いのちの風 bU68―その2
石黒大圓

 
 
【今回のテーマ】 
日の丸行進の報告/韓国大統領の侮辱発言/内モンゴルのマザーテレサ
 
 
(その1からのつづき)
 
 
【怒りの声は 北風となる デモ行進】
 
 
この日は青空のもと行進は進み、韓国領事館前では少し抗議の声が挙がりましたが、前回ほどではありませんでした。 声が挙がっている間には沿道で配布している「日の丸行進趣旨説明」のチラシを受け取る人が少なくなった、と南木先生はおっしゃっておられました。 
 
抗議の声は逆に沿道の人に反感を与えるようです。 私たちの行進は沿道の人々に愛国心を訴えるものですので、やはり抗議の声は逆効果を与えると思いました。
 
それと、沿道の人々は御堂筋の右横に韓国領事館があることさえ知らない。 彼らは何が起こっているのか驚くばかりです。  
 
 
それに気が付いて「右手に見える韓国の旗が屋上にあるビルは韓国領事館です。 私たちは『竹島は日本の領土である』と領事館へ向かって訴えています」と、コール嬢のおつるさんに声を挙げるように指示しました。 
 
 
【画像】大阪韓国領事館 
http://image.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&p=%E9%9F%93%E5%9B%BD%E9%A0%98%E4%BA%8B%E9%A4%A8+%E5%A4%A7%E9%98%AA
 
 
私たちは一般国民の賛同を得ることよりも、自分たちの主義主張を訴えることばかりに気が向きすぎると今回思いました。 沿道で拍手をしていただく人々やカメラを向ける外人、風船を受け取ってくれる親子連れ、チラシを受け取ってくださる共感者に向けた言葉をどんどん発していくべきです。 
 
また、行進の間に
「沿道の皆様、これは日本唱歌を歌う日の丸行進です。抗議のデモではなく祖国日本を賛美する行進です。日本の国旗や唱歌、自衛隊に敬意を示すものです。どうぞ今からでもご参加ください」
とひんぱんにコールを繰り返すようにすべきとの助言を、ある沿道で観察されていた参加者からいただきました。 
 
そうでないと沿道で見ている人々にとって、どんどん前を進んでいく「歌う行進」が、何を目的にしているのかわからないと感じられたらしいのです。 このように多くの気づきをいただいて毎月進化していく「日の丸行進」に今後もしていきます。 
 
 
 
【愛国の 思いに天が 味方する】
 
 
日の丸行進がある夏の日はだいたい曇り空で、暑さからまぬがれることが多いのです。 しかしこの日は晴れ上がって雲が空に点在するだけで日差しがきつかった。 しかし疲れが襲ってくる後半には曇り空になってきて参加者の皆さんを救ってくれました。 そして行進終了後はまた晴れ出しました。 
 
天は私たちの気持ちを察してくださっている、と感じ有り難かったです。
 
 
終了後はいつものように20人ほどでカラオケに繰り出し、狂うほど軍歌を歌いました。 今回行進へ初参加してくださった向井さんは貿易会社の社長であり、私と同じ倫理法人会の会員で熱烈な愛国者です。 向井さんは集会でも演説していただき、またカラオケボックスでは大演説となり、それに呼応して多くの方々からの発言が飛び出しました。 
 
そのためにこの日のカラオケ部屋は歌より演説会場と化しました。 懇親会常連の方は軍歌ばかりには飽きて愛国の発露を聞いてほしい、という面白い傾向になってきたのか、と感じました。 
 
 
 
来月は10月21日(日)開催です。集合場所はいつもの「新町北公園」、集合時間は13時の予定です。 府警本部の指導で時間が変更になる場合もありますので、ネットでその都度お知らせいたします。 
 
今月はネットでは修正しましたが、古いチラシには16時集合とありましたので、16時に来られた方がおられました。 行進出発時には公園にその旨の掲示をしておきましたが申し訳なかったです。 その方は本町の座摩神社に置かせていただいていたチラシをご覧になって来られたようでした。 今後はチラシに「時間変更の場合あり、主催者に照会を!」と常に書いておきます。
 
 
 
【東奔西走 八面六臂の 黒谷さん】
 
 
この日はいつも車で行進の資材を運搬し、行進を先導する車の運転をしてくださっている女性、黒谷さん(私と同じ寝屋川市倫理法人会会員)が来られませんでした。 内モンゴルへ旅行に行っておられました。 尼崎でガラス店経営をされている彼女はいつも内モンゴル留学生の面倒を見ておられます。 
 
70歳にもなるのに睡眠時間(おそらく4〜5時間)をけずって、来日してきた彼らの住居の手配、引越し、生活道具集め、バイトや就職の世話、外国人入管管理局との交渉、など多くのお世話をされています。  
 
留学生たちは来日して初めて中共の弾圧・大虐殺による内モンゴル民族の悲惨な歴史を知ります。 彼女は彼らに寄り添って彼らの悲しみを共有され励まされています。 
 
 
内モンゴル 弾圧 虐殺
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%BC%BE%E5%9C%A7%20%E8%99%90%E6%AE%BA%20%E5%86%85%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB&ei=UTF-8
 
 
彼女は「モンゴルのマザーテレサ」と留学生から呼ばれています。 バイトと勉学で睡眠時間を削って切り詰めた生活をしている貧しい彼らのために八面六臂の活動をされています。 
 
黒谷さんはまた私たちの炊き出しのスタッフも長年してくださり、車で東奔西走してくださる有り難い存在です。 そして野宿者の就職やバイトの世話さえしていただいています。 引越しの依頼があるとその中の衣類を私たちに提供してくださり、また数々の彼女の活動資金を稼ぐのに四天王寺などのフリーマーケットで物品販売をされています。 
 
活動の手伝いをお願いする野宿者へのバイト代を稼ぐのに必要なのです。 黒谷さんのような存在こそ日本精神の発露と思って尊敬しています。 部屋の隅で寝ているものがありましたら、彼女への活動支援として、フリーマーケットで販売する品々をくださいませんか?  
 
 
彼女の店の倉庫は野宿者用の衣類や行進の資材、留学生の生活用品、引越しで預かった物品などで一杯で、整理のために野宿者たちに手伝ってもらっています。 日の丸行進でも資材の上げ下ろしを野宿者たちに手伝ってもらっています。 炊き出しと行進とがうまく連携をとれています。  
 
 
なお10月も黒谷さんが四天王寺お大師さんの日でフリーマーケットに出展されるために来られません。 
 
★私の車で行進用の荷物の運搬は私がしますが、その後の行進の先導車(私の車)の運転をどなたかにお願いしたいのですが。 「してあげるよ!」という方は、私へ連絡していただけましたら助かります。
 
 
                       (完)
 
【リンクのホームページ】
 
 
● 「いのちの風」石黒通信「縁の花」支縁サイト 
http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm 
 
 
● インターネットサイトのmixiに「大圓(だいえん)」として参加
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=783617&from=navi 
  ↓
・平和憲法愛好家、浜矩子というアホな「お花畑」学者
・反米親中の論客、孫崎享の著書「戦後史の正体」
・刺青ストリッパーがリーダーの反原発デモ
・反原発派の意見と同じ、「福島人との結婚はNO! 奇形が生まれる」
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