時代が変わる!(原裕一郎著書 ザ・智閥 連載28回目)

戦略情報システム

情報社会は構想力が重要である

フランスの「テレテル構想」によれば、情報社会でいうインフラ(社会基盤)とは、データーベース(頭脳の中身)、CPU(頭脳)情報通信ネットワーク(神経網)ターミナル(五体)をいかに整備するかということであると定義しています。いかに整備するかはひとえに構想力にかかっています。

 

世界初の情報ネットワークシステムであるビデオテックス(文字・図形情報ネットワーク)という構想は1979年にイギリスで実用化されました。これを見てアメリカを除く先進国は次々とビデオテックスに参入していきました。

 

1983年カナダの「テリドン」が実用化され、続いて1984年日本の「キャプテン」が実用化されます。(キャプテン・システムは失敗に終る)

その中でフランスの「テレテル」だけが、日本やカナダと考え方をことにするシステムを採用し、全国の家庭に簡易型端末機ミニテルを無料で配布することにしました。

 

これはアメリカのトランス・ワールド航空のコンピューター主任だったロバートクランドール(現アメリカン航空会長・1999)のSIS構想が1982年、バイアス禁止法(独占禁止法)という形によって明らかになったことと無関係ではありません。

 

アメリカはこのとき、ビデオテックスに見向きもせず、SIS(戦略情報システム)時代に入っていきました。フランスは、1982年よりアメリカのSISに対抗できる情報ネットワークシステムとして、ビデオテックスを越える新しい発想の「テレテル構想」に入って行ったのです。その結果、当時としては世界で最も発展した情報ネット・ワークシステムを創りあげたのでした。

 

「テレテル構想」は世界の先端を行くモデルになりましたが、国民が余りにもミニテルにはまりすぎたため、現在はインターネット人口が先進国では最低レベルということでフランスとしては頭を抱えているようです。

 

高度情報社会は通産省(現経済産業省)が「高度情報円熟理想社会」(メロウソサエティ)と名付けました。メロウソサエティとは、各家庭がインテリジェント・ハウス化、産業のロボット化、身体障害者の機能補助、お年寄りの生活や仕事のバック・アップをする次世代情報社会の理想的な「構想」を言います。日本でも通産省(現経済産業省)1990年からこの構想の一部について取り組みを始めています。




私からSISについてお伝えします

2008年9月

私が、高度情報社会で、アメリカン航空が、世界で始めて実施した

SIS 戦略情報システムを知ったのは

19936月でした

また、それは、日米構造協議と同じで

まさしく黒船、第2のペリーでした

その当時、米国には、アメリカン航空から

SISを学んだ企業は、何百社もありました

トイザラスなどです

 

そんなSIS企業が、米国の戦いで勝利した後

狙いを、世界に向けたらどうするだろうか

その時、日本の企業、政府は対応できるだろうか

 

 

答えは、否でした

今もそうですが、米国の属国

半植民地になっている日本が

抵抗できるだろうか

そう考えたら、悲惨なことになります

 

 

しかも、ペリーの来航の時であれば

アナログ時代で

見えているので、ある意味分かりやすいですが

今度の黒船は、デジタル時代で

なかなか見えません

多くの日本国民は

黒船が迫っていることさえ

気がつかなかったです

 

 

だから技術が優れていても

戦略のない日本企業が

アメリカン航空が、123社あった

米国の航空会社を、次々倒したように

日本企業を倒していくことは

予想できたのです

気がついたときには、

手遅れ可能性が高かったのです

 

 

でも、幸い、私達が、SISの怖さを

講演会で訴えたことと

賢明な日本企業の力で

最悪な結果は、免れました

 

本の出版で有名なアマゾンなど、

アメリカのSIS企業は出ていますが

日本の中でも、楽天など

対抗している企業があります

 

 

今、皆さんが、旅行を計画したり

安いホテルを探す時に

コンピューターを使って

楽天や、ヤフーなどを利用して

探す事になりますが

これなんか、日本企業が

健闘している証拠だと思います

 

 

しかし、結果的にいえば

この15年で、

米国の次いでの経済大国といわれ

もうすぐ米国を抜くといわれていた日本は

米国の空売り、まさしくコンピューターを

屈指した戦略、仕掛けで

バブル景気の崩壊でどんどん落ちていきました

2の敗戦といわれ

この15年間、日本は、負け続けていたのです

気がついたら、先進国でも、下位にいるのです

 

 

また、そんな中で、私達が

恐れた日本企業だけでなく

日本国民も、悲惨なことが起きる時代に

なってきました

 

 

食料の高騰

原油の値上がり

まったく予想もできなかったことが

起きようとしています

 

 

そんな中で、原先生や、私にしても

ずっとSIS、戦略情報システムのことを

忘れたことは一度もありませんでした

 

 

SISを仕掛けられて

日本国民が、気がつかない内に

米国の企業の支配下になることだけは

防ぎたいという志です

日本を、日本国民を

ご縁の皆さんの為に

できるだけの事はしたいのです

 

そしてその為に、私達が

日本、日本国民を・・・・・

という志です

是非、皆さんも、そんな意識で

このSISをお読み下さい

皆さんが、戦略家で

日本を、SISの第2の黒船の脅威から救うには

今、どうしたらいいか、是非、その事を意識して

お読み頂きたいと思います

ザ智閥 時代は変わる 完結しました

原先生が、1999530日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、

若干の修正加筆をして連載していたザ智閥 時代は変わる

200932255号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました

皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし

原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います

 

また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事はこれで終わりですが

原先生の智閥 造りの活動は、今、本格的に始まっています

しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが

もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています

2011724日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって

本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが

その準備に向けても、着々と動いています

もうすぐ、すごいことが始まりますよ

 

しかも、時代が、10年前に、原先生が

予測していたように、動いていることは

皆さんも、記事を読めば分ると思います

もう残された時間は少ないです

2009年には、もう縁とチャンスもないと思います


しかし、残念ながら、ホームページでは

皆さんに、これ以上はお知らせできません

伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです

 

 

だから、是非、皆さんの中で何かを感じたら、ぜひ、私までご連絡下さい

2009年の原先生の活動をご説明したいと思います

本当に大切なことです。よろしくお願いします

岩谷正

ennohanakikusakaeru@ybb.ne.jp

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