縁の花

(21世紀に咲く智恵の輪)

第469号

もう、国策捜査の冤罪事件は、
我々日本国民が止めさせるしかないです

∞「ご存知ですか、福島県知事に対する
国策捜査の冤罪事件がなかったら、原発事故は防げたのです」∞

前号で、鈴木宗男さんの事件や

リクルート事件で

支配層、米国が、手先である東京地検特捜部などを使って

国策捜査をして、日本の政治家を、潰している事を書かせて頂きました

冤罪は、田中角栄さんのロッキード事件や

小沢一郎さんの陸山会事件ではなかったのです

 

また、この冤罪で、鈴木宗男さんは

自民党の新しい実力者になろうとしていたのに

自民党を離党しないといけなくなって、離党した後は、

裁判の結果、有罪者として扱われながら

北海道の地域政党 新党大地の代表としてがんばっていますが

所属している議員は、少数で、常に苦労していますし

江副浩正さんも、自分が、一から創業した

リクルートの会長を辞め、株も、泣く泣く、手放した後は

一切、表に出られなくなりました

 

しかし、それでも、不動産業や株で成功して

兜町の寵児と言われていたそうですから

江副浩正さんは、余程の実力はあったと思いますが

それだけに、亡くなった時は、無念だったと思います

二人は、冤罪で、大きく人生を狂わされたのです

 

だけど、俺は、田中角栄さんや小沢一郎

鈴木宗男や江副浩正は、まだいい方だと思います

 

何故なら、彼には、大物だった上に

大きな事件になったので

国民の多くは、マスコミの報道で

誤解しても、真実は、違うのではないかと疑う人は

支持者や専門家の中にいて

冤罪だと気付く人もたくさんいました

 

それらの人は、熱烈に、彼らを支持しましたし

彼らも、お金を、持っていました

裁判の費用も、生活に、困る事もありませんでした

 

なので、人の人生の幸せ、不幸は、ただ、まじめに

マスコミに、悪人だと報道されなかったら

幸せだという事ではないので

俺は、この4人は、冤罪で、苦しんだとしても

分かる人には、分かって貰えて

あの世に帰ったら、魂になったら

すべての真実は、分かるので、魂では

ものすごく幸せだと思うのです

 

しかし、国策捜査の冤罪になった人は

そんな大物だけではありません

殆どの人が知らない、県単位、市単位で

マスコミにも、そんなに報道されずに

今も、苦しんでいる人は、たくさんいるのです

 

というのも、俺に、それを教えてくれたのは

福島県の知事だった、佐藤栄佐久が、逮捕された事件でした

 

これは、検察によると

佐藤栄佐久は20001月、県の建設政策を司る当時の土木部長・坂本晃一を

知事室に呼びつけ、双葉郡に建設予定だった木戸ダムの工事を

前田建設に発注するよう促し

前田建設は協力関係にあった

小沢裁判で、有名になった水谷建設を介して

佐藤栄佐久の実弟・佐藤祐二が社長を務める三東スーツから

8億7千万円で広大な土地を購入

つまり佐藤栄佐久は前田建設にダム工事を発注し

前田建設はその見返りとして、弟の三東スーツを迂回して

佐藤栄佐久に賄賂を送ったというのです

 

でも、裁判によって、新明した事は

まったく、逆の事でした

佐藤栄佐久氏の著書『知事抹殺』に詳しく書かれていますが

まず、佐藤栄佐久の家宅や身辺を捜査しても、

栄佐久氏自身が金を受け取った形跡がどこにも見当たらず

支持者の取り調べからも選挙資金に使われた証拠が出てきませんでした

 

しかも、そもそも、'76年に福島県知事だった木村守江が収賄事件を起こして以来

県の公共工事は二度と知事が収賄できないようなシステムに改変され

知事は公共工事について指示する事も、入札情報を知る事も出来ないようになっていたそうです

 

その上に、肝心な賄賂になった土地も

水谷建設は土地を商業地として買い取った土地で、商業施設が建設し

間もなくその土地は96千万円で転売され、

さらにその後もう一度転売された時は、12億円以上の値が付いた。

当初の購入価格8億7千万円をゆうに上回る価値がついたというのです

 

これでは、素人でも、無罪だという事が分かりますが

ここでも、検察は、脅迫だらけの非人道的な取り調べで

本人に、検察聴取により全面的に自身の関与を認めさせ

支持者や関係者に、無理やり自供させて

裁判所は、それを、証拠として、有罪にしたのです

 

しかし、俺は、ここで、皆さんに、分かって欲しいのは

この佐藤栄佐久の事件は、鈴木宗男さんやリクルート事件とは違って

大半の人は、知事の汚職程度では、関心を持っていなかった事です

 

ですが、その事件が、ネットで、急速に知られるようになったのは

3月11日に、東北地方太平洋沖地震で起きた

福島の原発事故の悲劇の為でした

 

この原発事故によって

原発事故が起きる前の知事

2006年9月に、5期目の任期途中での辞職した

佐藤栄佐久さんの原発に関する姿勢が注目されました

 

というのも佐藤栄佐久知事は、長い知事としての活動の中で

自治体がないがしろにされる原子力政策に気が付くと

プルサーマルの事前了解をしていましたが

安全運転の条件がとうてい守られないと判断すると凍結する事に決め

東電や原発を監視すべき保安院が、原発を推進する経産省の一組織である事によって

監視が手ぬるくなっている事を批判して

東電や国家、官僚達と、一知事の身分で、戦っていました

 

佐藤栄佐久氏は、官僚の脅してある

交付金のカットにもゆるがず

国の原子力政策を批判し続けた

汚職どころか、立派な知事だったのです

 

しかし、それは、メンツをつぶされた東電や

経済産業省・資源エネルギー庁、原子力・安全保安院ほか研究機関や

関連業界を含めた『原子力ムラ』にとっては

『福島のおかげで国と地方の地位が逆転した』というほどやっかいな存在で、

許せない事でした

 

それで、例のごとく、マスコミを使って、非難させて

やがて法務省の特別機関である東京地検が

佐藤栄佐久氏を知事の座から引きずり下ろすべく策動を始める

これが、真相だと言うのです

 

なので、もし、佐藤栄佐久さんが5期も知事を務め

2011年の時にも、6期目の知事か

佐藤栄佐久知事の政策を実行する人が、知事を務めていたら

原発事故は、もしかしたら、防げる可能性は十分ありました

 

それほど、あの当時の佐藤栄佐久知事の原発に対する疑惑は

ピークになっていた上に、勉強もしていて

当然、県内の原発にも向けられて

知事の権限で、事故を起こした、古い原発は、大きく改善される可能性はありました

それ程の知事だったのです

 

だから、福島知事による、国策捜査の冤罪事件は、原発事故まで招いた

天からみたら、大罪なのですが

忘れては、いけないのは、この冤罪に関しては、福島で、原発事故が起きる事で

ネットの人達が、いろいろ書きこまなかったら

俺自身、まったく知りませんでしたし

多くの人も、知らなかった事だという事です

 

それぐらい、現職の知事の犯罪といえば

相当大きな事件なのに

注目をあびないのです

 

そこから考えても

俺は、まったく知られていない

地方や市のレベルでの冤罪事件は

本当に、情けない話ですが

この日本には、相当あると思います

俺を、是非、この事を、皆さんとして

共有したいと思います

 

 

∞「冤罪の柴野多伊三さんの御霊は、
今、小沢一郎さんの背景で、
戦っていると思います」∞

前号で、福島県の佐藤栄佐久知事に対する

検察の国策捜査による冤罪がなかったら

3月11日の東北地方太平洋沖地震による

福島の原発事故を、防げた可能性が

高かった事を、書かせて頂きました

 

日本のご先祖様、大和の先人の御霊達や

日本の為に、命を捨てた、英霊達と

大切な祖国を、穢された事に対して

一体となって、怒りを持って、書かせて頂いたのです

 

また、俺は、ここで、皆さんに知って欲しいのは

そういった、検察の国策捜査(こくさくそうさ)

捜査方針をきめる際に、政治的意図や世論の動向にそって検察

(おもに特捜検察)が(適切な根拠を欠いたまま)「まず訴追ありき」

という方針で捜査を進めることによる、冤罪事件は

実に、多いという事です

 

一説によれば、本当に、数えきれないほどあります

つい最近、冤罪が発覚した 東電OL殺人事件

植草一秀のチカン事件など

本当に、あると、考えられているのです

 

何故なら、それは、皆さんも、郵便不正事件で

厚生労働省の局長・村木厚子がやっていないのに

検察が、証拠を偽造してまでも

逮捕し、起訴した事で分かると思います

 

この事件で、発覚したのは

検察の体質、そのもので

検察は、組織ぐるみで

最初に筋読みをして事件の構造を作って、

その構図を実証するためには、

証拠の改ざんという絶対やっていけないところまで

平気で、手を伸ばす体質があるという事が、分かりました

 

一旦、捜査したら、後でしまったと思っても

引き返す事が出来ないのです

 

なので、国策捜査かただの検察の捜査なのかにかかわらず

検察、警察の捜査では、やってもいない人や

事件、そのものは、あったとしても

関係のない人も、逮捕、起訴する事は

想像以上に多い事は、なんとなくでも、皆さんも分かると思います

本当に、恐ろしい組織に、なってしまったのです

 

しかし、俺は、ここで、皆さんに、誤解して欲しくないのは

俺は、何でも、検察、東京地検が、逮捕した事件は

冤罪だと言うつもりはないと言う事です

 

これは、当たり前の事ですが

検察、東京地検の人達も、正義という基準で動いているので

多くの人は、犯罪をしたから逮捕していると思いますし

そういった事をしているから

小沢一郎や田中角栄などに対して、冤罪をする事もできます

国民も、信頼していたと思うのです

 

だけど、そうであっても、冤罪は、絶対にしてはいけません

一人でも、冤罪は、あっては、いけません

 

それは、皆さんも、足利事件や狭山事件なので

何十年も、監獄に入れられながらも

檻の中から無罪を訴えていた人が

無罪になったら、マスコミに、大きく取り上げられる事でも分かると思います

人、一人の自由を、何年も奪って

人生を変えてしまうのです

絶対に、あってはいけない事なのです

 

そして、俺は、もう一つ、知って欲しいのは

例え、それが、冤罪でなかったとしても

逮捕、起訴された人が、冤罪だと、確信して死んだら

それは、冤罪だと言う事です

 

と言うのも、俺のしている活動、済度では

絶対、忘れたら、いけない事がありました

 

それは、2011年に、自殺した

日本の政治家、実業家である柴野 たいぞう

柴野多伊三さんの事です

 

この柴野多伊三さんは、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」・「サンデープロジェクト」等に

たびたび出演した事があり、東京都第1区で、衆議院議員に1度なった事もある人ですが

実は、自殺する前に

初めて、ある人の紹介で、金沢済度に参加しています

 

しかも、その時に、済度人の人達に、自分は、無罪だと訴えて

その後、すぐに、自殺しているのです

 

なので、俺は、柴野多伊三さんが

金沢済度に、参加した時にいませんでしたが

何故、済度に参加した人を、すぐに自殺させてしまったのか

柴野多伊三さんの背景にいた、自殺しようとした御霊を

救わせて貰えなかったのか

今でも、残念で、仕方ないのですが

その思いだけは、絶対に、忘れないと誓っています

 

と言うのも、柴野多伊三は、自殺する前には

「命をかけて告発」「特捜部のデッチ上げ」と言う無念な思いを持っていて

新聞社、テレビ局に、「命をかけて告発したいという件がある」とする手紙で

東京地検の捜査手法などに抗議する旨の手紙が遺しているのです

余程の思いだったと思います

 

ただ、それでも、俺は、この柴野多伊三さんが、冤罪だとは言う事はできません

小沢一郎さんや佐藤栄佐久知事の場合なら

事件は、知られているので、

インターネットで、いろんな人が、調べていますが

柴野多伊三さんの事件は、まったくないからです

 

悲しい事ですが、分かる事は、2010921日に

柴野多伊三さん、自身が代表を勤める日本中油の架空増資と

未公開株をめぐる詐欺容疑で逮捕され

電磁的公正証書原本不実記録等供用の罪で108日起訴された事だけで

何とも言えないのです

 

だけど、柴野多伊三さんは、自分は、冤罪だと言い続けながら

命をかけて、告発する為に、自殺した以上

その思いは、本当に、重いと思いますし

そこまでしたのに、まったく、新聞、テレビは、取り上げなかったので

怨念は、ものすごくあると、思っています

 

しかも、それは、小沢一郎さんや、田中角栄さん、鈴木宗男さんと言った

結構、知られている冤罪事件よりも大きいです

 

何故なら、有名な人なら、味方になってくれる人もいますが

柴野多伊三さんの場合は、マスコミから、多くの人に

まったく、無視された状態だからです

 

なので、その恨み、呪いは、かえって、田中角栄さんよりも

もっと、大きいと思うのです

 

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縁の花 第461号 「小沢一郎議員は、もうダメですか」

縁の花 第462号 「小沢一郎の冤罪の真相追及は、
すべて日本国民の意識にかかっています」


縁の花 第463号 「小沢一郎の背景にいる御霊達と共に、
これからも戦わせて頂きます」


縁の花 第467号 「小沢一郎の冤罪と田中角栄の呪い」

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