時代が変わる!

只者でない「情報社会」の影響

この本(ザ・智閥)は、あなたに「情報社会」のもたらす影響が只者ではない。

未だかって生存する人類が遭遇したことのない物凄いものであることを何としても分かって欲しい。そして直ちに情報社会への対応のため行動を起こして欲しいとの願いをこめて書いていきます。

 

情報社会の到来は千戴一遇のチャンスです。このチャンスをつかむことができれば、あなた自身はもちろん、あなたの家族、関係企業にとって、情報社会は大変豊な素晴らしいものとなります。

 

しかし、このチャンスに気づかず、何ら行動を起こさなかった場合は、時代の変化について行けず、取り残されるばかりか、没落する危険さえもありうる大変な時代変化が間もなく訪れます。後世に悔いを残すことのないようにお願いしておきます。

 

目から鱗が落ちた話

今から約30年ほど前、アメリカの未来学者アルビントフラー博士の講演を聞く機会を得ました。講演テーマは「第三の波」、著書も出版されており当時ベストセラーでした。

私が著書を読んだときの感想はひとことで言えば 「凄い!」でした。なぜかというと、当時、私は原事務機鰍フ社長をしており、この本を読んで“これから事務機・OA機器ブームが来るぞ!”と直感したのです。

 

社長としてこの絶好のチャンスを逃がしてはならない、将来の発展に備えて体制づくりをすべく、銀行から融資を受け、従業員を増やし、社員教育に力を入れ、販売やサービスを強化し、他社との競争に負けない体制を整えることに努めました。その結果、売り上げは年々増加し、同業他社やメーカー、取引先からはそれなりの評価を得るまでに成長したと思います。

 

しかし、「第三の波」を読んでイメージしていたことと、現実との差に大きなギャップを感じ始めていた丁度そんな頃、アルビントフラー博士の講演を聞く機会に恵まれたのです。

 

講演会場の最前列の席で博士の講演を聞きました。

講演が終わって“何か質問は?”という声を聞くやいなや、待ってましたとばかりにサッと手を上げました。大勢の聴衆の中で質問するのは結構勇気が要るものです。つまらぬ質問だと思われないだろうか、何となく気恥ずかしいとか、本当は質問したいのだが、どんな風に質問しようかなどと、周囲に気を使い過ぎて、結局は質問しないで会場を後にすることのほうが多いものです。

 

しかし、その時は“絶対質問しよう”と構えていたのでタイミングよく手が挙がったと思います。博士は私に質問させてくれました。

名を名乗り、福岡から来た事務機販売会社の社長であること、「第三の波」を読んで自分なりに対応した結果、疑問が生じたことを正直に告白し、“第三の波という題のことですが、「波」というイメージはどんなイメージなんですか?”と質問したのです。

 

博士はニコッと微笑み、“いい質問です”と言ってくれました。凄く嬉しかったし、ホッとしたことを覚えています。それ以来、私は講演のあとで質問を受けるとき、たとえ、どんな質問に対しても“いい質問です”ということにしています。

 

博士は質問に答えて、私を指差しながら“あなたが海岸に行って渚(波打ち際)で砂の上に文字を書いたとします。文字のほかにも砂を積み上げて山をこしらえたとします。そこにザブーンと波が来ました。波が引いて返した後、どうなりますか? 文字は消え、山は原形をとどめぬくらい変わっているでしょう。

それが答えです”と回答したのです。

 

瞬間、会場内はキョトンとしてシーンと静まり返ったような感じでした。

更に博士は“歴史に学べば分かります。日本の歴史に学んでみましょう。

日本はかって徳川時代というのがあってそれは265年間も続きました。

永い265年間に歴代の徳川将軍は300に近い藩を創り、士・農・工・商という階級制度を設け、鎖国制度を敷き、特定の者以外は外国との往来も折衝もできませんでした。通貨制度も東方(ひがしがた)は金本位制、西方(にしがた)は銀本位制と、一つの国で二つの貨幣制度を持っていました。そのうえ、各藩は藩札まで出していたほどです。

 

徳川時代はこれが常識であり制度でした。幕末の頃、多くの人たちは大変革が起ころうなどとは夢にも思っていなかったと思います。

それが明治維新によって廃藩置県で藩はなくなり、四十七都道府県に整理統合され、断髪令、廃刀令が出て武士は失業し、階級制度も壊れました。

鎖国制度は外圧によって開国となり、通貨も日本銀行が円に統一して発行することになり、明治維新は日本社会に様々な大変革を引き起こしました”。

 

更に続けて、“人類が地球上に出現したときは狩猟社会(原始社会)で、今から1万数千年前まで狩猟社会でした。狩猟社会も磨製石斧(ませいせきふ)という道具によって農耕社会(農業社会)に変革しました。これを私(アルビントフラー博士)「第一の波」と位置づけました。

 

「第二の波」は今から約二百数十年前、ヨーロッパでタービンが発明され、これを動力源として、物が大量に生産されるようになり産業革命が起きています。

これを工業社会(近代社会)と称し現在に至っています。

1868(明治元年)以来、100年余り工業社会が続いているということです。

この工業社会も近い将来「第三の波」によって、情報社会(ユビキタス時代)という全く新しい社会が到来し、工業社会の常識や制度が適用しなくなります”。と解説したのです。

 

「目から鱗」どころか、私にとってはまさに「肩から首が落ちた」瞬間でした。

博士の回答は私の人生に大きなインパクトを与えました。これは実に凄い話なんです。

 

「第三の波」の本を読んだときは、事務機やOA機器が売れる時代が来ると、単純に自分の本業に結び付けて解釈していたのですが、博士の講演を聞き、質問の回答によって、真の情報社会は工業社会の延長線上にあるのではなく、全く異質の社会であることが理解できたのでした。

 

ここでちょっと触れておかねばなりませんが、時代は既に「情報社会」だとか「情報化社会」になっているといわれています。しかし、これを明確に区別しておかないと、真の情報社会の意味が理解できません。

現在は「工業社会における情報化時代」、または「高度情報化工業社会」であって、まだ真の「情報社会」にはなっていません。“情報社会の入り口まで来ている”ということです。私にとって「第三の波」は物凄い情報でありました。(つづく)

真の情報社会は2011年〜2015年に到来します)

ザ智閥 時代は変わる 完結しました

原先生が、1999530日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、

若干の修正加筆をして連載していたザ智閥 時代は変わる

200932255号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました

皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし

原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います

 

また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事はこれで終わりですが

原先生の智閥 造りの活動は、今、本格的に始まっています

しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが

もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています

2011724日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって

本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが

その準備に向けても、着々と動いています

もうすぐ、すごいことが始まりますよ

 

しかも、時代が、10年前に、原先生が

予測していたように、動いていることは

皆さんも、記事を読めば分ると思います

もう残された時間は少ないです

2009年には、もう縁とチャンスもないと思います


しかし、残念ながら、ホームページでは

皆さんに、これ以上はお知らせできません

伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです

 

 

だから、是非、皆さんの中で何かを感じたら、ぜひ、私までご連絡下さい

2009年の原先生の活動をご説明したいと思います

本当に大切なことです。よろしくお願いします

岩谷正

ennohanakikusakaeru@ybb.ne.jp



 

人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです。
●人生で成功するナビ"素質分析カルテ"●
人間関係向上・人間関係ストレス軽減ツール



縁の花で、ご縁を持たせて頂いた人達の本を、ご紹介しています。
○縁の花書店○ 


○縁の花書店サイト○



   ザ・智閥 時代は変化するサイトに戻る

   「なんでんかんでん村」サイトに戻る

   「縁の花村」サイトに戻る

   縁の花トップページに戻る