の党として、再出発するのは、大賛成です

 

後で、分かれるぐらいなら

今、分かれた方がいいですし

警察とも戦っている

森裕子参議院議員が、代表になった事は

かえって良かったと思うのです

 

さて、余談はここまでにして

そろそろ本題に入りますと

新しく生まれた生活の党ですが

去年の年末、日本未来の党として戦って

何故、あんなに負けたのか

どう分析しているのかも分かりません

当然、分析はしていると思いますが

そんな発表はしないからです

 

でも、阿修羅の掲示板の皆さんは

本当に、素晴らしいです

いろんな意見を書いていて

俺も、納得できるものが多いです

 

それで、それを参考にして

皆さんと、一緒に、考えてみたいと思います

今後に、生かしたいと思うのです

 

それで、早速

まず、大敗の理由ですが

皆さんの意見が、一致しているのは

マスコミにやられたと言う事です

 

と言うのも、小沢裁判の勝利で

完全に無罪になっても

あれだけバッシングしていた事に対して

まったく謝罪もしないどころか

無視していたマスコミは

滋賀の嘉田知事と小沢一郎さんが組んで

日本未来の党を立ち上げると

今まで、「無視」「スルー」「シカト」していたものが

掌を返したように

日本未来の党は、小沢の傀儡だ

小沢が裏で主導している政党だと

激しく攻撃しました

 

これに、衆議院議員選挙の衆院選が公示された12月4日

日本未来の党の比例区での名簿の届け出が混乱した不手際もあって

マスコミに、日本未来の党は、大失態と非難されて

誕生したばかりの新党、日本未来の党は、イメージを

悪くしたのです

 

これは正直言って、一般の有権者に与えた

マイナスイメージは大きかったと思います

 

しかも、それよりももっと応えたのは

マスコミが、第3極の政党は、日本維新の会とみんなの党で

まったく、日本未来の党に対して

眼中にないような報道をした事でした

 

しかし、これは、どう考えてもおかしい事でした

未来の党は、衆議院議員が、61名なのに対して

維新の会、みんなの党は、10名程度です

何故、第3極として、扱わないのか

不思議だったのです

 

でも、それに対して

マスコミは、まったく確証がない世論調査で

日本未来の党が、1%とか0%と言う数字を口実にして

正当化しました

維新の10%、みんなの党の7%に比べても

低いので、第3極とは認められないというのです

 

だけど、それも変です

ヤフーやロイターのアンケート調査では

日本未来の党は、なんと自民党よりも多い数字を

常に獲得していました

選挙直前でも「未来の党」支持率は

ロイター35%、ヤフー44%で断トツだったのです

 

だから、そういった事は、最後まで隠して

まったく日本未来の党の事を

報道しないというのは

本当に、おかしい事でした

 

はっきり言って

石原慎太郎が、維新の会に参加して以来のごたごたで

おかしくなった日本維新の会が、第3極として

報道されるのに対して

日本の未来の党が無視される事は

マスコミの公平性・中立性という面で見ても

俺から言わせたら、とても不公平だったのです

 

これでは、ネットをみない人達が

日本未来の党を支持しないには

俺は、仕方なかったと思います

 

いえ、これは、そんなものではありません

マスコミの行動は、もっと悪質で

俺に言わせたら、不正選挙だともいえます

 

なので、皆さんの中には

マスコミの責任にするのは

おかしいとお叱りを受けるかもしれませんが

俺は、マスコミに負けたと言いたいです

 

そんなマスコミの報道姿勢が分かっていたのに

十分に対策、反論をしなかった事が

一番の敗因だと思います

 

是非、この事は、皆さんも

その報道に接しているので

一度、公平だったのか、どうかという視点で

考えて頂けたら幸せです

 

 

∞「日本未来の党が大敗した理由 

戦後最低の投票率と小沢隠しの失敗」∞

2012年12月16日の衆議院議員選挙

マヤ歴の長期暦では、人類が滅亡すると騒がれていた

12月23日の1週間前に

日本未来の党は、大敗しました

 

この事は、俺自身としては

本当に、人類が滅亡するかもしれないと覚悟した

衝撃の出来事でしたが

その最大の敗因は、マスコミの報道

不正選挙と言ってもおかしくない

維新やみんなの党と比べても

圧倒的に、不公平な報道姿勢にあった事は

前号で書きました

 

しかし、もちろん、敗因は、マスコミだけではありません

小沢一郎に対する3年半にも及ぶ

マスコミの異常なバッシングを見ても

マスコミが、日本未来の党に対して

好意的な報道をしない事は、十分予想された事でした

 

なので、それを想定して、戦わないといけないし

そんなマスコミの姿勢を

選挙の期間の時に、批判すべきだったと思います

マスコミを敵にする事が、本当に大変な事は分かりますが

やっぱり、言うべきだったと思います

 

そうしたら、マスコミには、公平性、中立性を保たないと

いけないと言うルールがあるので

国民の目を気にして、もう少し改善して頂けたと思うのです

 

また、二つ目の理由として、マスコミの報道によって

戦後最低の投票率に誘導された事もあります

 

と言うのも、何回も出された世論調査の結果

自民党が、圧倒的に勝つと言う報道で

一般の国民に、どうせ自民党が勝つなら、と言う事で

選挙に行く気をなくした人は多かったと思います

 

それと、もう一つは、今回の選挙の争点が

脱原発、消費税増税、TPPの参加問題だったのに

マスコミが、うまく誘導して

景気回復を争点にした事で

有権者が、訳が分からなくなって

選挙に関する関心をなくさせる事に

成功した事も大きかったと思います

 

だって、自民党も民主党、公明党も

消費税増税賛成で

脱原発も口だけで、本当にやる気はなく

TPPも、参加するでは

争点になりませんし

第3極で、脱原発、消費税増税、TPP参加問題に

対して争わないといけない

維新会、みんなの党も、日本未来の党も

維新の会や消費税増税賛成

みんなの党、維新の会が、TPP賛成では

第3極として、まとまる訳がありません

 

これでは、脱原発、消費税増税、TPP不参加は

実現不可能だと言う事で

国民が、関心をなくすのは当たり前です

裏で、自民、公明、民主の三党合意から

突然の年末の解散まで

裏で、シナリオを書いている官僚、財務省が

頭がいいのだと思いますが

見事に、投票率の低下に成功したと言えると思います

 

これで、経済界や、いろんな団体からの

安定している組織票を持っている自民党

創価学会の票を持っている公明党

労働組合、連合を持っている民主党が

圧倒的に有利で、他の政党には、不利ですが

特に、誕生して、1週間の未来の党が

国民にその名前が、浸透せずに

浮動票に一番期待していた日本未来の党は

大敗したと言うのです

 

でも、それは、未来の党が負けたというよりも

日本国民が、負けた事だと思いますが

とにかく、投票率が低かったと言う事は

日本未来の党には、痛かったのです

 

また、三番目の理由として、日本未来の党の

二枚看板の一人、小沢一郎を

選挙期間の間、特に、前半隠した事だと思います

 

ただ、これは、日本未来の党を作るにあたって

代表になってくれた嘉田滋賀県知事との約束で

小沢一郎は、無役で、表に出ないという約束だったので

仕方ない面もありましたが

結果的には、失敗でした

 

何故なら、小沢一郎が表に出なかった事で

自由党の時には、658万票

民主党の時には、1千万票と呼ばれている

比例区の大票が

日本未来の党では、342万票と

激変したからです

 

これは、俺にも意外な事でしたが

警察、裁判所、マスコミの異常なバッシングで

1千万と言われている小沢ファンの支持は

判官贔屓もあって、強固になっていると思っていましたが

結果的には、違っていた事になります

 

小沢一郎に投票した事のある有権者は

マスコミのバッシングの影響もあるのか

今回は、小沢一郎の日本未来の党に投票しませんでしたし

それでも、小沢一郎を応援していた人も

小沢一郎が、選挙の間、殆ど、顔を見せない事で

結局、投票して貰えませんでした

 

イメージ戦略でいえば

嘉田滋賀県知事の知名度は、全国的にみれば弱く

期待していた反原発の人達の票も

どうせ、日本未来の党は、票目当てで

反原発を訴えていると思われて、なかなかとり切れず

維新の会の橋本徹さんやみんなの党の渡辺喜美さん程の

強烈な個性がなかった嘉田さん率いる日本未来の党は

負けてしまったのです

 

小沢さんを隠すのではなく

どんなにマスコミに批判されても、小沢さんを出すべきだったのです

これが、3番目の理由なのです

 

でも、他にも考えれば、理由はあります

それを、阿修羅の掲示板では

兵頭正俊氏という人が

日本未来の党の敗因という事でうまく書いているので

ご紹介しますと

@新党から選挙まで時間がなかったこと。

A新党名に、せっかく浸透した「国民の生活が第一」を完全に捨てたこと。(「生活党」がよかった)

B選挙直前の飯田のドタバタ劇

C新党での小沢隠し(これは敗北のセオリーだ)

D御用メディアの日本未来の党隠し(「維新」大宣伝)。

E御用メディアの消費税増税、原発、TPPのテーマ隠し

F御用メディアの自民党圧勝の予測報道(選挙妨害)と、無党派層への棄権の誘導

GFの結果、実現した最低の投票率、等である。

 

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