いのちの風 bS60 

月14日(火)発信 石黒大圓(だいえん

 

 Eメール・アドレス gytkm947@ybb.ne.jp

 

今回のテーマ 野宿者支援NPO/櫻井よしこ/マオ/チベット支援デモ/日本の歴史的使命

 

いつもありがとうございます。 春も近いというのに昨日大阪は雪でした。 いつまでも寒くうっとうしい日々が続きますが、皆様いかがお過ごしですか。 

 

明後日『いのちと出会う会』への予約が少ないので、お時間とご関心がありましたらご参加下さい。 

ウクライナで学んだ生きる知恵小野元裕さん 日本ウクライナ文化交流協会会長・文化創造倶楽部代表  3月16日(木)18時半 「應典院」予約6771−7641 

 

生き残り明日を夢見て缶拾う

 

今期の寝袋配りは先月で終わりました。 男3人が深夜に車で走り回って探しても、寝袋なしで寝ている人がほとんどいなかったのです。 結局最後の2週間は各10個ほどしか配れなかった。 しかし寝袋を配らなくてもすむような大阪、日本になることが私たちの願いですので、これで満足。 大阪の路上でダンボールの中で黒い寝袋で寝ている人がいたら、それは私たちが配ったものです。 そして皆さんの浄財で彼らは今冬を生き残れたのです。 皆様に感謝いたします。 

 

今期の寝袋カンパは今までの最高で128万円でした。 延べ164名(1人で3回の方も、また連名の方もいたので) 寝袋代89万6千円。 寝袋以外の防寒肌着、下着、靴下、洗面用具などの購入に17万5千円。 私たちが直接配った寝袋約800個、釜が崎の炊き出し組織へ送ったもの約150個、東京や仙台の野宿者支援組織へ送ったもの約200個。 残金は来期早々の寝袋購入に使わせていただきます。

 

今春に私たちの大阪駅前炊き出し組織はNPO法人となります。 寄付などいただく時に、団体として正式な法人組織の方が信用があります。 ということで、リーダーの一人のクリスチャンが正式に書類を申請して「野宿者支援・小さき人々の家」として立ち上げる予定です。 将来は野宿者の宿泊施設運営や農業従事者としての就労支援なども考えています。 この新しい取り組みに皆様からのご提案、ご支援をいただけましたら幸いです。

 

服従を誓って安泰むさぼりぬ

 

以下は前回にお知らせしました櫻井よしこさんの講演の要旨です。

 

『かって中共は天安門大虐殺事件で世界からの経済制裁を受けていた。 それを救ったのは、中共の女スパイと男女関係を持たされてしまった橋本竜太郎を初めとした自民党左派であった。 世界に先駆けて日本は早々と経済制裁を解除した。 理由はこのようにしておけば中国は日本に感謝するはず。 しかしそうなったか。 反日暴動を見ればわかる。

 

そして感謝どころか国力が充実してきたら、こんどは平成4年には第一次列島線という境界線を、太平洋上に引いたのです。 樺太の東の沖合い海上から、日本列島の東の太平洋上を通って、フィリピンの東の沖合いまで延びる線の内側。 東シナ海、南シナ海、台湾、尖閣諸島、そして沖縄の与那国島までを含む。


  そのいわば日本の洋上の権益がおよぶ島々を含めて2010年までに支配権を及ぼすというものであった。 中共はすでにベトナムとの戦争で南シナ海の西沙諸島を手に入れ、そして南沙諸島も領有。 東シナ海にも進入し日本の領海を幾たびも潜水艦などで侵犯している。 尖閣列島周辺の海底に豊富な資源が眠っていることを知ると、とたんに領有を主張し、天然ガスの採掘を開始。 また豊富な漁業資源のある尖閣列島周辺には多くの中国船が操業を開始して、中共艦艇も監視していて日本船は入っていけない状況。


  この状況に対してまたしても当時の河野洋平外務大臣を始め親中派の自民党左派は、あえて対抗策を取ろうとしなかった。 与那国島の島民はいつ中共からの侵攻があるかとおびえている。 このような中共の態度に何も言わない日本はすでに中共に服属していると見なされる。 中共帝国の朝貢外交の下に入って家臣として仕えているのに等しい。 

 

中共の建国当時の苦しい時に日本は手を差し伸べた。 そのことに感謝して日中友好促進が図れると信じた。 しかしその見返りがこれだ! 日本は世界の8大文明の1つとして、唯一つの民族だけで文明を築いてきた、という文明史家の指摘がある。 今その日本文明の息の根が止められつつある。 それは戦後、日本が国家としての「こころざし」を失ってきたからである』

 

 

 

我が家の檀家寺から送られてくる「日蓮宗新聞」のコラム「鬼面仏心」に今、評判の本マオ 誰も知らなかった毛沢東について書かれています。 

 

『この本は上下2巻で1000ページ以上とはたまげた。 10余年にわたる調査と数百人におよぶインタビューにもとづくという。 この本によれば7000万人をはるかに超える中国人を死へ追いやったり、4人の妻は夭折したり、処刑または自殺している。 「私は毛首席の犬でした。 毛首席が噛めとおっしゃれば、何であれ、わたしはそれに噛みつきました」とは自殺した江青のことば。 それでいて自分は若い子を相手にし、50ヶ所以上秘密の別荘を持っていたという。 

 

毛沢東は天安門のような自分が上に立って、「群衆」の歓呼を受けるのに役立つ建造物は残しておいた。 紅衛兵による仏像の破壊、「毛沢東思想の不倶戴天の敵」と、孔子を祀った孔廟を打ち倒した。 文化大革命といっても毛沢東の利己主義に過ぎない。 「毛沢東語録」をつくった腹心・林彪との対立から、林彪一家はモンゴルで墜死する。 追放された劉少奇は紅衛兵から「毛沢東語録」で殴られ、踏んづけられ苦悶の死を遂げた。 中華人民共和国成立に寄与した周恩来総理78歳の死去に100万人の会葬者があったが、毛首席は出席しなかった。 毛沢東の知られざる一面に驚がくを覚えた』

 

毛沢東はヒットラーやスターリン以上の凶悪な犯罪者です。 いまだに彼を尊敬の目で見ている日本のなかの親中派のマスコミや知識人、政治家などはこれから赤恥をかく時代となる。 毛沢東の政策と思想を受け継ぐ中国共産党は、今後の世界に未曾有の災害をもたらす悪魔の権力である。 この日蓮宗新聞にはこのような歴史の真実が語られている。 しかし他の仏教諸派の新聞は相変わらず日中友好や人権・平和の文字が躍る。 真実を知ろうとして来なかった宗教者もこれから批判の矢面に立たされる。

 

亡国の民の運命明日はわが身

 

先週の土曜日にチベット支援デモへ参加しました。 

 

チベット支援デモの写真

http://mid.parfe.jp/katudou/H18-3-11-tibetto/pic.htm

(上から2段目の右側の写真の、左端に私が紺の服を着て写っています。 

眼の前の4色の国旗がチベット国旗です。 そして6段目の左側の写真、

その中央に紺の服を着て上向いた顔で私が写っています)

チベットと皇室典範改悪阻止デモの写真

http://mid.parfe.jp/katudou/katudouhoukoku.htm

 

いつもこのような愛国デモに参加の和服姿の若い男性とその妻、幼女2人も参加されていました。 「チベット人120万虐殺 テロ国家中国を許さないぞ!」の横断幕。 そしてチベットの国旗。 日本の旭日旗のように黄色い太陽の光が四方に広がって、下の白地に狛犬2匹が対面している。 その光はブルーと赤。 旗の周りは黄色と、4色で配色されている。 これは日本の旭日旗をまねたものか? 日本の日の丸をまねた国旗がアジア諸国に多い。 まねるということはアジアが日本を尊敬の対象にしているということ。 知らないのは日の丸嫌いの日本人だけ。 

 
  そして薄いブルーの地に、白い三日月と星の「東トルキスタン」の国旗。 内モンゴルの国旗は濃いブルーで山のような形の字と黄色い丸と上向きの白い三日月の配置。 そして我が日章旗。 これらの3民族国旗を自分たちの郷土で掲げたら、即、逮捕、投獄、拷問、強姦、処刑が待っている。 「中国の少数民族弾圧に抗議するぞ」「中国は尖閣列島から出て行け」「中国共産党を打倒するぞ」など。 シュピレヒコールを上げながら御堂筋を4つの旗をはためかせながら行進しました。 

   

沿道の人も変わった旗を振っている我々の行進を見つめていました。 「チベット120万人虐殺」の声に振り向いて考えてくれた人もいたことでしょう。 日本のマスコミは中共の顔色を見てそのような民族絶滅報道を全くしないのですから。 日本のマスコミが報道しない歴史や政治の真実がインターネットの世界で流れて、インターネットの世界は圧倒的に愛国的になっています。 この流れは日本の世論を将来変えることでしょう。

 

 
  日本では昔から情けは人のためならずという格言があります。 哀れな人に情けをかけてあげればいつかそれは回りまわって、自分が困った時に情けが他人から与えられる、ということ。 今はわずかな日本人だけど、中共抑圧下の三民族の解放のために行動してくれている人がいる。 受けたこの恩を彼ら3民族は決して忘れず、独立を果たした暁には日本に返してくれるはず。 

 

少数民族と中国人民の抑圧体制である中国共産党はきっと10年以内に崩壊する。 そして中国は分裂して各民族が自分の共和国を作り、共存共栄の道を歩む時代がきっと来る。(まさにソ連共産党が崩壊し多くの民族の共和国自治が始まったのと同じ) その時こそアジアに真の平和が訪れるのです。

 

独立の志士を助ける我が使命

 

漢民族が支配する本来の中国領土は、現在の地図上の領土の3分の1です。 それ以外は少数民族のチベット族、内モンゴル族、ウィグル族、満州族などの広大な領土を併合したもの。 人口過多の漢民族は、人口が少なく広い領土をもつ少数民族の土地へ、中国共産党によって移住させられている。 少数民族居住地を植民地化し、漢民族化しつつあるのです。 漢民族の文化を強制して、少数民族文化を撲滅しつつある。 そして少数民族の人口を減らして、彼らの存在そのものを抹殺しようとしている。

 

ヨーロッパ移民によるアメリカ侵略によって、アメリカインディアンの文化が絶え果て、人口も激減させられた。 それと同じことが今、中国共産党によってひそかに進められている。 中国は現在世界唯一の植民地支配を続ける帝国主義国家なのです。

 

 

 

このデモを企画された「中国少数民族研究会」の例会へ初めて行った時のお話です。 東トルキスタンの日本留学生が一時帰国で中国へ帰った時に逮捕、拘束されて10年ほどの刑に処せられたそうです。 そのことへの抗議演説会に、日本で一緒に住んでいたその留学生の妻を呼ぶ予定だった。 そうしたら中共政府から脅迫が来たのです。 妻の中国にいる家族の命の保証をしない、と。 そのためにその講演会は中止にさせられました。 

 

中共のスパイか、中共に内通している日本人が連絡していたのです。 このように日本でも対中国共産党抵抗運動は安全ではないのです。 中共のスパイや中共シンパが日本にはウヨウヨいる。 私のパソコンへのウィルス攻撃も彼らが仕組んだものです。 平和ボケした日本人はいつまで能天気で暮らしているのでしょか。

 

明治日本には世界の植民地独立の志士がアジア各地からやって来ました。 清朝中国からの留学生も1万人以上はいたのでした。 彼らが新生日本から学んだ独立精神や先進技術をもって祖国へ帰り、アジア封建国家の革新や植民地からの独立運動を率いていきました。今まさに中共帝国の抑圧からの分離独立をめざす憂国の志士が日本に学び、中共打倒のこころざしを日本で育んでいる。 日本国民はその自主独立の民族解放の支援をすべきです。 

 

かっての日本の歴史的使命は抑圧された植民地下の有色民族の独立を支援すること。 現代においては中共帝国支配化の抑圧された民族の独立支援が日本の国家的使命ということです。 明治日本が果たした祖国革命基地としての第二回目の役割を果たすべき秋が来たのです。 

 

中共はいずれ台湾を占領し、沖縄も元は自国領土だった、そして台湾の安全を守るために近隣の前線基地・沖縄を占拠するといって、沖縄に侵攻してくるはずです。 その時こそ日本が主権国家としての「こころざし」に目覚める時です。  

 

                                   (終)

 



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