いのちの風 bS32

9月1日(木)発信 石黒大圓(だいえん

 

 Eメール ishiguro@a1.hey-say.net

 

時々、私の通信が「文字化け」しているようで、何人かから知らせていただきました。 特に講演会情報などの日時の数字などが見えないようです。 ご迷惑おかけして申し訳ありません。 日時などがご入用でしたらお伝えいただきましたら、お知らせいたします。 

 

 

今回のテーマ 百人斬り裁判/帝国軍人/小泉首相/不自惜身命/西村真悟氏講演会

 

いつもありがとうございます。 もう秋です。 夜の駅前清掃でもひたひたと来る秋のそよ風を感じます。 そして今年も余すところあと4ヶ月。 何が今年の成果か、吟味して残りの日々を暮らします。 

 

掌の上の悟空の如し国辱判決

 

日本の国益にとって大事な百人斬り裁判が8月23日に東京地裁で敗訴しました。 即日高裁に控訴へ。 (以下はメルマガからの転載です)

 

百人斬りは「限りなく無かったであろうが、絶対に無かったかと言われれば、そうとは言い切れない…」という玉虫色の判断で、限りなく白に近い灰色でした。 毛沢東は嘘も百回言えば本当になるといった。 これは中国からの怒りを恐れてのあまり下された政治的判断による腰抜け国辱判決です。 これで原告勝訴となれば、中共各地にある日本軍残虐行為とやらを創作し愛国心を高揚させている博物館の展示がウソとわかってしまうからです。

 

「いくら表現の自由があるといっても、あり得ない事実を報道することがジャーナリストとして許されるのかと告発した願いを果たすことができず残念です」と原告の遺族は唇をかんだ。 遺族は中学時代に「戦犯の子」と呼ばれるなど、苦痛を受けてきた。本多勝一氏が朝日新聞の連載で紹介すると、定期的にメディアなどで取り上げた。 百人斬りを事実とする出版物も刊行され、「史実」として授業に取り上げる学校も出てきた。 消え去るどころか、ますますクローズアップされる父の汚名。 「職場でも、みんな腫れ物に触るように私に接するようになった」。 

 

「日本が戦時中に中国で行ったとされる蛮行がどれほど間違いなのか、明らかにしなくては」。 記事を書いた東京日日新聞(毎日新聞)の記者は死去したが、同僚カメラマンは産経新聞の取材などに「あれは戦意高揚のための作り話だった」と明らかにし、今回の訴訟でも高齢をおして同様の証言をされたのです。
 

戦争の体験とやらに洗脳され

 

先日の朝日放送の朝まで生テレビ帝国軍人があの戦争を語るとして10人ほどの陸海軍・元軍人が出ていました。 自分の体験や意見を述べていましたが、1人として反戦を訴える者がいなかった。 堂々と大東亜戦争を立派に戦ったと語っていた。 80歳代ばかりで耳が遠くてやきもきして聞いていました。 どうしてこんな歳になってからマスコミがとり上げたのか。 マスコミは戦争の真実を実際の体験者に語られるのが恐かったのでしょう。 反戦軍人が戦争の悲惨さだけを語る意見で、国民を洗脳してきたことが白日の下にさらされるからです

 

国のため命捨てるはサムライなり

 

小泉首相が靖国へ8月15日に行かなかったのは選挙に勝つための彼の戦術でしょう。 今まで誰もが無視してきた拉致・靖国をとり上げたのは彼の政治家として戦術であって本当は憂国の士ではないのかもしれない。 しかし彼のおかげでまわり敵だらけの日本をこれからどうするのかとの憂国の情を盛り上げたのは功績であった。 平和ボケに亀裂が入った。

 

毒をもって毒を制する。 自民党の中のサリンのような左巻きの存在を、彼というサソリが追い出してくれることを期待します。 自民党と民主党をぶっつぶす「国直し」をこの戦後六十年という節目に闘うのです。 小泉も岡田も辞任して安倍晋三と小沢一郎が出れば日本は変わる。 安倍は英国のサッチャーのように男性的な保守党に自民党を改革してくれる。 小沢副党首という右も左も毛嫌いしている存在が民主党の顔になれば、この党は分裂してぶっつぶれる。   

 

小泉は一匹オオカミ。 派閥という守るべき家族のようなものもない。 利権にも淡白。 イエスはいう私につき従う者は家族を捨てよ」。 家も家族も、地位、名誉、財産もいらない、捨てるものは何もない、信念のためには殺されてもいい、この命さえ惜しくない、そのような決意、信念の持ち主や信仰者ほど恐ろしく手ごわい相手はいない。 

 

 

法華経には一心欲見仏 不自惜身命とある。 仏(真理)を求めるものは自分の命さえ惜しまない。 この世の富、家族の絆、命さえ眼中になく、心に燃える灯明を掲げてこの2本の足ですっくと立て、と釈尊も言われたのではないか。 人に頼ってはいけない、群れてはいけない、自らの心こそ寄って立つ処と言われたではないか。

 

 

「産経抄」に以下の記事がありました。 「『信念のためには、たとえ敗れるとわかっていても、おのれを貫く、そういう精神の高貴さがなくて、何が人間ぞ』と前衛芸術家の岡本太郎が書いている」。 そして最近珍しくテレビで「義経」を見ました。 戦争大将が止めるのも聞かず、嵐吹きすさぶ大阪湾を屋島めざして少数の手勢で船出した。 そして機略をめぐらして大軍の平家を海に追い落とした。   

たとえ船が難破して命を失っても本望。 この命、神仏に預けた、との潔さがあった。 彼も信念のためなら、たとえこの身が犠牲になってもいいとの思いで平家との戦さにのぞんだ。 信長の桶狭間の戦い、真珠湾攻撃。 どちらも、座して死ぬより、討ち死に覚悟で打って出た。  

 

 

テレビのプロジェクトXでの感動もこれと同じものでしょう。 この時を逃して企業倒産の時をじっと手をこまねいていて良いのか。 社員の総力をあげ打って一丸となって困難に立ち向かおうとした魂の物語です。 試練からすぐに逃げ出す魂のないフヌケには想像もつかない困難な決断をなし遂げた人々の物語です。 

古今の日本にはこのような凛としたサムライたちがいた。 私たちの魂の底にあるサムライがそれに共鳴して涙するのです。 そのように汗と血と涙とを流しながら、この祖国を私たち子孫に残し、守り抜いてきてくれた父祖に誇りを持つべきです。

 

 

小泉は破れかぶれの解散をしたが、これほど世論が小泉支持になるとは本人も予想していなかったのではないか。 下馬評では民主が有利。 それでもあえて決断した。 そして斬新なアイデアを矢継ぎ早にくり出して国民の目を選挙に釘付けにした。 日本の危機を日本国民が敏感に感じて、何かをしてくれる暴れん坊将軍に日本の命運をたくしたい。 そのために政権末期といわれていたのに小泉支持が急増した。 

しかし目玉の落下傘部隊や女性刺客は人より政党を選ぶ英国では普通とのことですが、日本ではマスコミ人気だけで、どれだけ有権者が動くか。 そう簡単に成功するほど政治は甘いものではない。 9・11に神風が吹くか。 天のみぞ知る。

 

この国難に燃えよ西村獅子の如くに

 

日曜日に西村真悟氏の講演会へ行きました。 民主党の旗が沿道に掲げてある。 残念なことに彼は自由党から民主党に加わった人。 前回自民党陣営が分裂したために漁夫の利を得た。 自民党なら当選間違いないが今回は接戦である。 しかし世の風はどんどん西村氏の方へ吹き始めている。 700人の席のところ1000人もの来場者あり、立ち見と合わせ外でもテレビを見る人もいて会場はあふれんばかり。 この熱気はただものではない。 日本が変わってきた証拠です。  

 

 

今回の講演会ではまず最初に応援弁士としてテレビにもよく出ておられる台湾人の金美齢女史が話をされた。 「自分は台湾国籍のままだ。 祖国台湾が心配で、まだ恩返しをしていないし、見捨てられないので日本国籍を取っていない。 しかし子供たちは幼い頃から世話になった日本に自分の判断で国籍を取った。 日本の税金を沢山もらい世話になりながら、北朝鮮の代弁者のようになっている高槻の女性候補者とは考え方が違う。 

 

大阪はノックを再選もさせる土地柄であるから要注意である。 中国覇権主義に日本国民が目覚めるためにも、もっと反日デモをやれ、やれ!と内心思っている。 西村氏は誰も注目しなかった時代から尖閣列島や拉致問題を取り上げていた。 かって中国一辺倒であった時代にも、民社党と同じように台湾が大事だと言っていた先見性のある政治家である。 彼は日の丸を背中に背負って働いている「日本の宝」である。 

世界のどこをまわっても日本ほど最も安定して平和な国はない。 暮らしやすく、すばらしいこの国を次世代に手渡すために、自分の一票がこの国の将来を決めるという気持ちで投票に行ってほしい。 行かなくても大丈夫と思って大逆転されることもある。 最後まで油断禁物である」

西村真悟氏は八つの項目で熱弁を振るった。
「内外の状況は映画「パリは燃えているのか?」になぞらえて日本は燃えているか?と問いたい。 北朝鮮は核武装をして日本を火の海にすると日本敵視をしている。 中共は毎年軍拡を続け、130発の核ミサイルを日本に向けている。 そして台湾武力併合の準備としてロシアとの共同軍事訓練を行った。 

 

マラッカ海峡で海賊が日本船を襲った時に日本株は下げた。 危機に対して何も出来ない日本に世界は注目している。 中共は日本周辺で核使用する可能性がある。 このような東アジアの危機が今度の選挙の争点にならないことが日本のおかしさである。

  

北朝鮮を巡る六カ国協議で日本は国家としてなすべきことをしていないがために、1つの国家とは見なされていない。 拉致問題を前面に押し出して拉致された国民を帰せと言えない国は、世界が力を貸す対象ではない。 アメリカ人がキューバに拉致されたら、すぐに奪還に向かう。 国家の威信を失って香港並みにおとしめられている無念さがわからないのか。

  

韓国では過去の外交文書が公開されて日韓友好を推進した朴大統領時代を否定し始めている。 過去にすでに解決ずみのものを持ち出して損害賠償を求め始めている。 西村氏が尖閣列島に上陸しようとした時にある有名政治家が、中共からの要請があるから行かないでくれと言ってきた。 「自国の領土に行くな」などと言ったら外国では失脚である。 

  

国というものがなくなったらどうなるのか。 すでに英中に自らの運命を決められている香港。 それと同じで米中朝韓露に日本の運命が決められている。 

その理不尽さとその無念さがわからない日本。 拉致された者を奪還できないとはまさに国家の威信が地に落ちた。 政治家には国家に対する忠誠心がない。  子供の学力は急速に低下して、将来の富を生み出す能力のない若者が増え、納税者がなくなる危険がある。 日本人としての誇りもなく国が溶けていっている。 

郵政民営化反対である。 郵貯の金が国を支えているにも係わらず、米国のマネーゲームに取り込まれハゲタカファンドに日本を明け渡すことになる。 戦争でつぶれなかったこの国が郵政でつぶされる。 今この時が日本の境目である。 ホリエモンのように金の流れは国境を越えているという、国家の存在をなおざりにしようとする連中にこの国を任せてたまるか。 明治以来勤労者が支えてきたこの日本、そして財産を私は守りぬく。 

 

あのプロジェクトXの世界のように、絶え間なき改革によって成り立ってきた日本のシステムはアメリカに劣るものではない。 私はあの放送で歌われている地上の星になるべく頑張る」

 

・語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ

紛れ散らばる星の名は 忘れられても

ヘッドライト・テールライト旅はまだ終わらない
ヘッドライト・テールライト旅はまだ終わらない

・足跡は降る雨と 降る時の中へ消えて

称える歌は 英雄のために過ぎても

・行く先を照らすのは まだ咲かぬ見果てぬ夢

遥か後ろを照らすのは あどけない夢

 

日の丸を背負って立つ男、西村真悟に幸あれ!

  

この日キリストの幕屋の人々が大挙して来場されていました。 この愛国のクリスチャンの皆さんがこの現代の「坂本龍馬」を応援され、再び山谷えり子さんのように奇跡の当選がなされることを祈ります。

   



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