時代が変わる!(原裕一郎著書 ザ・智閥 連載44回目)

情報社会はネットワークが主流になる。

情報社会はネットワークが主流になります。

工業社会ではネットワーク・ビジネスは虚業でした。

ネットワーク・ビジネスといえば、ネズミ講とか、マルチ商法とか言われて、さげすまれ、世間から白い目で見られてイメージが大変悪いものです。

その理由は当然あるわけで、参加した人の多くが被害者になったからです。

ネットワーク・ビジネスは理論上うまく稼げるように思うのですが、実際にはうまくいかないことがあります。

オーバーな利益誘導に釣り込まれて、参加はしたものの、稼げない、ということで被害者になってしまうのです。

 

それらを規制する法律もなく、被害者が出てやっと法律ができるといった、泥縄式で法律がつくられていきました。

法律といっても初めから完璧なものは望むべくもなく、法律の網の目をくぐった違法すれすれのきわどいシステムのネット・ワーク・ビジネスが乱立して、イメージをことさら悪くしたという経緯があります。

 

現在では訪問販売法によって規制され、ネズミ講や悪徳マルチ商法は許されません。法律には「禁止法」と「規制法」があります。

「禁止法」は絶対やってはいけないと行為そのものを禁止しています。

例えば、殺人、傷害、麻薬覚せい剤などは「禁止法」になります。

「規制法」は道路交通法のようなもので、時速50キロ以内で走行しなさいとか、この道路は追い越し禁止とか、駐車禁止とかを決めています。

したがって、規制されていないところでは追い越ししても、駐車しても違反にはならないということです。

 

訪問販売法も規制法ですから、ネット・ワーク・ビジネスを法律で決められた枠の中でやることは違法ではありません。ですので、イメージが悪いからといって、いつまでもそれにとらわれていては時代の変化に乗り遅れてしまいます。

 

ようやく一部の先進的な方は訪問販売法の規制枠内でネット・ワーク・ビジネスに取り組んでいますが、未だ、ネズミ講とか、マルチ商法とかのイメージが残っていて、現段階では実業に至らず、社会的認知を得ていないのは残念であってもやむを得ないことなのかもしれません。

 

時代は工業社会(アナログ)から情報社会(デジタル)へ突入寸前まで来ています。

情報社会はネットワーク社会です。ネットワーク構築を避けていては時流に乗り遅れることは必定です。むしろ、積極的に法律を尊守して運営されているネット・ワーク・ビジネスを個人も企業も取り入れるべき時期に来ていると思われます。ネット・ワーク・ビジネスが社会に認知されるのは時間の問題となってきているようです。

 

過去においてはネット・ワーク・ビジネスと同様、社会的認知を得ていなかったビジネス(虚業)が、現在では堂々と社会的評価を獲得して、立派なビジネス(実業)に成長している事実があります。

たとえば、証券会社はスタートした時点では法律が整備されていないため、一日にして大儲けして成り金になったり、“株”で失敗して一日で破産したり、ということがあったため、お客にとっても証券会社にとっても“株”はビジネスとしては大変不安定なものでした。したがって、社会的な評価は極めて低いものだったのです。

 

これでは被害者が出てダメだということで、その都度法律が整備され、規制され、今日のような証券に関する法律が整備確立され、一般庶民も安心して株取引ができるようになりました。昭和初期まで、証券会社は株屋といってさげすまれ、賭博と同じように考えられ、老舗の家訓に“株”はご法度と書かれたところもあったくらいです。

 

江戸時代“頼母子講”(無尽講)というのは庶民の相互扶助ということで親しまれ、もてはやされていたそうですが、中には悪い奴がいて、講の胴元が掛け金を持ち逃げしたり、掛け金を払わなかったりする者がいると講の運営に支障が出て被害者が出るわけです。

 

庶民にとって良い相互扶助システムなのに一部の悪い奴のために“講”そのものが存在できなくなる。というわけで無尽会社が法のもとに設立され、のちに相互銀行となり、現在では地方銀行に発展し実業化しました。

このようにビジネスは初めは未熟なものだと思いますが、必要である限り生成発展しながら“虚業から実業”に育っていくものです。

 

ネット・ワーク・ビジネスもそのような段階を経ているものと思うべきでしょう。いつまでも“羹に懲りて鱠を吹く”ことのないようにした方がよいのではないでしょうか?時代変化に乗り遅れることのないように。

 

ザ智閥 時代は変わる 完結しました

原先生が、1999530日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、

若干の修正加筆をして連載していたザ智閥 時代は変わる

200932255号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました

皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし

原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います

 

また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事はこれで終わりですが

原先生の智閥 造りの活動は、今、本格的に始まっています

しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが

もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています

2011724日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって

本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが

その準備に向けても、着々と動いています

もうすぐ、すごいことが始まりますよ

 

しかも、時代が、10年前に、原先生が

予測していたように、動いていることは

皆さんも、記事を読めば分ると思います

もう残された時間は少ないです

2009年には、もう縁とチャンスもないと思います


しかし、残念ながら、ホームページでは

皆さんに、これ以上はお知らせできません

伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです

 

 

だから、是非、皆さんの中で何かを感じたら、ぜひ、私までご連絡下さい

2009年の原先生の活動をご説明したいと思います

本当に大切なことです。よろしくお願いします

岩谷正

ennohanakikusakaeru@ybb.ne.jp

人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです。
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