縁の花

(21世紀に咲く智恵の輪)

第464号

主権回復と屈辱の日

∞『2013年4月28日は、
「主権回復の日」と

「屈辱の日」として願いました』∞

2013年4月28日は、今までの4月28日とは少し違いました

 

と言うのも、安倍晋三首相が、

昭和27年にサンフランシスコ講和条約が発効し

日本が独立を回復した4月28日を「主権回復の日」と位置づけ

政府が同日に都内で式典を開くことを提案していたものが

閣議決定し、正式に開催が決まったからです

 

それで、「主権回復の日」と言うのが、

政治の世界で、クローズアップしていました

今まで、「主権回復の日」の日は

別に、注目された事もなかったのに

この事で、日本国内で、沖縄の特別な感情も含めて

いろんな思いが爆発している感じなのです

 

しかも、それに、日本だけでなく、中国、韓国、米国も

関わってきました

日本が、「主権回復の日」を通して

日本は、独立国なんだ

戦争には負けたけど、もう60年前に

独立しているのだという事を認識する事で

米国の植民地ではない

韓国、中国に、何でも謝るのではなく

ちゃんと、国益を追求すべき事はして

発言すべき事は、発言しないといけない

そんな空気が、日本に、生まれる事を

安倍首相がしようとしている事を

中国、韓国、米国は、敏感に感じて

「主権回復の日」では、抗議できないので

靖国神社の参拝問題なので

抗議をしている感じです

 

日本が、今までの日本とは違って

どこかにオドオドしている事がなくなって

堂々とする事が、本能的に嫌なのだと思うのです

 

しかし、俺自身は、戦後、もう65年以上が経過し

日本が、連合国から、独立してからも、

60年が、経過しようとしています。

 

そろそろ、戦前の日本や、戦争をしていた時の日本は、

すべて、何でも悪かったという事を、見直す事は、とても大切な事だと思います。

 

ただ、日本が、米国のハワイにある基地、真珠湾を攻撃して戦争を始めたのは事実ですし、

中国に対しても、他の欧米諸国と同じように、侵略した事も事実です。

それが、中国全土の対日抗戦に繋がりました。

 

それに対しては、日本にも言い分はありますが

日本人として、本当に反省しないといけませんし

日本の責任は、認めるべきだと思います

 

特に、日本は、地勢学から言っても

大陸国家ではなくて、イギリスのような海洋国家なので

大陸、韓国、中国に、進出しても

中国、ロシアなどの大国には、勝てません

いろんな不利な事が多いのです

 

なので、大東亜戦争で負けて

明治維新以後、何十年も積み重ねてきた

中国の占領地域、満州、朝鮮国などを

一気に、失うのも、歴史の必然だったと思います

いずれ、必ず、そうなる運命だったのです

 

だから、俺は、その事は、日本人として

1億人、全員が、共有しないといけませんし

学校でも、ちゃんと子供達に教えないといけないと思います

日本は、もう2度と、大陸に侵攻しない事は

宣言すべきだと思うのです

 

しかし、その当時の日本は、何でも、かんでも悪かったという訳ではありませんし

殆どのアジア諸国が、欧米諸国の植民地になった中で

独立を守り通し

黄色人種として、世界の一等国になっていた事も事実です

 

それが、他のアジア諸国、アフリカ諸国にも

大きな影響を与える事ができたのです

それは、自信を持ったらいいです

 

その上で、そんな日本の復興を

世界が、受け入れてくれた事に

心から、感謝しないといけませんし

日本は、独立国だと言う事

自覚しないといけません

米国の植民地ではないのですから

もう、それは、卒業しないといけないと思います

 

ただし、日本が、主権を回復した日

沖縄は日本の施政権から分離され

アメリカの軍事支配下に放置された事で

日本人、大和の人達に

屈辱を感じて

「屈辱の日」としていた事は

俺自身、今まで、まったく知りませんでした

沖縄の人達の思い、絶対に忘れてはいけないと思います

 

そんな沖縄の人達の思いは

残念ながら、本土の俺には

米軍の基地問題を含めて分かりませんが

沖縄の人達の気持ちは、絶対に理解しないといけないです

 

もし、あのまま、沖縄が、日本に返還されず

米国の支配化のままだったら

沖縄の人の感情は

どうだろうと考えたら、それは、分かると思うのです

 

だから、これからは、4月28日は

「主権回復の日」と「屈辱の日」二つの日として

戦前の日本の御霊、英霊、

日本の主権が回復した事を本当に喜んだ御霊達や

その事に、屈辱を覚えた御霊達の事を心から願って

済度人「キク」として、済度させて頂こうと思います