2007年07月28日
e-japan戦略

 萩原先生の話は、1990年頃から始まった二つの大きな変化の話から始まりました。
 その一つが、1990年に起こったベルリンの壁の崩壊、米ソの冷戦体制の崩壊です。
 これによって、世界は、米国が一国で支配する体制になったと言われています。長年のライバルだった、ソ連が崩壊した事で、米国と真っ向から戦える国はなくなったのです。

 しかも、それによって、国政をまかれていた政治家の人達なら感じていると思いますが、米国と、日本や、味方のはずだった、西側諸国の関係も変わりました。同盟諸国から、経済面ではライバルになって、日本なども、激しく米国からバッシングされるようになりました。日本叩きが始まり、今も、その体制は、ある程度、続いているのです。

 また、その反面、ソ連率いる東側の国々、東ドイツ、ポーランド、ルーマニアなどの国々を始め、共産圏の国々も西側の一員になることで、世界は、グローバル化したといわれています。大競争時代の始まりです。世界中の国々と、いろんな競争をしないといけなくなったのです。

 しかし、それを言われても、正直、プラットホームの説明会に来ていた多くの人は、ピーンとこないと思います。中国製品や、韓国製品などの安い商品が、どんどん来ているという事は理解していても、世界中の製品が、日本に来ている実感はありません。大競争時代になったといわれても、その実感はないと思います。

だけと、経営者の人は違うと思います。世界を相手にしている企業家なら、ベルリンの壁以後、世界は急速に一つになって、競争が激しくなったという実感はあると思いますし、中小企業の経営者でもあるかもしれません。菊自身は、外国にも行ったことがない人間なので分かりませんが、萩原さんが、いろんな資料を見せて、説明してくれているように、世界は、一つにどんどんなって、企業間の競争は激しくなりました。そういったことを、船井総研などの一流のシンクタンクの企業に勤めていた経営コンサルタントとして、話してくれたのです。
 
そしてその次に、萩原先生が、資料を使いながら、説明してくれたのは、IT技術によるインターネット革命です。これに関しては、プラットホームの説明会に参加している人の多くは、ある程度、パソコンを操作して、インターネットを楽しんでいるので、ある程度は、実感していると思います。

確かに、多くの人が、インターネットができるようになって、社会は大きく変わり始めています。特に、ホームページや、ブログといったもので、個人でも発言を、日本や世界に発信できるようになって、社会は大きく変わっています。特に、今まで、テレビや、新聞のような媒体、マスコミといった存在は、ごく限られていたのですが、今では、いろんな人がはつげんできるようになりました。マスコミを使って、大衆をリードするといったことも難しくなっています。萩原先生は、そういったインターネット革命も、本当に詳しく、説明して、今、何が起きているか、専門家として話してくれたのです。

しかし萩原先生が、言いたいことは、これから何が始まるか、後、2、3年で始まるといったユビキタス革命、携帯という端末で始まる革命の事でした。いえ、それに取り組もうとしている国家の意思、時代の意志です。

何故なら、萩原専門家として、このIT社会に入っていて、昔は、マイクロソフトのウインドウズがこんなに普及するとは思わずに、ドス(DOS)で取り組んで、見事に失敗したなどのいろんな経験を積みながらも、政府側の一員に、ご縁ができたことで、日本国政府のすごい一面をみたそうです。

それが、平成13年、今から5年前に出された、e-japan戦略といったものです。これは具体的には、「我が国は、すべての国民が情報通信技術(IT)を積極的に活用し、その恩恵を最大限に享受できる知識創発型社会の実現に向け、早急に革命的かつ現実的な対応を行わなければならない。市場原理に基づき民間が最大限に活力を発揮できる環境を整備し、5年以内に世界最先端のIT国家となることを目指す。」

というもので、例えば、一つの目標として、「5年以内に超高速アクセス(目安として30〜100Mbps)が可能な世界最高水準のインターネット網の整備を促進し、必要とするすべての国民が低廉な料金で利用できるようにする。(少なくとも3000万世帯が高速インターネット網に、また1000万世帯が超高速インターネット網に常時接続可能な環境の整備を目指す。) 」などがありますが、萩原先生は、そういった戦略を推進する立場の人間に入っていても、最初は、それはとてもできないと判断していたそうです。
 それをするには、莫大な人材や資金が必要なので、5年では無理だと判断していたというのです。でも、日本の国は、各省の役人は、一致団結して、それを実現する為に、膨大な税金、国民のお金を費やし、企業を動かし、ITの資格を作って、人材を育て、見事に達成したそうです。その時に、萩原先生は、日本の国の底力を知ったというのです。日本は、一旦目標が決まったら、遣り遂げてしまう国だというのです。


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