時代が変わる!(村長著書 ザ・智閥 1999.5刊行 連載23回目)

光ケーブルを1日も早く敷設して経済の活性化を!

光ファイバー・ケーブルを敷設することは国家やNTTにしていただくことですが、われわれ市民は郵政省(当時)が言っているように2010年代ではなく、アメリカのようにもっと時期を早くしてもらうような国民運動(草の根市民によるデモクラシー)を展開しなければなりません。

 

何のために国民運動をしなければならないかというと、全国の職場や家庭に光ケーブルを引き込むことによって、環境問題や福祉問題に大きな影響を与えることができるということと、いまひとつはわれわれが高度情報社会に入ることによって、計り知れない恩恵を受けることができるということです。どういうわけか郵政省はのんびりしています。

 

日本の社会ではアメリカのように1999年までに、すべての家庭に光ケーブルを引き込んでしまおうというコンセンサス(合意)が得られません。

日本は政治家をはじめ、指導者がそれによってどんな社会が到来し、高度情報社会はどんな社会変化を起こすのか、どんな恩恵が得られるのか、分かっていないからだと思います。もっと突っ込んで真剣に勉強して欲しい点です。

 

金融機関の不良債権処理や、目先の不況対策にとらわれ、情報社会が迫っているのに、工業社会の経験と発想による対策でしか手が打てない政治は大問題です。ビスマルクの言った賢者は歴史に学び愚者は体験に学ぶを教訓にすべきです。

 

高度情報社会の到来によってすべてがばら色ではなく、社会的な弊害が起きることも考えなくてはなりません。しかし、情報社会は流れの中で必ずやって来ます。

 

必ずやってくる高度情報社会なら、理想社会でなければならないと考えることが必要です。ただ儲かればいいと考えて、情報社会を食い物にするようなことがあっては、それこそ取り返しのつかないことになってしまいます。

 

素晴らしい情報社会建設のため、草の根運動(デモクラシー)によって市民たちは声を出し、汗を流さなければなりません。

郵政省は2011年に情報社会を実現させようと考えているようですが、それでは遅すぎます。5年でも10年でも、少しでも早く実現させるように「歴史の短縮」をすべきです。「歴史の短縮」をするということは早く情報社会を創るということです。同じ創るなら福祉や環境問題を考えた理想社会にしたいということです。

 

かって、明治維新のとき、理想に燃えた若き志士たちが理想社会を創るということで立ち上がったように、今こそわれわれも理想社会を創るために立ち上がる必要があります。そのためには勉強しなければなりません。

情報社会における福祉はどうあるべきか、地球環境問題はどうあるべきか、政治は?経済は?教育は?生活は?

 

われわれに「歴史の短縮」ができるのであれば、社会に貢献できるとすれば、それはあたかも情報社会を創るのと同じだといえます。同じ創るなら理想社会を創りましょう。平成維新の志士たち出てこい!と叫びたい。

 

理想社会とはどんな社会? 競争社会ではなく、弱者に優しい社会、人のため世のため、喜びを持って働ける共生社会を創りたい。自分さえ良ければ良いという自我欲をなくそう。金儲けばかりに奔走するのが人生ではないと思います。

今こそ近未来の高度情報社会を研究し、時代の流れ、時代の大きな波に乗り遅れないようにしなければなりません。

 

 

船井幸雄先生はこれからの時代に求められるのは「本物」だといっています。

本物とは何か?本物をつくり、本物になるには人や企業はどうあるべきかを考えなければならないときに来ています。もう自己の利益のために競争にうつつを抜かす時代ではありません。

 

今の世の中で競争を完全に否定することはできませんが、度を越したシェアー争い、自分さえ良ければ他はどうなっても良い、といった競争はしてはなりません。適正な競争をするように心がける必要があると思います。

 

弱肉強食的な競争は10年前まで通用したかもしれませんが、もうそんな時代ではありません。そのようなことをやっていては地球も人類も破滅させることになってしまいます。

 

1990年から時代は「水」の時代に入っています。「水」の本質は「浄化と蘇生」です。ですので、政治家も、官僚も、経営者も、人のため世のためにならない、自分さえ良ければいいといった考えでやっていると「水」が働いて邪悪な考えや、行為を洗い出し、悪事がばれて取り返しのつかないことになり、社会の批判を受ける結果が必ず起こります。政治家も、官僚も、経営者も、早くこのことに気が付いてください。

 

光ケーブルの敷設は、計り知れない効果をもたらしますが、何よりも急がなければならないのは不況対策です。アメリカに例を見るように情報スーパー・ハイウェイ構想はアメリカ経済の活性化に大きなインパクトを与えました。

日本政府は一日も早く光ケーブル敷設の方針を決定し、予算化し、日本版情報ハイウェイのインフラ整備を行うべきだと思います。そうしないと日本は先進国家の中で落ちこぼれていきます。

皆さんも声を出してください。汗を流してください。自らも情報社会への対応を考えて実践してください。(つづく)


ザ智閥 時代は変わる 完結しました

原先生が、1999530日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、

若干の修正加筆をして連載していたザ智閥 時代は変わる

200932255号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました

皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし

原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います

 

また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事はこれで終わりですが

原先生の智閥 造りの活動は、今、本格的に始まっています

しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが

もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています

2011724日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって

本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが

その準備に向けても、着々と動いています

もうすぐ、すごいことが始まりますよ

 

しかも、時代が、10年前に、原先生が

予測していたように、動いていることは

皆さんも、記事を読めば分ると思います

もう残された時間は少ないです

2009年には、もう縁とチャンスもないと思います


しかし、残念ながら、ホームページでは

皆さんに、これ以上はお知らせできません

伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです

 

 

だから、是非、皆さんの中で何かを感じたら、ぜひ、私までご連絡下さい

2009年の原先生の活動をご説明したいと思います

本当に大切なことです。よろしくお願いします

岩谷正

ennohanakikusakaeru@ybb.ne.jp



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