いのちの風 bU41―その2 
平成23年11月11日(金)
発信 石黒大圓(だいえん)

 
 
【今回のテーマ】 
酔っ払いにからまれた/背中に日の丸/前世の因縁/見えない存在からの助け
 

(その1からのつづき)
 

【今世のつとめ 前世の誓いを 果たさなん】  
 

最近知人に教えてもらったのですが、どうも人は前世の因縁で今世の親子や人間関係、仕事などに関わることがあるのではないかと思います。 
 
夫がまったく働かなくて外車を次々に乗り換えたり、浪費がひどい、とある女性が霊感ある僧侶に相談したらしいです。 もっとも彼女はネットワークビジネスで毎月100万円以上の収入があるらしいのですが。 
 
そのお坊さんが言うには「貴女の前世は女王様で前世でその夫となる人をギロチンで殺した、その報いをいま受けているのですよ」と。 殺した代償として今世でせっせせっせと夫に貢いでいるということです。 
 

何故こんなにまでして親しい人に献身的にやらなくてはいけない状況が起こり、衝動にも駆られるのか。 色々な理不尽な殺人やイジメ、問題ある夫婦や親子、人間関係も原因を突き詰めていけば、それらは今世だけの原因ではなく前世にその原因があると考える。
 
そう考えるのも一理あるとスピリチャル系に関心がある私は思っています。 お釈迦様もそのような前世の因縁をおっしゃっています。 理知的な大乗仏教ではそのような考え方を否定して、輪廻転生でさえ否定します。
 
しかしチベットや東南アジアへ行った仏教は元のインド的な転生物語を語っています。 仏教経典には、さまざまな前世の因縁物語が説かれ、主には釈迦仏の前世による因縁を明かし、現世や来世を説いているものもあります。 今もインドでは前世のカルマ(因果応報)というものが信じられています。 
 
ジャータカ(仏教でいう前世の物語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%AB
 

それで思ったのですが、私が野宿者支援にこれほどまでに熱心の取り組もうとしている内なる衝動は、前世と関係があるのではないか。 以前に「いのちの風」bU16に「乳求め 泣く子へ走る 母の心地して」と書いたことがあります。 この人々を救いたいという心の底からの衝動は、路上で寝て死んでいく野宿者の姿に妻子が重なって見える、ということもあります。
 
いのちの風 bU16
寝袋配りが新聞記事に/思いやりを届ける「シークレットサンタ」
http://www.geocities.jp/ennohana/isiguro600/inotinokaze616-1.html 
 

しかしそれ以上に前世で、行き倒れの人や貧しい人々を理不尽に扱ったり殺したりしていた人生の役割を私が担っていたのが原因ではないか、と思ったりするのです。 その報いを受けて今世で代償としての野宿者支援をさせられているのではないか、と。 
 
私の活動は決して立派な社会活動といったものではなく、私の前世でのカルマを解消する行為なのではないか、と知人と笑いながら話していた次第です。 
 

しかしそれでは今、障害や病いなどで苦しんでいる人々も前世の因縁で、こんな苦しい生活を強いられているのか。 それは差別的見方ではないか、悪をなしたが故の因果応報ということか、という意見もあるでしょう。 しかしそれには私は「人は前世で今世の人生を選んで生まれて来ている」という考え方をしています。
 
そのような苦しい今世での人生を選ぶほど、その人の魂は立派なのだ、と私は思っています。 障害や苦難、短い命をわざわざ選んできた。 飯田史彦さんは「彼らはすばらしい人生のチャレンジャーとしてこの世に自ら選んで生を受けてきた」と彼らを賞賛されています。 
 
私が短い人生だった次男の命を受け入れて心安らかになれたのは、このような考え方を受け入れたからです。
 

福島大学元教授の飯田史彦氏は「生きがいの創造」(あの世での経験を語る「臨死体験」、生まれ変わりの記憶をもつ幼児の証言、退行催眠で前世の記憶を思い出した人々の証言などが書かれている)など一連の著書を書かれて、経営学者として企業のなかでの生きがいや人生での使命などを語っておられる経営学者です。 
 
飯田史彦 チャレンジャー
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E9%A3%AF%E7%94%B0%E5%8F%B2%E5%BD%A6+%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq
 

また一方でこのような活動をせざるを得ないことになったのは、妻子が見えない姿で応援してくれているのでは、とも思います。 彼らが本来したかったこと、人間としての勤めとして行なうべきことを、私が代行して行なっていると、今は信じています。 
 
私のそばには彼らがいつも付き添っており、いつも危険から守ってくれいます。 そして「ついてる」「ありがとう」と言える状況を生み出してくれている、と信じています。 
 

同じことは日本についても言えます。 私たち国を愛する者が日本を守る活動には、きっと日本の神々の助けがある。 その恵みに感謝して祖国防衛に邁進する勤めが私たちにはあると信じていています。 祖国日本は不滅であり、それを疑う心や言葉が祖国を破滅へ導きます。 
 
そのような「言霊の心の国」が日本です。 ゆえに私たちは言霊の最高の言葉「ありがとうございます」を連呼しながら「日の丸行進」を続けているのです。
                            (完)
 
 
 
●「いのちの風」石黒通信「縁の花」支縁サイト
(bU37〜640まで新たに更新追加されました)
http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm 
いのちの風640 いのちと出会う会/ 車上狙い? 私が? /警察の皆さん ありがとう
いのちの風639  美しい日の丸行進/ニコニコ動画に掲載/C・W・ニコルさんの愛国 
いのちの風638 メチャハピー祭へトラ出動/薄汚れた日の丸/いのちと出会う会/最後だとわかっていたなら
いのちの風637 日の丸行進/いのちと出会う会/旧真田山陸軍墓地/シベリア抑留/伊藤忠商事へ抗議
 
 
 
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