いのちの風 bS39

10月18日(火)発信 石黒大圓(だいえん

 

 Eメール ishiguro@a1.hey-say.net

今回のテーマ 交流分析/プラス思考/天国・地獄/さくら幼稚園/国の為に何ができるのか

       

いつもありがとうございます。 今年は例年より早く寝袋配りをします。 出来ましたらご浄財のカンパをお願いいたします。 もうすでにカンパが届き始め1回分百個は買えるようになりましたので、早めにお願いすることにしました。 また例年より3ヶ月早く私の通信への継続・中止のご返事をお願いいたします。 ご継続の場合は申し訳ないですが、年間送信料のお振込みをお願い申し上げます。 いつも通りにこれも800円の寝袋の購入に使いますので。 メールの方は1000円、FAXの方2000円です。 

 

振込は右記へ 三井住友銀行 船場支店 普通1858882 石黒良彦

郵便振替番号  00990-8-110746    石黒良彦

 

今週に私の関係するイベントが左記のように二つあります。 ご出席をお待ちしております。 

 

@『視覚障害者とともにマラソンを』 

第54回「いのちと出会う会」 10月20日 18時半  應典院6771-7641 1000円 ぜひご来場ください。

佐伯典彦さん】 デイサービスセンター国津園 介護福祉士 「視覚障害者マラソン伴走を始めて十二年。何がきっかけで目の不自由な方のお世話をされるようになったのか。 また視覚障害者の方々の気持ちをどうとらえて一緒に活動されているのか。 またお年寄り介護の仕事に転職して、日々お年寄りと接し介護する上での苦労話やつらい話、楽しい話も聞かせていただきます」

 

A『林家染雀師の落語とよもやま話

「五月会・10月月例会」10月26日 18時 心協事務局  

林家染雀師 「大阪大学文学部美学科音楽演劇学専攻卒業。 なにわ芸術祭奨励賞、新人賞などを受賞。 ピアノ、歌舞伎・能などからインドネシア等の民族音楽にも関心。 日舞、鳴り物、寄席の踊りまで幅広く研究し、曲書きという口や足で筆を持って舞台の上で襖に字を書くという珍しい芸というネタも持つ。 桂あやめと怪しげな「姉様キングス」なるユニットを組み、ウクライナで上方落語上演予定。 旧ソ連圏での史上初を準備中」 (以上はせんば心斎橋筋協同組合」2世経営者の会の例会案内です。 知人から紹介された染雀さんをお呼びして落語を聞く会を設けました。 会員以外でもオブザーバーとして無料で聞いていただけます。 2次会が7時半過ぎからあります。 会費2500円ほどです。 ご希望の方は私にお申し込みください。 場所の地図をお送りします)

 

もみくちゃに踏みつけられて強くなり

 

先週の「交流分析」エゴグラムですがyahooで検索したら以下のテストが出てきたのでやってみました。 

交流分析エゴグラムhttp://www.ops.dti.ne.jp/~iwh/kokoro/ta.htm

 

そしたらやはり大変化していました。 得点20〜0の間で折れ線グラフの右端のAC「従順で協調性のある、少し引っ込み思案な子供」は10点、それ以外の左の項目CP「厳しいけれど正義の味方のお父さん」、NP「暖かくやさしいけど、少し甘やかし気味のお母さん」、「合理的な思考をする大人」、FC「自由奔放でワガママだけど創造力のある子供」はすべて十五点前後の高原状態。 ACは昔、10〜20年前はおそらく15ぐらいで高かったのですが。 昔はタイプとしてはN字型で、Bの自己犠牲タイプ。 今は@の円満タイプに近いです。 もっとも交流分析の本によっても色々な設問があるので、それによって変化します。 私のは変わりすぎのような気がします。

 

昔に言われました。 「あなたは闇夜にろうそくを持ってとぼとぼ歩いている人間。 人や霊が頼ってきていつも損をする人生です」 その通りに波乱万丈でした。 波乱万丈だったからこそ一人前の性格に変身できたと感謝しているのです。 人間は誰でも苦しみの中でも夢を抱いていれば変身する可能性を秘めていると信じています。 

 

天国を求める姿に地獄見る

 

交流分析のことから以下のことを考えました
人に頼りにされる人間はそれだけ立派に人に評価されているのだから、また守護霊がそのような頼まれ事をその人の人生体験を豊かにするために運んできてくれるのだから、ありがたく受けなさいと習いました。 頼まれ事が成功しようと失敗しようともその人の魂の肥やしになる。 成功や財産、名誉だけを求める人生は薄っぺらな人生でしかないと思っています。 失敗したくない、そのためにプラス思考している。 というか、悪い意味での現世利益の人が多いと思う。 精神世界に関心ある人も結局は有名人や霊能者に身をゆだね、立派な言葉に頼ろうとしている「おかげ信仰」に陥っているのではないか。
  

ダライラマは「人は苦しみの中で成長する」といわれます。 お釈迦様も人生の「苦」(思い通りにならないこと)から人間として目覚められました。 「人も金も、名誉も健康もすべて思い通りになること」を求めるために精神世界に集う人が多い。 その人々は結局は童話「青い鳥」の見果てぬ夢を永遠に求めているだけの人ではないでしょうか。 「いのちと出会う会」で語られているような、一見、暗い重い内容はマイナスイメージを人に与えるから近寄らない方がいいと考える人もいるようです。 生老病死や野宿者問題、世界の苦しみの相を考えることは自分の心の中に悪い想念を刷り込むから、天国だけを考えた方がいいという人もいます。 それでいいのでしょうか。 
  

自分の運命だけを考えている人にとってはそれで十分でしょう。 しかし自分とは異なる世界で苦しんでいる人は自分とか関係ない人ではなく、自分そのものだと考える人もいます。 私はマザーテレサの「道に倒れている人にイエスを見る」という考え方はその例と思います。 倒れている人からやって来る地獄の波動を受けてはいけない、と考えるのも一つの考え方です。 しかしそれはこの世の視点だけで考えているからです。 その人のそばには光り輝く神仏が涙を流しながらその人のことを見つめていると私は考えています。 その人に手を差し伸べることは神仏に奉仕することだと思います。 倒れて汚く見える人も別の異次元の目で見れば光り輝いているのではないかとも思っているのです。
  

人の苦しみを背負うことは人生損する。 人から来る頼まれ事は「苦」の元と、引き受けるのを躊躇する姿勢では、人生での自分の人生の可能性を狭める。 たとえ失敗してもそれで自分の人生が奥深くなるなら引き受けよう。 偶然おそってくる事件もありのまま受け止めよう。 それが自分の人生に彩りを与えてくれるならば、と考えたい。 良いことも悪いことも同じように意味あるものだと考える。 先日書きましたナチ収容所体験をした精神科医のフランクルもそのような考え方だったのではないでしょうか。

 

人生でよいこと、ハッピーなことだけが意味あるとは考えない。 不幸と思われることにこそ人の人生にとって奥深い意味を与えてくれているとは思えないでしょうか。 決して「不幸を求めている」という意味ではないですよ。やってきたことをどう理解して前向きに受け止めるかということです。そう考える習慣がついていたら「不幸や悲劇が偶然に襲ってきた。 私は被害者だ。 もっとプラス思考をしていればこんな被害者にならずにすんだのに。 何んでこんなことになるんだ」と天を恨むことをしなくて済みます。 人の「苦」や自分の「苦」ありのままに受け入れてこそ本当のプラス思考だと思うのですが。何か説教じみて来ましたので、この辺で、終了。

 

日本の心いつの時代も報恩感謝

 

昨日「日本戦後一新の会」のスパイ防止法署名活動を雨の中を梅田でやったのですが、1年前の拉致被害者を救う署名に比べて、雨で人出が少なかったこともあり反応は薄かった。 この会は今春に大阪市役所労組の不正に対しても、市役所前で抗議行動のビラ撒きやアジ演説をして、私も参加。 住之江区南港さくら幼稚園の園長さん夫妻がいつもこの活動のリーダー格です。 園長さんはユニークな元気一杯な方で、市役所前の抗議の時も、今日も街頭で拡声器を使ってアジ演説をしておられました。 この幼稚園では日の丸をいつも掲げていて、運動会では愛国行進曲を流すので有名でテレビで放映されたこともありました。 

 

奥さんが「ウチの父さん、今日忍者の格好で子供たちと遊んでいた。 ウチのホームページにその写真が載っているよ」と。 HPを開いたら「園の紹介・1日の流れ」に昭和天皇や皇太子がこの幼稚園に来られたことや、園長の部屋」のコラムにすばらしいコメントが載っているのを発見。 以下はそのなかの1番下にある古い記事です。 さくら幼稚園http://www.sakura-osaka.ac.jp/

幼児としてだけでなく日本人として心得るべきことが簡潔に述べられています。 今から私が子育てをするのなら、このような幼稚園に入れて心身ともに鍛えてほしいと思いました。

 

二十一世紀の人づくり

 

『年長の保護者各位には最終号となりました「かざぐるま」ですが、1年間のまとめとして子育てに重要なことがらは次の言葉であろうと思います。 「好かれる事も大切であるが、重視されることの方がもっと重要である」 大きな経済力をもった日米間に摩擦が生じるのと同じように「技・度量・心情」をもった子どもさんは同じ立場の子どもから一目置かれるようになるとともに、ある種のねたみ心をもたれ、心情的圧迫を受けることが多くなります。 イエスマンであれば好かれるでしょうが、誰も重視をしてくれませんし、ここぞという時に助力を乞われることもありません。 空気のようなものです。 好かれることは必要条件かもしれませんが十分条件ではないのです。

 

アジア経済における様々なる不安定要素、隣国と領土資源問題そして、我国における日米安保条約の必要性など様々なる形で、日本がためされる時が多くなってきています。 外圧も多くなります。 この外圧こそが重視されていることの違った形での表現と認識する必要があります。 世界のリーダーとなるべき世代である子どもたちにも日和見主義や大衆デマ(マスコミ)などに翻弄されない確固とした目的意識と信念をもってほしいものです。 保護者各位が茶の間で子どもさんに自分のためだけでなく国や社会のために、役立ち頑張るように」と機会をとらえて繰りかえすことです。 潜在意識に注入することを怠ってはなりません。私は、私の子どもたちには国運の発展と国力の増強の為に頑張れと機会があるたびに伝達しています。

 

この子が苦労しないように、この子が困らないようにと考えて、すべて親が手助けをする家庭には、子たちの活力をそぎ、大局観を育てません。 小さい時から塾通いをし、勉強ばかりして受験を勝ち抜いても意味ありません。 机ばかりに向いあっていると、自分にとじこもってしまいます。 時代はそのような子ども(21世紀の担い手でない)を要求していません。 忍耐すること』『分別すること』『思いやりの心』を育てることが重要です。 子どもの心の中に潜む「独善」が打ち壊され、本人の「高慢」な気持ちを否定し、謙虚な気持ちになる時に自らのプライド』『高貴心をはっきり認識します。 

 

目的意識この人格こそが、世界のリーダーとしての日本国を支えるパワーとなるのです。 ご両親が自己本位のことばかりさせていては、日本は世界のリーダーとなりえません。 『国が自分のために何をしてくれるのか』ではなく『自分が国のために何ができるのかを認識させ育て上げてください。成人式で新成人たちがひきおこしたことを批判する前に!。


   

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