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●○●  [フォトン・ベルト レポート] 第79号 2008/7/1
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ついに<米国経済崩壊>の最終段階に突入した

 6月23日から27日までの間で、ニューヨーク証券取引所のダウ平均が約500ド
ルもの大幅な下げとなってしまいました。これはとどまるところ知らず原油の高騰の影
響による景況感の悪化と、金融機関の 経営状態のますますの悪化が大きな原因となっ
ています。

 これまでサブプライムローン対策として金融機関への実質的な公的資金投与を行って
きたFRB(連邦準備制度理事会)も自らの資金の枯渇に直面(FRBは今や手持ち短期国
債の70%以上を売り払っており、これ以上売る国債がない状況に陥りつつあります)、
ガソリンや食料品の価格上昇でインフレの懸念が高まっているために政策としては利上
げを選択しなければならないのですが、利上げすると景気が後退するのでそれも容易で
はなく、手詰まりの状態にあります。

 そもそもFRBのバーナンキ議長のこれまでの利下げは意味があるものではなく、米国
経済に対し悪影響を与えるといわれてきました。しかも、これまでFRBは金融機関救済
のために市場に資金を投与し続け、それによって過剰流動資金が発生しその資金が投機
資金となって原油や食糧などの先物市場に流入、現在の原油高や食糧の高騰を生んだと
批判する声もあります。
 バーナンキ議長のこれまでの一貫した施策は、金融機関を助けるだけが目的のもので
あり、いずれは辞任せざるところまで追い込まれる可能性が高まってきています。

 現状からみて、米国の経済状態は最悪で近いうちにシティ・バンクなどの多くの金融
機関やAIG(アメリカン生命保険)などの破綻、GMやフォードなど3大自動車メーカー
の倒産が引きこされるような状況になってきています。
 米国では今年(1月-4月)になってからの全体の倒産件数が、1年前に比べ48%も急増
しているのです。

(金融化証券の評価)

・現在、シティ・バンクが保有するサブプライムローン等の問題の金融化商品(レベル  
 3)は総額で1600億ドル(18兆円)と言われているが、今やこの金融化商品の全額が
 無価値ないのではないか、言われるようになってきている。

・米金融界全体では、このレベル3の保有残高は5900億ドル(60兆円)を超えている。
 また、ヨーロッパの金融機関はこれより多額になっていると予測されている。無価値
 であるとなると、世界中の金融機関が連鎖的に倒産する可能性がある。このためニュ
 ーヨーク証券取引所では、金融関連株が大幅に値を下げている。特にシティ・バンク
 の大幅下落が目立っている。

(MBIAのCDSがデフォルト状態に)

・米金融保証会社(モノライン)大手のMBIAの資金繰りが「綱渡り」状態にあることが
 わかった。所有するCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)がデフォルト状態にあ
 ると見られている。

(AIG倒産の危機)

・<米AIG>保険子会社の証券貸し出し部門の損失が最大50億ドルあることが発覚し
 たが、監督当局はAIGが子会社に資本注入するだけの十分な体力がないことを懸念し
 ているようである。日本でもTVCMを連日大量に流しているAIGが倒産すれば、約束さ
 れた生命保険の支払いが不履行になる可能性がある。

(自動車販売台数の大幅減少)

・J.D. Power & Associates社の調査によれば、6月の自動車販売は1250万台で前
 年同期比の-15.4% 。米国の3大自動車メーカーの販売台数は驚異的な落ち込みとなっ
 ている。

・メーカー別で見ると

  Honda...+9.3% (省エネ車の人気が高まってきている)
  Toyota...-6.6% 
  GM...-26.2% 
  Chrysler...-30.1% 
  Ford...-31.4% 

・GMも現在の格付け<B>格から<B−> への 格下げが検討されている。フォード
 も格下げに。これによって格付けとしては、投機的格付けとなり事実上金融機関から
 の資金調達は不可能になるので、限りなく倒産の日が近づいていると言える。

・フォードモータークレジット社の格付けが、投資適格級から8段階下の<CCC>へ格
 下げされた。このように3大自動車メーカーの金融関連子会社の信用格付けも、次々
 に格下げが続いている。  

(住宅産業の不振)

・5月の米国新築一戸建て販売数は、4月に比べ2.5%減少。、一年前に比べれば−
 40%以上も減少し歴史的な低水準となっている。カリフォルニアでは状況が深刻で、
 住宅在庫が4年分以上も売れ残っている。

・米国商務省が発表した5月の住宅着工件数は、1991年3月の年間92万1000戸以来
 の97万5000戸となり、17年ぶりの低水準である。住宅産業の不振が、米国の景気 
 後退を加速させている。

・米国の中古住宅の在庫が1ヶ月間で10.5%も急増し、455.2万戸に達している。
 一部地域では、住宅を1軒買えばもう1軒住宅がおまけについてくる。また3ベッ
 トルームの住宅が、わずか400ドルで売られている地域もある。

 今、米国経済は完全に<負の連鎖>に落ち込んでおり、もはや打つ手なしという状
況に陥りつつあります。この影響は、いづれ全世界に広がってゆきます。

 米国政府は米経済が乱気流に突入したような状態と説明していましたが、ついに墜
落寸前になってきているようです。

 皆さんは、<世界経済>墜落への備えは出来ているでしょうか?



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