済度の用語説明
済度について
有縁の死者霊について説明いたしましたが
この様な者たちを救って、なおかつ神・佛の様な
境涯に高めてやりたいというのが、神・仏の願いです
具体的に、どういう事かというと、肉体を失って
まだ、その肉体が全てと思って
さまよっている有縁の死者霊に、本来魂が帰るべき
佛の浄土=霊界があること、それに気付かせ
帰してあげる事です
わかりやすく説明すると、有縁の死者霊は
肉体を持っていたときに執着していたことが
叶わず迷っているわけです。
ご飯をお腹一杯食べたいとか、
恋人ともっと一緒に居たかったとか様々です
まず、これを満足させてやることです
お腹を空かせて死にそうな人に
「神・佛の法を聞かせてあげるよ」と
言っても耳を貸しません。
先に食べ物を食べさせて満足してもらわないと、
話も聞けないでしょう。
このように、有縁の死者霊の思いを満足させ
救済することが(救済の済=済度の済)です
我々が、日常生活の中で、そういった有縁の死者霊が
いると意識して行動し、願いがかけて、この済度の場に
(神・佛の元へ)]向かうことが救済となるのです
済度の度は、この済度の場に連れてきた有縁の死者霊たちを
佛様の力によって、浄土に渡していただく事なのです
我々は有縁の死者霊を願うことは出来ますが
救って浄土に渡すという仕事は佛様の領域
ですからできません
どうか我が子のようにかわいい有縁の死者霊を
救って下さいと佛様にお願いすることにより
佛様の不思議な力で救っていただくのです