時代が変わる!(原裕一郎著書 ザ・智閥 連載27回目)

ニュー・リテーラーは店舗不要

ニュー・リテーラーに店舗は要りません。といっても訪問販売やカタログ販売のような、無店舗販売といった形式の販売システムではありません。

 

ニュー・リテーラーの条件は?

@    特定多数のお客様の「囲い込みをしてお客様を引きつけるノウハウ」を有すること。

A    コンピューターを利用して、お客様の「個人情報を登録して顧客別情報管理システム」を有すること。

B    お客様と心と心のネットワークを構築して「顧客別全面的個別対応システム」即ち「物品はついでに売るシステム」を有し、全国ネットで情報および物品の販売ができること。が必要です。

 

このような三つの条件を満たすためには、戦略情報システムを構築するための構想力が必要です。

そして構想を実現するためのデジタル通信を握ることも必要です。

 

ニュー・リテーラーになるには?

“時代が大変な変わり方をするのは分かった、工業社会が崩壊して情報社会が来ることも分かった、問屋や小売業が生き残るにはニュー・リテーラーのようなネットワーク・システムを構築しなければならないことも分かった、しかし、ニュー・リテーラーになるのは難しいなぁ、中小企業ではとても出来やしないわ”と思っている方がいるかもしれませんが、そんなに簡単にあきらめないで下さい。

 

異業種交流のノウハウを利用すればいいのです。即ち、他社(他者)の所有する経営資源を利用することです。特にあなたが最も利用したいと思う経営資源「情報通信サービス・物品販売の全国流通ネット」(ニュー・リテーラーとしての条件を完備した)を自分のものとして活用すればいいではありませんか。

 

あなたがその気になれば簡単にニュー・リテーラーになるチャンスがあります。

ニュー・リテーラーになるには「縁とチャンス」が必要です。

幸いあなたはこの文章を読むという「ご縁」があったわけです。

 

「棚からぼた餅」といいますが、棚の下まで行く努力は必要です。

「濡れ手に粟」とも言いますが、手をぬらす努力も必要です。

チャンスをつかむため直ちに行動を起こしてください。

行動の第一歩はピ〜ンと来たら情報発信元に何らかのアクションを起こすことです。

 

情報社会は「先行逃げ切り」が原則です。

最先端情報を一日も早く手に入れて対応するようにしてください。

「チャンスは寝て待て」といわれますが、寝ていてチャンスはつかめません。

参加資格は企業でも個人でも構いません。

 

企業の場合、企業規模、経歴、業種、資本金、売上高、経験年数、立地条件、店舗の有無、企業業績(黒字・赤字)など関係ありません。

個人の場合、年齢20歳以上)、性別、職業、職歴、経歴など一切関係ありません。

 

工業社会(資本主義)崩壊を予感し、マルチメディア時代、高度情報社会(デジタル・ユビキタス社会)の到来を確信し、企業の生き残りをはかりたい、異業種に進出したい、生涯教育に関心を持ち、福祉や環境問題にも取り組みたい。

 

外資系企業の経済侵略によって植民地化されることを防衛したい。

そのために活動する「平成情報維新」の志士を歓迎します。

船井幸雄先生は今世紀末までにニュー・リテーラーの出現を予言されましたが、既に21世紀の「智閥」となる収益構造構築が進行しています。

慌てることはありませんがお急ぎください。

 

情報サービスは、未知の産業だけに、産業界に与える影響は明確には分かりません。ただ、現段階でいえることは、ほとんどすべての産業に少なからざる影響を与えることは間違いなさそうです。

 

「時代が変わる」ことの真の意味がわからず「情報」の重要性を認識せず、目先の利益稼ぎやリストラに追われて将来を見通せなかった経営者。

 

歴史は学んだが歴史に学ばず、体験や常識にこだわり、固定観念を捨て切れなかった経営者。

 

工業社会のむなしい戦術でがんばるばかりで次の時代が読めず、情報社会への対応を放棄し、縁とチャンスを活かせず、また“ビビビッ!”の感性もない保守的な経営者。

 

大して重要でもない用件にとらわれたり、忙しくもないのに忙しいことを口実に最先端情報の収集をおろそかにしたり、社会変化に関して勉強しなかった経営者。

 

必要でもない接待ゴルフや飲食の接待を優先し、わずかな費用の支出決断が出来ず、「智閥」になるチャンスを逃がそうとしている経営者は、わが身の経営基盤が危機に瀕したとき始めて悟ることでしょう。それでは遅いと思います。

 

また、ネットワークビジネスの本質が理解できず、巧みな利益誘導やセミナーで思考力を失い、リクルートされ、組織拡大に励んでは見たが現実は甘くなく、末端会員に甘んじながら、結果として損失をこうむった者は心を痛めるでしょう。

 

工業社会は他人の成功に学んでがんばれば何とかやっていくことが出来ました。

情報社会ではわが身に影響がおよんでからでは遅いのです。

アメリカン航空の教訓に学ぶ必要があります。(後述)

 

パン・アメリカン航空(パンナム)のように世界一の航空会社を誇ったとしても時代の変化に気づかず、対応が遅れたばかりに倒産してしまうことだって現実に起こりました。それとは逆にテキサス航空(デルタ航空)のようなローカル航空会社でも時代の変化に気づき、対応が早かったために生き残れた教訓も学ぶべきです。

 

情報社会は「先行逃げ切り」が原則です。

“情報の価値は受け手によって決まる”という法則があることをもう一度思い出してください。


ザ智閥 時代は変わる 完結しました

原先生が、1999530日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、

若干の修正加筆をして連載していたザ智閥 時代は変わる

200932255号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました

皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし

原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います

 

また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事はこれで終わりですが

原先生の智閥 造りの活動は、今、本格的に始まっています

しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが

もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています

2011724日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって

本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが

その準備に向けても、着々と動いています

もうすぐ、すごいことが始まりますよ

 

しかも、時代が、10年前に、原先生が

予測していたように、動いていることは

皆さんも、記事を読めば分ると思います

もう残された時間は少ないです

2009年には、もう縁とチャンスもないと思います


しかし、残念ながら、ホームページでは

皆さんに、これ以上はお知らせできません

伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです

 

 

だから、是非、皆さんの中で何かを感じたら、ぜひ、私までご連絡下さい

2009年の原先生の活動をご説明したいと思います

本当に大切なことです。よろしくお願いします

岩谷正

ennohanakikusakaeru@ybb.ne.jp

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