縁の花

      (本物を目指して心と心のネットワーク)

                 第59号

                豊臣秀吉

    

 今、NHKの大河ドラマ、日曜日に夜8時から始まっている豊臣秀吉が話題に成っています。

 竹中直人というあたり役の好演で、1週間ごとに視聴率がどんどん上がっているみたいですが、縁の花の読者の皆さんの中にも、たぶん見ている人が多いと思います。

 約3分の1ぐらいの人は、視聴率からいっても見ている計算に成ります。

 が、そんな皆さんの中でも、紫陽花ほどこのドラマに熱中している人はまずいないと思います。

 というのは紫陽花はこの豊臣秀吉という番組が大好きです。

 MG活動なとが忙しくて、毎回かならず見る訳にはいきませんが、ビデオはかならず取っています。

 今年はこの豊臣秀吉は、全部ビデオに残すつもりなんです。

 それぐらい熱中しているのですが、秀吉の妻のおね役をしている沢口靖子さんの大ファンだという事もあって見ている訳です。

 何しろ沢口靖子さんが演じるおねさんはやっぱりかわいいですから。・・・・

 しかし紫陽花が秀吉を見ているのは、そんな単純な理由だけではありません。

 もう少し深い理由もあります。

 その1つがこの秀吉の原作者が、あの堺屋太一だという事です。

 この堺屋太一は、日本ではもっとも早く高度情報社会というものに気が付いた人物の一人だという事は、前に皆さんにいいましたが、堺屋太一の業績はそれだけではありません。

 豊臣秀吉という偉大な兄を影から支えていた日本一の補佐役を紹介した豊臣秀長という小説や、信長と明智光秀の関係を描ききった鬼と人という小説も見事でした。

 紫陽花も随分そこから信長に付いて勉強しました。

 経済評論家としても、以前この縁の花でも詳しく紹介した大変な時代という本、1つ取っても堺屋太一が、今の日本にとって、本当に必要な人物だという事は分かります。

 そんな堺屋太一が今、書いている小説を原作にしている以上、紫陽花はこの豊臣秀吉には、堺屋太一からのメッセージが、日本人一人一人に入っていると思います。

 いえ、天からの願いがあると思います。

 少なくても、紫陽花はそう思って見ているのです。

 では、その願いとは何かという事ですが、言葉にすれば、

「戦後50年、アメリカのように豊かに成りたいと思って、まっしぐらに突き進んできた日本人が、バブルが崩壊して、始めて自信を失って、一体何をしていいのか分からなくなった今、とにかく新しい夢を見て、もう一度駆け上がりなさい」

 という事になると思います。

 堺屋太一はそれを大企業や官僚といったエリートだけではなく、一般庶民である日本人、一人一人に訴えていると思うのです。

 ですから紫陽花は、そんな堺屋太一のメッセージに、答える為にも豊臣秀吉を見ています。

 何故なら今年と来年は、紫陽花達MGにとっても本当に大切な年です。

 特に今年、何とか結果を出さないといけないのですが、紫陽花も豊臣秀吉にあやかって、大好きなMGの為に多くの同志と共に駆け登るぞと誓って見ている訳です。

 そう自分を勇気づけているのです。

 しかし紫陽花が豊臣秀吉を見ているのはそれだけではありません。

 もう一つ大きな目的があります。

 それは賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶという言葉です。

 これはドイツの宰相ビスマルクが始めていった言葉ですが、紫陽花達MGでは頻繁に使われている言葉でもあります。

 MGクルーなら誰でも知らない人がいないぐらい、森宮シニアがいっているのですが、意味は、賢い人というのは今までの歴史から、これから起こる事を予想して対策を考えますが、愚かな人は、その場その場で体験して痛みを受けてからでないと対策を考えないという事です。

 この言葉自体は、この頃、竹村健一がMGから教わったのかどうかは分かりませんが、よくテレビ番組なとでいっているので、皆さんの中にも聞いた事がある人もいると思いますが、まさにこの言葉通りです。

 歴史というのは、まったく同じようには進みませんが、繰り返します。

 今の日米関係の悪化は、戦前の頃ともの凄く似ていますし、それを参考にすれば、日本政府も、わざわざ痛い体験に学ばなくても対策が打てるはずですが、官僚は何もしようとはしません。

 紫陽花からいわせたら今の日本政府をおかしくしているこの官僚に当たるのが、戦前なら軍部、経済戦争に当たるのが、昔なら太平洋戦争です。

 そうみれば、日本が大蔵省を中心とした官僚にこのまま日本のかじとりを任していたら、再び敗戦の憂き目にあう事が理解できると思います。

 日本は今、完全に悪い方向へと進んでいるのですが、紫陽花達MGはそういった事を歴史から学んでいるのです。

 が、この歴史は何も戦前だけではありません。

 明治維新に付いてもMGは徹底的に研究しています。

 紫陽花達MGクルーは自然とそういった事が身についているのです。

 ですから紫陽花もいろんな事を歴史から学んでいますが、秀吉の体験からも学ぶ事が沢山あります。

 そういった目で豊臣秀吉を見ているのです。

 が、そういった目で見ると、本当にいろいろと学ぶ事があります。

 というのも、例えば秀吉の作った豊臣政権は、日本一の成長組織だといわれています。

 何しろ、たった一人から始めて、30年後には、日本を支配する組織になったのですが、今のソニーやホンダでは比較にならないと思います。

 急成長というか、倍々ゲームでもきかなかったと思います。

 しかしそんな豊臣政権は秀吉が死んだ後、あっという間に崩壊しました。

 堺屋太一はその原因を、一言でいって秀吉を含めた豊臣政権の人達が途方もない大きな夢を見すぎた為だといっています。

 何しろ豊臣政権に入った人は、誰もが秀吉のように大成功したいと思って入った人達ですから、日本を征服して奪う国がなくなってもなかなか欲を捨てません。

 兵隊も自分の国高以上に持っている部下も多いですし、成長しようしようとする空気であふれています。

 今のバブルの前の銀行や不動産会社と同じで、成長する事が正しいのです。

 ですから日本から戦がなくなって、勝って奪う領地がなくなっても、その現実になかなか納得しません。

 日本にないのなら結局朝鮮国に攻めていくなんていう、どの大名も絶対に成功しないと思っている愚挙を実施してしまいます。

 反対なら代わりの代案を出せ。

 どうやって領地を増やして成長していくのだといわれたら、誰も反対できなかったのです。

 この事が豊臣政権が、大きくつまずいていく大きな原因になったのです。

 が、紫陽花はこの事なんか、MGに取っても大きな大きな教訓になると思っています。

 というのも、MGも夢を見ている人の集まりです。

 今、夢を持っている日本人が本当に少なくなったといわれている今日ですが、紫陽花達MGクルーは違います。

 何しろ誰もが海のものになるのか、山のものになるのか分からないのに、MISを聞いてMGに入ったのは、大きな夢を与えられたからです。

 その夢をある意味では買ったのです。

 しかもその夢の大きい事大き事。

 途方もないぐらいの可能性があります。

 だって日本だけでなく、アジアまで、紫陽花達のネットワーク、無源(MGEM:MG Entertainment network)を広げて、人類や地球に大きく貢献しようというのですから、ある意味では日本の歴史上にもない事、あの秀吉でさえできなかった事をしようとしているのです。

 そういった事を今年からやろうとしているのです。

 ですから紫陽花達MGクルーもこの無源には大きな大きな夢を見ています。

 それはあるクルーはコンピューターを利用した福祉問題や環境問題に対して大きく貢献する事や、あるクルーはビジネス面、あるクルーは家族の安泰。

 クルーによって見る夢は違ってもいろんな夢を持っているのです。

 またその為に具体的な目標も、MGにはあります。

  ネットワークでいえば、日本どころかアジアで一番のネットワーク組織。

 紫陽花達MGクルーが株を買い合って作った日本情報科学(NDS)でいえば、世界一の会社。

 紫陽花達MGクルーの所属する省圏でいえば、その県で一番の会社。

 個人なら町や市で一番の市民という事になりますが、紫陽花は今年からそれは実現すると信じています。

  皆さんには信じられないかもしれませんが、もうすぐそれがいよいよ始まるのです。

 が、その時に紫陽花達、MGクルーが、秀吉に学ばなければいけない事は、夢を見るのも程々にしないといけないという事です。

 特にビジネスの夢を見るのなら、気を付けないとどこまでいっても決して満足しないので、欲は捨てないといけません。

 紫陽花は福祉学校を作りたいとか、環境問題に貢献したいという夢ならいくら見てもいいと思いますが、ビジネス面は気を付けるべきだと思います。

 MGもアジアで一番のネットワークではなく、アジアで一番尊敬されるネットワーク。

 日本情報科学や省圏も、一番儲かる企業ではなく、一番尊敬される企業。

 個人も市で所得番付が一番の人を目指すよりも、一番尊敬される市民を目指すべきだといっていますが、紫陽花もその通りだと思います。

 きっとMGクルーの同志は秀吉の豊臣政権の人達のように、失敗はおかさないと思いますが、その為にセミナーを通じて、お互いが勉強している訳なんです。

 これなんか本当に歴史に学ばないといけませんが、他にもいろいろ考えられますし、是非、皆さんにもこれを機会に、歴史から紫陽花達MGを見て欲しいと思います。

 そうすれば、MGの事がよく理解できるからです。

 というのも、例えば、紫陽花がいつもいっているMGの森宮シニアを、秀吉の時代に、どの武将に例えられるかといったら、紫陽花はやっぱり信長だと思います。

 この信長を皆さんがどんなイメージをしているかは分かりませんが、紫陽花は一言でいって構想を考える天才になると思います。

 何故なら戦国時代、隣の国との領土を取った、取られたと争っていた時に、最初から天下取りの意志を持っていた武将は、信長ただひとりだったといわれています。

 他の武田信玄とか上杉謙信にしろ、信長が京都に行くのを見て、始めてその気になったのです。

それまで京都に旗を上げるなど、他の数ある戦国大名にとって、月にいくのと同じぐらい、遠い国の話だったのです。

 ましてや信長のようにどうやって天下を統一するかなんか考えていた武将は、その部下の秀吉を含めて、誰もいなかったのです。

 だから信長は天下を後一歩で取れる所まで来たのです。

 ですから信長が、もし明智光秀に殺されなかったら、紫陽花はその後の天下は間違いなく大きく違っただろうと思います。

 まず信長なら秀吉のように武力ではなく、貿易で海外に侵入したはずです。

フィリピンやインドネシアに行って、植民地にして、力を付けてから朝鮮や明にまで行ったと思います。

 そうすれば日本がイギリスが歩いた道、植民地への道に行ったといわれているのですが、信長が後、30年も生きていたら、日本に産業革命が起こったといわれているぐらい、凄い人物なんです。

 これが構想家といわれている人物ですが、信長は百年に一度、現れるか、現れないか分からない人物だといわれているゆえんなんです。

 しかし紫陽花達、MGクルーは幸運にもそんな信長に匹敵する構想家を天から与えられています。

 それが、紫陽花が皆さんに紹介している森宮シニアです。

 この森宮シニアが、どれだけ凄い人間かといいますと、今から10年前にもうすでに高度情報社会がかならず来る事。

 それを握った人達が、次の時代をリードする事が分かっていた事だけでも分かります。

 今ならこの事は京セラの稲盛さんやNTTの社長などの通信会社やコンピューター会社の富士通、NEC、マイクロソフトなどの海外の企業まて含めて常識になっていますが、10年前にそれが理解していた人はまずいなかったと思います。

 それだけでも先見の目がある訳です。

 しかも森宮シニアの凄い所は、次の高度情報社会が一体どんな社会なのかという事が、まるで見てきたかのように分かっている事です。

 まだそんな社会は、世界のどこにもないので、はっきりとした姿は想像するしかないはずなのですが、森宮シニアはいろんな仲間、クルーの意見を聞くとどうやら分かっている感じです。

 紫陽花からいわせたら、もしかしたら、シニアは未来に行って見て来た事があるのではないかと思えるぐらい、不思議な事なんですが、そうとしか考えられないのです。

 ただ、その事自体がMGにとっての最大の武器、秘密になるので、森宮シニアが紫陽花達MGクルーにそれを教える事がありませんが、紫陽花にはそうとしか思えない事があるのです。

 ですから紫陽花は森宮シニアに付いて行っている訳ですが、それは他の多くのMGクルーも同じです。

 どのMGクルーも、日本の中枢部から情報が貰えるような立場の人間ではありません。

 MGのMISというものに縁があって聞くまでは、今の皆さんと同じように、情報社会というものの真の意味を理解していなければ、その構想というものにふれる事もありませんでした。

 その時に始めて情報社会とは何なのかという事がはっきりと分かったのですが、MGクルーはそこが全クルー共通します。

 ですから最初からMGと同じ構想を持っている人なんて誰もいませんし、何よりもMISを聞いて、すべてが分かるクルーなんてもいません。

 どのクルーもシニアのような信長になる事はちょっと難しいのです。

 だから多くのクルーは紫陽花と同じように、何があってもシニアを信頼して、付いていっている訳です。

 紫陽花は歴史から学べば、それは正しい事だと思います。

 が、そんな紫陽花達でも秀吉になら努力すればなる事ができます。

 というのもそんな信長に比べて秀吉はどういった人物かといえば、これは実務の天才です。

 美濃の国と尾張の国の国境にある墨俣という所に一夜で建てたといわれている有名な一夜城にしろ、浅井の裏切りで殿を勤めた事にしろ、中国の毛利攻めにしろ、秀吉は信長が与えた課題は、奇跡だと思えるような事をしてまでも実現させています。

 特に墨俣の一夜城では、柴田勝家や丹羽長秀といった武将ができなかった事を、見事にやり遂げましたが、秀吉はその一瞬、一瞬の事には強かったのです。

 どうしてここに城を建てるか、どうやってこの城を落とすかという事です。

 秀吉は、信長のように100年先の事は考える事ができなくても、2、3年、先の事なら的確に考える事ができたから、あれだけ出世できたのです。

 ですから紫陽花達クルーも高度情報社会というものが、はっきりとは分からなくても、今、何をやらないといけないかという事が分かれば、いろんな方法で頑張る事はできます。

 そういった努力をする人、構想を次々と実現していこうとしていく人が、今のMGには必要なんです。

 しかも紫陽花はこれから1万3千から4千といわれているMGクルーの中には、そんな秀吉に匹敵するクルーがどんどん出て来ると思います。

 たった1日で大企業を紫陽花達の仲間にするといった、秀吉の一夜城ではなく1日代理店といった人も出てくると思います。

 紫陽花は本当にそんなクルーが、時期からいっても、もうすぐ出てくると楽しみにしているのですが、たぶん、皆さんには紫陽花が書いている事は信じられないと思います。

 一体どこの世界の話だと考えても、不思議ではないと思うのです。

 が、そんな皆さんに、紫陽花がまず知って欲しい事は、もうすぐ織田信長が、今川義元を倒した桶狭間山の戦いと同じ事がMGでも起きますよという事です。

 それがいつ起こるかという事は、未来の事なので、はっきり皆さんにいう事はできませんが、もうすぐだという事は約束できます。

 特に、紫陽花が前から皆さんにいっていた平成4年6月17日に起こった6・17事件と呼ぶものが、やっと解決できます。

 その時には皆さんに詳しい事が報告できると思いますが、今まで紫陽花達MGの足かけになっていたものからやっと解放されます。

 本当に長かった4年ですが、紫陽花達はその時から、日本や人類や地球の為にも、遅れた4年間を一気に取り戻さないといけません。

 その時には紫陽花達、MGは走って走り抜きます。

 あの桶狭間山の戦いに勝った後、織田信長が天下統一を目指して走ったのと同じです。

 そして皆さんに分かって欲しい事は、この桶狭間山の戦いは戦国時代最大の奇跡だといわれていますが、これで信長の覇権が決まった訳ではないという事です。

 桶狭間山の戦いは、信長が戦国時代の毛利や武田、上杉、北条といった大名と天下取りの戦いのレースに参加したという事を意味したのにすぎないのですが、これと同じ事がもうすぐ起こります。

 今、マルチメディア世界での覇権を握ろうとして、富士通やNECやいろんな商社などが動いていますが、このレースに日本情報科学という名前を聞いた事もない会社が突然、皆さんや日本人の誰もが知るような形で、劇的に出て来るのです。

 たぶん紫陽花の予想では、どこかの大企業と組んだというニュースだと思います。

 が、その時にはそれまで戦国時代の殆どの人が、織田信長という存在を、今川義元を破ってから始めて認識できたのと同じように、皆さんも、紫陽花のいっている事が単なる夢物語ではないという事が理解できると思います。

 紫陽花が縁の花で書いていた事が全部本当だという事も分かるはずです。

 早い話、その為に多くの同志がシニアを中心になって動いていますし、もう準備はできているのです。

 しかも紫陽花達の日本情報科学は、織田信長が桶狭間山の合戦に勝ってからは、それまでの苦労が嘘のように、天下統一に向かって一直線に進んだと同じように、日本情報科学、NDSも信じられないぐらいのスピードで順調に進むはずです。

 運が急速に向いてくるはずだし、何よりも今までにMGが隠れて仕掛けていたものが出て来るからです。

 それがこれから日本の多くのコンピューターの専門家をあっといわせる事になりますが、たぶんマスコミにももの凄い注目を受けるはずです。

 それは皆さんも考えれば分かりますが、1万3千から1万4千人ものクルーが、突然表に出てきたら、どんな人でもびっくりすると思います。

 今までMGはいっさい表に出ませんでしたので、皆さんだけではなく、専門家の中にも知らない人がいますが、その時からはマスコミに出るからです。

 しかもそのパワーも十分にすでに実証済みです。

 6・17事件が起きる前は、600人、700人といった同志を集めてセミナーを全国で実施していたのですが、その力が復活するからです。

 いえ、以前のパワーどころではすまないと思います。

 何故なら多くのMGクルーが寝ている状態から慌てて目を覚ましたり、MISを聞いてMGに興味を持っている人が、どんどんMGに参加するからです。

 紫陽花達はその頃をMIS祭りだといっていましたが、そうなれば予定の数のメンバー、320人×56省圏集まるのもそんなに時間の掛かる事ではありません。

 今度はマスコミも報道するので、以前のペースよりももっと早く、あっという間に集まる事が計算できるからです。

 が、紫陽花らのパワーは、もちろんそれだけではありません。

 今、現在も1万3千人もいるのですから、このクルーの中には大企業や中小企業で働いているメンバーが沢山います。

 それが一斉に会社の社長やオーナーに名乗りを上げる事になります。

「実は私はMGでずっとこれからの高度情報社会について、勉強していました」

「今、MG構想に参加していたら、こういった利点があって、我が社は生き残れます」とやる訳です。

 その時は社員という身内の話だけに、会社も真剣に聞かざるを得ないと思います。

 こういった面白い事も考えられるのです。

 でもMGの強みはそれだけではありません。

 紫陽花達が一般市民だという事さえ、凄い意味があります。

 ただ金儲けの為にマルチメディアに取り組んでいる大きな企業と素晴らしい情報社会を市民の為に作ろうとするMGでは勝負になりません。

 紫陽花達には本物の多くの仲間の援護が期待できますし、多くの市民、日本政府でさえ支持しない訳にはいきませんが、企業にはこんな事は不可能です。

 あの信長が桶狭間山の合戦に勝ってからは、農民と武士を完全に分けるといった専業武士団の創設や鉄砲を利用したり、秀吉のように身分に捕らわれずに人を使うといった今までの努力が大きく実を結んだように、MGが今まで隠していた、他のどこも考えてもいなかった事はこれからどんどんきいて来ます。

 こういった仕掛けは紫陽花が考えるだけでもまだまだありますが、この事が紫陽花達クルーの会社、日本情報科学を日本で一番の情報サービス会社(端末の普及が16万8千台)から、日本で一番の情報消費サービス会社(端末の普及が全家庭で600万台・職場で200万台)、世界で一番大きな情報ネットワーク会社(アジア・アフリカ・南米に普及)へと導いて行ってくれるのです。

 が、こんな事を紫陽花がいっても、たぶん、縁の花の読者の多くは、一体紫陽花が何をいっているのか正直いって分からないと思います。

 MISを聞いて頂いた方なら、紫陽花のいおうとしている事がどういった事が理解できると思いますが、聞いた事のない方に理解しろという方が無理です。

 紫陽花もそんな事を期待して、今、書いている訳ではないのです。

 いえ、むしろ、今は、秀吉がいつか城持ち大名になると足軽の分際でいって、母のなかや弟の秀長や、多くの友人に笑われたのと同じように、紫陽花の事を馬鹿にして頂いても結構です。

「いい歳をして、まだくだらない夢を見ているのか」と思って下さい。

 でも本当に紫陽花がいうように、日本情報科学が、皆さんも納得した形で出て来た時には、その時にはすぐに時間があればMISを聞いて下さい。

 是非MGにも縁があれば、無理には勧めませんが参加して仲間になって欲しいとも思います。

 皆さんがその時にMGに入れるか、入れないかは、天だけが知っている事で、紫陽花には間に合うかどうかは分かりませんが、たぶん紫陽花が今、書いている事は皆さんにもMISを聞いた後なら分かると思います。

 その時にはきっと感謝されるだろうし、もの凄いチャンスを天から与えて貰っていた事にも気が付くはずです。

 紫陽花はそれを皆さんに伝える為に、準備1号から1年半も掛けて準備59号まで書いて来たからです。

 紫陽花の予想していた時期からは、正直いって遅れましたが、まず間違いなく、もうすぐそれが実現しようというか、起きようとしているのです。

 そしてその時は、紫陽花は、縁の花の皆さんとも一緒に、秀吉のように駆け抜けたいと思っていますし、皆さんの力を別にMGにも入らなくてもいいですから、どんな形でもいいから力を貸して欲しいとも願っています。

 というのは紫陽花達MGクルーは急がないといけません。

 別に金銭が欲しい訳ではありませんが、今の日本の経済状態や、地球の環境問題の事を考えると、人類に残された時間はあまりありません。

 MGでいえば1996年、1997年までには、日本人の誰もがこれですべてのものが救えると目で見える所まで端末の台数を増やしていき、1998年には、未来の流れを完全に本物の流れにしなければなりません。

 そうしなければ間に合わないからです。

 それぐらい本物の縁の花の読者の人なら分かってくれると思いますが、日本や地球に大きな危機が迫っているのです。

 またMG構想を命がけで実現する事が、本物の観点からいえば、紫陽花達MGクルー、一人一人の意識がまだまだ低かった為に、6・17事件というものを招いてしまって、天の計画を遅らせてしまった事に対する、紫陽花達のお詫びでもあります。

 もし6・17事件というものがなかったら、本当はもっと早くMGのネットワークを使って、日本や地球を多くの本物の人と救えたはずだからです。

 その時には高度情報社会という具体的に納得できる構想で、多くの本物の人達に、ビジネスではない、もっと共通の大きな本物の夢を持って貰えたとも思うと、紫陽花は残念で残念で仕方がないのです。

 が、それはいいかえるなら、紫陽花達はもう失敗する事は許されないという事でもあります。

 1996年に今の破滅に向かっている流れを、本物の流れにまずは小さくても変えないかぎり、人類に明日がないような気がするからです。

 紫陽花も後悔しない為にも、本当に頑張らないといけないのです。

 しかしその為には縁の花の読者の多くの人の力が紫陽花にはどうしても必要です。

 秀吉があそこまで大きくなれたのは、竹中半兵衛や蜂須賀小六、黒田官兵衛や加藤清正、福島正則といった多くの人の出会い、縁で大成功したのと同じように、紫陽花にも沢山の縁が必要だからです。

 ただ紫陽花はそんな皆さんの縁で秀吉のように出世したくはありませんが、後悔しない為にも、日本や人類の為にもせっいぱいの事をしたいと願っているのです。

 もしよかったら、その時には皆さんも力を貸して下さい。

 今は理解できなくても、今年までには絶対分かります。

 では今後も合縁で。・・・・・・

        平成8年3月2日 

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