今日から6月ですね。
 
日本の政界も混沌としています。消費者の財布も堅く、簡単にものが売れなくな
りました。
すべてが「ゆらぎ」の中にあります。
 
自然界では「ゆらぎ」の中から秩序化が始まります。「ゆらぎ」は成長するため
の「場」です。
今年(2010年)は、政治、経済、人の価値観、人生観、ネット環境などに大きな
「ゆらぎ」が起こる元年です。
 
こんな時は、大局観に立たなければ未来は見えてきません。
 
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--08小が大を飲み込む
 
小さな蟻の軍団でもライオンを倒すことができます。
 
この蟻の軍団を国民に例えれば、国家(ライオン)さえも倒すことが可能です。
国家有っての国民なので、倒すというのが過激な表現ですね。
真の主権在民と言った方がいいでしょう。
 
どんな組織でも必ずリーダーが存在しています。
 
「場」で動く組織のリーダーは、自然発生的に生まれて扇の要のような存在です
リーダーがいなくなれば「場」は崩壊します。
「場」が崩壊しないように組織の構成員は、リーダーを守る動きになります。
 
ちょっとイメージしにくいので「生命場」を例に取りましょう。
人間の身体を構成している細胞、器官、臓器などは「生命場」を維持するために
機能しています。
例え指一本でも生命場から外れる(指を切断する)とやがて腐ってしまいます。
 
「生命場」の中に存在しているから生きているのです。
 
「場」で動く組織は、リーダー(生命場)を守るために存在していると言っても
過言ではありません。
 
生命は「ゆらぎ」ながら成長しています。
「ゆらぎ」のないところに「場」は生まれません。
 
今までの会社や国家はできるかぎり「ゆらがない」ようにルールや規則や法律を
作ろうとしています。
これは組織が崩壊しないようにするために絶対必要なものです。
 
この反対である「場」動く組織は無政府状態を意味しているのではありません。
「場」で動く組織の中にも規則やルールが存在します。
 
個が全体(場)を創造し、全体(場)は個を規制するという関係性の中で規則や
ルールが生まれてきます。
 
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