いのちの風 bU32―その2
平成23年7月4日(月)発信 石黒大圓(だいえん)
【今回のテーマ】
いのちと出会う会/反原発講演会で大反論/新型火力発電で脱原発
(その1からのつづき)
「いのちの風―その1」で言及しました吉岡英介氏が反原発講演で使われた
「スライドショウ 脱原発の道」がまるまる掲載されたURLを
発見しました。
これをご覧になれば吉岡氏の講演をすべて聴講したと同じです。
【絵空事 自然エネより 新火力】
吉岡氏はこれからは「コンバインドサイクル発電」の時代だと言っていました。 これは前に書きました反原発の大御所、広瀬隆氏も推薦していた発電方式です。 吉岡氏も広瀬氏もCO2が地球温暖化の原因ではないから火力発電を使えと言っている。 これには私も賛成です。
原発推進派のゴア元副大統領の映画や著書「不都合な真実」によって世界中がだまされてきました。 てんつくマンもゴア信者として地球温暖化洗脳を行なってきました。 それがどうもウソだとわかってきました。 それで吉岡氏も広瀬氏もCO2を排出する火力発電に原発廃止後の希望を見いだしているのです。
「コンバインドサイクル発電」とは、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたもので、いま世界中で脚光を浴びている新火力発電です。 まず燃料を燃やして発電し、そこから出る高温の排気ガスで蒸気を発生させ、その蒸気で再度タービンを回す。「1粒で2度おいしい」方式。
2重に発電するため熱効率が高く、同じ量の燃料からより多くの電気をつくることができます。 熱効率が高い分、廃棄される熱エネルギーも少なくなり、結果的にCO2排出量なども抑えられることになります。
この発電方式では燃料に天然ガスを使います。 天然ガスは石油に比べて供給は安定し非常に安価で、石油、石炭に比べると燃焼時のCO2排出量が少なく、硫黄酸化物やばい塵は出しません。 化石燃料の中では比較的クリーンなエネルギーです。
環境にやさしい燃料を使って、より効率のいい理想的発電を行うのが「ガスコンバインドサイクル発電」です。 この発電効率はおよそ約60%で、1950年代の火力発電に比べると約2倍〜3倍という水準に達します。 原発は70%の熱を捨てているので熱効率は30%。 新火力は他の発電方式よりも群を抜いています。
原発では残った熱は膨大な温廃水として海に流し地球温暖化を促進しています。 この火力発電を一日フル稼働させる。 そしてあまり使われない夜の発電分は、夜に水を高い所に揚げて昼間に落下させて発電させる揚水発電に利用すれば無駄なく電気を生み出せるのです。
この発電は原発の4分の1のコストで、工期も数ヶ月と早く建設できるので、この方式に早急に転換すれば原発を縮小しても大停電の恐れからまぬがれます。
反原発の旗手・広瀬隆が断言しています。 「期待されている自然エネルギー利用の風力も太陽光も完全な絵空事だ。 電力消費は9割が産業用で家庭は1割。 産業用の電力を天候に左右される不安定な発電に頼れるのか? 3割をコンバインドサイクル火力発電にすれば原発は全廃できる。
たとえば日本一の火力発電所である東電・富津新型火力発電所には合計21基のガスコンバインドプラントが並び、ここだけで原発5基分にあたる504万kwの発電出力を誇る。 原発は起動しても最大出力に達するまでに何日もかかる。 しかも出力を変えると大事故を起こすので、夜中でも稼働させないとならない。
原発ほどバカな装置はない。
なお太陽光発電では原発1基分の発電をするのに膨大な面積が必要であり、太陽光パネルを大きくすればするほど自然破壊になる。 また風力発電も最低。 原発1基分の電力を作るのに太陽光発電の5倍の土地(山手線または環状線の内側の5倍)が必要。
風力発電の出力は暴風が前提であり、実際に吹くと壊れて故障つづき。 他の原因は落雷や野鳥との衝突などで、周辺の野鳥の生息数を20分の1に激減させた。 低周波騒音もひどく住民の健康を害し、山に作れば山を削る面積が大きく自然破壊がひどく、海に作れば台風や津波などで破壊される。
少女趣味みたいな自然エネルギーだの、みんなに嫌われる原子力だのはやめて、ガスコンバインド発電をドンドンやればいいんです」
【リンクのホームページ】
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↓
・カレーの炊き出しに久しぶりに参加
・大地震 磁石で簡単 予知できる
・てんつくマンの思いつきの「送電線の国有化を願う1000万人署名」運動について
・【音楽動画】ドコモCM「森の木琴」カンヌで3冠!
・【お願い】環境左派の地球村・高木善之と論争を!
・プルトニウムなどを尿から体外に出す薬剤が認可へ
・低量放射能は危険でない、かえって放射能への異常な恐れやストレスが病気を生む
・低放射線が健康増進につながることを実証する論文は3000
・西村眞悟先生から「日の丸行進」に賛同して協賛していただくことになりました
・「東京に原発を!」広瀬隆氏の著書の映画化、映画
「東京原発」
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● 春夏秋冬、年中毎週月曜日の夜9時から大阪駅前で
おにぎりや衣類を野宿者に配布している炊き出しの場所は:
JR大阪駅御堂筋南口前から前方200mほど先の南端、対面に阪神百貨店が見える市バス停の前です。
そこへ行くまでの道には、右に大丸、左には阪急へ行く大きな歩道、その先には右に市バス停があり、
その先100mのところです。2階建ての【FLOAT
COURT】(フロートコート)を抜けたところです。
10時半くらいに終わります。
(なお振替休日の月曜日は炊き出しはお休みです、また月曜日が5回ある月は1回は休みます)