縁の花村情報 第13号 10月6日

1、  なんでんかんでん村 第104号

原先生の娘さん、星野ひろみさんの久々の原稿です。

毎回送ってくれる情報に感心しています。

日本と中国の教育問題について考えてしまいました。

縁の花村は、原先生のなんでんかんでん村と提携させて頂いています。

智閥の同志というか、智閥の元祖です。

是非、原先生に、縁の花村の紹介という事でメール送って、村人になって下さい。

詳しい事は、縁の花のHPのなんでんかんでん村コーナーみて頂いたら分かります。

 縁の花HP http://www.h2.dion.ne.jp/~ennohana

 

                原先生のホームページ

http://www.chibatu.com

平成15928()

北京便り

北京に居住している村長の次女(星野ひろみ)から、「中国のスパルタ教育と日本のゆとり教育」と題して投稿があった。

日中両国の教育事情をこのような観点から知る機会はほとんどない。必読!!

投稿を読んで日本の将来が心配になる。少々文章が長いが是非読んで欲しい。

意見、反論、感想などは、星野ひろみへお願いします。

 

「似是而菲」「飛黄騰達」「怨声載道」「赴湯踏火」「龍騰虎躍」・・・・・な、な、何だ、これは?!文字化けか?紫陽花には読めな〜イ!私にも読めな〜イ!なんて嘆くことはない!!日本人ならほとんどが読めないし、意味も分からない(「似是而菲」は理解できる人がいるだろう。因みに似て非なるという意味である)。だからと言ってホッとしてもいられない。これはれっきとした成語である。自慢じゃないが、私は十代で中国語を勉強し始めてウン十年になる(もっと早くから始めるべきだったと後悔している)。私はこれを中国語で読むことはできても、ほとんど意味が分からない。「似是而菲」以外は空で書くことさえできない。こんなものが中国には山ほど有る。

中国人との日常会話にはこの種の成語がポンポン出てくる。聞き取れなければ突然頭は真っ白となる。しかし、心配は要らない。相手は私が外国人だということを知っているので、知らなくて当たり前だと思ってくれる。相手が日本語を理解する事ができないと思えば、こちらは何もひるむ必要は無い。自分が中国語ができるということだけで優位に立っているのだから、堂々としていればいい。遠慮無く「どういう意味ですか?」と聞けば、相手は親切に教えてくれる。

 

ところで、上記の成語は我が家の次男(5歳)が通う幼稚園から出された国語の宿題である。B−5判の用紙に所狭しと、成語がこれでもかと言わんばかりに並んでいる。幼稚園で習った成語を流暢に読めるように、自宅で復習をさせる意味でこのようなプリントが配られる。この種の宿題のプリントは、国語、作文、算数、英語、塗り絵、お絵描き、といった類いで、毎週金曜日になるとどっさり配布される。驚くことなかれ!その厚さたるや、1センチには達している。算数等はいつも10ページを越えている。

 

さて、上記の頭の痛くなるような成語だが、我が家の次男はいとも簡単にスラスラと読んでしまう。仕舞いにはプリントを見ずに空で言い始める。本人に聞くと意味は分からないという。勿論5歳ではこんなに難しい漢字は書くこともできない。しかし、それで良いのだ。読めさえすれば、いずれ意味も分かってくるし、書くこともできるようになる。

 

算数は10以下の数字の足し算と引き算だ。大人にとってはバカみたいに簡単な計算である。しかし、5歳の幼児にとっては難しいのではないか、と親バカの私はつい同情したくなる。しかし、次男はそれでもスイスイと10ページ以上もある問題を難無くこなしてしまう。それに計算ミスはほとんどないし、指を使って計算することもない。ミスをするとすれば、足し算と引き算の見間違えで起るミスくらいだ。去年、年中組みの時にそろばんの基礎をマスターしているので、このくらいの計算は暗算でできるのだろう。

 

年中組みの後半からパソコン授業が追加され、今では週末になると私のパソコンが彼のオモチャになってしまう。オモチャと言ってもゲームではない!ワードだ。キーボードを見ずにアルファベットを打ち込み漢字(中国語)に変換させる。5歳で大したものだ!と親バカの私はつい感動してしまう。

 

この幼稚園では正規の授業で4歳からバイオリンの授業が始まる。生徒は皆バイオリンを持っている。私は自分の子供がバイオリンを始めるまで、バイオリンなる楽器には触れたこともなかった。次男は34曲程度簡単な曲が弾ける(たまに耳を塞ぎたくなることも有るが、我慢して鑑賞にお付き合いしている)。

 

英語は動物や花の名前、口や鼻、足や手といった人体の名称、日常の簡単な挨拶程度は理解できるが、書くことはまだできない。

次男は絵がとてもうまい。授業の中でもお絵描きは得意中の得意だ。因みに、私は美術の成績はいつも3だった(そう言えば、2というのもあったなぁ・・・)。夫の絵はもっとお話にならない。トンビがタカを産むとは正にこのことではないかと思う。

 

私は次男の自慢話をしようとしているのではない。この程度はこの幼稚園ではできて当たり前だし、次男は幼稚園では極めて平均的なレベルにいることを前もって付け加えておきたい。

次男の通う幼稚園のカリキュラムを簡単に紹介しているのだが、この他にもまだ、課外授業に舞踊”“ピアノ”“美術”“工作”“速読といったものが有り、お金を払いさえすればいつでも参加できるようになっている。

 

ここまで読まれた方は、「わぁー、すごい!」或いは「かわいそう!」、「詰め込み」はたまた、「日陰のもやし」を連想される方もいるだろう。「なんだ、日陰のもやしじゃないか!」と思われるあなた!あなたは3歳でローラースケートができたか?5歳で浮き袋無しで泳げたか?あなたが通っていた幼稚園の毎日のカリキュラムの中にマラソンという項目が有ったか?と私は質問したい。

 

日本人の多くがスパルタ教育教育ママごんを連想されるだろう。

私は決して教育ママごんではない。子供の教育は大事だと思うし、興味もある。しかし、5歳の次男のおしりを叩いて「勉強しなさい」などとは言ったことがない。本人は幼稚園から帰って来ると、自分でカバンを開け、自主的に宿題を始める。後はできたものを持ってきて見せるだけ。私はただ「よくできたね」と誉めるだけである。

 

スパルタ教育というと、嫌がる子供を無理やり缶詰にして教育をするようなイメージが有るので、余り使いたくない用語だが、日本のゆとり教育なるものの信奉者にしてみれば、この幼稚園の教育方針は正にスパルタ教育そのものだろう。しかし、これは決してスパルタ教育ではない。私は子供を持つようになってから、幼児教育や右脳について色々と本を読み研究してきた。その主旨からすれば、この幼稚園の教育方針はそれなりに理が適っている。必要な時期に必要な知識を必要な分量与えているに過ぎないのである。

 

その教育方法は単に脳を鍛えるというばかりでなく、心の発達も同時進行的に行なわれるといったものである。専門家の間では右脳教育と呼ばれている。それについてはいずれまたお話する機会も有るだろう。今回は中国にはこんな幼稚園が有り、このような教育方針が主流になりつつあるということを紹介したい。

 

なぜ今回私がこのテーマを取り上げたかというと、ある雑誌で日本の小学5年生の4割近くが住所という文字を書けない、また、有名大学の学生の約半数が分数の計算ができないという恐るべき事実を知ったからである。ゆとり教育の導入で学力低下が叫ばれる中、相も変わらず「個性的な子供に育って欲しい」などといった空虚な論法に安住していると、何れ日本は滅びてしまう。お隣の中国ではゆとり教育などを提唱する学校が有れば、誰も見向きはしないし、その学校はたちまちの内に潰れてしまうだろう。

 

親であれば誰しも自分の子供の成績は優秀であって欲しいと願うものだ(自分の学生時代の成績は棚に上げて!)。しかし、人間の一生の中で脳が最もよく働き、どんな大型のコンピュータにも負けない吸収力と記憶力を発揮する幼稚園の時期に、いかに子供を遊ばせて育ててきた親が多いかに驚かされる。「勉強は小学生になってからでも遅くはない!」などと呑気に構えていると、子供はいつか落ちこぼれていく。

 

日本で落ちこぼれることなく、やっと授業についていけるような子供が中国の学校にやって来れば、たちまち落ちこぼれてしまうだろう。逆に、このような幼稚園を卒業した生徒を日本の学校に送り込めば、たちまちの内に学年のトップクラスにランクされることは間違いない。そのくらい中国の教育レベルは高い。

 

次男の幼稚園には小学部もあるのだが、小学部は4年で卒業となっている。幼稚園を卒業する時点で既に小学2年生の学力があるからだ。今の日本の学校教育は、できない子供をますますできなくさせる。そのできない子供達に更にゆとりを与えようとするのだから理解に苦しむ。できない子供にゆとりなど与えよものなら、瞬く間に堕落してしまうのではないか?ゆとり教育は落ちこぼれを救済する制度と聞いていたが、そんなのは私に言わせてみれば奇麗事である。日本のゆとり教育は落ちこぼれを大量生産する最たるシステムだ。本来ゆとりというものはできる生徒に与えられてしかるべきものなのだ。そして、与えられたゆとりの中からできる子供達は個性を磨き、才能を伸ばし、或いは別の才能を発見するのである。

 

なぜ青少年の犯罪が多発し、非行が低年齢化するのか?、なぜ中学生や高校生の間に援助交際なるものが蔓延するのか?勉強すべき時期に勉強をせず、授業について行けなくなって、勉強以外の楽しい事に目が向いてくるからだ。中には優秀な生徒(優秀だが心が発達していない)もいるようだが、ほとんどが落ちこぼれである。教育方針を間違えている文部省に私は責任を問いたい。責任は何も文部省ばかりではなく、幼児教育を疎かにした親、教師、また学童期の家庭環境にもあると私は考える。

 

私は勉強がすべてにおいて優先するなどと言うつもりはない。しかし勉強はであることだけは間違いない。小学校に上がるまでに正しい右脳教育をしていれば、子供は学校に上がってから落ちこぼれることはない。右脳教育を受けた子供は勉強が好きになり、自主的に勉強するようになる。私は敢えて「小学1年生のスタートラインで、既に勝負は決まっている!」と申し上げたい。

 

ちょっと脅かしてしまったかも知れないが、これも私の愛国心の表れと思っていただけば有り難い。日本を外から見ていると、歯がゆくて仕様がない。日本にはもう少し危機感をもって欲しいと思う。このままではお隣の中国に飲み込まれてしまう。日本は中国がどんなに頑張っても追いつくことができない素晴らしい技術を持った技術大国であれる。どれだけ経済が破綻しても経済大国の地位に揺らぎはない底力を持った国だ。その国を築いたのは他ならぬ日本の優秀な頭脳集団であったことを忘れてはならない。そのプライドを是が非でも守り抜いて欲しい。

 

紙面に限りがあるので、今回の『中国のスパルタ教育と日本のゆとり教育』というテーマは数回に分けてシリーズでお伝えしたい。次回はこの幼稚園についてもっと詳しく紹介してみたい。お楽しみに!

なお、反論・賛同、大いに歓迎です。なんでんかんでん村の事務局、或いは私のアドレス宛てに直接メールをお送り下さい。

hhiromi@163bj.com    星野 ひろみ

(感想を送信してやってください。ひろみが喜びます。村長より)

                       

宇野正美国際時事特別講演会

ユダヤ民族による「終末論」とは何か?

9.11テロで崩壊した貿易センタービルで消防士たちが、先ずはじめに捜し求めたのはブラックボックスである。しかし、ブラックボックスは発見されなかった。それに対して不思議なものが見つかった。それはハイジャックした犯人たちのパスポートだった。

燃えないブラックボックスが発見されず、燃えているはずのパスポートが見つかった。ここに政治的陰謀を感じる。果たしてこのテロは何の目的のために仕組まれたのか?「ユダヤ民族による終末論」がすべてを明らかにする。

                 神 戸                       10月 9()                           兵庫県民会館

                 京 都                       1015()                            アバンティホール

                 大 阪                       1017()                            朝日生命ホール

                 名古屋                       1021()                            テレピアホール

                 東 京                       1023()                            JAホール

                 各会場とも開演 18:00              特別聴講料              3,150

                 主催         潟潟oティ情報研究所                            TEL          079-552-7082              

なんでんかんでん村

村長 原 裕一郎

 

   なんでんかんでん村情報 第106号

 いよいよ原先生の智閥つくりが開始されようとしています。

 肝心なビジネスのコンテンツ作りです。

 

 

             原先生の智閥のホームページです

http://www.chibatu.com

平成15106()

お待たせしました!

DNAエンジン」を活用した、「農耕民族型ビジネスモデル」がいよいよ本格的に衝撃のデビューをする。(携帯電話対応)

DNAエンジン」って一体何かいな?って関心は持っているが、これまで縁のなかった人、話は聞いたがよく理解できずに放っておいた人、今やっているビジネスで効率を上げたい人、ビジネスをする気はないけど、「健康・美容・ダイエット・人間関係が気になる人・子育て・体力トレーニング・旅行好き・占い・ちょっとHに興味がある人・スポーツがうまくなりたい人・毎日服用するサプリメントの効果を高めたい人・旅行・子育て・陰陽道・宝くじの当選確率を上げたい人・運を向上させたい人・音楽に関心のある人・風水・ペット好きな人・食べ物を気にする人・電磁波障害が気になる人」などなど、月会費800円〜1,000で効果があるなら、利用会員になってみようかなぁ、と思う人、とにかく情報は手に入れたほうがいい。なかには「思っても見なかった凄い情報」に出会うことがある。

1021()「願いを叶える伝説の時空音コンテンツ」のプレゼンテーションが開催される。万障繰り合わせて出席しよう。詳細は添付書類を参照のこと。

 

ギフトカタログ進呈

原嶋義一さん(新潟市居住 経営コンサルタント ツインバード工業褐レ問)より、「なんでんかんでん村」の村民の皆さんへ、“快適な生活のご提案!読んで楽しい気分になる!ギフトカタログ”(定価500円 72ページ)を無料にて先着50に進呈し、更に商品注文の村民には30%引きにて販売するとのこと。

商品はツインバード工業鰍フホームページで見て下さい。 http://www.twinbird.jp

希望者は、原嶋義一さんへメールで直接申し込んでください。

 

なんでんかんでん村

村長 原 裕一郎 

3、  坂木さんも、いろんな情報を毎回送ってくれます。

とても感謝しています。

 

ありがとうございます。サクセスなにわ様からいただいた、「成功の道しるべ(16
0)」をお届けいたします。
なお、成功への道しるべのバックナンバー(20031月〜6月分)まとめた小冊
No.4ができあがったそうです。
詳細をお知りになりたい方は、坂木までご連絡ください。

ヒューマンパワー富山21  坂木理恵

成功への道しるべ (160)     2003年 9月30日

Success Guide Post

 

ただ猛練習しても結果は?

 

タイガースの優勝のことが何かと話題になりますが、過去に優勝経験はなく、4年連続最下位のチームが、次の年から4年連続リーグ優勝を果したことがあります。

30年近く前の広島カープです。

衣笠祥雄氏が、ある講演会で、その時の状況を、詳しく語ってくれたことがあります。

「いつも5位か6位の弱小チームを強化しようと、ルーツという外人を監督に就任させました。

日南でキャンプインし、最初のミーティングで、選手達を前に、監督として最初に云ったことは、昨年、星野監督が最初のミーティングで、阪神の選手達を前に最初に云ったことと、意味するところは、全く同じです。

“このチームに最も欠けているのは優勝を目指すという意欲、執念である。今年カープは優勝を目指す。”

プロなら当然のことのように思うのですが、衣笠氏によれば、キャンプ中やシーズンの初めは、我々も一度ぐらいは優勝の美酒を味わいたいなぁ、という会話が交わされるものの、シーズンも中ばにもなると、チーム内で優勝というコトバを交わされることはなかったようです。

 

衣笠は三塁へ、コンバートされた直後で、キャンプでの課題は、その守備練習でした。

ルーツは、どなり散らすというタイプでなく、23度続けてエラーしたりすると、飛んできて、“衣笠疲れたのか?” と尋ね、“イヤ、大丈夫です。” と答えると、次にルーツは、

“衣笠、我々は何のために日南まで来て練習していると思う?” と聞くのです。

今まで、そんな質問をされたことがないので、とまどいつつ、“サードの守備が上手くなるためです。” 等と答えると、ルーツは言下にそれを否定し、

“違う、我々は優勝するために日南へ来て練習しているんだ、そうだろう衣笠!”

そして、“優勝するためです。” と復唱させるのです。

 

フィールドでの練習は、そんな事のために再々中断されるのですが

最初は、ぎこちなかったのに “優勝するためです。” と反復、反復、していくうちに、だんだん自然なものとなり、チーム全体に優勝を、目指すという意識が、浸透していったのです。

キャンプ中は、こんな事もあったということです。

週末は、ブレザーにネクタイをして、ホテルに選手を集め、食事会がもたれました。

練習で疲れ切っており、週末ぐらいラフな格好で、ワイワイ騒ぎながら食事をしたいと、

何回目かの時、“何のために、こんな事をするんだ” と文句を云ったことに対して、

ルーツは一言、「秋になれば分る」 と答えたのです。つまり優勝する秋には、こんな場が設けられる。今から、その時のために、練習しておくということです。

 

ただ、ルーツとフロントの意見が合わず、シーズン中ばで、彼は帰国してしまうのですが、後任の古葉監督は、その考えを100%引継ぎ、チームを指揮し、8月にはトップに立ち、 そのまま初のリーグ優勝をなし遂げ、更に4年連続の優勝も実現させたのです。

 

プロですから、当然、皆、猛練習はします。しかし、優勝を目指して猛練習するのと、 ただ猛練習するのでは、同じようであって、大いに違うのです。

タイガースが今年優勝できた要因が、色々語られます。しかし、カープの場合と同じで、一番の要因は優勝意識なのです。

明確で強い目標意識、それが環境をつくりだすのです。

 

タイガース生え抜きで、現役最古参の八木裕の手記が、ある新聞に掲載されていたのですが、全くうなずけるところです。

“昨年、星野監督が来て、最初のミーティングで、「何で優勝を目指さないんや。やればできる。その気がないから、できんのや。」 という話をされた。

今から考えると、チームに優勝するんだ、という明確な目標がなかった。

紫陽花も、確かに、云われてみると、心の底から、優勝を目指してはいなかった。

「したい」 という気持はあったが、結局なんとなく野球を、やっていたような気がする。今までやってきたことが、恥ずかしくなるような思いだった。”

 

 成功は幸運や偶然の結果ではありません。

“人事を尽くして天命を待つ” というコトバがありますが、全力を尽くしたから、結果は悪くてもいい、という言い訳のようにもとれます。潜在能力は計り知れません。何を基準に全力を尽くしたと云うのでしょう。

成功は目標を明確にし、それに向っての懸命な行動の結果です。

“天命を待って、あるいは目指して、人事を尽くす” 方が、よいのではないでしょうか。

 

530-0012大阪市北区芝田1−1410三裕ビル    サクセスなにわ(株)  田中得夫

Tel:06-6376-1055   Fax:06-6376-1070

E-mail:s-naniwa@joy.ocn.ne.jp   http://www.sgp-jp.com

 

 

4、新井信介先生からすてきな原稿送って頂きました。

世界の動きには、いつも考えさせて頂いています。

 

『アメリカ・ネオコン政権最後の強敵バチカン』
 
ハルマゲドンに憑かれた米国キリスト教対法王
 2003
923 火曜日
>
>
ネオコンという言葉が二〇〇二年頃から日本でも流行語のように使われ始めた。
 新保守主義をあらわすこのネオ・コンサーヴァティブが今や米国ブツシュ政権の
 代名詞ともなっている。
 ポール・ウォルフォウィツツ国防副長官、リチャード・パール国防政策委員長、
 ラムズフェルド国防長官、さらにチェイニー副大統領……
 名前を挙げればキリがないほどのだ。
>
>
多くの日本人は軍産複合体と結びついた共和党員がネオコンだと単純に考えている
 が、そうではない。  民主党にもネオコン議員は存在するし、彼らも、反米的な
国家、
 民族、宗教に対して強硬姿勢を崩さない。
  だが、こうした政治ネオコンだけでなく、我々日本人は、ブツシュ政権を操って
いる
 もう一つのネオコンのことを知っておかなければ、国際情勢を読み解くことができ
ない。
 実はそれこそが、ネオコン的宗教、つまりキリスト教原理主義なのである。
>
>
そして、宗教におけるネオコンと政治におけるネオコンとが結びついた
 ネオコン複合政権が、現在のブツシュ政権の実体どいえる。

 したがって我々日本人は政治的ネオコンばかり見ていたのでは駄目で、
 宗教的ネオコンにも注意を拡わなければ重要な何かを見失うことになる。

>
>
とりわけ総理をはじめ日本のリーダーに言いたいのだが、たとえば石油戦争、
 大量破壊兵器に対する挑戦、世界的な民主主義の確立と抑圧された民衆の解放
 というさまざまな修飾用語に彩られたとしても、本質的にプロテスタントの国・
 アメリカを代表するブツシュの戦争は、宗教戦争の域を越えることはないというこ
とだ。
 
 そしてキリスト教原理主義者の推進するブッシュ政権が宗教戦争を仕掛けるとき、
 最終的にそこに立ちはだかるのは、日頃、日本人にあまり意識されることのない
 キリスト教の総本山、カトリック教会の頂点に位置するローマ法王とバチカンなの
である。
>
>
イラク戦争のときもそうだったが、このところアメリカはなぜ強硬姿勢と中道姿勢

 揺れるのか、不思議に思われる方も多いだろう。

 だが、答えは簡単だ。誰かがホワイトハウスに圧力をかけているのだ。

 その誰かとは何者か?それがローマ法王なのである。
 実は、ここにこそ、二十一世紀に入ってますます混迷を深める国際情勢を
 解読するキーワードが隠されている。
>
>
なぜなら第二次世界大戦以後の
 バチカンにとってのキリスト教は、「汝の隣人を愛せよ」という言葉に集約され、
 原理主義のそれは「十字軍」あるいは「ハルマゲドン」という歴史的用語に
 集約されているからだ。

 一方は平和と対話を、一方は戦いと圧カをそれぞれ主張し、
 ともに世界のたずさ民衆を巻き込もうとあらゆる手段を行使することになる。
>
>
仮に両者が手を携えることがあるとすれば、宗教を弾圧する独裁国家や、
 宗教を認めない共産主義や杜会主義に対してであろう。

 だが、その理念も、一方が「愛」、一方が「十字軍」である以上、
 やがて来る衝突は避けられない。 そういう意味で、本書は日常のメディアから
 報道されてこないバチカン、 とりわけローマ法王にスポットを当て、
 国際社会を舞台裏から見ることに力点を置いている。
>
>
たとえば、バチカンが第二次世界大戦を終結させるために
 どのような秘密工作を行なったのか、
 本来、平和の象徴であるべき国連をバチカンはどう見ているのか、
 そして先制攻撃をやむなしとするブツシュ.ネオコン政権に対して、
 現在どのようなスタンスにあるのか、
 こうした国際情勢をバチカンの視点から読み解いた評論は、過去にはあったが、
 現時点においては少ないと思われる。
>
>
ただし、本書は陰謀論に立脚したものではない。 関係諸方面に取材を繰り返し、
 そこから得た情報をできるだけわかりやすくまとめたものだ。

 しいていえば政治、経済、軍事力のほかに国際社会の底流にはキリスト教やユダヤ
教、
 さらにイスラム教などの宗教という重要なテーマがあることを、日本人として再確
認して
 おこうという趣旨で出版させていただ
>
いたのである。
>
>
なお筆者白身はカトリツク信者でもプロテスタント諸派あるいは福音派でもない。
 あえて いえば、多くの日本人の一人、無宗教である。
 またアメリカに対するスタンスも反米派ではない。むしろ親米派である。

 ただし親米派といっても、かつてローマ帝国に渡り、洗脳されて帰ってくるなり
 売国奴のような発言を繰り返し、結局カルタゴを減ぼしてしまったエリートたちの
ような
 親米派ではない。(P2-P4
>
> ◆
ローマ法王の預言的戦略
>
>
ブッシュ・ネオコン政権の背後にいるネオコン宗教の極意が、
 終末思想とハルマゲドンであることは先に述べた。
 彼らが金科玉条とするのはヨハネの黙示録第十六章の12〜16である。


>
『第六の天使が、その鉢の中身を大きな川、ユーフラテスに注ぐと、川の水がかれ
て、
 日の出る方角から来る王たちの道ができた。わたしはまた、竜の口から、獣の口か
ら、
 そして、偽預言者の口から・蛙るのような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。

 これはしるしを行う悪霊どもの霊であって、全世界の王たちのところへ出て行っ
た。
 それは全能者である神の大いなる日の戦いに傭えて、彼らを集めるためである。

 見よ、わたしは盗人のように来る。裸で歩くのを見られて恥をかかないように、
 目を覚まし、衣を身に着けている人は幸いである。
 汚れた霊どもは、ヘブライ語で「ハルマゲドン」と呼ばれる所に、王たちを集め
た』
>
>
つまり彼らネオコン宗教にとっては、日の出る方角、つまり東の果てから王たちが
 軍隊を引き連れて来なければならないのである。

 これを成就するために最も困難なことは、憲法九条のある日本から軍隊を出せるよ
うに
 しておかなければならないということだ。

 だから ネオコン宗教は、ネオコン政治家に働きかけて、日本がまずイラクまで
 自衛隊を派遣できるよう圧力をかけた。
 そして次はアメリカの傀儡である国連の事務総長アナンに働きかけて、
 次のようなメツセージを打ち出した。それは、現在のイスラエルとパレスチナの武

 衝突を止める唯一の手段が、武装した国際治安維持部隊つまり国連多国籍軍を
 派遣する以外ないというものだ。
>
>
彼らは何を考えているのだろうか。
 イスラエルはアメリカ軍以外を信じておらず、パレスチナはアメリカ軍を信じてい
ない。
 むしろサウジやイランなどアラブ同盟諸国が国連多国籍軍に真っ先に加入を
 申し入れてくれればというのが本音のところだ。
 そうなれば、また してもアメリカ:ネオコン政権の圧力によって、国連多国籍軍に
 日本も加盟してはどうかという議論が巻き起こり、
 文字どおり中東はハルマゲドンの地と化すのである。

 彼らは着々と聖書の描く終末世界を現実のものにしようと画策しているのである。
>
>
だからアメリカも日本の軍国化を側面支援しているのだ。
 さらにアメリカの政治・宗教による複合ネオコン政権は、独自に国際軍を組織しよ

 と言い始めている。
 これは、国連がバチカン・EU連合の反発で機能しなくなったときのことを見越した
うえ
 での代替案・国際 的十字軍の創設構想であることは明らかである。

 アメリカ主導の世界軍を生み落とし、より強力なハルマゲドンヘの近道、
 つまりバイパスに向かって人類を誘導していこうという のだ。
>
>
だが、その一方で聖書には次のような記述も存在している。
 それはヨハネの黙示録第七章 23である。
>
>
『わたしはまた、もう一人の天使が生ける神の刻印を持って、
  太陽の出る方角から上って来るのを見た。
  この天使は、大地と海とを損なうことを許されている四人の天使に、
  大声で呼びかけて、こう言った。      「我々が、神の紫陽花たちの額に
  刻印を押してしまうまでは、大地も海も木も損なってはならない」』
>
>
ここからもわかるように、太陽の出る方角、すなわち東から来る天使が
 破壊をやめるよう世界に向けて声をあげているのである。

 その後、イスラエルの十二の部族のなかから一万二千人ずつ、計十四万四千人が
 救い出されるという記述が続くのだが、バチカン関係者によれば、

 ローマ法王はここに賭けているということだ。
>
>
実は前章で述べたローマ法王の預言戦略とはこれなのである。
 つまりこの部分だけでなく、聖書の根本理念には、
 一貫して救世主は東から来るという考え方が強くある。

 ということは、ネオコン宗教の計画を打ち破るためには、軍隊を送り込むのではな
く、
 東の果ての国が破壊をやめるよう世界に向かって声をあげなければならないという
ことだ。
 その東の果ての国とはどこだろうか。
>
>
聖書の記述を理解するうえで重要なことは、そこに記された文言は預言であり、
 同時に何かのたとえであるということだ。
 それはヨハネの黙示録を見ればよくわかる。
>
>
『ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを
 考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である』
 (ヨハネの黙示録1318)

 『ここに、知恵のある考えが必要である。七つの頭とは、この女が座っている
 七つの丘のことである』(ヨハネの黙示録179)
>
>
このほかにも、イエス自身が数々のたとえを用いて弟子たちに言い聞かせている
 ことも、そうした暗示の書としての聖書を際立たせるものであろう。

 したがって、読む者すべてが現在、自分の置かれている立場に基づいて聖書の
 解釈を行うため、そこにさまざまな判断が生まれてくることになる。

 そのためこれまで聖書には多くの謎と解釈がつきまとい、まったくのデッチ上げを
 堂々 と主張する研究家や、記述に忠実なあまり、視野の狭い判断しかできない
 キリスト教原理主義者や宗教家が後を絶たなかった。
>
>
だが筆者がカトリック関係者に取材したところ、バチカンの上層部、
 とりわけ中枢にいる 一部聖職者は、太陽や東の国などという表現は、やはり
 現代における極東の国、つまり日本を象徴しているという解釈が定着しているとい
うことだ。

 それを裏づけるように、第一章で触れたローマ法王・ピオ十二世は
 次のようなメッセージを世界に向けて発信したことがある。
>
>
『いと慈愛深き我らの救主は、来るぺき世紀を予言して、東の国の多くの人々が
  天国の饗宴に座するため、来り参ずるであろうといわれました(ルカ・1329)
  この喜ぶべき予言が、私の愛する日本に実現致しますように・。
  私は、カトリックの名を持つ世界のすべての人々とともに、日本の繁栄とその幸

  のために、全能の神に向かって、次の如き絶えざる切なる祈りを捧げます。

  ああ、すべての国々の王、すべての国々の望み、東よりの光、輝かしき永遠の光
  にして正義の太陽なる神よ・御身の愛する日本、そして御身の名において
  私がこよなく愛する日本の上に、御恵みをもたらし給わんことを……
>
>
さらに現ローマ法王ヨハネ・パウロニ世は、かつてアメリカを訪問した際は
 辛辣な発言をしたが、日本では違う。
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「天皇陛下に個人的に敬意を表す機会に恵まれたことは大きな喜びで、
  光栄と思っています。日本のみなさんが平和の理想をいつも心に抱き、
  人問の生命の尊厳を擁護し、そして絶えざる正義の追求を通して、
  それを守り通すことができるように祈っています」
>
>
彼らは日本に期待をしているのだ。
 そして一九九九年十二月二十四日、二千年紀を終え、 三千年紀を目指す
 「大聖年の扉」がバチカンの聖ペトロ大聖堂でゆっくりと開いた、そのとき。

 大聖堂に満ち溢れるように流れた音楽は、日本の琴の音による「さくら」の調べで
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あった。

 これが何を意味するのか、すでに本書をお読みいただいた読者諸兄はおわかりで
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あろう。
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二十一世紀は日本の世紀であることが密かに宣言されたに等しいのだ。

 無宗教の国と世界から呼ばれているこの日本と日本人が、これから起こるであろう
 第三次世界大戦を止め、 ネオコン政権によるアメリカの一極支配を覆す原動力に
 なってほしい。それこそがローマ法王の預言戦略であり、真の意味での秘策なので
ある。
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つまりここに来て、日本という国家、民族は、究極の鍵を握る存在として
 ネオコン宗教と バチカン双方からクローズアツプされているのだ。

 果たして日本はどちらの方針を選択すればよいのだろうか。

 ここで本書にたびたび登場するキーマンの一人、ドレーパー将軍の抱いていた
 もう一つの国連構想をご紹介しておこう。というのも、この構想は、これまで資料
 等で明かされたものではなく、あくまで同氏が生前に側近に伝え、その側近も、し
かる
 べき時代が来るまで封印をしておこうと固く決意した、ある種、禁断の構想でもあ
る。
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そのため時代の流れに沿ってドレーパー将軍の根本理念に若干のアレンジが
 加えられているが、あえて本書でご紹介することにした。
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なぜなら、それは国際社会に対する日本の、今後の国際貢献のあり方を示唆してい

>
重要なアイデアだからだ。
 そして、今のような激動の時代だからこそ、日本人が勇気を出して彼の構想の実現

 向けて立ち上がることができれば、間違いなく第三次世界大戦は先送りされるし、
 あるいは永遠に封じ込めることのできる可能性が生まれてくるのだ。
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P192-P197
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アメリカ・ネオコン政権最期の強敵バチカン 中見 利男 著
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4584187657/qid%3D1064283818/sr%3D1-
>
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拝復 
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面白い記事をありがとう。
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小生、928日から101日まで、北京に行ってきます。
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ニッサンの中国進出は、最初、湖北省のとなりの河南省で、ピックアップトラッ
クを
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造っていました。
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また、十堰の第二汽車とは、ニッサン・ディーゼルが
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技術協力していました。
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フランス政府が、日本に尻拭いをさせる、そのために
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ゴーンが決定した?
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この見方は、資金面からはそのとおりになるでしょう。
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しかし、このニッサンの決定は、採算よりも、
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中国の内陸発展計画の一環であり、あえて、雇用促進、経済環境整備の
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為に、いわば、地球の管理者が行っている可能性が大です。
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> >
ニッサンは、久原房之助・鮎川義祐のラインで、日立と共に立ち上がった会社で
す。
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それが、今度は、強引に、中国国内の変革に使われるのでしょう。
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> >
ここでは、FRB=日銀 連合に加えて、今度は、そこに、
> >
人民銀行も加わって、成功に誘導するでしょう。
> >
来年、中国では、私有財産保護が、憲法に盛り込まれますし。
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参考情報:
> >
(今、ヤフーは、中国国内でも、シェアを広げているし)
> >
(大体、ニッサンと組んだときのルノーの資金は、ルノーが
> >
 用立てた資金でなく、国際金融筋が、フランス政府が、
> >
 ニッサン買収資金を特別に出すことを認め、ニッサン側が
> >
 その資金と、ゴーンにすがるしか、生き残れなかったのです。
> >
> >
 それほど、ニッサンの経営陣が硬直化していたのです。
> >
 それと同じく、中国国内で大きな裾野を持つ、硬直化組織の代表が
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 第二汽車なのです。)
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> >
きっと、中国変革の起爆剤に使っていくと想います。
> >
> >
その点、トヨタは、中国の北部(旧満州・天津)に、一大コンプレックスを
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一気に造るでしょう。
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日本は、完全に、産業国家から離れだしています。
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それゆえに、小生の出番かな。
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