時代が変わる！（原裕一郎著書 ザ･智閥 連載51回目）
工業社会のネットワーク・ビジネス
最近ネットワーク・ビジネスが盛んだと先に述べました。
盛んになる時代背景も理解されたと思います。
情報社会はネットワークが価値観を持ち主流になります。
しかし、工業社会のネットワーク・ビジネスと情報社会のネットワークは違います。どこが違うかというと、工業社会のネットワーク・ビジネスはネットワークをつくるために商品(形のあるもの)があります。
工業社会だから仕方がないのですが、ほとんどのネットワーク・ビジネスは外資系も国産系も物(商材)が中に介在します。そしてその商材を販売するための報酬システムが組み込まれています。
はじめは商品数も少なく、健康食品とか、化粧品とか、浄水器とか、宝飾品とか、まずは形のあるものが商材として使われます。それらの多くが消費財であり、個人が日常消費する単価の安い商材が多く選ばれるわけです。
最近は電話料が安くなるシステムとか、携帯電話の回線リセール(通話料パック)を組み込んだネットワーク・ビジネスが増えています。(現在はなくなった)
そして会員数が増えて来ると次々と商材を増やしていくというのが通常のパターンです。これらのいずれも商材が物ですから形があり、報酬システム(収益構造)も分かりやすいので比較が可能です。
したがって、ネットワーカーの多くは、常に自分に有利なネットワークビジネスを探しています。そして自分に有利とみれば簡単に組織移動するし、二つも三つもネットワーク・ビジネスをやることになります。ですから、これらのネットワークは壊れやすいのです。
せっかく苦労して系列をつくっても、良く似た競合するネットワーク・ビジネスができて、商材を比較されたり、報酬システムを比較されたりして、組織ごと他のネットワーク・ビジネスに移行するといったケースも現実に起きています。
今後もこのような減少は必ず起こります。工業社会では、ネットワーク・ビジネス同士の競争があります。それはＳＩＳではないから先行逃げ切りになりません。いかなるネットワーク・ビジネスといえども工業社会のビジネスである限り壊れやすいといわなければなりません。
報酬システムは狩猟民族(アメリカのユダヤ人)が考えたものです。したがって、競争原理が基本で強いもの勝ちのシステムです。
農耕民族である日本人にはなじみにくいと思います。しかも、形が分かる三次元システムですから次元は低いです。情報社会の報酬システムとは到底考えにくいと思うのですがいかがでしょうか？
それに比べて情報社会のネットワークはビジネスであっても形のあるもの(商材)が中に介在しません。したがって、外部から見るとなぜ収益が発生し、増えていくのか、そのシステムはほとんど外部からは分からないのです。
情報社会の収益構造はいったん構築されたら収益は自然に増え続けます。
従って、競争する必要はありません。収入が増え続けることは会っても、減りませんから、きも心も豊かになり、恵まれない、貧しい方へ自然な気持ちで、気持ちよく奉仕させていただく気になります。しかも、収益構造は他社から追い越されることはありません。先行逃げ切りだからです。(つづく)
ザ智閥 時代は変わる 完結しました
原先生が、1999年5月30日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、
若干の修正加筆をして連載していた、ザ智閥 時代は変わる
2009年3月22日、第55号「何か良いビジネスはないか！」で完結しました
皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし
原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います
また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事は、これで終わりですが
原先生の智閥
造りの活動は、今、本格的に始まっています
しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが
もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています
2011年7月24日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって
本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが
その準備に向けても、着々と動いています
もうすぐ、すごいことが始まりますよ
しかも、時代が、10年前に、原先生が
予測していたように、動いていることは
皆さんも、記事を読めば分ると思います
もう残された時間は少ないです
2009年には、もう縁とチャンスもないと思います
しかし、残念ながら、ホームページでは
皆さんに、これ以上はお知らせできません
伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです
だから、是非、皆さんの中で
2009年の原先生の活動をご説明したいと思います
本当に大切なことです。よろしくお願いします
岩谷正
人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです。
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