縁の花

             (本物を目指して心と心のネットワーク)                  

   第77号

                          大銀河七夕祭り

 言霊というのがあります。

 縁の花の読者である皆さんなら、理解していると思いますが、言葉自体には、意志、エネルギーがあり、いった通りになってしまう、書いた事が実現するという考えです。

 又それと同じに数霊というのもあります。

 これは小林美元先生が詳しいのですが、数字にも天の決めた意志があるのです。

 ですから本物の世界では、この数字を大切にしています。

 何をするにも、神に祝福される日にしていますし、皆さんも気が付いているかもしれませんが、この縁の花も数霊は大切にしています。

 いい数字の号の時に、本当に書きたいものを書くように努めているのです。

 ですからこれから書く、77号は紫陽花に取っては本当に大切なものになります。

 何しろ、7は昔から神の聖数といわれています。

 それが二つも並ぶ、7X7=49は知花先生によれば、完成を意味します。

 本当に凄い数字なのです。

 ですから今年の縁の花は、今までやってきた事が、とにかく完成したという事で、この号をもって終わりたいと思います。

 それぐらい紫陽花は意気込んでいるのです。

 そしてそんな紫陽花が何を書くかももう決まっています。

 そうです。

 77と並ぶのならあれしか考えられません。

 去年と今年お世話になった笑顔共和国の七夕祭り、紫陽花はこれの事を書くと決めたのです。

 それで一体、七夕祭りの何を書こうかと、いろいろ考えたのですが、一つ、準備第75号の紺碧の艦隊のように、紫陽花もこれからの笑顔共和国の七夕祭りが、どう発展するか、一大シュミレーション小説を書く事にしました。

 たぶん縁の花の読者の誰もが、いえ、あの純子大統領の想像さえ、遥かにしのぐ、これ以上は考えられないという程の究極のものです。

 紫陽花は一足先に笑顔共和国を大爆発させる事にしたのです。

 しかも紫陽花はそれを何も根拠もないシュミレーション小説にするつもりはありません。

 紺碧の艦隊が十分裏付けのある事で、書いてあるように、紫陽花もまったく根拠のないものは書きません。

 紫陽花から見たら、十分可能性がある事で、嘘はいっさい書きませんので、皆さんに楽しく読んで頂ければ幸せです。

 

                          大銀河七夕地球祭り         

         (超豪華スマイル・空前絶後オール・スターズ)

                       これ以上はとても考えられないぐらい凄い

 さて、物語は元旦に小説の主人公である岩戸正開という名前の人が、笑顔共和国の福田純子大統領にプレゼントした一つの手紙と一本のビデオから始まります。

 岩戸さんが、是非、福田純子大統領に、見て欲しいといって来たのです。

 ですから純子大統領は、そのビデオを見てくれました。

 というのも純子大統領と岩戸さんの関係は、姉と弟の関係です。

 これは前世的な事はまったく関係ありませんが、岩戸さんが書く縁の花で、そう決めましたと書いており、純子大統領も岩戸さんが送ってくる縁の花という情報誌は、楽しみに読んでいるので、弟が出来て幸せですと返事をくれたからです。

 二人はそれで縁の花の世界では姉と弟なんです。

 が、そういったことだけでなく、もしかしたら直感力の優れている純子大統領は運命的なものを感じているかもしれません。

 純子大統領と岩戸さんとが、本格的な縁を持てたのは、純子大統領の講演に感激した岩戸さんが、さっそく第36号で、読者にその内容を詳しく書いたものを送ってからですが、その時にもしかしたら、この男性とは、縁が大きく発展すると感じたかもしれないからです。

 それは分かりませんが、純子大統領は返事を出し、それに感激した岩戸さんは、文章だけではなく、直接係わる事になります。

 純子大統領が大阪に来た時や、笑顔共和国の三大イベントの一つである七夕祭りには参加するようになったからです。

 これが純子大統領と岩戸さんの関係です。

 しかしそれだけではなく、平成8年11月14日には、そんな二人の関係がもっと深まるかもしれない凄い事が起きました。

 それが純子大統領と河内先生との出会いです。

 これは縁の花の中で紹介している河内先生の内容に、何かピーンと来た純子大統領の会いたいという手紙で、岩戸さんが、河内先生のグループの協力で、縁を作らせて貰ったのですが、実は天からみたら、もの凄い事かもしれないのです。

 縁の花でいえば、2年間書いてやっと始めて、天の意志に直接適ったお仕事をできたという事なんです。

 ただこの事に対する評価は、もう少し時間をおきたいと思いますが、いずれにしても純子大統領には河内先生の一念帰命を受けて頂きましたので、今後純子大統領を頼って来る幽霊(有縁の死者)や、笑顔の講演を聞きに来る多くの有縁の死者霊を救う事が可能になりました。

 この事は実は岩戸さん自身もよく分かっていないので、読者の皆さんに理解できるとは思いませんが、こういった事で、より以上純子大統領と岩戸さんの関係、縁が深まったという事だけは理解して下さい。

 そんな岩戸さんが、見て欲しいとあるビデオを送って来たのです。

 純子大統領は、今度は何かな。どんな縁が生まれるのかな。

 と忙しい中、楽しみに見てくれたのです。(確率90パーセント)

 そしてビデオを見て、始めてMGにも関心を持って貰えました。

 というのも岩戸さんが、このビデオを純子大統領に見て欲しいと思ったのは、今年、伊勢神宮の七夕祭りの時の最後に、ところでMGとはマネジメントゲームの事ですかといわれてずっこけてしまった事があるからです。

 その誤解を解きたくて、あるビデオを送ったのですが、さすがの純子大統領もこのビデオの内容を見てびっくりしました。

 何故ならこのビデオは純子大統領とも親しい知花先生のビデオです。

 正式には去年の8月の盆に清里を訪ねて来た、MGボリビアクラスの人達の為に、わざわざ講演してくれたビデオですが、この中でMGが登場します。

 前半の30分の所ですが、知花先生は「世界をまたに駆けているMGさんらしくないですね。そんな元気でどうしますか。世界を救済しようという連中が。酒を飲んでいないからですか」というのともう一つは「21世紀素晴らしいユートピアを創る団体だと思いますね。そう思っているのでしょう。でもあなた達はまだまだです。(意識が低いという事)」といっています。

 2時間ちかくの講演の中で、知花先生はそういってくれたのです。

 岩戸さんが、苦しい時に励ます意味で、何度も何度も見ているビデオですが、そういった言葉だけでなく、純子大統領には、いつもの講演の雰囲気とは違って、知花先生がこの謎のMGというのに、本当に期待している事はぴんぴん感じたのです。

 ですから純子大統領は一変にMGという存在が好きになりました。(確率60パーセント)

 知花先生がどんな能力の持ち主で、先を見ることができるという事は、純子大統領には説明する必要はありません。

 弟の岩戸さんはMGという素晴らしい所で、何かの使命をもっているのかと喜んでくれたのです。

 だからその後の岩戸さんの手紙も純子大統領は改めて読んでくれました。

 その手紙の内容は、「純子お姉さんまず送ったビデオを見て下さい。その上でもしよかったら一度MGの事を知花先生に直接聞いて下さい。きっといいことをいってくれると思いますが、それが信じられるなら、どうかMGの岩戸を開けて下さい。正直いって、MGはなかなか全クルーの意識が本物になれないので、ちょっと苦戦していますが、純子大統領の笑顔の講演を聞いたら、みんな喜ぶと思います。どうか人類の為にもMGクルーの意識を高めて下さい。MGクルー、1万4千人は純子大統領を必要としています。是非福岡にいる原裕一郎先生に連絡をとって下さい」というものでしたが、さすがは知花先生とはいつでもコンタクトが取れるという純子大統領、さっそく聞いてくれたのです。

 しかもその時の知花先生の返事は素晴らしいものでした。

 去年の8月から、1年以上経過している間に、MGクルー全体の意識がもの凄く高まったとは思えないので、少し不安を感じていましたが、知花先生は、純子大統領に「ああMGさん知っているよ。MGの意識はまだまだだから、純子さん、行ってMGの岩戸を笑顔で開けてあげなさい。それができたら人類の岩戸も開けられる。笑顔共和国の人類を笑顔で一杯にするという夢も適う。もの凄い事が宇宙全体で起こるよ。・・・・・・・」と何か思わせぶりだけど最高の事をいってくれたのです。(確率70パーセント)

 さあ、その知花先生の言葉を聞いた純子大統領、何かMGにピーンと来たのか、さっそく岩戸さんに連絡をくれると、手紙に書いていた紫陽花の尊敬するMGの原裕一郎先生と合ってくれたのです。

 これが1月10日ですが、ここで原先生による笑顔共和国の為の特別IBP、ミニMISが福岡の笑顔共和国の事務所で行われました。

 純子大統領とは、2回ぐらい、同じ会場で講演をした事のある原先生は、喜んで駆けつけてくれたのです。

 しかもこの講演は大成功でした。

 純子大統領だけではなく、笑顔共和国の事務員、秦まゆみ、伊藤ひろみ、石川左永子、田代マキも一緒に聞いて大受けでした。

 原先生もプラスイメージや笑顔の話は得意です。

 純子大統領にコンピューターのネットワークの事や、ビジネスの事は分からなくても、もの凄く楽しませてくれたのです。(原先生はプロです。その上に乗っています。確率80パーセント)

 がそれだけじゃなく、原先生にはもう一つ協力な武器ができました。

 それが前号、準備第76号で書いた個性学です。

 この個性学は本当に凄くて、原先生は講演が終わった後、電子手帳を取り出すと、純子大統領や事務局の女性の誕生日を聞くと、サービスとして個性分析に入ったのですが、これが大受けしました。

 原先生がおもむろにいう性格に、純子大統領や秦さん、伊藤さん、石川さん、田代さんも当たっている、「あっそそそ。あっそそそ」と爆笑の連続で、最後には笑顔共和国の経営の問題点や、好きな男性の相性なんかも見て貰いました。

 中にはこれから告白しようとする男性に、どういったら相手の男性に響くか、聞く女性まで出るしまつで真剣に聞いていました。(確率は100パーセント。とにかく凄い)

 でもそんな事よりも原先生を喜ばせたのは、講演が終わった後の純子大統領の言葉でした。

 純子先生は、原先生が、MGのクルーが6・17事件(もう完全に解決)と呼ぶ大誤報事件の説明を聞いた後、偉く感激してくれて、そんな大きな試練にも負けずに、日本の為にMGクルー、岩戸さんは4年以上も頑張っているのですか、そんな意識の高い人達の為に、「私に出来る事は何でもいって下さい」と原先生の心を動かしたのです。

 だからその後、純子大統領が、MGの高度情報科学セミナーで講演してくれる事が決まりましたし、笑顔共和国の4人組の女性陣は、チームを組んでMGに参加してくれました。(確率60パーセント)

 しかもその上MGは6・17事件以後、なかなか生徒が集まらず、とても満足して貰える講師料は払えませんが、純子大統領は原先生と同じようにボランティアでもいいといってくれたので、さっそくその純子大統領の意志は、岩戸さんが所属しているMGステート協議会に伝えられ、2月22日のCON1(コンワン)セミナーで、話して貰う事になったのです。

 が、その講演はいうまでもなく、MGクルーの心を動かしました。

 森宮シニアや大淵先生も感激しましたし、MGの生徒やステート協議会も感動しました。

 講演を聞いた70名のMGクルーには、原先生の講演で、笑顔の重要性はよく理解できるだけに、素直に純子先生の話が理解できたのです。

 ですからその後の夜のセミナー、原先生や岩戸さんや森宮シニア、MGの生徒やステート協議会のメンバーによる、居酒屋での飲み会は大いに盛り上がりました。

 森宮シニアにしろ、ステート協議会の吉松親分にしろ、MGクルーは、美人は大好きです。(英雄色を好むというより、男なら誰でもそうです)

 話をしても楽しい純子大統領の人柄にいっぺんにMG福田純子ファンクラブが結成され、その会長に吉松親分が半分強引になったのです。(確率80パーセント、今までの経験上)

 しかしそれだけではなく、純子大統領の講演は、MGで頑張っている多くのクルーに勇気を与えました。

「頑張って下さい。私でよければまた来ます」という最後の言葉に、何とか一日も早く、6・17事件の前のMG本来の姿に戻し、純子大統領にもきっちりお金を払って講演して貰おうと誓いあったのです。

 が、その日は純子大統領もびっくりするぐらい早く来ました。

 平成9年の4月から始まった、郵政省とNTTが力を入れているオープン・ネットワークシステム、マルチメディア実験にはMGは他のどんな大企業でもとてもかなわないぐらいの多くのメンバーで参加しています。

 約1000世帯の内の870世帯は押さえており、これにMGは命運をかけているのですが、これが大爆発しました。

 天が今まで押さえていたエネルギーというか、たまっていたフラストレーションを一気に放出し、徐々にMGの名前は知られ出します。

 マルチメディア実験は大成功して、時代はMGをマルチメディアの覇者として迎えようとしたのです。

 純子大統領に、二度目の講演以来が来たのは、そんな時でした。(6月)

 今度は、紫陽花達MGクルーが、株を買い合って作った日本情報科学の記念する株式総会にお呼びして、幕張メッセーで、千名のMGクルーの前で講演して貰ったのです。

 そしてその純子大統領の講演は、見事にMGの岩戸を開けました。

 MGクルーは、ただ講演を聞くだけの人の集まりではありません。

 多くのクルーが、同志として結ばれ、ネットワークを持っています。

 純子大統領がMGにしてくれた好意は、もうすでに千名のクルーの殆どが知っており、講演が終わった翌日からは、福岡の事務局に、MGクルーの笑顔共和国の国民に成りたいという申し込みでパンク寸前になったのです。(確率5パーセント。いくら何でも翌日では無理ですが、半年までなら40パーセントです)

 しかもそれだけではなく、笑国も、全国56省圏を中心に、どんどん誕生しました。

 以前の勢いを取り戻し始めたMGには、ひと月に300人程度の新たな仲間が誕生します。

 そのMGの生徒さんに話をする時、原先生や森宮シニアも純子大統領の話をしますし、カリキュラムの中に、純子大統領の講演をステート協議会は、吉松親分の「入れらんかい。入れらんと市中引き回しの上、張り付け獄門の刑にするぞ」と一言いったので、どのMGの生徒も、一度は純子大統領の話を聞く事になったのです。

 そんなMGの生徒さんが、純子大統領の講演を聞いて、感激してどんどん5人のチームを作って、笑国を作るものですから、1年後には200近くの笑国ができていたのです。(確率50パーセント)

 でもMGの笑顔共和国に対する貢献はそんな程度の事ではおさまりません。

 200程のMGクルーの笑国が、MGで集まれば、自然と話に成るのが、コンピューターネットワークを使った笑顔共和国ができないかという事です。

 そういったコンピューター・ネットワーク上の笑顔共和国を作りたいという事で、ある時に純子大統領の了解を貰って、笑顔ネットが誕生したのです。(確率70パーセント。何しろMGクルーはコンピューターの専門家の集まりです。任せなさい)

 さあ、これが大成功しました。

 200笑国で始まった笑顔ネットは、ホームページに出てくるいろんな楽しい笑顔の画像で人気を呼びました。

 MG自身もどんどん端末を、各家庭に普及させていますが、それが3万世帯に普及した時から爆発的に伸び始めますが、そんな人達も笑顔ネットには関心を示し、家族で入る人が出てきます。

 あっという間に千笑国も誕生し、純子大統領は、MGクルーがプレゼントしたROBO7で、ホームページを見るのが楽しみ、いつの間にか、送られてくるメッセージに返事を出すので、インターネットおたく、やみつきになっていたのです。

 が、それだけではなく、笑顔ネットは、笑顔共和国の収入を安定させました。

 何しろ、MGクルーは全員経営者です。

 笑顔共和国にも十分儲かるような仕組みを作ったので、ある程度儲かるようにしたのです。(事務局の皆さん、ボーナスもどんと出るようにしてあげます)

 しかしそういった事よりも純子大統領を喜ばせたのは、ネットワークを使って、今まで考えられないぐらいコミュニケーションが簡単に取れるようになった事です。

 今までなら3ヶ月に一度の季刊誌でしか連絡が取れなかったものが、コンピューターを使えば、一日でできます。

 急遽純子大統領の講演予定が入っても、ネットワークを使えば、安く周辺の国民に伝える事もでき、多くの国民も講演会場に駆けつけてくれるようになったのです。

 ですから純子大統領の講演は、どこでも今以上に満員になったのです。

 でももっと凄いのは、そんな純子大統領の講演を、聞きたいという外国の人が急増した事です。

 というのもさすがに知花先生がいうように、世界をまたに駆けているMGです。

 純子大統領も高度科学セミナーで講演して親しくなったMGクルーの人達と海外研修に楽しそうと何回か参加している内に、MGの実力が分かって来ました。

 どこの国にいっても、外国の元首クラスの人や大統領が大歓迎してくれます。

 MGのネットワークもアジアを中心に爆発的に大きくなり、笑顔ネットもそれと一緒に広がっていきます。

 気が付けば、200笑国もの外国語で書かれたホームページが出来、純子大統領に対する講演以来まで来るようになりました。

 それを海外のMGクラスが責任を持って手配したので、どこでも大成功。

 純子大統領は国内よりも海外の方が有名にさえなったのです。

 しかしそんな純子大統領がいよいよ国内でも大爆発する日がやってきます。

 そのきっかけは平成10年の7月7日でした。

 この富士山麓で行われる七夕祭りの実行委員長は、岩戸さんです。(笑顔共和国の皆さん、これはあくまでシュミレーションです。くれぐれも現実には非力な岩戸さんにバトンを渡さないように、現実に引き受ける確率は今の所、0パーセントです)

 岩戸さんは最初は嫌がっていましたが、引き受けるとなると、まずMGのシニアやMG福田純子ファンクラブ会長である吉松親分の全面的な協力を取り付け、今や日本ではとてつもない力を持ち始めたMGの力を(確率は30パーセント・少し紫陽花の予想より早すぎます。これが平成11年なら50パーセントです。そうでもならないかぎり、知花先生の予言のように、人類は救済できません)笑顔共和国の為に使う事に成功しました。

 MGクルーの殆どが笑顔共和国の国民です。

 多数決で、MGが影から全面的に応援する事が決まったのです。

 そしてここに笑顔共和国始まって以来の大イベントが始まりました。

 岩戸さんはまず民放の放送局、フジテレビ局と話を付けて、ゴールデンタイムの7時から10時までテレビで放送したり、事前に宣伝して盛り上げるように依頼しました。

 MGの知閥、ネットワークに参加している大企業に頼んでスポンサーになって貰ったのです。(確率、60パーセント、MG構想が実現するなら簡単です)

 その為にこれは簡単に話ができました。

 6・17事件の詫びの意味もあって、フジグループは、急成長するMGグループと何とか手を結びたかっていたので、一も二もなく協力してくれたのです。

 が、岩戸さんのやる事は、その程度ではありません。

 次に全国にある神社と交渉する為に、6万人(最終人数)もの全MGクルーに縁のある神社を口説くように頼みました。

 知閥の力、全MGクルーの持っている人脈をフルに使ったのです。

 ですから友人が神社で勤めている。親戚が神主をしているという情報は全部岩戸さんに集まり、岩戸さんは何人かの仲間で手分けをして交渉し、全国で20以上の神社で、7月7日の七夕の日、神社を開放して貰う事にしました。

 そんな20以上の神社と富士山麓とを衛星放送でつなげ、神社のある地元のCATY(ケーブルテレビ)の何社かとは手を結んだのです。

 だから富士山麓や各神社には、テレビを見て、楽しいそうだといって参加する人が続出しました。

 特に地元のCATVと手を組んだ神社では、テレビ放送が始まる10時間前の朝の9時から事務局の伊藤さんや秦さん、幸せ笑国の山崎ご夫婦などの多くの笑国のリーダーが手分けして応援に駆けつけて、笑顔ダンスの踊りの練習などをしているシーンをCATVで流します。

 そんな映像を見た地元の人は、「皆さんも一緒におどりませんか」という笑顔共和国の呼びかけに賛同して、昼の1時をすぎる頃には、もう駆けつけた人で一杯です。

 いよいよテレビ放送が始まった時には、富士山麓には5万人、全国の神社もどこも人が入りきれないぐらい一杯という中で、七夕祭りは始まったのです。

 が、この七夕祭りの凄い所は、人数ばかりではありません。

 ボランティアで駆けつけてくれた多くの本物の先生も、超一流です。

 以前から笑顔共和国を支えていた荒井拭く大統領から始まり、今まで笑顔共和国と縁のあった國友先生や馬越先生など、全先生が駆けつけてくれましたし、今や超有名になったMGの森宮シニア、大淵先生、九州を背負うといわれる原先生も駆けつけました。

 又、岩戸さんと縁がある個性学の田中久雄先生や山下先生、河内哲先生も参加しました。

 でもそれだけではなく、船井先生や地球村の高木先生、脳内革命の春山茂雄先生、MGとは昔から縁のある知花先生も喜んで参加しました。

 日本国内にいる多くの本物の先生が、かならずどこかの神社に来てくれたのです。

 というのも笑顔ネットの成功に味を覚えたMGは続けて本物ネットを作り、これも大成功させました。

 世に隠れている本物を次々と世に出し、多くの本物の先生とも縁があります。

 そのMGの頼みと、純子大統領の信頼で、日本の本物が一つになって動いたのです。

 ですから富士山麓の七夕祭りには、いっさい芸能人は出ません。

 女性アナウンサーさえ一人も出さず、全部本物の意識の高い人だけでやったのです。

 でもそれでも大成功です。

 いろんな本物の先生による5分リレースピーチにしろ、各神社に駆けつけてくれた本物の先生の「純子大統領よかったね」というメッセージにしろ、最高の波動が出ていましたし、海外からも本物の先生によるお祝いの電報も届きました。

 インドのサイババ・チベットのダライ・ラマ14世・マザーテレサ・ローマ法王さえ祝福してくれたのです。

 特にサイババは来年の七夕祭りには、私もかならず参加しますといっており、もの凄く盛り上がりました。

 視聴率も40パーセントを越え、日本で約5千万の人が自宅で、笑顔のダンスを踊ったり、「わはわはわは」と一斉に笑ったり、純子大統領の舞を見たりして大成功をおさめたのです。

 だから七夕祭りが終わった後は純子大統領も、多くの本物の先生と「よかった。よかった」と泣き崩れるしまつで、もの凄いバイブレーションの高まりを見せたのです。

 でもそれよりも凄かったのは、七夕祭りの後です。

 各神社では沢山のUFOが上空に現れ、UFOがぐるぐる回ったり、揺れたりして一緒に踊っていたという人が続出したり、笑顔ネットや本物ネットに参加したいという人間で、福岡の笑顔共和国事務局は、電話の応対でパンク寸前です。

 それを何人ものMGクルー女性部隊が、笑顔共和国に応援として入って裁きましたし、本物ネットにも10万人の申し込みが一度に入りました。

 MGもきっちりこれで儲けたのです。

 が、そんな事よりも純子大統領や多くの本物の先生を喜ばせたのは、あの七夕祭り以来、日本の学校で極端にいじめが減ったとか、意識が変わってまったく別人になったという人が急増した事です。

 中には天と意識がつながったとか。ヒーリングの能力が身に付いた。

 植物の気持ちが分かるようになったという人さえ、何千人と誕生しましたし、死んだはずの幽霊が七夕祭りの時に現れて、感謝を述べて天に昇ったという人も続出です。

 いろんな本物の先生も、多くの幽霊が七夕祭りを一緒に楽しみ、最後は笑顔の踊りを踊って、あの世に返っていったという事を強烈に感じ、河内先生の不思議な力を認めたのです。

 でもその反面、七夕祭り以後、米国や日本のマスコミからも何故かいいようのない中傷による七夕祭りやMG、笑顔共和国叩きも始まりました。

 影の政府、イルミナテイが動いたのです。(実際にあるのか、ないのかは分かりません。あくまで小説を面白くする為です)

 彼らは日本人を洗脳している集団だとか、MGに商売をできなくするぞと圧力を掛けて来年の七夕祭りをつぶそうとしたのです。

 でもMGは圧力に屈しません。

 6・17事件は影の政府が計画した罠だと信じる(真相は分かりません)MGは今までの借りを返す意味でも彼らの圧力を跳ね返しました。

 七夕祭りを中傷するマスコミに対しては、MG自身のネットワークを通じて反論しましたし、マスコミにもMGの味方が現れました。

 今やMG自身に影の政府さえ押さえる事のない実力があるのです。

 だから影の政府もどうする事もできません。

 MGグループは三菱や三井などの財閥を遥かに凌ぐ、一大情報財閥に成長し、経済力で反対に影の政府を脅かすようになったのです。

 そしてそんな中で、平成11年も富士山麓で、前回さえ比較にならない規模100万人、全国の神社の参加者を入れると1000万人で、日本大七夕祭りが行われました。

 日本の皇室を迎えて、タライ・ラマ14世やサイババも参加して、今度は6時間番組でやったのです。

 が、これが凄かった。

 上空には誰の目から見ても、UFOとしか見えないものが、各神社に姿を見せ、多くの人をびっくりさせたのです。

 しかもその上に、ついに富士山麓ではUFOが何機か降りてきて、紅白を凌ぐといわれる視聴者の目の前で、宇宙人と純子大統領の会見が行われました。(確率は読者に任せますが、紫陽花は不可能だとは思いません)

 宇宙人はまったく地球人と変わらない姿で現れると、自分達は地球人と遠い過去に同じ民族だったと信じられない事をテレビの視聴者の前でいうと、次に今日見事に岩戸を開けた日本民族を祝福しました。

「どんな事があっても我々が日本を守ります」と約束すると、来年の大地球七夕祭りには、全銀河の代表が参加させて貰いますといって、見事の踊りを披露してUFOで去って行ったのです。

 さあ、この日本大七夕祭りは、こんなハプニングの連続です。

 笑顔の踊りを踊っている内に、超能力が身に付いたという子供が何万人も現れましたし、日本自体の波動が上がりました。

 日本が黄金で光り輝く姿に見える人が続出したのです。

 ですから日本大七夕祭りも大成功でした。

 ダライ・ラマ14世にしろ、サイババにしろ、心から祝福し、純子大統領も多くの本物の先生と一緒に幸せ一杯でした。

 あの知花先生も上機嫌で「私は幸せ」の踊りを踊ったのです。

 しかも霊的にも凄い事が行われていました。

 河内先生によって、この日、日本に縁のあるすべての霊は霊界に帰されました。

 この日で地球は新しい時代を迎える事を約束されたのです。

 ですから最後のフイナーレの純子大統領が天の神に捧げたお礼の舞を披露した時には、光輝いて見えた人が多く、大地球祭を再び富士山麓でする事を宣言した時には、地球の波動が一つあがったのです。

 さあ、大変です。

 ここまで一気に進むとさすがの影の政府ももうどうする事もできません。

 百一匹現象が起こって、日本人やアジア人以外の人でも。目覚めたという人がどんどん誕生します。

 来年の七夕祭りはアフリカや南米の諸国が、すべて参加するといっても、止める事さえできない上に、最後の手段である日本を核攻撃して、日本民族を抹殺しようとしても、宇宙人が上空から秘かに守っているので、どんなミサイルを撃っても、すぐに破壊されてしまうのです。

 いえ、むしろ、そんな事よりも米国やヨーロッパの人達から、七夕祭りの情報を封鎖する事で精一杯になったのです。

 時代の流れは完全に日本、東洋へと移り変わり、光、本物が圧倒的に有利になったのです。

 いよいよ最後の決戦、ハルマゲドン、24時間大地球七夕祭りが行われたのは、そんな時期でした。(平成11年7月7日)

 まず地球の上空には、何キロもある大きな宇宙船で一杯で、約束通り、沢山の宇宙人が降りてきました。

 地球人に似たもの、全然違ったものと種類はいろいろですが、一つ共通点として、笑顔がどの宇宙人もすてきです。

 そういった宇宙人の代表が、地球人が今日、銀河連邦に入った事を宣言し、今まで知られていなかった人類の歴史を教えてくれました。

 UFOはそれを何と、上空を映画館のスクリーンにすると映像で出し、日本人やアジア人だけでなく、アメリカ人、ヨーロッパ人にもはっきり見えるようにしてくれたのです。

 が、これをされたら、影の政府にももう防ぐ事はできませんでした。

 アメリカにもヨーロッパにも、大地球七夕祭りの映像は、ずっと24時間上空に映され、すべてを悟った多くの欧米人も、純子大統領と一緒に笑顔のダンスを踊りだしたのです。

 奇跡が起こったのはその時でした。

 地球が喜びで身体を動かし、大地に揺れを感じた瞬間、人類全体は一人の落ちこぼれも出さずに、すべて新人類になっていました。

 病気で病院で寝ながらテレビを見ていた人も、次の瞬間気が付けば病気が治り、踊れるようになっていましたし、90歳の人もみるみる元気になって、30歳前後としか思えないぐらいに若返っていたのです。

 しかしそれだけではありません。

 すべての人類にテレパシーの能力が備わり、植物や他人の気持ちが分かるようになっていた上に、河内先生によって、誰もが幽霊を見れるようになっていたのです。

 しかも気のエネルギーをすべての人が自由にできるので、何時間でも踊っても平気で、身体が発光して何も食べなくても、生きていけるようにもなっていました。

 影の政府の人達さえ、新人類になっていたのです。

 だから人類は平和で、一つの統一された社会を創る事に成功しました。

 地球全体がオーラで光り輝き、純子大統領は、地球の初代大統領に選ばれました。

 選挙も行われないのに、すべての人類が純子大統領が、地球の大統領になって欲しいとテレパシーで意志を示し、来年地球で、大銀河七夕祭りが開催される事が決まったのです。

    終わり。

(さて、こうして人類は本物社会になれました。これで紫陽花の夢物語は終わりです。ですからこの後、大銀河七夕祭りがどんなに凄かったかは、読者の想像に任せます。そこまで書いたらやほというものです。ただそれでも皆さんは絶対に信じないと思いますが、紫陽花は十分これは実現可能だと真剣に思っているのですが、皆さんはどう考えます。それは分かりませんが、皆さんにも最初の1歩、大きなチャンスを上げます。知花先生の素晴らしいビデオを見たい人はいって下さい。喜んで送ります。その上で皆さんがどんな選択を選ぼうが、それは皆さんの自由です)

 では皆さん、今後も合縁で。・・・・

    平成8年11月17日


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