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●○●  [フォトン・ベルト レポート] 第97号 2009/2/12
○●○  宇宙の法則研究会 
●○●  http://www.net-g.com/photon/reset.html
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ホンモノの情報だけが、あなたとあなたの家族の命を救う
2月12日深夜に以下のようなブログ記事が、「NEVADA金融危機情報」に掲載さ
れま
した。ブログ記事をそのまま引用します。
 
 
=金融危機情報(トップの資質)=
今、世界の指導者から相次いで言ってはならない言葉が出てきており、それだけ
首脳の
もとには危機的な報告が上がってきている証拠だと言えますが、余りにも言葉が軽すぎます。
 
ブラウン英国首相 :「我々は恐慌(Depression)脱出に向けて世界全体で金融財政政策に合意すべきである」
 
オバマ米国大統領 :「何もしなければ破局に至る。私だって8000億ドルものお金を使いたくはない、こんな風に任期が始まるとは思わった」
 
 このオバマ大統領の発言には金融市場は敏感に反応しており、年末ハワイでのんびり、ゴルフを楽しんだオバマ大統領ですが、就任するまで本当の金融・経済状況を知
らされておらず、就任後初めて金融・経済が危機的な状態になっていると分かったと明らかにしているのです。
 
実際、ブッシュ大統領からのブリーフィングを断ったとも言われてお
り、オバマ大統領の資質に問題が出てきているのです。
 
 オバマ大統領は自ら「永遠の楽観主義者」と述べていますが、米国大統領は楽観主義でも悲観論者でもダメなのです。情勢を予断を入れず分析し、冷静に対応するべきなのです。
 
ブラウン首相もオバマ大統領も、もちろん麻生総理も、とても世界を引っ
張っていくだけの資質をもった指導者とは言えず、金融・経済が混乱を極める今、我々には最悪の指導者がいると言えます。自ら自衛するしか道はないと言えます。
 
(以上、引用終わり)
 
 
 オバマ大統領が候補だった米国大統領選の頃から、オバマ氏が「米国経済」に対する厳しい現状が理解が出来てないのではと見ていました。
 
金融パニックに陥っている「米国経済」の実情をある程度理解していれば、そうそう簡単に大統領選挙に出馬なんかできるものではありません。
 
オバマ氏はそれでも出馬し、「米国に輝く未来がある
」など
と米国民を鼓舞し続けてきた訳ですから、責任は重大です。現在、米国ではオバ
マ氏の
政策に潮が引くように人身が大きく離れ始めています。また、オバマ氏の「アフ
ガン対
策」についても、最近の世論調査では多くの国民が反対しています。
 
 また最近、これまでオバマ氏はハワイ生まれと言われてきましたが、オバマ氏
の出生
記録がハワイで存在してないのでは、という疑惑がもたれ始めています。米国憲
法では、
米大統領になれる資格は<米国生まれ>でなければならないと明記されていて、
ハワイ
生まれでなければ大統領失格ということになります。
 
 2月9日付けの報道では、ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事が
マスコ
ミのインタビューに応え、「米国や欧州、日本など先進各国は既に恐慌(デプレ
ッショ
ン)の状態にある」と述べたと伝えられています。
 この日本では政権与党である自民党の多くの議員に、このような認識は全くあ
りませ
ん。大手マスコミも、同様です。マスコミや政治家の認識が大甘なので、多くの
日本国
民も単に一時的に景気が悪くなっているという程度の認識しか持ち合わせていな
いよう
です。
 
 しかし現実はIMF専務が語ったように、すでに世界は「経済恐慌」に突入し
ている
のです。たとえば、最近米国の金融機関が抱える不良債権は、総額800兆円を
超える
ものと受けとめられるようになりました。10数年経ってもまだバブル経済の崩
壊の後
遺症に苦しむ我が国の金融機関が抱えた不良債権は、100兆円とも200兆円
とも言
われますが米国のそれは少なくとも日本の4倍から8倍あるわけですから、そう
そうこ
の問題は簡単に解決できるものではありません。
 
 
 日本経済も悪化の一途をたどっています。2月9日の財務省の発表は、貿易の
経常黒
字がなんと92パーセントも減少するという悲惨なものでした。しかも、あらゆ
る数字
がすべてマイナスになってきています。このままでゆくと日本は貿易黒字が消え
れば、
食糧もエネルギーも輸入出来ないという深刻な事態が待っています。
 
 
●12月の経常黒字 1354億円 (前年同月比 92%減) 過去最大の減少
 
・輸出額 4兆5920億円 (同 35.1%減)
 
・輸入額 4兆7898億円 (同 21.2%減)
 
・貿易収支 1979億円の赤字
 
●08年の経常黒字 162803億円 (前年比34.3%減) 3年ぶり前年割れ
 
・貿易、サービス収支の黒字 1兆7973億円 (同81.7%減)2年ぶり減少
 
・所得収支の黒字 158324億円 (同3.0%減) 6年ぶりに減少
 
 
また、内閣府が発表した0810―12月期の機械受注統計によると、
 
「船舶・電力を除く民需」(季節調整値) 23956億円(前期比16.7%減)
 
                         減少率、過去最大
 
 
今後の世界の情勢は、
 
・ロシア経済の破綻。(38兆円の債務不履行が起こっている)
・英国経済の破綻。(ポンドの暴落)
・欧州全域の経済状況の悪化。(ユーロの下落、失業の増加)
・中国での民衆暴動発生の危険性。(輸出の激減、失業の増加)
・イスラエルのパレスチナに対する軍事攻撃の激化。
 
……等々できわめて不安定な状況になりつつあります。また、苦境に陥ったロシ
アが、
今後何らかの軍事的行動に走るのではと推測する向きもあります。重ねて中国、
オー
ストラリア、アルゼンチン等で干ばつのために、今年は小麦生産量が大幅に減産
する
と予測されています。特に中国は昨年度に比べ、なんと5割も減産すると言われ
てい
ます。そうなると、全世界で食糧の争奪戦が間違いなく起こってきます。
 
 今世界で何が起きているか……。ホンモノの情報を知り、さらには正確な予測
がなけ
れば「命の危険にさらされる時代」にわれわれは生きていることを、認識しなけ
れば
ならないのです。
 
 2月11日付けの東京新聞朝刊は「高級車乗り捨て『夜逃げ』金融危機のド
バイ
空港で3000台発見」という見出しで、バブルが崩壊したドバイの現状を伝え
まし
た。バブルに踊り借金を返せなくなった人たちが「夜逃げ」同然に国外脱出30
00
台ものポルシェやBMW等の高級車が乗り捨てられたままだと言うのです。これ
から
の世界を暗示するような光景が、中東ドバイでは繰り広げられています。