縁の花

            (本物を目指して心と心のネットワーク)

  第67号

                 行動力

 第29号、題名素直さで、紫陽花は皆さんに本物の人物に成るのに一番大切なものは、素直な気持ちを持つ事ですよと書きました。

 どうです。覚えていますか。

「素直、これが本当に大切ですし、素直さがなかったら絶対に本物の人物になれません」

 この事はすべての本物の先生がいっています。

 が、それで皆さんに誤解して欲しくないのは、紫陽花のいう素直さとは、何に対しても素直であればいいというものではないという事です。

 間違ったものに対しても素直に従っていたら、オームのようになってしまいますし、紫陽花はこの縁の花に書いているものに対しても、別に素直に全部受け入れて下さいというつもりもありません。

 いえ、かえってそんな読者はいないとは思いますが、もしいたら、紫陽花にとってはそんな読者は少し困ります。

 というのも紫陽花自身まだまだ本物に成っているとは思いませんし、まず間違いないと思う本物しか紹介しませんが、最終的な判断は皆さん一人一人が考えてくれたらいいと思っているからです。

 それに紫陽花は縁の花を通して皆さんと一緒にいろんな事を考えたいのであって、これが真実なんですと指導するつもりもまったくありません。

 この縁の花は、吉田松陰がやったMG流のお互いがすべて生徒であるという双方向教育をしているのであって、一人の偉い教師がいて、何かを教えるといった今までの学校や塾での常識の教育はしていないからです。

 ですから読者の中には、紫陽花のいっている事は一見無責任と思えるかもしれませんが、皆さんにご理解して欲しいと思います。

 ただそれでも実はこの縁の花でも、是非皆さんに素直さは求めています。

 それはどういう素直さかといいますと、日々いろんな起こることに対して、それがいい事であっても、悪い事であっても、自分に取って必要であり、必然であり、それが長い目で見ればかならずよい事だと受け入れる気持ちを持つという事です。

 これが紫陽花のいう素直さに対する定義です。

 そしてこの縁の花も、毎回送ってくる事に対して、例え自分に取ってはあまり意味がないと思えても、今の自分にとって、やっぱり必要なんだと思って、とりあえず目を通して欲しいと願っています。

 何故ならこの縁の花が皆さんに届く以上、かならず何かの意味があるはずだし、少なくても紫陽花はそう思って読んでくれる読者が、この縁の花に何人かはいると信じているのです。

 それで読んでみて、縁の花の情報はいつも大した事はないとか。

 自分の考えとは違うというのであれば、それはその人の考えが正しいのであって、紫陽花はその人は素直さがなさすぎるなんていうつもりはありません。

 紫陽花の考えている素直さとはそういったものなんです。

 が、その素直さを持つのも、書くのは非常に簡単ですが、実際に紫陽花自身実行できるかというとなかなか大変です。

 ただそれでも紫陽花は、皆さんに偉そうにいって自分が実行していないといけないので、日々いろいろ送られて来るものに対しては、それがどんなものであっても、本物に対するものであれば目を通しています。

 たぶん紫陽花の元に入る本物情報は、皆さんよりも多いかなあと思いますが、内容的に見てどうかと思っても心から感謝して最後まで読んでいます。

 その理由は何よりも紫陽花自身、縁の花を書いているものとして、送る人の気持ちは分かるのでそうしているのですが、でもそれだけではなく、自分に取って必要な情報を天が与えてくれていると思っているのです。 

 しかし、それでも素直に送られて来るものに対して、全部受け入れている訳ではありません。

 そんな事をしたら、とても身体も、お金も持ちませんし、セミナーの案内を貰っても参加しないケースの方が多いです。

 けれど紫陽花はだからといって自分に素直さがないとは思いません。

 送られて来た情報に対して、素直に受け入れたらいいのであって、それで動く、動かないは素直なのか、素直でないのかとはまったく問題が違うからです。

 又、紫陽花はこれはなかなか実行できませんが、日々起こる事で、つらい事も素直に受け入れるように心がけています。

 よくいう試練というものですが、とにかくそれで誰に対しても恨まないように、感謝できるようにしたいと思いますし、正直いってこの縁の花に対しても試練はあります。

 それは郵送代などの金銭をどうしようかという問題もありますが、それよりも一番大きいのは一体こんな事をいつまで続けるつもりなのかという周囲の目です。

 誰もがこの縁の花を理解してくれる訳ではありませんし、たぶん縁の花の読者の中にも一体こんな事をいつまで続けるつもりなのかと思っている人もいると思います。

 天はそういった事を通して、紫陽花が本当にこの縁の花をどんな状況になっても、書く事ができるのか試している気がしてなりませんが、きっと皆さんにもそういった試練は別な形であると思います。

 その時には焦らず、くよくよせずに、起こった事は仕方がないと漠然と受け入れて下さい。

 でもそれでも決して妥協せずに自分の本当にしたい事を明るくして欲しいと思います。

 それが紫陽花がいう、本物に成る為の素直な気持ちを持つという事です。

 天から見た素直さというのは、本当に自分のしたいと思う事をする事だと、つい最近紫陽花は悟ったのです。

 しかしそんな素直さを持てても、それで本物の人物に成れるかといったら、そんなあまい事はありません。

 それで本物に成れるのなら、誰も苦労はしません。

 本物になる為の条件の2番目として、紫陽花は日々起こった事に対して、当たり前の事をするという事をあげたいと思います。

 というのも実は、これは紫陽花が今、もの凄く気を付けている事ですし、縁の花を書いてから、本物の皆さんから肌で教わった事でもあります。

 縁の花を書く事によって、「ああ、本物とはこういった事をできる人をいうのだ」と実感として分かったのです。

 が、それは何も決して難しい事ではありません。

 縁の花でいえば、たまには返事を出すという事だからです。

 しかしこんな事も、皆さんの中にはなかなかできない人がいます。

 何回送ってもなしのつぶてがほとんどだからです。

 だけどその中でちゃんと返事をくれる人も何人かいます。

 でないと準備67号まで、2年間ちかくも続けられなかったと思いますし、実は紫陽花にとって今一番大切なものは、縁の花に対して皆さんから頂いた意見や感想ですから、頂いたものはすべて大切にしています。

 ですからおかげさまで、だいぶいろんな人からの貰った返事はたまっていますが、その中でも紫陽花が一番大切にしているのは、笑顔共和国の福田純子大統領から頂く返事です。

 これは本物ご案内コーナーで紹介した事がありますが、短い文書ですが、大変綺麗な直筆で書かれており、紫陽花は凄く感激しました。

 頂いた内容から判断して福田純子大統領が読んでくれているのは確かだからです。

 でもこれは考えれば本当に大変な事です。

 たぶん福田純子大統領は、縁の花の読者の中では一位、二位を争うぐらいの忙しい方です。

 何しろ笑顔共和国の大統領としての仕事から、自分の会社の社長としての仕事や講演活動の仕事があります。

 しかも本も書かないといけませんし、全国を飛び回っています。

 紫陽花では比較にはならないぐらい忙しい方なのに、ちゃんとつぼは押さえて返事をくれますが、これは紫陽花だけではないと思います。

 福田大統領はいろんな国民から手紙や感想を貰ったら、ちゃんと返事を書いているのだと思います。

 ようするに人として手紙を貰ったら、返事を書くという当たり前の事ができているのです。

 又MGの原先生も同じです。

 原先生の場合は途中からでしたが、縁の花を送ったら、「大変勉強になるから準備第1号から読みたい」なんていってくれましたし、今も忙しい中で読んでくれています。

 支縁金も自分だけではなく、何人分かは支縁してくれています。

 紫陽花にとっても本当に助かりますが、それは原先生以外でも、数少ない縁の花のMGの仲間には、読む読まないは別として、紫陽花からは一度も頼まないのに縁の花を支縁してくれています。

 やっぱりもっとも頼りに成る同志ですが、それはMG以外にも例外なく本物と思える人ほど、同じです。

 以前本物ご案内コーナーに載せた事がある清水さんにも支縁して頂きましたし(毎回感想も頂きます)、本物の先生という人からは殆どご返事を貰っています。

 はっきりいってこういったものが紫陽花のエネルギーになっていますが、反対に大学の頃や前の会社の人からは、残念ながら返事を貰った事はないので、まだ素直には受け入れて貰っていないと思います。

 別に返事を求めているのではないので、そんな事は関係ありませんが、紫陽花はそれでもこういった事で、その人の本物度がある程度計れると思います。

 人間の生き方としてはやっぱり何かを送って貰えたら、それがいいものとか悪いものとかは関係なくお礼をいうのがやっぱり正しいと思うからです。

 ですから紫陽花はこの人間として日々当たり前の事は大切にしているつもりです。

 何かの資料を送って貰えたら、かならずお礼はいうように努めていますし、別にそれは手紙関係だけではありません。

 本などを借りたらかならず返すようにしていますし、約束はかならず守るようにしています。

 借金なんかもありません。

 たぶん紫陽花をよく知っている縁の花の読者の皆さんの中には、まだまだ人間としてできていないと厳しい言葉をいう人もいるとは思いますが、少なくても紫陽花はその努力はしたいと思います。

 だって人間として日々当たり前の事ができないのに、決して本物なんていえないと思いますし、紫陽花は正直いって超能力と呼べる力はあっても、人間として当たり前の事をできない人も見てきました。

 そんな人はどんなに力があっても、本物ではありません。

 本物の人は知花先生でも、福田純子さんや高木さんでも共通しますが、たぶん本当はもの凄く変わった人なんだけど、それが外見からは感じられない人をいうと思います。

 だって皆さんも何回か会ってみたら分かりますが、どの先生も謙虚で優しいし、何よりも世間の常識はしっかり守っています。

 紫陽花は一端世間の中に入ったら、決して目立たない人だと思います。

 そんな人を本物といいますし、紫陽花の見た所、本物に参加している人でも、きっちり日々当たり前の事ができる人は3分の1ぐらいしかいないと思いますので、皆さんも努力して欲しいと思います。

 しかし素直で、日々当たり前の事ができたら、それで本物になれるかといったら、それでもまだまだ本物にはなれません。

 3つ目の条件として行動するという事が、本当に大切になってきます。

 行動力がその人にあるか、ないかという事が重要なんです。

 というのも皆さんも考えれば分かりますが、もし本物に関心にある人の多くが、何かの具体的な行動をする事ができたら、紫陽花はもうとっくに世の中は変わっていると思います。

 本物の世界にもなっていると思います。

 何故なら今、本物に関心のある人は、日本には少なくても30万人ぐらいはいると思いますし、紫陽花は多かったら100万人ぐらいはいると思います。

 これだけの大勢の人が本気で動いたら、日本を変えていけるはずです。

 が、残念ながらそうはなっていません。

 日本は水面下は別として、見える範囲ではなかなか変われません。

 ですから本物に関心のある多くの人が本物かといえるかといったら、紫陽花はいえないと思います。

 船井先生の本を読んだり、高木先生の講演を聞く人は多くても、その殆どの人は、その一瞬は感激しても、後は何もしていません。

 これでは世の中が変わるはずがないからです。

 世の中を変えるには何かの行動する人が、ある程度の人数はどうしても必要なんです。

 それがおそらく紫陽花の考えでは、本物の行動をしている人は、関心のある人の中で100人に1人ぐらいですから、少なくて3千人、多くて1万人ぐらいしかいないという事になります。

 これではまだまだ人数が足りません。

 もっともっと実際に地球の為に、自分にできる事をやる人が必要だと思うのです。

 またそれと同時に一つの情報として、皆さんに知って欲しい事は、東京の清水さんに送って貰ったキヨ・ササキ・モンロー先生のビデオで知った事ですが、今、生まれて来ている人は別として、20歳代以上の人は、何かの行動を地球の為にできる人しか生き残るのは難しいそうです。

 地球の波動がどんどん上がっていますが、それに付いていく事ができないのです。

 ですから紫陽花は縁の花の読者の人には、どんな事でもいいから、何か具体的な行動を取る事をお勧めしたいし、実際にそんな仲間が紫陽花にも沢山います。

 MGでもそうですし、地球村や笑顔共和国にもいます。

 そういった人はボランティアでセミナーのお手伝いをしたり、何かの集まりに参加しています。

 こういった事は、ただ本物のセミナーに参加して聞いているよりは、遥かにましだという事は理解して下さい。

 だって天はそういった人をすべて見ているのですから。

 きっと最後に振り分けに対して大きな差がでます。

 だから紫陽花は、縁の花の読者の皆さんにも、一人一人何かの行動を、地球や人類の為にして欲しいと願っていますし、紫陽花が縁の花を書く事で、いろんな本物の先生から返事を貰えるのも、この行動をまがりなりにもとっているからだとも思います。

 縁の花の情報に価値があるのではなく、紫陽花が地球や人類の為に何かをしたいと思っているその気持ちを理解して貰っているのです。

 それが多くの本物の先生の返事に結び付いているのです。

 ですから皆さんも、どんな事でもいいから、本物に関心のある人は行動して下さい。

 それができないといくら本物の本を読んで勉強したり、本物のセミナーに参加していても、本物とはいえないからです。

 が逆に本物の行動をしていたら、それがどんな事であっても、紫陽花のように小さな行動でも、本物の先生は、その縁を大切にしてくれます。

 それは皆さんにも分かると思います。

 又紫陽花がこんな事を書けば、自分には一体どんな行動ができるのかという人がいるかもしれませんが、紫陽花の経験からいってもそんな事はありません。

 皆さんが「今、本当に人類や地球の為に、何か役にたちたい」と毎日願っていたら、天はかならず役割を与えてくれます。

 実際に今から考えれば、紫陽花はそうしていましたし、それでも何をやっていいのか分からないというのであれば是非一度、MGのMISに参加したり、地球村や笑顔共和国に参加してみる事を勧めます。

 特にMGなんかは幕末に行動して見事に日本を変えた志士と同じように、この平成の世の中に活動家として、日本や世界を救おうとしている志士の集まりですから面白いと思いますし、参加した人は自然と行動するような仕組みになっています。

 しかもMG構想が成功したら、今寝ているMGクルーも含めて、全員がネットワークビジネスを通して、日本や世界に大きく貢献できる上に、金銭を得られ、福祉や環境面で奉仕活動もできるのでいう事なしです。

 本物の行動で、飯が食べられるからです。

 紫陽花はそんなすてきなものはないと思いますが、皆さんがそれになじまないのなら、地球村の水曜日の晩の勉強会や笑顔共和国のイベントに参加する方法もあります。

 これには多くの本物の人がいますし、何かの行動を起こしている人も多いです。

 皆さんも参加すれば刺激を受けると思います。

 その上にエネルギーも貰えられますから、きっと何かをしたらいいか見つかると思います。

 いずれにしても、紫陽花はすべての読者の人が、地球や人類の為に、汗を流す、何かの行動をしないかぎり、真の本物の人物にはなれないと考えていますので、是非行動する事を勧めますし、そこまで皆さんの意識が高める事を縁の花の目的にしたいと思います。

 皆さんが早く何かの行動を起こす事を楽しみにしています。

 では皆さん、今後も合縁で。・・・・ 

      平成8年6月30日 

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