時代が変わる!ザ・智閥 著者 原 裕一郎 連載26回目

あなたはニュー・リテーラーになれるか?

ニュー・リテーラーと呼ばれる新しい小売業群が出現し、それがなぜ日本の産業界を支配するのでしょうか?

そして新しい小売業とはどんな形態の小売業でしょうか?

それが分からなかったら、今までの問屋も小売業も対策は立てられませんし、生き残るための戦略も立てられません。

 

先ず、第一に知っていただきたいことは、これまでの百貨店、スーパーはもちろん、店頭売り専門の一般的な小売店、セールスマンを使った訪問販売形態の小売店、ダイレクトメールやテレビショッピング、カタログによる小売業などは、現状を維持する限り、ニューリテーラーにはなれません。

 

したがって、SIS(戦略情報システム・後述)を構築したニュー・リテーラーが出現したときは、如何に社歴の古い老舗であろうと、規模の大きな小売業、たとえばデパートやスーパーであっても。地理的条件のいいところに店を構えた小売店であろうと、よほど特殊な商品か、特殊技術やサービス条件を備えた企業でなかったら生き残りはかなり厳しいものがあると覚悟しなければならないでしょう。なぜそうなのか申し上げましょう。

 

それは工業社会が崩壊し、情報社会が到来するからです。

したがって、今までのような工業社会の販売システムは情報社会ではだんだん通用しなくなってしまうからです。

 

今一度「時代が変る」という意味を良く考えてみてください。

 

工業社会はタービンという道具によって、物を大量に生産し、大量に販売することから始まりました。物を大量に安く生産するのに都合のいいシステム、生産したものを大量に販売するのに都合のいいシステムが永い間(130年間)かかって構築され、生成発展しながら現在に至りました。

 

これに成功し、「人、物、金」をたくさん集めたところが財閥となり、権力を持ち、社会を支配してきました。

しかし、競争を善とし、金銭や物的価値観を損得で追求し、儲けのためには自然を破壊し、苦労して修業し、閉鎖的発想に基づいて自分が最も大事という「我」中心の時代、ただ、ひたすら量的拡大を求めて発展してきた工業社会(資本主義社会)は崩壊のスピードを増しています。

 

1998年から2007年までの10年間が工業社会から情報社会への移行期です。

この間に次世代へのサバイバルのための企業戦略を是非とも持って欲しいと思います。企業戦略を持たない企業は潰れても仕方がありません。

たとえ現在がどんなに隆盛であっても潰れないという保証はどこにもありません。(つづく)

ザ智閥 時代は変わる 完結しました

原先生が、1999530日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、

若干の修正加筆をして連載していたザ智閥 時代は変わる

200932255号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました

皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし

原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います

 

また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事はこれで終わりですが

原先生の智閥 造りの活動は、今、本格的に始まっています

しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが

もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています

2011724日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって

本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが

その準備に向けても、着々と動いています

もうすぐ、すごいことが始まりますよ

 

しかも、時代が、10年前に、原先生が

予測していたように、動いていることは

皆さんも、記事を読めば分ると思います

もう残された時間は少ないです

2009年には、もう縁とチャンスもないと思います


しかし、残念ながら、ホームページでは

皆さんに、これ以上はお知らせできません

伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです

 

 

だから、是非、皆さんの中で何かを感じたら、ぜひ、私までご連絡下さい

2009年の原先生の活動をご説明したいと思います

本当に大切なことです。よろしくお願いします

岩谷正

ennohanakikusakaeru@ybb.ne.jp



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