2007年07月28日
u-japan戦略 ユビキタス革命

 そんな萩原先生の話は、菊自身、大変勉強になりました。高度情報科学が無くなった後、一般人の菊には、新聞を見たり、テレビのニュースを聞いたりする以上の情報は入ってきません。恥ずかしながら、e-japan戦略といった言葉さえ知らなかったのです。

 ただ、本来なら、IT技術の世界の先端を走っていた日本は、本来なら、もうとっくに、高度情報社会に入れるはずだったのに、今のブッシュ大統領の父親だったブッシュ大統領の時や、クリントン大統領だった時期に、激しい圧力を、日米構造協議で仕掛けられて、一切、日本の国として、IT関係に、政府の予算をかけることを許されなかった時に、一気に、世界的に見てもIT後進国になっていました。下手をしたら20番目とか、40番目でした。

 高度情報科学セミナーで、その当時、そういったことを学んでいて、本当に悔しい思いをしたことを覚えています。日本は、韓国や米国に比べても、遥かに遅れていたのです。でも、そんな日本も、ADSLの急速な普及、低価格の定額制によって、今は、そんなに世界的に見ても、遅れていないといいます。日本国は、見事に、IT化で、遅れを取り戻したのです。

 だけど、菊は、それは超アンポンタンな役人の力ではなく、優れた日本の企業家や、優秀な日本民族の力だと思っていました。その影に、このままではいけないという各省の役人の力が大きかったとは思わなかったのです。日本の役人も、日本の事を考えているのかと少し見直したのです。

 しかしここで、次に、萩原先生が、強調したのは、e-japan戦略の次、今から始まるu-japan戦略、ユビキタス革命です。これは、簡単に言えば、「u-Japanでは、e-Japan戦略で整備されたネットワーク・インフラやITサービスをさらに発展させ、2010年を目標に日本を世界最先端の「ユビキタスネット社会」へと発展させていくことを目指しています。ユビキタスネットワーク社会とは、誰もが、いつでも、どこでも、ネットワークを利用してサービスを受けたり、情報をやり取りしたりできる社会のことを意味します。」とあるのですが、これだけでは、何を意味するのかは、普通の人には分からないのです。

 でも、萩原先生は、それを簡単に説明してくれました。要するに、ユビキタス社会とは、パソコンに変わって、携帯電話が、携帯の端末になって、そこですべての情報を手に入れられる社会になるということです。お財布携帯で分かるように、これから携帯電話は、ますます進化して、財布からワクセグのテレビ、居場所が分かるナビゲーション機能だけにすまなくなって、病歴や健康保険、住民票などのすべての個人情報も携帯から得られるようになります。携帯を持っていないととても生きていけなく社会になるのです。

 そしてその時に、日本の社会は激変します。今までのインターネット革命などとは違った、真の超革命、日本の産業革命、明治維新を遥かに超える大変化が起きます。それを例えて言えば、原裕一郎先生は、ドコモやAU、ソフトバンクが、銀行、大金融会社になるといっていますが、そんな激変する社会になるというのです。

 しかも、萩原先生は、e-japan戦略の時に実感した、日本政府の意思、力で、このu-japan戦略も必ず成功すると確信しています。日本政府は、あらゆる力、お金、企業、人材、法律を屈しても遣り遂げるだろうと確信しているのです。

 何故なら、そこに国家の意思があるからです。日本政府は、今、日本が抱えている数々の問題、国の財政赤字、少子化、失業問題、地域格差、所得格差・・・・といった問題を、日本をユビキタス社会にすることで、世界の最先端の高度情報社会にすることで、一気に解決しようとしているからです。それが、日本の国の意志である以上、絶対に実現させると、萩原先生は断言してくれたのです。本当に、すごい情報だと思います。

 しかし、ここで皆さんに知って欲しいのは、それが、今、生きている多くの国民の、幸せに繋がるかといえば、すぐに繋がるとは限らないということです。だって、江戸時代から明治になった時でも、それまで何百年も続いていた多くの産業は、なくなっています。萩原先生の資料だとそれは70パーセント以上ですが、それと同じことが、いえ、それ以上のことが起きる可能性があります。

 それを萩原先生は、ネット社会になっていく中でのネット取引の金額で、説明してくれました。今、楽天やヤフーでも分かるように、オークションやショッピング、チケット、旅行などのネット販売が盛んです。萩原さんの資料では、年々、倍増していて、今や、何十兆円になっていますが、それをu-japan戦略では、何百兆円にする予定です。

 でも何百兆円といったら、すごい金額です。しかもそれが全部ネットで売買されても、それで現実に売買される総額が増える訳ではありません。その分、小売店やスーパーといった現実にある店で販売される売り上げが減ることになります。それだけで考えても、これからの社会は大変な激動することは、誰が考えても分かると思うのです。

 しかも、恐ろしいのは、萩原さんが、役所の人にそのことを疑問に思って、質問した時に、「バブルの崩壊以後も、いろいろ小売店も苦労して、ここまでやってきたのだろうけど、潰れるところは早く潰れて欲しい」というような返答があったそうです。それが、日本政府の役人の本音なのです。

 萩原先生は、それを教えてくれたのです。ただ、それではここで、皆さんに誤解して欲しくないのは、では、プラットホームは、何かのビジネスをする目的で、誕生している組織だといえば、そうではないということです。萩原先生は、プラットホームが作ったバーチャルカンパニー、ビジネスをする部門のリーダーなので、ビジネスの話になっている感じですが、あくまでもプラットホームは、ご縁があって、メンバーになってくれた人達、一人、一人の夢を叶え、幸せになって貰うとことです。

 でも、それにはいつの時代になっても、お金が必要ですし、このユビキタス革命は、誰もが逃げることができない大きな時代の波です。だからプラットホームのメンバーは、理解して貰う必要があります。そこに、プラットホームのメンバー全員を幸せにするビジネスチャンスがありますし、水口清一先生が、プラットホーム構想を立ち上げた大きな理由の一つに、そんな時代に大変化に、少しでもご縁のある人達が、信頼して、協力して、乗り越えられるようにすることがあるからです。最後に、萩原先生は、その事を強調して、すばらしい話を終えたのです。

人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです

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