縁の花

(21世紀に咲く智恵の輪)

第435号

ネットのアンケート調査

日本未来の党 1位の謎

∞「日本維新の会、みんなの党の

躍進本当ですか」∞

前号で、自民党の躍進に対する疑問について

書かせて頂きました

 

しかし、俺が、もっと納得できないのは

日本維新の会や、みんなの党の躍進です

最低投票率の中で、何故か、維新の会とみんなの党には風が吹いて

維新の会、54議席、みんなの党、18議席と勝利しましたが

これは、本当でしょうか

 

と言うのも、俺は、大阪なので

確かに、俺の両親は、小選挙区では、知り合いの自民党でも

比例区では、維新を支持した事で分かるように

維新は、橋本市長の地元の大阪では、ある程度は

人気があるのは分かります

 

でも、選挙前に、維新の会は、衆議院議員を集めた頃から

支持率が、急速に低下した事は、マスコミの調査で分かっていました

以前は、雑誌の中には、自民党に勝利すると言っていたのが

4%、5%に急落したのです

 

その上に、いざ、選挙になると、まったく政策が違う

東京都知事の石原慎太郎の太陽の党と合流した事で

もうめちゃくちゃでした

完全に、ぶれてしまって

ますます、急落したのです

 

しかも、石原代表が、維新の公約である脱原発依存

"2030年代までにフェードアウト")を掲げているのに、

それを否定する発言をした事や

選挙の終盤には、「最低賃金制の廃止」を明言するなど

これは、暴挙としかいいようがありませんでした

 

最低賃金が廃止されたら

今の時代は、なかなか社員にはなれないので

アルバイトで生活している多くの人の生活は、一体どうなるのですか

小泉首相の元で、日本経済をおかしくした

側近の竹中平蔵の考えでしょうが

これを知った多くの人が、呆れてしまったと思います

 

これを実現させたら、日本のアルバイトしている人の賃金が

どんどん下がるのは

目に見えています

とても、多くの人が、支持できる党では

なくなっていたのです

 

なので、そんな政党が、地元の大阪でも勝てるはずがなく

ましてや、ブームにもなっていない全国で勝てるとは

橋本代表さえ思っていませんでした

それが、証拠に、橋本徹代表は

全国に派遣していた大阪府や大阪市の地方議員を

大阪に戻す行動をして負けを覚悟していたのです

 

また、それは、みんなの党も同じでした

前回の参議院選挙では、比例での得票数が

公明党を上回り、改選第三党となったみんなの党も

選挙区3人・比例区7議席の10人では

参議院でも、大きな影響力はなくて

それ以降は、鳴かず飛ばずでした

まったく活躍出来なかったのです

 

だって、その証拠に

みんなの党は、選挙前から

維新の会と組む事に必死でした

単独では、今回は、とても勝てない事が分かっていたので

維新の会から、議員を引き抜かれたり

解党を求められるような

馬鹿にするような事をされても

しがみつこうとしていたのです

それだけ、人気がなくなっていたのです

 

また、この両党で忘れていけないのは

維新の会の公約は、消費税の増税は、地方税なら賛成で

TPPも賛成

みんなの党の公約は、消費税増税は反対でも

TPPの速やかな交渉参加

という公約だった事です

 

しかも、どちらの党も、原発は反対だと言う公約でも

その本気度は、疑問でした

 

何故なら、橋本代表は、途中で、既設の原発は30年代までに

フェードアウト(消失)」

と言う公約を、石原慎太郎代表に言われて

修正しましたし

みんなの党は、20年代原発ゼロと言っていますが

それを実現できる可能性は、まったくありませんでした

 

だって、両党とも

選挙結果によっては、自民党の連立を考えているのは

見え見えだったからです

脱原発、消費税増税、TPP賛成に

本気で、反対するとは思えなかったのです

 

いえ、もうすでに

自民党、公明党、民主党の一部、野田派、維新の会、みんなの党は

裏では、支配層、財務省によって

繋がっていました

マスコミは、その事を隠していましたが

国民の中には、うすうす気が付いている人も

結構いたのです

 

しかし、それに対して

日本未来の党は、違います

公約は、脱原発、消費税増税反対、TPP反対です

これが、明確になっている唯一の党だったのです

 

しかも、公約を、選挙で終わった後

覆す事も、まず考えられませんでした

 

何故なら、日本未来の党の大半は

生活第一の議員達で

その議員は、民主党が、消費税を増税するのは

マニフェストに違反しているという事で

政権与党だった、民主党を離れた議員達です

 

そんな議員が、脱原発、消費税増税反対、TPP反対の

公約を保護にする事は、考えられない事だったのです

 

なので、国民の民意は

脱原発、消費税増税、よく分からないTPPには慎重という考えが

圧倒的に、多い事は、分かっている中で

第3極の政党の中で

維新の会、みんなの党の躍進と

日本未来の党の大敗は

冷静に考えても、本当に不思議な事でした

考えられない事だったのです

 

∞「ご存知でしたか。ネットのアンケート調査

では、日本未来の党は1位だったのです」∞

前々号と前号で、自民党の大勝と

維新の会とみんなの党の躍進と

日本未来の党の大敗の不思議さについて

書かせて頂きました

冷静になって、分析してみたら

こんな選挙になるとは思えないのです

 

しかし、大半の国民が

その結果を、当然の事として受け止めたのは

新聞やテレビで、繰り返された

世論調査の結果が

選挙結果と、見事に一致したからだと思います

「やっぱりね」と、言う事になったのです

 

でも、その結果を、素直に受け入れない人達がいました

ネットをしている人達です

彼らは、マスコミが、洗脳していた

自民党の大勝、維新、みんなの党の躍進、日本未来の党の大敗と言う

一種の洗脳から、離れていたので

別なデーターを持っていたので

素直に、納得しなかったのです

 

と言うのも、確かに、新聞の世論調査では

自民党が、一位で、民主党が、ニ位

第3極と言われている中では

維新の会やみんなの党に対しても

日本未来の党は、負けていましたが

ネットの、ロイターオンラインの調査や

ヤフーのみんなの政治のアンケートでは

まったく違っていたからです

 

何と、ご存知のない人には

とても信じられないと思いますが

ネットのサイトでは、どこか調査しても

見ている人達に、支持政党は、どこですかと

クイックして貰うと

生活第一、誕生したばかりの日本未来の党は

自民党よりも、人気がありました

多い時は、30%から40%あって

自民党に、勝利しているか

均等だったのです

 

しかも、そのネット調査は

「調査母体が無作為抽出ではなく積極的に回答したい層になる」

「インターネットの普及率がまだ広範囲ではない」

と言う問題点はありますが

同じコンピューターで、同じものに投票できないので

内閣府でも、現時点で世論調査が直ちにインターネット調査に

置き換えられる可能性はほぼないとしていますが

十分に、参考になることは認めています

それが、まったくでたらめな事はありえないのです

 

いえ、このネット調査でも

突然、組織力がある自民党は

選挙の直前に、自民党が、日本未来の党に負ける訳にはいかないのか

ある晩、何かの不正、多くの人に、ネットで支持をさせたのか

急激に、支持がアップさせた事はありましたが

お金もなければ、組織のない未来の党には

とてもできない芸当でした

それは、皆さんも分かると思うのです

 

ですから、ヤフーでも、ロイターでも

どこのサイトで調査しても

日本未来の党は、勝っていたのは

まぎれもない実力が

ネットの世界では、日本未来の党には

あったと言う事なのです

 

だから、実際の選挙でも

これだけネットで人気のある未来の党が負けるとは

俺は、まったく思っていませんでしたし

同じように、思っていたネットをしている人達は

多かったのです

 

何故なら、新聞や、テレビの世論調査は

固定電話に電話して

聞くと言うもので

今の21世紀に、とてもそんな方法で

ちゃんとした数字が分かるとはまったく思わないからです

 

だって、これは、電話で、

突然、コンピューターの声がする

アンケートに答え経験がある人なら

分かると思います

 

一回目なら、もの珍しさもあって

親切に丁寧に答えたとしても

二回目、三回目となると

イライラして、途中で切ってしまいます

余程、暇な人でしか、最後まで応えないのです

 

その上に、電話のアンケートは

アンケートの内容をいじるだけで

都合のいいように、いくらでも操作できます

 

例えば、質問で、支持する政党は

どこですかと聞くとしたら

最初に聞く政党が、自民党なら

それだけでも有利ですし

日本未来の党が、最後なら

それだけでも圧倒的に不利なのです

 

しかも、いくらでも、捏造、嘘の結果を発表する事もできます

アンケートの内容とは違っても

極端な話、マスコミが、嘘の結果を言っても

罰則はありません

 

いえ、マスコミが、同じアンケート結果を

利用しているのかも知れないのです

 

それで、マスコミが、長年の小沢一郎の

バッシング報道で分かるように

必死で、小沢一郎と、その仲間の議員達を

潰そうとしているのは

見え見えなので、

何とか、世論調査の結果では

未来の党には、支持ないと思わせて

実際の選挙で、予想が外れたら

まだ、政党を決めていない、4割、5割の有権者は

未来の党を直前に、支持したと言う逃げ

言い訳をするだろうと思っていたのです

 

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縁の花 第433号 「こんなに疑惑あるのに不正選挙だと証明するのは難しいです」

 

縁の花 第434号 「信じましょう。日本国民の民意を滅茶苦茶
にした不正選挙を、天を許すはずないです」

 

縁の花 第435号 「ネットのアンケート調査 日本未来の党 1位の謎」

 

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縁の花 第437号 「皆さんも、疑惑感じたら不正選挙と戦いませんか」

 

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