時代が変わる!(村長著書 ザ・智閥 連載13回目)

金融システム崩壊の犯人は誰だ!

金融機関(銀行・証券・保険など)が次々と外資系と提携を始めました。

バブルを膨らませ、そして崩壊させ、不良債権をつくり、金融システムを崩壊させたのは一体誰の仕業だったのでしょうか?

これがアメリカの対日経済戦略だったと読めないわけではないじゃありませんか!? 

 

ブッシュ前アメリカ大統領(現大統領の父)が、奈良県橿原市のトイザラス開店で祝辞を述べた後、全世界に放映されたテレビでVサインを出したのは“日本の流通業界の壁を打ち破った”という世界に向けての勝利宣言だったのです。

 

外資系ネットワーク・ビジネスが、大変な勢いで組織拡大していることはよくご存知のとおりです。工業社会が崩壊して情報社会になればネットワークが主流になるのは時流です。これらの外資系ネットワーク・ビジネス企業が、最近口をそろえて言い出したことがあります。それは“電話料金・電気・ガス・水道・ガソリンなどの利益配分”です。

 

また、明らかに物品販売なのに「情報産業だから情報を伝えるだけでよい」とも言っています。これは一体何を意味するのでしょうか?

日本の社会基盤(インフラ)によって作られた収益構造を規制緩和という名のもとに開放し、これから得られる利益の一部を、ネットワーク・ビジネスに参加している会員に、配分するといって甘い汁を吸わせ、本当の狙いは個人資産1,200兆円の吸い上げにかかったからと考えられます。

 

また、物品販売ではなく情報産業らしく伝えているのは、彼らにも情報社会が見えてきたからなのではないでしょうか。まさに、日本はアメリカの経済侵略を許し、経済植民地になりかかったと言わざるを得ないし、外資系ネットワーク・ビジネス会員は、自己の利益をあげることに目が眩み、まったく知らないうちに「日本の経済植民地化に手を貸している」結果になっているのと違いますか?私は外資系ネットワーク・ビジネス会員が悪いといっているわけではありません。

 

しかし、アメリカの深謀遠慮な対日経済戦略を基本に動いていることを理解し、自分が何をやっているのか、理解したうえでやってほしいと思います。

日本人としてこれでいいのか自問して取り組んでください。日本は危機的状態に置かれています。非常時です。

“これでいいのか日本!”“困った国ニッポン”“この危機を救う日本人よ、早く出てこい!”松下村塾吉田松陰先生の「飛耳長目」(ひじちょうもく)を教訓としようではありませんか!

 

「飛耳長目」を直訳すれば“耳をそばだててよく聞きなさい、目を大きく開いてよく見なさい”ということ。意味は情報が大切だということです。

そればかりではありません。時は1953(嘉永6年)黒船が下田に来航し、日本は欧米列強から植民地化される危機的状況にありました。

しかし、鎖国政策を取って対外情報に接することが出来なかった徳川時代の庶民は何事が起こりつつあるか理解できませんでした。

松下村塾の塾生は、僅か2年ほどしか吉田松陰先生に師事しなかったにも関わらず、高杉晋作、伊藤博文、木戸孝允らは、明治維新の志士となり、徳川幕府崩壊後に産業革命を成し遂げ、日本の植民地化を防ぐことが出来ました。

「飛耳長目」によって農耕社会から工業社会へ見事に変革を成し遂げたのです。

明治維新の志士は松下村塾の塾生ばかりではなく、日本国の現状を憂え、国を救うために活躍した坂本竜馬など歴史に名をとどめた者は70余名にのぼりました。当時の情勢と現代の情勢は非常に良く似ております。自我を捨て公のためになる“志”が必要なときではないでしょうか。

ザ智閥 時代は変わる 完結しました

原先生が、1999530日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、

若干の修正加筆をして連載していたザ智閥 時代は変わる

200932255号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました

皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし

原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います

 

また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事はこれで終わりですが

原先生の智閥 造りの活動は、今、本格的に始まっています

しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが

もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています

2011724日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって

本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが

その準備に向けても、着々と動いています

もうすぐ、すごいことが始まりますよ

 

しかも、時代が、10年前に、原先生が

予測していたように、動いていることは

皆さんも、記事を読めば分ると思います

もう残された時間は少ないです

2009年には、もう縁とチャンスもないと思います


しかし、残念ながら、ホームページでは

皆さんに、これ以上はお知らせできません

伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです

 

 

だから、是非、皆さんの中で何かを感じたら、ぜひ、私までご連絡下さい

2009年の原先生の活動をご説明したいと思います

本当に大切なことです。よろしくお願いします

岩谷正

ennohanakikusakaeru@ybb.ne.jp

 

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