縁の花

                      (本物を目指して心と心のネットワーク)

      第55号

                            ボリビアクラス

ボリビアという国が、この地球上にあります。

 が、縁の花の皆さんはどこにあるか御存じですか。

 実は紫陽花自身も縁ができるまではまったく知らなかったのですが、南米大陸にあります。

 南米大陸といえば、ブラジルやアルゼンチン、チリなどの国が有名ですが、ちゃんとボリビアも内陸部にあります。

 今度機会があれば、世界地図を見て欲しいのですが、面積でいえば、109・9万キロで、日本の3倍、人口は、紫陽花が見ている資料では380万人、国土の3分の1はアンデス山脈の中にある、豊かな鉱産資源がある国です。

 残念ながらまだまだ日本から見たら、国民自身は豊かではありませんが、自然に恵まれた素晴らしい国です。

 またこの国は本物という視点でみれば、もの凄くエネルギーの高い国です。

 日本で一番エネルギーの高いといわれている土地、沖縄のちょうど裏側になるそうですが、インカ帝国の一部として栄え、その遺跡も残されており、大変エネルギーの高い土地だといいます。

 このエネルギーは、東洋では気といいますが、それが特に高いボリビアの土地では、病気になる人が殆ど出ない所があるぐらい、不思議な国でもあるのです。

 が、ボリビアはそういった不思議だけど、日本からは遠い国ではなく、おそらく、これから皆さんとも、いろいろ係わり、縁が生まれてくると思います。

 いえ、もしかしたら紫陽花達だけではなく、日本に取っても、もうすぐ本当に重要な国になるかもしれません。

 ですから是非、皆さんにも覚えておいて欲しいと思います。

 というのも、紫陽花が何回も皆さんに紹介している知花先生が、今、このボリビアにもの凄く力を入れています。

 年に1回か2回ぐらいはこのボリビアに長期滞在して、日本の将来の為に、沢山の仲間とある活動をしています。

 それが実は農業なんです。

 しかし紫陽花がそう書けば、皆さんの中には、何だ、農業かという人がいると思いますが、紫陽花はそんな認識だけは改めて欲しいと思います。

 何故なら日本では考えられないと思いますが、もうすぐ世界的な食料危機が起きる可能性があります。

 それがいつ起こるのかは、紫陽花は知花先生ではないので分かりませんが、ちょっと冷静になって考えれば誰でも分かります。

 いつか詳しい資料を元にして皆さんに話したいと思いますが、今、世界は異常気象に苦しんでいます。

 中国では今年洪水と干ばつにみまわれ、米や大豆がまったく取れず、食料自給率が100パーセントだったものが、もうすぐ輸入国になろうとしていますし、米国でも寒波と熱風で穀物の先物市場の値段が上がっています。

 だからもうすぐ資料危機が起きますとはいいませんが、いつ起きても少しも不思議ではありません。

 だって発展途上国の人口は爆発的に増えていますし、中国のように、先進国並の豊かさを目指している国は増えています。

 もしインドや中国の人民が日本人並の贅沢な食生活をしたら、世界中の食料を集めても、とてもたりないといいますが、今、そんな可能性があります。

 中国の人民はどんどん豊かになっていますが、世界の穀物などの生産量はもう限界で、これ以上は増えません。

 いつか食料危機は、このままでいったら、かならず起こるのです。

 が、その時自給率が30パーセントという世界から見ても、極めて低い日本はどうなるのでしょう。

 日本の穀物の60パーセントを握っている米国が食料を輸出できないとなったら、日本はパニックになってしまうのです。

 たぶんその時には、皆さんもきっと困ると思います。

 しかしその時、多くの日本人が知らなかった国、期待もしていなかった国、ボリビアが助けてくれるかもしれません。

 ジャンボジェット機をチャーターして、大豆などの食料を送ってくれます。

 何百機もの飛行機に食料を一杯詰め込んで助けてくれるのです。

 しかもその値段も、食料危機に付け込んで、何倍も高騰した値段ではなく、本当に安い、良心的な値段です。

 早い話、いつか起こるそんな時の為に、多くの本物の仲間が、今から知花先生の元でボリビアで農業をしている訳なんです。

 が、皆さんはそれをどう思いますか。

 紫陽花の話を信じられないといって笑いますか。

 それは皆さんの判断に任せたいと思いますが、決して嘘ではありません。

 本当にそれが知花先生がボリビアに行っている大きな目的の一つなんですが、中にはそんな事は不可能だという人もいると思います。

 日本の人口は1億2千万ですが、その1割の食料を確保するとしても膨大な量の食物が必用です。

 そんなものを知花先生の元に何人集まっているか知らないが、わずかの人間で確保できる訳がない。

 そう考えても不思議ではありませんが、紫陽花はそういった人は、日本の農業の感覚で考えるからそう思うのだと思います。

 しかし実際は違います。

 ボリビアで知花先生達がやっている農業は、農業といっても日本の農業とは比較にならないぐらい広い土地を使っている大々農業です。

 行った事のあるクルーの話によると、地平線の見えない所までの広い土地を実際に耕して、大豆や放牧で牛や豚を育てています。

 紫陽花達MGの仲間の飯島さんは知花先生の息子さんと組んで花を育てているそうですが、これも凄い数だと知花先生自身が、8・13日に話してくれたビデオテープの中でいっていました。

 それでもまだまだ知花先生と一緒に農業をする人が少ないので、日本を救えるという程は大きくありませんが、何人もの人がある程度、もうすでに農業を軌道に乗せているという事を知って欲しいのです。

 しかも知花先生達の今までの努力は現地でも高く評価されて、信頼されています。

 現地の人達の見本になる、日本の技術も生かした農業のやり方は、サンタクールスなどの州知事にも評価され、物凄い信頼を得ている感じです。

 それが30万ちょうぶという想像もできないぐらいの広大な土地を、今度日本人の皆さんに任せたいという事になったと思いますが、紫陽花はそれがどのくらい広いのかは分かりませんが、ある人に聞いたら1ちょうぶは3000坪あるそうです。

 そこから単純に計算したら、何と90億坪という事になりますが、たぶん1つの県ぐらいの面積は最低でもあると思います。

 その広大な土地を耕すには、残念ながら人数が不足していますが、多くの本物の人が協力する事ができたら、紫陽花は食料危機から日本を救える可能性は十分あると思います。

 知花先生はそんな現実に可能な事しか行動しないのです。

 ですからこの30万ちょうぶの話は決して夢物語ではありません。

 何しろ知花先生がイメージする事だから紫陽花は近い内にかならず実現すると思っていますし、紫陽花にしろ、MGの多くの仲間にしろ、喜んで協力するからです。

 が、その中でも、特にボリビアとMGの窓口というか、縁の掛橋に成る役目を持っているのが、少し長くなるかもしれませんが、今から紹介する24名ぐらいのMGボリビアクラスの人達です。

 実はこの人達は95年の10月27日から11月5日までの10日間を掛けて、知花先生のいるボリビアに行っています。

 本来なら紫陽花もどうしても行きたかったのですが、30万というお金と10日間という休みが取れない紫陽花は行けなかったのですが、MGの森宮シニアや原先生、紫陽花と同じ清里クラスの岩名さんや、シニアの片腕として活躍され、今は環境保全研究所に勤めている塩野さん達を中心とした、紫陽花の知っている何人かのクルーが実際にMGを代表してボリビアを見て来ているのです。

 しかもそこで本当に数々の素晴らしい事を経験して来ています。

 その事を皆さんにちょっと話すと、まずボリビアの首都ラパスにある空港に付いたのですが、その空港が富士山よりも高い4500メートルの高原にあるそうです。

 その為についたそうそうメンバーの殆どは空気が非常に薄い為に1歩1歩ふらふらして歩いたそうですが、その時に空気のありがたさを実感したそうです。

 日頃、知花先生がいう、貴方がたは一瞬たりとも神から放れたら生きていませんという事とは、この事なのかと悟ったそうです。

 またサンタクルスではある孤児院を訪れた時、自分達から決して放れようとしない子供達を見ている内に、素直に自分達を受け入れてしまう姿に、本当の愛とはこういう事かと教わった気がしたといいました。

 ボリビアクラスの人達は、そんな素晴らしい経験をして来た訳ですが、何よりも素晴らしかったのは、もう現地に住み付いた農業をしているMGメンバーに会い、大農業の詳しい説明を受けた事です。

 それが飯島さんや江並さんになりますが、この人達はMGに参加している内に、知花先生の事を知り、今はボリビアにまで移住しています。

 しかもそこで大活躍しています。

 飯島さんは微生物の研究をしており、EM菌のような物を開発していますし、他のメンバーも生き生きと人生を楽しんでいるそうです。

 紫陽花が清里に行った時にお世話になった環境保全研究所で働いていた山田さんという女性は縦1キロ、横1・2キロの面積の土地を買い、農業をしていますが、彼女なんか紫陽花と年齢もあまり変わりません。

 そういった人達がMGボリビアクラスの人を仲間として大歓迎してくれたのです。

 これがボリビアクラスの人達が体験して来た事なんです。

 しかしこういった事は紫陽花が熱心に書けば書く程、いえばいう程、皆さんの中には、たぶん「MGの人間は10日間も掛けてボリビア行くのだから。よほど暇なのか」と誤解する人がきっといると思います。

 観光旅行に行っただけだとか、自分とは関係のない雲の上の話だと思っていると思います。

 でも決してそんな事はありません。

 皆さんにもこれから大いに関係のある事です

 何故ならMGの人達はお金持ちでも、暇な人間の集まりではないからです。

 いえ、逆に、そんな遠いボリビアの国なんかとは縁のない、皆さんと同じようなごく普通の主婦やサラリーマンの人が多いのです。

 たぶんMGに出会わなければボリビアに行く事はなかったと思います

 では、そういった一般の人達が何故ボリビアにまで行ったかという事ですが、皆さんにも分かるように種を明かせば、実はMGのシステム、卒業研修にあります。

 というのもMGでは1泊2日の12科目に及ぶカリキュラムが終わると、その時MGとの縁で知り会った全国のクルーが、時間と距離と空間を共にする為に、卒業研修をする事が義務づけられています。

 紫陽花達の時は、この卒業研修も国内クラスと海外クラスの二つに分かれていましたが、今は海外クラスしかありませんが、これで顔は見るけど、まったく話した事がない人達と親しくなり、

友達、同志が一度に沢山できるのです。

 紫陽花の場合もそれで清里クラスの仲間ができ、今も連絡を取り合っていますが、ボリビアクラスの人も同じです。

 これから一生ボリビアで深めた縁を大切にしていく訳です。

 しかしMGの卒業研修の目的は、ただクラスが一緒になった人達とずっと付き合っていけばいいというような簡単なものではありません。

 それだけなら観光旅行になるかもしれませんが、もっともっと大きな大きな目的があります。

 それが証拠に、折角海外に行っても、ほとんどのクラスの人達は、観光をしていません。

 ただ親しくなるのが目的なら、素晴らしい思い出ができる所で、メンバーが遊んでいればいいのかもしれませんが、紫陽花達のやっている事は逆です。

 香港クラスなんかは、ホテルから一歩も出ない日がほとんどで、現地の人から何しに外国にわざわざ来たのだ。日本人は変っているねと、笑われたそうです。

 それぐらい卒業クラスのメンバーは、ただの観光目的ではなく、真剣にある事に取り組んでいるのです。

 それが実は地勢学と呼ばれているものなんです。

 この地勢学というものは戦後マッカーサーの命令で消えた学問ですが、ボリビアならボリビア学、インドならインド学、紫陽花のクラス、清里クラスなら知花学や宇宙エネルギー、本物学になりますが、そういったものを一生掛けて、その時にクラスが同じ人と研究するのです。

 その国の歴史から始って、今のその国の現状や将来性を考え、紫陽花達MGや日本は主にビジネス面でどうやってつきあっていったらいいか。

 縁をどうやって深めていくか、市民レベルで草の根運動で相手の立場に成って考えているのです。

 しかもただ考えるだけでなく、実際に行動していますし、皆さんがびっくりするような成果も出ています。

 まさに知花先生の世界をまたに駆けているMGさんという言葉に相応しいぐらい訪問した国も沢山あります。

 遠い国でいえば、ギリシャやエジプト、インド、近い国なら韓国、中国の上海、北京、フィリピン、タイ、ベトナムなど・・・・・殆ど全部の国を回っています。

 またその成果も、モンゴルやインドでは何と国賓待遇で迎えられ、先方の首相や大統領などの要人とお会いしましたし、その国の財界の人達にもパーテイに呼ばれ、いろんなデスカーションをしました。

 つい最近のフィリピンクラスでも、植林と自動車椅子を何台か福祉団体の人達に渡す目的もかねて訪れ、現地の新聞やテレビで放送されました。

 要人でもフィリピン政府の大臣やラモス大統領婦人にも大歓迎されています。

 この海外卒業研修の事は、紫陽花の清里クラスの経験をふまえて、いつか別な機会に書きますが、MGクルーは決して物見の気持ちで行っていない事は理解して欲しいと思います。

 計画もすべてMG本部ではなく、卒業研修のメンバーが考えるのです。

 ですからボリビアクラスの人達も大変だったと思います。

 ボリビアクラスの場合は、クルーの誰かにボリビアの事を聞いたシニアの行きたいという声に賛同した人達が中心になったので、クルー自身が訪問国を決めた訳ではありませんが、将来MG全クルーの為に、ボリビアやボリビアの知花先生のグループとの縁を深めないといけないという大きな使命があるから真剣にやっていました。

 事前に知花先生を知らないメンバーの為に、8月13日に清里に行って、知花先生の話を聞いていましたし、計画も練っていました。

 その計画も最初は、知花先生の紹介で、ボリビアの大統領を訪問したり、サンタクルスの州知事に会ったりするというものでした。

 現地の人を招いてパーテイなども予定していたそうです。

 この内大統領は無理で、サンタクルスの州知事には会う予定で、紫陽花の知っているある主婦の人は挨拶役を任せられ、どうやっていいのかと悩んでいましたが、結局ボリビアで誘拐事件が起こるというハプニングで、それは実現しなかったそうですが、卒業研修のメンバーは、観光なんか比べられないぐらい一生の思い出に残る楽しい事を一杯経験できるのです。

 だからボリビアクラスは結局大成功でした。

 紫陽花はボリビアの事を縁の花で書く為に、帰って来たメンバーからいろんな事をしゅだいしましたが、興奮しながらいろんな事を話してくれました。

 そのボリビアクラスの人達の話を参考に、今、皆さんに縁の花で報告している訳ですが、ここで紫陽花が皆さんに是非考えて欲しい事は、これは皆さんにも大きく関係している、縁はすでにできているという事です。

 いえ、紫陽花は皆さんにもこの縁の花、「ボリビアクラス」をきっかけに縁を積極的に作って欲しいと思いますし、機会があれば一度ボリビアに行く事をお勧めします。

 何故ならそこに大きなチャンスがあるからです。

 というのもボリビアクラスでも一人早速移住して、農業をする事を考えたメンバーが出たそうですが、それだけではなく、万が一食料危機が起きた時でも、自分達の身内であるMGメンバー、1万2千人は何とかしようという話も出たそうです。

 正直いってまだまだ日本や人類は救えませんが、せめて身内である仲間は救いたいという事です。

 これがどこまでやれるかは、今後のボリビアクラスの行動にかかっていますが、紫陽花はきっと成功すると思います。

 MGメンバーだけでなく、もっともっと多くの人が将来救えると確信しているのです。

 そしてもしよかったら、そのメンバーの中に、この縁の花の読者である皆さんが、一人でも多く入れたらいいなあと紫陽花は今、考えています。

 今の紫陽花にはボリビアに関する情報しか提供できませんが、皆さんの中で、真剣に行動する人がいたらきっと凄い事ができると思うのです。

 でもそれには皆さんが協力してくれないとできませんが、少なくても紫陽花はボリビアにいる人達を紹介してあげる事ならできると思います。

 それならMGボリビアの人に頼めばいいからですが、これが海外クラスの使命でもあります。

 他のMGクルーが、ある事で橋渡しを頼めば、その国の卒業クラスの人が窓口になってできるだけの事はするという事に成っているからです。

 ですから紫陽花は残念ながらボリビアを訪問していませんが、ボリビアクラスの人が行ったという事は、紫陽花が行ったと同じ事になります。

 もしよければ、そんな素晴らしいメンバーを皆さんに是非紹介させて下さい。

 彼らは今後ボリビアで知花先生の夢である大農業を成功させる為に、わざわざボリビアまで行った素晴らしい人達だからです。

 では、皆さん今後も合縁で。・・・・・

              平成7年12月31日

 

追伸、ある人に聞いた話ですが、日本が本当に大変な時になった時、2万人から3万人もの人がボリビアに移住する事になるそうです。

 もちろんそうならないように、紫陽花にしろ、MGのクルーにしろ、皆さんにしろ、努力しないといけませんが、もしそうなった時、皆さんも行けたらいいですね。・・・・

 紫陽花もいつか皆さんとボリビアに行きたいと思いますし、国内クラスのメンバーが一つ海外を選ぶ事に成った時は、迷わずにボリビアを選びたいと思います。

 ですから紫陽花もボリビアクラスの一員です。

 ボリビアクラスの多くの仲間と一生を掛けてこの知花先生の事業にいつか本気で取り組みたいと思います。

 では、これで。・・・・・

 そして最後に東日の34号にボリビアの事が詳しく書かれています。

 そこの一部を本物情報に掲載しますので、読んで頂く事をお願して終わりたいと思います。

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