縁の花

        (本物を目指して心と心のネットワーク) 

                      第57号

                     岩戸開き

今、縁の花の読者は最初の頃とはまったく違っています。

 一度縁がある人とは、ずっと関係が続いていますが、面識が一回しかないという人もどんどん増えています。

 そういった人にも、本物の人なら、紫陽花自身が成長する為にも、読んで頂いているのですが、そういった人も3分の1はいると思います。

 ですからそんな人達に対して、ここで一度自己紹介をさせて頂きたいと思います。

 本来ならそういった事は、皆さんと縁、面識があるから必要とないと思っており、ご挨拶をさせて頂くのが遅れましたが、どうか許して欲しいと思います。

 では今から始めさせて頂きます。

 まず、紫陽花の年齢ですが、昭和37年12月23日の日曜日生まれで、現在33歳になります。

 また今何をやっているかという事ですが、本職はある会社に勤めているサラリーマンですが、MG活動や本物活動をしています。

 これはもう皆さんもよくご存じたと思います。

 そして趣味は何かといいますと、この縁の花を書く事や、いろんな本物の先生の話を聞くという事になりますが、他にも笑顔共和国や地球村なんかも入っていますが、こうして書いてみると、自分でも分かっていますが、世間一般の普通の人から見たら、何の面白みのない男だと思います。

 これでもMGや本物に出会う前は、少しはいろいろ遊んでいたのですが、今はこういったものには興味はありません。

 車も環境問題によくないのであまり運転しませんし、贅沢というものは嫌いです。

 といってそれではお金をためているのかといわれたら、これが、全然ありません。

 結構、本物活動やMG活動というものもお金のかかるものでして、MGの言葉に、MG貧乏(MG活動をやりすぎる為)というのがありますが、紫陽花もその一人です。

 でもそれでも紫陽花は幸せです。

 自分の思った通りの事を気楽にやっているからですが、両親には、好きな事ばかりしてと心配させているので申し訳ないと思います。

 まあ、これが今の紫陽花の現状ですが、名前は皆さんに改めていう必用はないと思いますが、岩谷正といいます。

 どうか、よろしくお願いします。

 とまあ、こうしてひと通りの挨拶を皆さんにさせて頂いた訳ですが、これからは紫陽花のいう本物らしくご挨拶をさせて頂きますと、実は、この岩谷正という名前ですが、紫陽花はまだこの名前に相応しい人間になっているとは思っていません。  

 一様父親の名前が岩谷正成ですので、そこから正という名前だけを貰ったという事になっているのですが、紫陽花は、紫陽花自身がある願いをこめて付けたと思っています。

 もしあの世というのがあるとしたら、そこで紫陽花自身が付けてこの世で生まれて来たと思うのです。

 ではその紫陽花の願いは何かという事ですが、それは岩谷の岩は、岩戸と考えて、岩戸を名前の正で、正しく開ける、これが紫陽花の本当の願いではなかったか。

 そんな願いで、紫陽花が生まれて来たのではないかと思っているのです。

 そしてそんな紫陽花の名字の谷は、そんな紫陽花の本物を目指す人生には、谷底もあるぞ。

 それに負けたらいけないぞ。

 だから岩と正の中に谷が警告の意味で入っているので岩谷正というのだと思います。

 少なくても紫陽花はそう信じている訳なんですが、実は紫陽花はこの名前はちょっと失敗したなあと思っています。

 せめて岩登正開さんとか、岩上正開さんにしておけばよかったな。

 そうすれば、あんまり苦労せずに本物の人生、道を昇れたのではないかと思っているのです。

 ですから皆さんにも岩谷ではなく岩登さんとか、岩上さんとして覚えて頂ければ、紫陽花は幸せです。

 が、ではそういっても、じゃ、この岩戸開きですが、実は紫陽花は自分が、もうこの岩戸を開けているのか、開けていないのか、どうかよく分かりません。

 岩戸を開くという事は、知花先生にいわせれば、肉体という岩戸から自分を開放し、自分が元々光輝く大霊の存在だという事に気が付く事だといいます。

 また地球村ならすべての存在は、植物も、物も、ヘドロやごみさえ、本来は光という存在から分かれたもの。

 それに気が付く事が岩戸を開ける事だといいます。

 その事を紫陽花自身がただ書くだけでなく、心の底から理解しているのなら、岩戸を開けているといえますし、そうでないのならまだ開けていないといえるとも思います。

 恥ずかしい話、それが紫陽花には今だに分かっていないのです。

 ただまだ開いていないとイメージしていたら、いつまでたっても開く訳がないので、紫陽花はもうとっくに自分の岩戸は開けたと思っています。

 自分の岩戸は開けたので、これからは紫陽花と縁のある人達の岩戸を正しく開ける段階になっている。

 紫陽花はそう思っているのです。

 ですから紫陽花はこの縁の花もそういったつもりで書いていますし、この縁の花は、天照御大神に岩戸を開けさせた、アメノウズメノミコトのつもりです。

 アメノウズメノミコトというのは、女性ですが、とにかくひょきんな女性で、踊り狂った姿に、八百万の神々が笑い出して、それに興味を持った天照御大神が岩戸を開けたのがで岩戸開きですが、紫陽花はこの神話からいくつかの事を教わりました。

 その一つは岩戸開きというのは、決して苦しい事ではないという事です。

 いえ、むしろ楽しいのです。

 笑顔共和国の福田純子大統領さんは笑顔で岩戸を開けたといいますが、紫陽花はそれは分かります。

 紫陽花がMG活動や本物活動を楽しんでいる内に、いつの間にか気が付いたら岩戸が開いたよというように、本来岩戸は簡単に開くものです。

 ここに苦痛は一つもありません。

 またこの岩戸は決して一人では開けられるものではありません。

 岩戸は八百万の神々が笑った事で開いたように、決して自分一人では開きませんし、偉い先生が一人いて、開けるものでもありません。

 MGや本物の集まりのように多くの仲間がいてこそ開くのです。

 そして最後に内側では苦痛はありませんが、外では岩戸が閉まって世の中が真っ暗になって苦しんだように、これからの皆さんの外側では、超大恐慌のような激しい経済危機が起きます。

 福田大統領に貰った資料では、それを数字にあらわすと人とは一(ひ)十(と)になります。

 この人になる事が岩戸を開くという事になるのですが、岩戸というのは数字にすると、一八戸(いわど)になるそうです。

 この一から八の時代が現在になるのですが、それを出て十にいくには九の時代、1990年代を乗り越えないといけません。

 この九は苦しみ、苦労するという数字の意味があります。

 だからたぶん皆さんの前、外側には多くの人と同じように大きな試練があると思います。

 持っている貯金や財産がなくなったりする人も出てくると思います。

 でもその時になくなったものを取り戻そうとしたり、そんな自分に対して失望する事も、嘆く事もありません。

 今までのお金を人よりも持たないといけないとか、必用以上に財産を持たないといけない。

 他人に馬鹿にされたくないという今の常識の世界から抜け出て下さい。

 そういった世界とは別の光輝く世界が、紫陽花のいう本物の世界です。

 皆さんが、そういった別の生き方に気が付いて、早く岩戸を開ける事を祈っています。

 では皆さん今後も合縁で。・・・・・・

          平成8年1月2日

  

 追伸、今、ミュータント・メセージという本が、本物の世界で話題になっています。

 これはマルロ・モーガンという米国人のある女性が、運命的に決っていた体験をした実話です。

 が、この内容は本当に衝撃的です。

 どこが凄いかというと、これが実話だという事なんですが、この小説の中で、オーストラリ

ア大陸で住んでいるアボリジアという原住民の人達が出て来ます。

 こういった原住民の人達はアメリカのインディアンも同じですが、長い間馬鹿にされていました。

 文明社会というものに決して馴染もうとしない遅れた民族そう思われていたのです。

 ですから彼らと一緒にしばらく暮してみようという人もなかなかいませんでした。

 でもマルコ・モーガンさんが、「真実の人」族と名乗っているアボリジアの人達と暮してみると、そこには驚く世界が待っていました。

 紫陽花のいう本物の世界、彼らは超能力者の集まりだったのです。

 しかも彼らの超能力というのが凄いです。

 ある時モーガンさんが、天に向かって、心の中で「ありがとう」といったら、真実の人達が「どういたしまして」と答えたそうです。

 ようするに真実の人達はテレパシーができる訳ですが、彼らはそれだけでなく、毎朝天に祈れば、必ず食べ物が不思議と与えられ、崖っぷちから落ちてどんなおおけが、太い骨が5センチも飛び出していても、たった一日で治してしまいます。

 皆さんがそういった事を信じられないと思いますが、読んでみれば分かりますが、すべて真実だそうです。

 が、その本の中で、紫陽花が一番凄いなあと思ったのは、彼らの考え方です。

 例えば彼らは自分の誕生日を決して祝わないそうです。

 それを何故紫陽花達、文明社会に住んでいる人間が祝うのかも理解できないそうです。

 でもでは彼らが祝わないかといったらそんな事はありません。

 彼らは仲間の一人が特別な才能を発揮したり、成長したりした時、人が向上した時には祝うそうですが、それも全部自己申請だそうです。

 成長したと思ったら、仲間に告げて、自分の名前を変えます。

 例えば「道具の作り手」から「道具作りの名人」といったぐあいです。

 だから彼らの名前も、上手に話ができる「語りぺ」とか「秘密の守り手」「裁縫の名人」「音楽の達人」というようなユニークな名前です。

 それが新たな才能を発見すると、また名前を変えます。

 素晴らしい事だと思うので、紫陽花もまねをします。

 皆さんに紫陽花の自己紹介を終わるに当たって、紫陽花の今までの人生の名前、今の名前、将来成りたい名前を聞いて貰おうと思います。

 まず大学の時の名前ですが、「ノストラダムスに興味のある大学生」「政治・経済に興味のある人」「文章を上手に書ける作家の卵」になります。

 それが5年前にMGに入ってからは「MGの1クルー」「平成の志士」「本物を目指す人」です。

 が、それが縁の花を書き始めた今は「人と人との縁を大切にするクルー」「文章で多くの人との縁を育てる名人」「笑顔や環境問題に取り組む本物の人物」になります。

 そして今、紫陽花が自分を成長させる為に目指している名前は「笑顔の素敵な人」「MGに大きく貢献した本物の志士」「本物を語れるプロ」です。

 早くそうなって最後に「日本や人類を救ったMGの志士の一人」として日本やアジアの人々に喜ばれる人物に成りたいと思います。

 では、これで。・・・・・・

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