縁の花

         (本物を目指して心と心のネットワーク)

                 第91号

                    縁の話

 縁の花にテーマと呼ぶものがあるのなら、それは縁です。

 紫陽花と皆さんが、地球という星で、人類が全滅する可能性がある、この時期にどうして縁を持つ事ができたのか、その本当の意味を考えていく事が一番のテーマです。

 少なくとも紫陽花はそれを皆さんと一生、考えていきたいと思っています。

 だって皆さん一人一人と、今縁を持っているのは決して偶然ではないからです。

 しかしこの縁ですが、紫陽花にとっては本当に掴み所のないもので、今だに定義づけさえできま

せん。

 縁とは、紫陽花と皆さんの縁とは一体何で、どんな意味があるのでしょう。

 誰か分かる人がいたら教えて下さいというのは本音ですが、皆さんと一緒にこれから考えていきたいと思います。

 が、そんなに難しく考えなくても、縁に付いて紫陽花なりに分かった事も4つあります。

 これは縁の花を書くという行動を通して、紫陽花が実際に体験して始めて分かった事ですが、なかなか体験してみないと分かりずらい事でもあります。

 ですからまずそれを皆さんに知って頂きたいと思います。

 笑顔共和国が笑顔の事でいろいろ考えているように、紫陽花も縁に付いて皆さんと一度ゆっくり考えてみたいのです。

 という事で紫陽花がまず1番目に皆さんに知って欲しい事は、縁を広げるという事は、実に面白いものだという事です。

 「いやあ、これが本当に面白いです」

 正直いって紫陽花はこんなに面白いものだとは夢にも思いませんでした。

 これは縁の花を書き、実際に人との縁を大切にする事で始めて分かった気がしますが、もの凄く夢が広がるのです。

 でもそれはいいかえるなら、それまでの紫陽花は縁を大切にしよう。

 人との縁を広げようなんて思った事はなかった事になります。

 今から考えたらせいぜい友人を大切にしようでしたし、実際はほとんどの皆さんもそうだと思います。

 しかし縁を大切にしてみたら、その面白さにやみつきになります。

 これはよくお金儲けは楽しいとか、ギャンブルは一度やったらやめられないという話は聞きますが、紫陽花にはその面白さは理解できなくても、縁を広げていく楽しさは十分に分かりました。

 それが皆さんに紹介している福田純子大統領から始まって、川北さんや神園さんなどに代表される多くの縁の花の読者との縁です。

 紫陽花はその縁だけで、今、河内先生を世に出すという、21世紀日本から世界に向けて光を出すというとんでもない本物活動をやろうとしています。

 世間からみたら、何の力もない平凡な人間がです。

 まさしく縁とは、天、神様から与えられたもの、無限の力があります。

 だって今、河内先生との縁は、縁の花の多くの読者の縁の力を借りて、多くの本物の仲間や本物の先生達につながっています。

 これは正直紫陽花にはとても予想できなかった展開です。

 縁の花の読者の皆さんの中には、こんなに凄い人達と縁を持っていた人がいるなんて全然知りませんでしたし、きっとこういった事は天が計画されるのだとつくづく思います。

 絶対に紫陽花ではなく、天がやったとしか思えない広がりをみせているのです。

 だから紫陽花も皆さんが縁を大切にする事を勧めます。

 そう意識するだけでも、人生が大きく違って来ると思うし、本物の人達との縁を広げる事自体、どんな有名な人でも、いえ有名であればあるほど福田純子大統領のように返事をくれるので本当に面白いから最初は大変でも自分にあった方法でやってみて欲しい。

 これが紫陽花が1番目に単純だけど皆さんにお伝えしたい事なんです。

 と同時に2番目として、紫陽花は縁を広げるだけでなく、それを一つにまとめる、統合する事も、広げるのと同じくらい面白いという事もお伝えします。

 というのも紫陽花は長年捜し求めていた、人類の為に何かをするという紫陽花の本物活動は、多くの本物と呼ばれるものを、いつか一つにする事だという事も分かって来ました。

 それが天から紫陽花に与えられた使命だとやっと思えるようになったのです。

 それを皆さんに分かりやすく説明するならやっぱり幕末です。

 この時代に日本では、多くの志士と呼ばれる人達が生まれて来ました。

 薩摩藩や長州藩、土佐藩や敵方の幕府にです。

 日本に近代という光を出す事を約束して、いろんな所で生まれて来たのです。

 そしてそんな志士と呼ばれる人達がやって来た事は、戦争でも、人を殺す事でもありません。

 志士達には意識がなくても、少なくても天がやって来た事は結局志士達を一つにする事です。

 それは最初は吉田松蔭の有名な松下村塾に代表されるように、同じ藩の仲間同志で始まり、その縁がどんどん広がり、やがて戦争や殺し合いなどの大きな試練に合いながらも一つになっていきます。

 まず今まで争っていた薩摩藩と長州藩が坂本龍馬の活躍で一つになり、やがてそれが薩長土肥と呼ばれる雄藩の連合と進み、最後には幕府との戦争ですべての志士が負けた幕府方の志士を含めて一つになりました。

 それが証拠に勝海舟や榎本武揚でも戦争に負けた後、許されて明治政府の要人として活躍しています。

 見事に志士達は一つになったのです。

 紫陽花はそれと同じ事が、もうすぐ本物の世界でも起こると確信しています。

 船井先生が紹介している多くの本物と呼ばれるもの。

 紫陽花と縁あるものでいえばMGや笑顔共和国、地球村や個性学、河内先生のグループなどの本物の人達が、後2、3年後には一つになって、幕末の志士達がしたのと同じように歴史に残る大事業。

 見事に人類を救済すると思うのです。

 その最初の縁作りが紫陽花がやろうとしている本物活動なんです。

 ですから紫陽花はいくら一つの本物として活躍していても、それだけで他の本物と縁を結ぼうとしない人は、真の本物にはなれないと考えています。

 何故なら坂本龍馬や高杉晋作、桂小五郎、西郷隆盛にしろ、志士達で歴史に名前を残した人達は、全部他のグループの志士達との縁結びを成功させた人達です。

 それに醍醐味、ロマンを感じたのです。

 だから地球村や他の本物でも、一つのものを真剣にやる事はいいですが、それに拘って他の本物と積極的に結びつこうとしないのでは面白くないと思うのです。

 でも多くの結び付こうとしている本物の人達にとっては、人生でもこんなに面白い事はないと思います。

 薩長連合に匹敵することができる。

 MGと笑顔共和国、河内先生のグループがもうすぐ結び付くかもしれないと考えると、わくわく、どきどきしますし、紫陽花はそれは決して不可能だとは思いません。

 いえ、反対に結び付く可能性の方が高いと思います。

 だって紫陽花たちはこの世に生まれる前,あの世、霊界と呼ばれる所でかならず最初は別々の本物をやっていても、最後は一つになろうねとそう硬く約束して生まれて来ていると思いますし、その中心に紫陽花は河内先生はもうすぐなると信じています。

 何故なら実際今でも河内先生の本物活動は、完全に紫陽花の手から離れて、どんどん多くの有名な本物の人たちと結び付いていますが、その本物の先生達が口ぐちにいうのは、「今まで私は、河内先生に出会えるのをずっと待っていた」という言葉です。

 これは前号の萩原直樹先生の例を出すまでもなく、神園さんや元土肥さんの縁の本物の人達も同じようにいっていますが、ここで紫陽花がいいたい事は、紫陽花が本物の縁を一つにしようとしているといっても、これは紫陽花自身の力というよりも、ほとんど天や河内先生の力なので、皆さんが紫陽花のようにできるかどうかは分かりませんが、それでも絶対に自分に与えられた本物人達の縁は別々ではなく、統合するように意識すべきです。

 だって紫陽花も最初は全然駄目でしたが、続けている内に、天が認めて河内先生との縁を与えてくれたように、もし皆さんも本物の縁を一つに統合したいという意識を持ったら、今の時代、天がいつかかならずその縁を統合しようとします。

 それが21世紀、アクエリアスといわれている時代の流れだからです。

 だからたぶん皆さんもいろんな本物を統合しようとした時、始めて紫陽花のいう多くの本物の縁を広げるだけでなく、統合するというのも楽しいという事が実感として分かって頂けると思いますが、とにかく皆さんにも、この紫陽花の今の喜びはとても文章では表現できないぐらい本当に面白いので自分なりに挑戦してみて欲しい。

 是非、坂本龍馬がやった薩長同盟や大政奉還の喜びを小さくても味わって欲しい。

 これが紫陽花が2番目にお伝えしたい事なんです。

 でも紫陽花は他にも皆さんに実感して分かった事があります。

 それは縁には生きた縁と死んだ縁があるという事です。

 これも紫陽花は縁の花を通して学びました。

 というのも最初、縁の花は紫陽花の大学の頃の友人や前の職場の同僚や、SAFF「泉州エアフロント」という人達を中心に書いていました。

 紫陽花と深い縁がある人で、本物に関心のない人達に、本物という素晴らしい世界がある事を知って欲しかったのです。

 しかしもうすぐ4年になるのに返事さえ誰からも一度も頂けません。

 17名の人が全滅です。

 その原因はたぶん紫陽花自身にあるとは思いますが、本物に関心のない人に、本物を知って貰うのがどれだけ難しいか、紫陽花は痛感しました。

 大学の頃や前の職場で一緒に長い時間を共有したり、地元の泉州をどうしたら活性できるかを一緒に考えた時間は一体何だったのかと正直いって思いました。

 どれだけ時間を共有しても、縁にはその時だけの縁で、次の縁に発展しないもの、死んだ縁があるという事が分かったのです。

 が、反対に生きた縁もあります。

 これは知花先生や笑顔共和国や地球村などの本物の世界で知り合った縁です。

 この人達はやっぱり紫陽花と同じ価値観を持っているのか、知り合った縁だけでなく、次の縁に発展しますし、紫陽花とは文章だけで合った事もないのに、紫陽花を信じて個性学や河内先生との縁を持ってくれた人も沢山います。

 縁自体がやっぱり生きているのです。

 ですから紫陽花は今、この生きた縁を大切にしています。

 これからの時代は職場の縁や近所の付き合い、いえ親戚などの縁よりも、本物の人達の縁の方がいざという時には頼りになるとさえ思いますし、MG流にいえば江戸時代までの血縁、工業社会の職縁に変わって、知縁、本物の世界のネットワークを作る事の方が大事だと思います。

 紫陽花が縁の花で皆さんと一緒に目指してやろうとしているのも、実はこの生きた縁の人達とのネットワーク作りですが、皆さんにも生きた縁と死んだ縁がある事は知って欲しいと思います。

 これが紫陽花が皆さんに知って欲しい事の3つ目です。

 そして最後に紫陽花が実感として分かった事の4つ目は、縁は最初は低きから高きに流れるという事です。

 紫陽花はつい最近この事に気がつきましたが、実はこれは紫陽花にとっては驚きでした。

 というのもよく水は高きから低きに流れ、低きから高きに流れないといいますが、それはエネルギーの世界でもいえます。

 エネルギーは知花先生がいうように、低い人から高い人に渡る事はありません。

 紫陽花はそれは宇宙法則だと思っています。

 しかし縁の世界ではそうとはいいきれない事が分かりました。

 それが紫陽花が河内先生との縁をつなげた福田純子大統領から始まって、川北さんや神園さんに代表される多くの人達です。

 正直いって、こういった本物の人達との縁にどちらが意識が高いとか低いという事はありませんが、それでも河内先生の事一つみても、紫陽花がなかなか分からなかった事を合った瞬間につかめるこの人達の感性は凄いと思います。

 心から本物の人達だと紫陽花自身尊敬していますし、紫陽花はこういった縁の花の読者の人から河内先生の偉大さを教えられた気がします。

「本当に凄い先生との縁をつなげてくれてありがとう」といわれて、最初紫陽花自身が戸惑ったというのが本当の気持ちなんです。

 だから縁の世界も水やエネルギーのように高きから低きにしか流れないのなら、紫陽花がこの人達に河内先生を紹介する事はなかったと思います。

 しかし面白い事にそうはなっていません。

 紫陽花はその理由をいろいろ考えたのですが、多くの人達と歴史に残るような大事業をする場合は、たぶん意識の低い人から、意識の高い人に縁が渡るように、生まれる前から多くの人と計画されているのだという事に気が付きました。

 何故なら福田純子大統領などの多くの本物の先生達の方が、最初に河内先生とつながっていたら、紫陽花の出番はなかったからです。

 いえ、紫陽花に河内先生を紹介してくれたMGの岡野さんという女性を含めて、ほとんどの河内先生の人達の活躍の場所がなく、河内先生の存在はとっくに有名になっていると思うのです。

 でもそれでは多くの人達が、素晴らしい事業をやり遂げたという喜びを持てないから、紫陽花は天は、縁を低きから高きに流れるようにしたのだと確信しています。

 これが紫陽花の発見した縁の宇宙法則なんです。

 だから紫陽花は河内先生との縁をつなげた多くの縁の花の読者の誰に対しても、自分の方が意識が高いなんてまったく思っていません。

 むしろ逆で、紫陽花の方に意識が低いので、つなげさせて頂けたと思うようにしています。

 そうするほうがどんな人に対しても謙虚になれるからです。

 ただそうはいっても、類は類を呼ぶという法則があるように、縁をつなげる人とつなげた人にそんなに意識の高さに差はないと思います。

 持っている意識に大きな差があればそもそも縁を持つ事はできません。

 紫陽花が福田純子大統領や川北さんと縁を持てたのは、本物の世界に気がついて、縁の花を書くという行動をずっと続けていたのを何らかの形で認められていたからだし、その事に自信は持っていいと思うのです。

 ですから紫陽花はプロ野球で例えるなら、ある本物というチームの2番バッターだと思っています。

 福田純子大統領や川北さんや神園さんのように、自分で講演を企画して、沢山の本物の人達に河内先生を紹介するというホームランが打てる巨人のゴジラや阪神のバースにはなれませんが、チャンスを広げる役の2番バッターならなれます。

 が、紫陽花はどうせなるなら一流の2番バッターになるつもりです。

 たまにはホームランも打てて、縁の打率も3割を打て、もちろん盗塁やバンドを完璧にやれて、いろんな3番バッターや4番バーターに縁を確実につなげられるちょっといぶし銀な選手。

 しかも守りはかなめのショトーで、決してエラーはせず、一度生まれた縁は、縁の花でできるだけほろうして逃がさない。

 そんな選手が紫陽花にふさわしいと思うのです。

 と同時に紫陽花は早く皆さんにも打順を決めて欲しいと思います。

 というのも野球でいえば、4番をすぎたら、後はもう下り坂です。

 5番、6番、7番と落ちていきますが、これは縁の世界でもいえます。

 縁は低きから高きに流れるのは最初だけの例外で、ある程度まで進むと一気に高い所から低い所に流れます。

 だから皆さんも河内先生がどんどん今の調子で、順調に縁がつながり、船井先生や高木先生のような人までに認められて、一気に有名になってから私も合ってみたいというのであれば、少しも面白くないし、下位の打順でしかどんなに力があっても打てない事になると思うのです。

 紫陽花は皆さんにそうなって欲しくありません。

 早く紫陽花が作ったチャンスをいかしてどかーん一発皆さんが満塁ホームランを打ってくれる事を楽しみにしています。

      平成9年7月16日

 では皆さん、読んで頂いて「ありがとうございます」

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