時代が変わる!(原裕一郎著書 ザ・智閥 連載42回目)

パワーシフト

覇権交代が起こる

未来学者アルビン・トフラー博士は著書「パワーシフト」の中でパワーシフトが起こって権力の交代が起こると書いています。

パワーシフトは国家も、政府も、産業界も、企業にも、猿の世界でも起きています。

 

壮絶なる権力闘争といっても言い過ぎではないと思います。いつかの時点で必ずパワーシフトが起きます。そのタイミングをうまくつかめば次の時代の覇権を握ることが可能です。次の覇権を見極めタイミングをはずさないことが重要です。

 

今われわれ庶民(草の根市民)にとって次の時代の覇者になるチャンスが巡ってきています。100年に一度起きるか起きないかのチャンスです。間もなく起ころうとする時代変化は工業社会(アナログ)から情報社会(デジタル)への時代変化です。

 

未来学者アルビン・トフラー博士の話をここで思い出してください。

狩猟社会から農耕社会へ移行した時は磨製石斧(ませいせきふ)によって変わりました。

 

人は磨製石斧という道具を手にすることで移動から定住へ、暴力によって人を支配し、権力を得て血縁が「閨閥」をつくりました。農耕社会から工業社会へはタービンの発明で大量に物を製造し、産業革命に成功した国は富国強兵策で世界中を植民地支配していきました。

 

産業界は生産設備をつくり、物を大量に製造して産業資本を集め、財閥となり、支配層を形成しました。産業革命に成功した国は先進国として豊かな生活を手にし、産業革命に乗り遅れた国は後進国(開発途上国)として貧しい暮らしを強いられています。

 

産業界では、企業が財閥を形成して産業界を支配しています。

しかし、行き過ぎた工業社会は地球環境を悪化させ、自らの手でつくったコンピューターや通信という道具によって工業社会を崩壊させ、そして情報社会に移行しようとしています。

 

工業社会の覇者は形のあるものを大量に生産し、大量に販売して「ヒト、モノ、カネ」を限りなく集めた者でした。

 

「宇宙の法則」「自然の法則」では、形(権力者、金持ち資産家、地位も含む)あるものは必ずいつかは消滅することになっています。人は死を迎えて消滅します。立派な建物も、車も、船も、テレビも、綺麗な衣装も、機械も、工場も、銀行も、企業も大小に関わらず、お金も、すべて形のあるものはいずれ必ず消滅します。これが「宇宙の法則」「自然の法則」です。

 

法則に理屈はありません。地球上では国家間の紛争(戦争)が絶えず、宗教観の相違によるテロ、人種が異なるために起こる虐殺、みにくい政治家の権力闘争、企業の利益競争は偽装を生み、環境破壊を起こす。人は金銭欲や物欲に限りなく自我を発揮して品格を下げています。

 

このような低次元(三次元)のままでは地球は持ちません。よってやむなく地球は自己防衛のため波動を高め、三次元から高次元に移行しつつあります。

 

工業社会(資本主義社会)は三次元です。形があり目に見える世界です。

われわれは工業社会に生まれ、教育を受け、体験し、常識を身につけて生活しています。したがって、形があり、目に見える物に価値を求め、形があって目に見える物しか信用できなくなりました。これは工業社会では常識であり当然のことです。

 

しかし、このまま工業社会が継続し、紛争、テロ、虐殺、権力闘争、環境破壊、実態なき金融経済、悪徳企業の偽装、たくらみ、ごまかし、個人においては限りない金銭欲が進んではこれ以上地球は耐えられません。

 

地球は戦争、公害、自然環境破壊、酸性雨、水質汚染、地震、洪水、災害、病気、事故などなど、様々な形で人類に気付かせようとしてきましたが、傲慢な人類はごく一部の人を除いてそれに気づこうとせず、むしろそれにチャレンジする形で次々と自然の法則、宇宙の法則を踏みにじり、権力者(支配層)も、多くの人間も反省して態度を改めようとしません。

 

地球はこのままの状態が進めば「たまったものではない」と自衛を始め、波動を上げ、次元を高めながら、形のない精神社会へ移行しようとしているように思えます。

 

お金や物に執着心が強く、細かいことまでやかましくこだわる人がいます。

こんな人は何となくいやらしいですよね。いわゆる次元が低い人です。

それとは逆に物やお金にこだわらない人は爽やかで心が暖かく、とても感じが良く、素晴らしいと感じさせてくれる人がいます。いわゆる次元の高い人です。ですので、形が見える「人、物、金」に価値観のある工業社会は次元が低いのです。したがって、工業社会の支配層や権力者には次元の低い人でもなれるというわけです。

 

情報社会は形がなく見えないので形のある工業社会より次元が高いです。

したがって、いつまでも形のある物やお金にこだわりを持ったり、工業社会の常識しか信じられない、あるいは産業革命によって欧米より持ち込まれた狩猟型収益構造オンリーの企業は、情報社会で覇者になることは難しいと考えられます。いわゆる没落することもやむを得ないのです。

 

工業社会の体験しかない者にとっては、形のあるもの(人、物、金)しか信用できなくなったのです。形のあるものに価値観を求め、形のある物に執着する人は次元が低い(三次元)のです。いつまでも三次元で物事を判断する人は、形の見えない情報社会のように次元の高い社会に移行することはできません。

 

形のあるものは必ず壊れることを認識しなくてはなりません。形のない「志」、「魂」、「心」、「霊」、「精神」などは永遠であるといわれるゆえんです。

 

このように日本では産業革命(明治維新)によって工業社会へと変化しましたが、工業社会はやがて崩壊すると考えたほうが自然だと思います。問題はいつ崩壊するかというタイミングの問題だけです。

 

社会変化は道具によって起こることは既に述べました。

情報社会はコンピューターCPUと通信(インターネット・衛星通信)と端末機(モバイル・ケータイ)のネットワークです。そこに構想が絡みます。

コンピューターの性能は日進月歩というより分進秒歩のスピードで性能が開発されています。コンピューターの機能を働かせるソフト技術も進歩しています。

 

さて、タイミングの問題ですが、工業社会が崩壊して情報社会にいつから変わるのか?ということです。

対米問題との絡みもありますが、政府が発表した「電子政府構想」が2003年です。家庭の軒先まで光ケーブルが敷設されるのが2005年ですから、予測としては2003年ないし2005年が情報社会元年と位置付けられると思います。

したがって、遅くとも2003年には情報社会対応のため実践を開始する必要があると思います。(この本は1999年に出版したものです)

 

2010年ころには工業社会に踏みとどまった企業と、情報社会に対応できた企業(個人を含む)との差が明確になって、脱落組と覇者がそろそろ明確に区別できるのはこの辺りでしょう。

(携帯電話(モバイル)環境の受信速度は2010年に100メガになると発表されています。テレビがアナログからデジタルに移行するのが2012724です)

 

 

通信量10年後200(次世代携帯)

西日本新聞 平成201026

総務省の情報通信審議会の専門作業班は24日、光ファイバー並みの高速通信ができる次世代携帯電話が普及すれば、10年後に携帯の通信量が200倍以上になるとの試算を示した。

 

家電製品との連携や教育・医療といった分野での活用で、動画のやり取りが大幅に増え、利便性が向上しそうだ。

 

次世代携帯は、通信速度が現行より数倍から数十倍速くなり、ブロードバンド(高速大容量)通信が可能だ。

 

作業班は、次世代携帯の周波数の割り当て枠を3社程度に認める方向も提示。

総務省は117日に携帯電話会社から取り組み状況を聞き、来春の参入条件決定を経て、夏ごろに事業者を決める予定。

 

試算では、次世代携帯への移行で通信量は2007年と比べ、12年に約16倍、17年には約220倍に急増。携帯でハイビジョン動画の配信を受けたり、自宅で録画した番組を携帯に送ったりできる。

 

医療画像の伝送なども容易になり、災害時も素早く現場の情報を集められる利点があるという。

次世代携帯への参入をめぐっては、NTTドコモが2010年ごろの実用化に向けた実証実験をするなど、携帯電話4社が準備を進めている。

(通信速度が光ファイバー並みになればモバイル(次世代ケータイ)によって情報を受け取る時代が来ます。だからこそ、そこ向けて「はらはらテレビ」は収益構造を構築しているのです。その時になって驚くべき仕掛け”が功を奏するはずです。参加した人の喜ぶ姿が目に映ります)


ザ智閥 時代は変わる 完結しました

原先生が、1999530日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、

若干の修正加筆をして連載していたザ智閥 時代は変わる

200932255号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました

皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし

原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います

 

また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事はこれで終わりですが

原先生の智閥 造りの活動は、今、本格的に始まっています

しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが

もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています

2011724日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって

本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが

その準備に向けても、着々と動いています

もうすぐ、すごいことが始まりますよ

 

しかも、時代が、10年前に、原先生が

予測していたように、動いていることは

皆さんも、記事を読めば分ると思います

もう残された時間は少ないです

2009年には、もう縁とチャンスもないと思います


しかし、残念ながら、ホームページでは

皆さんに、これ以上はお知らせできません

伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです

 

 

だから、是非、皆さんの中で何かを感じたら、ぜひ、私までご連絡下さい

2009年の原先生の活動をご説明したいと思います

本当に大切なことです。よろしくお願いします

岩谷正

ennohanakikusakaeru@ybb.ne.jp

人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです。
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