いのちの風 bU41―その1 
平成23年11月11日(金)
発信 石黒大圓(だいえん)
 

【今回のテーマ】 
酔っ払いにからまれた/背中に日の丸/前世の因縁/見えない存在からの助け
 

いつもありがとうございます。 最近、昼は蒸し暑いですが朝晩は涼しくなってきました。 大阪駅前では防寒服配布の要望が増えてきています。 前回と同じ雨模様ですが、今晩も寝袋配り今期3回目を行ないます。 
 
先々週の月曜日の大阪駅前炊き出しが終わった後、皆で掃除をしていました。 阪急側へ渡る陸橋階段で掃除としていたら酔っ払いにからまれました。 彼が足で蹴って出してきた大きなゴミをもって、彼を無視して帰ろうとすると「逃げるのか!」と怒声が飛んできた。 そしてそのゴミを炊き出し現場へ持ち帰り、また掃除に出かけました。  
 

その間にたいへんなことが起こっていた、と掃除後の路上喫茶のときに話がありました。 おにぎりと古着を配って皆で掃除をした後、路上に敷物をひいて皆でコーヒーなどを飲む路上喫茶をしているのです。 
 
そこへその怒った酔っ払いが私の後を追いかけてきたらしく、他の仲間が彼への応対に四苦八苦していたらしいです。 私が彼と鉢合わせになっていたらケンカをふっかけられていたかもしれません。 また警官のご厄介になったかもしれません。 
 

この夜に黒谷さんの知人の女性が初めて見物に来ていました。 彼女は私の前に同じ陸橋付近でケンカを目撃して恐ろしくなって泣きそうになっていたらしい。  「もう二度とここには来ない」と言っていたとか。 何が起こるかわからない夜の炊き出し現場、今後も気をつけないといけないと思った次第です。
 

その前日、日曜日には半年ぶりに釜ヶ崎のカレーの炊き出しに出かけました。 3万人が参加した初めての大阪マラソンの影響で道路封鎖や交通渋滞がありました。 そのために私のオートバイは大きく市内を迂回して現場到着が1時間も遅れました。 
 
現場でもマラソンの渋滞の影響で、まだ炊き出しは始まっていなくてやっと13時半から始まりました。 以前は中年男女30人ほどが中心にやっていたのですが、最近は若い人々が増えています。 人数が逆転していました。 
 
ツイッターなどで若者同士が連絡しあって集まってきているのです。 この若い加勢がなかった、12年ほど続いてきたこの活動も消滅してしまうところでした。 どのようなボランティア活動も継続はたいへんです。
 
 
 
【ボランティア 義憤に燃えて 血潮湧く】
 

「日の丸行進」の集会で「ボランティア」について告げた言葉を、前に「いのちの風」に書きました。 さらに追加して、11月の行進には以下の言葉を告げます。
 
『なおボランティアという言葉があります。 私はホームレス支援活動をしています。 ある人が言いました「路上で寝ている人々も天皇陛下の赤子ではないか。 温かい手を差し伸べて凍死から救うのは日本国民としての義務ではないか」と。 
 

野宿支援はだいたい左翼がよくやっています。 その中心地の釜ヶ崎は全共闘崩れの左翼や左翼クリスチャン神父やシスターの牙城です。 しかし私は彼らとは違って「背中に日の丸を背負って」野宿者支援ボランティアをしています。
 
このボランティアの本来の意味は義勇兵と思っています。 慈善的行為という生やさしいものではないのです。 時間と金と体を、祖国と虐げられた人々のために捧げることです。 
 
義勇兵や義勇軍というのは正規の軍人ではなく、一般国民が祖国や国民を守るパルチザンというかゲリラに相当するものです。 私たちは祖国をおとしめるような政府に対しても抗議の狼煙(のろし)をあげるのです。 「義を見てせざるは勇なきなり」という気持ちで立ち上がるというのがボランティアです。
 

また「ボランティア」のもう一つの語源は「火山」です。 「ボルケーノ」です。 燃えるような、あふれる思いがこの世を変えていく。 血を流してでも、という気持ちがなかったら、明治維新も祖国やアジア解放のために戦ったあの大東亜戦争もなかった。 この思いがいつも私を奮い立たせてくれています。』と。
 

また『現在日本では日の丸はなかなか手に入りません。 祖国の国旗がなかなか手に入らない馬鹿げた日本の現状を打破するためにも日の丸行進は今後も毎月続けます。
 
大阪市内で国旗販売店を調べましたが数軒しかありません。 二軒に電話しましたが、一軒は個人用の黒白竿の日の丸旗は売っていませんでした。 まったく需要がないのです。 憂うるべき事態です。 こんな国は日本だけでしょう。
 

私が以前に奉賛会に入った奈良の延喜式の古式豊かな神社でも日の丸が掲げられていません。 そこは本来、親の後を継ぐべき跡継ぎの息子さんが宮司にならず、その奥さんが宮司をやっておられます。
 
そして彼女は「日の丸は国家神道のものです。 この神社は村のものであって、国家とは関係ないので日の丸は掲げません。また在日の方も氏子さんにおられるので」とアホなことを言うので、私はこの奉賛会を退会しました。
 
神社にも左翼シンパがいるのです。そして護憲の9条の会には僧侶がたくさんいます。 こんな情けない国になった日本を再生させるためにも、毎月「日の丸行進」を行い、左翼洗脳された日本国民を再洗脳させて愛国国民として目覚めさせる運動をこれからも続けます』と。
 
(その2へつづく)