八月二日(月) 発信 nO六五 石黒大圓

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いつもありがとうございます。 前回の続きです。 三輪神社にある、上から見たら三角に見えるように組んだ三柱鳥居についての説明では、神道の造化三神の「三柱一体」(三位一体)の観念を表すシンボルだとあります。 京都の太秦にある秦氏創建の「蚕の社」別名「木島坐天照御魂神社」。 ここの三柱鳥居もある学者によると、秦氏の信仰していた古代キリスト教景教の三位一体信仰の象徴であろうといわれる。 この三柱鳥居の立つ池の水で古代の秦氏や京都の人々はキリスト教の洗礼の禊ぎをしていたらしい。

先週末に面白い本に遭遇しました。 シンクロニシティーです。 それは「猿田彦と秦氏の謎」(伊勢大神・秀真伝・ダビデの影)著者 清川理一郎氏 彩流社です。 「諏訪神社 謎の古代史」などを書いている民間の学者です。 清川氏によるとサルタヒコは古事記・日本書紀ではわずかしか記述がなく、格が下の神の扱いであるが、真実は「国つ神の、そして出雲神族の最高神」であり「秦氏一族の王」であった、と評価されています。 この神像が天狗に似て、鼻の高いユダヤ人の如く表現されているのが面白い。 この書には既に研究された古代日本とユダヤの関係の様々な書物のダイジェスト的内容も入っています。 

まだ読むというより目を通したくらいですが、特に記憶に残ったのは

天皇家に密かに伝えられるユダヤ論の章の以下の文章です。

『明治天皇の孫で、小林隆俊という方がいる。 今はキリスト教の牧師をしているが、ある雑誌のインタビューでこう語っている。 「明治天皇は私の母に、次のことを教えられたそうです。 『私は天皇の権限で日本という国を調べた。 その結果わかったことがある。 日本は神道の国である。しかし神道は、本来はユダヤ教である』」

  また明治天皇は、こうも語られたという。 「神道は本来ユダヤ教だが、キリスト教はユダヤ教を完成させるものだ。 おまえが結婚して男の子が与えられたら、キリスト教の牧師にするのだよ。 きっと役に立つときが来るぞ」彼が今、牧師をしているのもその流れにあることだという』 

また別の記事もある。(要約)

『戦前に満州のユダヤ教の教会堂(シナゴーク)のラビ(ユダヤ教の牧師)を日本のある皇族が訪問した。 この皇族は子供のころから皇族の間でうわさされている天皇家の祖先はユダヤ人であるかもしれないといううわさを話した。 そうしてユダヤ人の歴史と宗教について深く勉強していた。 そしてこの皇族が結婚するようになった時、自分の妻にユダヤ文化の教育をしようと思った。 しかし当時の日本にはユダヤ教のラビがいなかったので、はるばる満州まで依頼にやってきたのだ。 その要請をうけてラビは自分の一人娘をユダヤ文化の教師として日本に派遣した』

(私は思うのですが、この皇族とは三笠宮様ではと。 宮様は開明的であり古代オリエントの研究をされている。 ユダヤ教への関心からこの研究に入られたのではないかと思うのですが)

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