いのちの風 bU46―その1
平成23年1月12日(木)発信
石黒大圓(だいえん)
【今回のテーマ】
平成24年年賀状/壬辰の年/皇居一般参賀/国籍不明商店街
あけましておめでとうございます。 いや松の内が終わって、7日を過ぎていますので「寒中お見舞い申し上げます」ですね。 旧年中は色々お世話になりありがとうございました。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
以下は毎年書いています宣言文風の年賀状です。 毎年、年賀状が増えて「いのちの風」通信仲間からいただいた年賀状へ返事を出すことがほとんど今年もありませんでした。 そのために今年も以下の恒例の通信年賀状ですまさせていただきます。 ご了承ください。
年賀 あけましておめでとうございます。旧年中は色々お世話になりありがとうございました。昨年は多くの魂が天に召されました。生き残った者が亡くなった人の分まで、彼らが生きたかった人生を代わりに充実して生きることこそ最大の供養となると確信しています。目に見ない姿で常に横に寄り添ってくれている亡き人のことを思い続け、その魂との「絆」のなかで共に生きることで、お互いの魂が救われると思っています。過去にとらわれることなく、明日への希望のなかに生きることこそが亡くなった人々が望んでいることだと信じています。十三年ほど前から毎月発信しています私の「いのちの風」通信では人のいのちだけでなく、憂国の思いについても書いています。そして昨年から毎月、御堂筋を行進する「日本唱歌を歌う日の丸行進」を始めました。毎回百名あまりの方々にご参加いただき、また奇跡的にも毎回晴れに恵まれ日本の神々の臨在を感じました。今年も人々と共に手をたずさえて日本を襲う国難に立ち向かいたく存じます。本年も皆様にとりより良き年でありますようお祈り申し上げます。
平成二十四年元旦 石黒大圓
541-0056大阪市中央区久太郎町三―四―十八
毎年数百の年賀状を元旦から書いています。 いつもなら年賀状宛名書きに正月一週間ほどは忙殺されているのですが、昨年から年賀状宛名はDM風に紙に宛名を印刷して、切り取って貼る方法で切り抜けました。 少々失礼かもしれませんが「すみません」と言う他ありません。
【切り裂かれ 生まれ出ずるは 巨大龍】
昨年は辛卯の年でした。 「辛」は鋭い刃物を表す象形文字で、社会を害するものを除外し切除することを表します。 「卯」は、草木を覆う「茂」の意。 昨年、2011年は、これまで日本や世界を覆っていた古い体制が刃物で切り裂かれる年でした。
大震災、原発、中東民衆反乱、EU危機、超円高、菅政権、金正日の死・・と日本も世界も切り裂かれました。
今年は壬辰の年です。 陰陽が逆転する年であり物事がひっくり返る年。 壬辰は新しいものが芽生える年でもあり、物事が大きく動く。
今年は古事記編纂からちょうど1300年の節目。 古事記を見直す様々なイベントが開催されます。 また平成24年7月30日には明治天皇が崩御されて満百年を迎えます。
日本にとっても歴史を振り返る意義深い年です。 そして日中国交回復40周年、中共がどのような戦略で日本征服を試みてくるか。 日本はこの国難にどのように対処するのか。 今年も大変化の年となりそうです。
【日の本の 親なる生き神 弥栄に】
今年の正月は知人と一緒に靖国神社参拝と皇居一般参賀へ参ってきました。 恥ずかしながら大学4年間を東京で過ごしていたのに靖国も参賀も知りませんでした。 元左翼シンパでは当然でしょうが。
一昨年夏に靖国へは夕方に初めて参って、遊就館の展示物見学は今回が始めてでした。 参賀はもちろん生まれて初めてです。
靖国神社には朝9時くらいに行ったのですが、遊就館見学が終わった11時半頃には参拝客が長蛇の列になっていました。 右翼団体やヤクザのような人々がひときわ目立ちました。 靖国の外には街宣車が何台も路上駐車していて異様な光景でした。
皇居一般参賀には皇居前広場や皇居の沿道に警察官が100人以上でしょうか、参賀客の持ち物検査や誘導に配属されて物々しい警備でした。 そして広場の砂利道を歩いて皇居へ向かう多くの人々の列は次から次といつ果てることなく続いていました。 外人観光客でしょうか、多くの欧米人などの姿も見受けられました。
家系が2600年以上も続く奇跡のご存在に対して、内外を問わず崇敬の念を呼び起こす霊的な感動が、一般参賀に参る人々の姿に満ちあふれています。
参拝客の皆が一つの大きな家族のように「日本家」の家長に新年のご挨拶に参る姿。 日本国民は大きな家族のような温かい団欒のなかで生かされていることに感謝している。
皇室を「税金泥棒」と未だに言う反天皇派は、日々の天皇皇后両陛下が神々や国、国民のために祈られ、かつご奉仕される姿を見て見ぬフリをしています。
新幹線の中の電光掲示板には「天皇陛下『「被災地の復興進むように、少しでも良い年となるように』と述べた」とありました。 「述べられた」だろうが! マスコミにはまったく皇室への尊崇の念がない。
(その2へつづく)