「衣類カンパのお願いです」
毎週月曜日の夜9時からJR大阪駅前(御堂筋南口)で野宿者におにぎりの炊き出しと衣類や洗面道具の配布をしているカトリックと一般市民が立ち上げたNPOの者です。 野宿者は50人ほど集り、その後で周辺の掃除を野宿者たち10人としています。(清掃活動は新宿で炊き出しと清掃活動をされているグリーンボランティアの津田正明さんに触発されて始まりました)
ここで配布する春夏物の衣料が毎年不足しています。
一般的に春夏物衣料は汗で汚れて捨てられることが多く、送られてくることが少なくなかなか手に入りません。 カンパをいただいて近所の衣料問屋のセットセールで100枚単位で安く買わざるを得ないのです。
衣替えの時期ですので、タンスに寝ている長袖・半袖Tシャツやカッターシャツ、セーター、靴下、下着や、靴箱で冬眠しているスニーカーなどがありましたら、私まで送っていただけないでしょうか。
(ズボンは要りますが、スーツやジャケットなどの上着は要りません。 また革靴は不要です。 衣類はクリーニングなしで洗いざらしでも結構です)
また女性物はあまりいりませんが、特に下着は要りません。 長袖・半袖シャツやブラウスなど、スニーカーも要ります。 女性は炊き出しの列に並んでいるのは50人ほどのうち5人ほどです。 年老いた老女もいます。
541‐0056
携帯 090−1146−7351 石黒大圓
(私たちは毎年真冬にカンパをいただいて寝袋1000個を大阪の路上で寝ている野宿者に配っています。 今期は大阪と東京のビッグイシュー事務所に200個ほどと釜が崎へも送りました。 米も釜が崎での活動団体へも分けています。 また私が主催している「いのちと出会う会」へはビッグイシュー代表の佐野章二さんや釜が崎で活動されている方々5人ほどが話題提供者として来ていただきました。 また「いのちの風」通信で野宿者への偏見を拭い去る情報を書いています)
ご協力いただける方、感謝申し上げます。 また大阪駅前でのこの活動をご存じない方は一度のぞいてやってください。 そして野宿者に明日への希望を与えてあげて下さい。
全国の野宿者(ホームレス)は約3万人以上。 大阪には約1万人がいます。 そして大阪では年間
200人の主に野宿者が路上で病死、餓死、凍死などで亡くなっています。 病気で救急車で運ばれて病院で亡くなる人は毎年700人ほど。
私は妻子を病いで亡くした経験から居ても立ってもいられない気持ちから野宿者支援に走りました。
年間1000人ほどの住所不定とされている人々が死んでいるのです。 先日の姫路での青少年による火炎ビン焼殺などのように殺されることもたびたびあります。 そして大阪の夏は暑くて熱射病で亡くなることが真冬より多いのです。
私は「日本を美しくする会」のイエローハットの鍵山秀三郎さんにも触発されて清掃活動も始めました。 この美しく豊かな日本で老人が路上で亡くなるとは、大阪のそして日本の恥だと思っています。
津田政明さんはアフリカ難民の支援を現地でされていて、ダンボールの中で寝ている野宿老人の姿が、たまたま日本のビデオに映り、彼らに非難されたそうです。 「我々のことはもういい。 この年老いた老人を助けてあげなさい」と。 彼はすぐに帰国して新宿公園で炊き出しを始めたのです。
アフリカ難民に非難される日本って何でしょうか? 未来を閉ざされ行き場のない日本人同胞、いわば経済難民を救う気持ちで私は野宿者支援を行なっています。
知人の女性は野宿からの自立をめざして路上でビッグイシューを販売している人々から200円のその雑誌を買って支援の一助とされています。 皆さんもできればそのような形で支援していただければ、うれしいです。
昨年冬に50個ほどの寝袋を仙台のビッグイシュー事務所にも初めて送らせていただきました。 極寒の地で野宿せざるを得ない人々へ少しでも「あなたのことを大阪で思っている人間がいる」という思いを込めておくりました。
野宿者の多くは地方からの出稼ぎで都会へ出かけてきて年老いて仕事がなくなった人々です。 仙台の人で東京へ出稼ぎに行かれたお父さんもいるでしょう。 そして音信不通となって年老いて路上でダンボールで寝ざるを得ない人々。
つらい人生をかかえている人に、そして自立をめざしている野宿者に明日への希望を与えてあげて下さい。 お願いいたします
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