なんでんかんでん村
(第297号)
「なんでんかんでん村」は金儲けのためではなく、村民や社会を豊かにする
“心と心のネットワーク”智閥創りを目的として起村した「バーチャル国家」です。
2015年までに社会的認知を頂き次世代に継承することを目標にしています。
農耕型収益構造を提案実践し、収益は村民に適正に還元します。
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平成20年2月9日(土)
時代が変わる!(村長著書
ザ・智閥
より連載15回目)
賢者は歴史に学ぶ
明治維新前夜と現代の共通点
ドイツの初代宰相ビスマルクが言った“賢者は歴史に学び愚者は体験に学ぶ”ということについて考えて見ましょう。
これから“時代が変わる”ことは単なる変化ではなく、明治維新に勝るとも劣らないほどの大きな変化であるということが前提です。
工業社会はハウツー社会ですから体験に学んできました。未だ到来していない高度情報社会(ユビキタス時代)は未経験なるがゆえに体験できません。ですから、どんな社会か知る由もありません。だからこそ、歴史に学ぶことが必要なわけです。
幕末の頃の明治維新前夜と、現在とは非常に良く似た共通点がいくつかあります。すなわち、1853年(嘉永6年)幕末に黒船が浦賀にやってきました。それから15年後、徳川幕府が崩壊し明治維新が起こります。
その時は260年も続いた徳川幕府が潰れるなんて誰も思っていませんでした。
明治維新の志士といわれる人たちも、尊王の気持ちはあっても、幕府を倒して、新しい政府を作ろうという考えはありませんでした。
開国後は経済面で混乱が起こり、米(こめ)の値段は上がり、金(きん)が日米和親条約の締結によってどんどんアメリカへ流出していきました。
政治的には幕府の力が衰え、諸藩の発言力が強くなり、幕府に頼っていてもどうにもならないという機運が盛り上がり、倒幕へと傾斜していきます。
外交政策では、志士たちは尊皇攘夷(そんのうじょうい)から、西洋文明の導入に大きく転換していったのです。
1603年(慶弔8年)、徳川家康が戦国時代を治めて約265年間、徳川幕府であった江戸時代は明治維新まで平和な安定した時代でした。
1945年(昭和20年)敗戦後、一時期自民党が社会党に政権を奪われたことがありましたが、55年体制以来、約40年間に及ぶ自民党一党支配の安定政権が続き、経済大国に発展した日本は、バブル崩壊まで安定した良き時代でした。
1853年(嘉永6年)ペリーが特派大使として黒船(軍艦)4隻を率いて浦賀に来航し、国交・通商の開始を要求するアメリカのフィルモア大統領の第12代将軍徳川家慶(とくがわいえよし)宛の親書を浦賀奉行に提出することがきっかけとなって、日米和親条約を調印して開国することになります。これはアメリカによる外圧、ジャパン・バッシングです。
これと現代が共通する点は、1989年(平成元年)ブッシュ前アメリカ大統領は、日米貿易摩擦解消のため、経済構造、制度、慣行など、200項目以上に及ぶ構造障壁を改善するため、日米構造協議の開催を要求し、ヒルズ通商代表を日本に派遣しました。浦賀に来航したペリーと同じ立場です。
クリントン大統領になってからは、日米包括協議という呼称に変わりましたが、カンター通商代表が市場開放政策、公正貿易推進の具体策、貿易黒字縮小のため、内需拡大を求めてきました。
アメリカの強引な手口に押されて徐々に壁は低くなり市場開放が進みました。
これもアメリカによる外圧、ジャパン・バッシングです。
1853年、時は幕末、当時幕府は鎖国政策を取っており閉鎖的でした。ペリーの取った外交政策は砲艦外交で、黒船で軍事的圧力をかけるというやり方でした。
1990年、時は世紀末、日本とアメリカとの間において貿易不均衡があり、アメリカは日本の貿易黒字が毎年拡大する日本市場の閉鎖性を問題にしています。
ヒルズ代表やカンター代表による日米構造協議や日米包括協議は、スーパー301条適用を振りかざした経済制裁というアメリカの経済圧力です。時も幕末と世紀末で共通しています。
幕末の頃、時の政府徳川幕府は不平等条約である日米和親条約を結びます。
これに不満を持つ志士たちが立ち上がって明治維新が起こります。日米和親条約が、なぜ不平等条約かというと、当時わが国の通貨制度は、西方(にしがた)では銀本位制、東方(ひがしがた)では金本位制でした。
ペリーがはじめて日本にやってきたとき、純金の大判小判が通貨として通用しているのに驚きます。ペリーの当時の目的は、日本を植民地にすることでしたが、さすが、ジパングの国と呼ばれるだけあって「金の相場」は国際相場よりはるかに安く、それに比べて「銀の相場」は国際相場よりはるかに高かったのです。
ペリーは日本を植民地にするより、アメリカから銀を持ってきて金と交換するほうが、効率がよく、得策だと考え、金と銀の交換比率を幕府の無知に付け込み、アメリカにとっては都合の良い交換比率で申し入れました。
西方は通貨が銀本位であるし、アメリカの銀と幕府の金を交換することは、幕府にとっては儲けが大きく都合が良かったのです。この条約によって、日本から湯水のように金がアメリカへ流出することになり、アメリカは莫大な利益をあげ、反対に日本は莫大な損失を被(こうむ)ることになりました。
幕府が“自分さえ良ければよい”と思って結んだ条約は。結果として不平等条約となり日本の大きな損失につながりました。(こんなことから推定すれば徳川埋蔵金伝説はないと思われますね)
日米構造協議でも、10年間で430兆円という莫大なお金を日本国民のために、公園や下水道の整備、箱物(建築物)の建設、道路建設に使うという約束をしましたが、これは土木建設業の工事が増えることによって、一部の政治家や業者の利益のために約束されたのではないかと勘ぐらざるを得ません。
金丸信元自民党副総裁(日米構造協議日本側の代表)が亡くなった後、自宅から段ボール箱に入った金塊が発見されたことがマスコミで報道されましたが、こんなことにも疑わしい匂いがしないわけではありません。
対米配慮というか、自分にとって都合の良い政治というか、幕末当時も現在も余り変わってはいないようです。
1867年(慶応3年)大政が奉還され、王政復古の大号令とともに明治維新が始まります。そして1871年(明治4年)全国261の藩を廃して、地方行政上の県に統一し、次いで断髪令、廃刀令の施行など、政治改革が断行され、250年以上にもおよぶ封建社会は完全に崩壊し、郡県制度が確立し、西南の役(明治10年)を経て、ようやく明治という新しい時代が始まり見事に文明が開花します。
これが明治維新といわれる日本の産業革命であり近代工業社会元年なのです。
これと同じように、今世紀中に近代工業社会が崩壊し、高度情報社会が到来します。明治維新にたとえるならば「平成情報維新」ともいうべき社会革命です。
明治維新とは、徳川幕府265年の鎖国政策で、この間にあらゆる面で欧米にリードされた日本を、短時間に欧米に追いつくために行われた産業革命でした。
この場合は、お手本とすべき欧米先進諸国がありました。維新成立後には岩倉具視や大久保利通、伊藤博文など、政府要人が退去して欧米を訪問して視察を行い、欧米を手本とした結果、日本は非常に早いスピードで産業革命に成功しました。
今、幕末と非常に良く似た状況で時代が変化していますが、明治維新当時と今とでは異なる点があります。それは世界中のどこにもお手本がないということです。
工業社会では、お手本を忠実に真似していけば、何とか発展することも出来ました。しかし、平成の今は違います。情報社会は地球上の人類が初めて体験する社会です。
したがって、お手本がありません。ですから、“歴史に学ぶ”必要があるのです。
“歴史を学ぶ”のではありません。情報社会は「先行逃げ切り」が原則です。
どうもこれには理屈はないようです。
1993年8月、自民党一党独裁の55年体制は崩壊して細川連立政権が成立しました。2005年〜2010年前後には、成熟した工業社会(資本主義社会)が終焉し、工業社会で発達した経済システム(金融システム・流通システムなど)が崩壊し、インターネットの普及、通信のデジタル化、光ファイバー・ケーブル敷設により、通信ネットワーク(マルチメディア)が発達し、工業社会から情報社会に移行します。
このような時代の大変革に速く気づき、戦略をたて、インターネット通信局を設置し、デジタル通信を握り、情報通信ネットワークを構築し、情報社会に対応した新勢力が旧勢力に代わって出現し、工業社会回で権力を握った“財閥”から、新しく生まれる情報社会の“智閥”(心と心のネットワーク)にパワーシフトすることになるということではないでしょうか。これが「平成情報維新」であり日本の情報革命です。このことに速く気づいて自我欲の強い低次元の工業社会から共生の心優しい高次元“智閥”創りを急がなければなりません。(つづく)
事務局より
村長出張予定
久しぶりに大阪に出張します。
2月15日(金)
博 多 06:31
(ひかり444号)新大阪 09:20
新大阪 09:43
(ひかり
366号)
京 都 09:58
西大谷(大谷本廟) 墓参
京 都⇒大阪(新快速)
⇒鶴橋⇒今里(地下鉄)
14:30までに今里に到着する予定
プラットホーム空(03)例会出席 15:00〜17:00
懇親会18:00〜20:30ごろまで
面談希望者は例会場または懇親会場にお越しください。
主催者の岩谷正さん(TEL 0725-31-4094
携帯090-6902-4572)に連絡してください。
2月16日(土)
2月17日(日)の両日、村長と面談希望があれば連絡ください。ただし、時間・場所については電話にて事前に打ち合わせしましょう。(TEL 092-531-9603 携帯090-9597-0343)
面談は1対1(同伴歓迎)で行いたいと思っています。予約が決まりますとご要望に添えない場合もありますので連絡は早めにお願いします。
17日(日) 新大阪18:35(ひかり
481号)博 多 21:20にて帰ります。
本渓ジャパン叶ン立のご案内
私(村長)の二女ひろみは中国本渓対外経済技術合作総公司の副総経理(副社長)として、中国人研修生・技能実習生の送り出し機関の責任者をしております。
このたびNPO法人
雇用管理センター(横浜市)と提携し、これまでにないクリーンなシステムによるサービスの提供を行うため、福岡市に本渓ジャパン鰍設立し、ひろみが代表取締役に就任しました。(毎月北京と福岡を往復します)
私(村長)は雇用サポートアドバイザーとして本渓ジャパン鰍ノ協力することになりました。何かと問題の多い中国ですが、日中両国のお役に立てばと思っております。
本渓ジャパン株式会社の事業目的は下記のとおりです。
1.
中国人研修生・技能実習生受け入れ機関の開拓および支援業務
2.
中国語の通訳および翻訳
3.
中国人研修に関する教材の作成および販売
4.
中国進出企業に対するコンサルタント業務
5.
中国貿易に関する業務
6.
上記各号に付帯する一切の業務
本渓ジャパン株式会社(代表取締役 星野ひろみ)
〒810-0022
福岡市中央区薬院1丁目15番23号
アンピールマキシム天神302号
TEL 092-401-7571 FAX 092-401-7572
西田マコさんの個展
西田マコさん(ロスアンジェルス在住)はヒーリングアーティストで、彼女の描く癒しの絵は、意識、命、魂、地球、宇宙、そして愛を、宇宙に繋げ、そばにいるだけで、あなたまで
ワクワク・ドキドキ。
あなたの世界の扉を、開けてくれ、人生が楽しい方向に向いて来ます。
関西地区の方、個展を見に行ってください。
次回の個展が2月26日〜3月9日に開催されます。
大阪市福島区福島3-1-39 メリヤス会館1F
(06-6453-5706)
地図http://www.machimusubi.jp/map/1677
Maco
Nishida
多摩美術大学で油絵専攻し、学士号を修得後、渡米。アカデミー・
オブ・アート・ユニバーシティー版画専攻、修士号修得。
1992年、喜多美術館(奈良県)での個展(タイムスペース)
開催。
アメリカで第9回現代アート展、スモールワークスなど、数々の入選。以前から探求していた、スピリチュアルワールドでの
活動(ハンドヒーリング、リーディング、カウンセリング)と絵画が融合し、自身の作品がヒーリングアートと呼ばれるようになる。
2005年高知医療センター(県立&市立総合病院)にヒーリングアートとして買い上げられ、アメリカで医療関係(マッサージ、カウンセラー、エネルギーセッション等も含む)のクリニック、セッションルームに求める人が多数。「生きがいシリーズ」の著者で有名な福島大学の飯田史彦教授にも絶賛される。現在、日本での定期的な個展ほか、アメリカで活動中。サンフランシスコ在住。
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人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです。
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人間関係向上・人間関係ストレス軽減ツール
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原裕一郎先生の本や、推薦している本を、ご紹介しています。
新刊だけでなく、中古本もあるので、とても値段安いですよ。
縁の花書店 原裕一郎先生コーナー
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「ザ・智閥―工業社会崩壊で覇権交代が起こる・二十一世紀は」 著者 原裕一郎
「二十一世紀に問屋・小売業は生き残れるか!―時代の変化が」 著者 原裕一郎
「だれにでも分かる情報社会―工業社会崩壊へカウントダウン」 著者 原裕一郎
縁の花で、ご縁を持たせて頂いた人達の本を、ご紹介しています。
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○縁の花書店サイト○
http://www.geocities.jp/ennohana/ennohanahonnsyotenn/ennohanahonn.htm
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