プロジェクトX 直島 禿山

 プラットホームの合宿で、直島に行きました。菊は、それまで、直島に関してはまったく知りませんでした。どこにあるかさえ、知らなかったのです。

 でも、プラットホームのご縁で、行く事によって、初めてな直島の事、知りました。少し紹介しますと、直島は、岡山と香川県の間にある島です。岡山県の玉野市からだと、3キロの距離です。船でも、15分もかかりません。でも、所属は、13キロ離れている香川県になります。

 また直島は、大小27の島からなり、香川県の市とは合併せずに、単独で直島町になっています。町民として、3523人の人が暮らしているのです。

 ここに、今回、菊は、プラットホームの合宿で行きましたが、とてもよかったです。時期は、桜の咲いている時期もあって、桜も咲いていました。自然が豊かな島だったのです。でも、それだけでなく、躑躅もたくさん咲いていました。武田家の館、躑躅ヶ崎の館を連想させました。山のあちこちに、躑躅の木を植えていて、ピンクの花が綺麗だったのです。

 しかし、菊は、そんな直島が、つい最近まで、ごみの島といわれていたとはまったく知りませんでした。というのも、直島も、他のところと同じように、農漁業の不振で、廃れていき、1916年、大正5年に、三菱合資会社を受け入れて、(現三菱マテリアル)の中央製錬所が操業開始されると、島の北半分および周囲の島々の木々は煙害でほとんど枯れて禿山となってしまったそうです。

何故なら、銅の製錬の際に出る亜硫酸ガスは、足尾銅山や別子銅山など各地で山の木々をすべて枯らすなど煙害を起こしており、三菱は煙害の心配の少ない離島を探した末の打診だったからです。

でもそのおかげで、一時、直島は、三菱鉱業の企業城下町として一気に発展し、人口増加と豊かな税源、総合病院や映画・芝居等の娯楽など、瀬戸内の離島はおろか香川県内でも有数の豊かな生活が手に入ったそうです。

だけど、それは銅の産業が廃れたら、一気に消滅します。直島も、三菱鉱業の力がなくなると、一気に問題が出てきたそうです。人口は、どんどん減り、町は廃れてしまいました。その時に、森林はなくなり、自然の大切さに気が付いたときには、もう遅かったのです。しかも企業の城下町として、企業も批判することもできなかったそうです。直島は、回復が、不可能な病島になるだけでなく、そこに住んでいる住民の心もすさんでいたのです。


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