いのちの風 bS74
7月2日(日)発信 石黒大圓(だいえん)
【Eメール・アドレス】 gytkm947@ybb.ne.jp
今回のテーマ 米陸軍情報部日本語学兵士/二つの霊的民族/アメリカが望んだ戦争/満洲国
いつもありがとうございます。 今年も半分過ぎました。 今年こそ、の目標が先送り状態。 これでは同じことをしている政府の批判もできません。 まずは目前の用事を完成させること。 そして凡事徹底。
今月も2つの行事があります。 ご参加ください。
『野宿から立ち直って』
7月20日木「いのちと出会う会」18時半 應典院6771-7641(ご予約を)
三十歳のときに自己破産、離婚。以後ホームレスと風俗店の住み込みの生活を繰り返されました。終わりの見えない苦しみの中で三十六歳のとき「自分の受け止め方」にすべての原因があることがわかり「人の心の在り方」の追及を始める。人生をあきらめきっていたホームレスからどうやって立ち直ったのか、をお伝えしていただきます。
話題提供者: よがふくさん NPO法人BGM社会福祉サービス監事。
『せんば花金夜市』
今月もやりまっせ 21日金 17時半〜19時半「せんばエプソンビル前広場」(心斎橋筋の南久宝寺町通りと博労町通りの間。バリューマートbyなにわカメラ前)無料
よさこいソーラン踊り//フラダンス/中国扇舞とカンフー/オークション(商品は商店街からの寄付。売り上げはあしなが育英会へ寄付)/子供阿波踊り(予定)/フラメンコ/チューバ管楽器バンド演奏
司会はNHKのドラマなどで活躍の紅満子さん。 雨天中止 イベント委員の石黒(090‐1146‐7351)も虎のぬいぐるみを着て踊ったり宣伝したります。
屈辱を晴らすためとは言いながら
前回の日系人部隊の続きです。「MIS」Military Intelligence
Service(陸軍情報部日本語学兵士)についてyahoo検索から要約引用します。
「MIS」
http://likeachild94568.hp.infoseek.co.jp/mis.html
数千人の犠牲を出して一躍有名になった442部隊の陰には、数字にあらわれない部分を担ったMISの暗躍があった。 「MIS」とは情報部日本語学校学生のことで、日米開戦に備えて1941年11月。(日本の真珠湾攻撃の1ヶ月前に、すでに米国は戦争の準備をしていた。 日本からの攻撃を暗号解読して知っていた。 けっして不意打ちの攻撃ではなかった)
この時に敵国日本の情報を収集・解読するチームが必要だという声が上がりました。 日系2世たちが全米各地から募集されたが、使い物になるほど日本語に堪能な者は数えるほどしかいなかったという。 そしてこの日本語学校で彼らにとっては見たこともない祖国日本の「日本人よりも日本人らしい」深い知識が彼らに要求されていたのです。 また捕虜の尋問訓練や降伏日本兵からの情報を聞き出す模擬演習もなされた。 この学校からは6千名近くの2世語学兵が巣立ち、戦線へと赴くことになりました。
語学兵たちの配属先は主に太平洋戦線でした。 第442連隊の日系兵たちと異なり、まさに日本兵と顔つき合わせての戦争である。 味方の兵士から日本兵と間違えて攻撃される危険もあった。 日本の敗北が濃厚になると、降伏をうながす日本語のビラを撒いたり拡声器で呼びかけたりした。 時には日本人のふりをして敵陣に乗り込み、「上部から降伏せよとの指令がおりた」などと言って降参させるトリックまで披露してみせたという。 終戦後も語学兵たちのうち優秀な者は占領統治軍GHQに加わり、東京裁判においても通訳として貢献したのです。 「彼らは100万人もの命を救い、戦争を2年縮めてくれた」とのウィロビー将軍の言もありました。
彼らの活動が、長い間埋もれていたのはなぜか。 機密事項扱いになってしまったこともあるが、「スパイ」と呼ばれることへの抵抗感が兵士たちに多くを語らせなかった。 語学兵を出した家族にはスパイ呼ばわりされた苦悩を持つものもいたのです。 叔父や弟が日本に残り、日本兵として従軍しているという境遇の帰米2世たちも多かった。 実際に戦場ではち合わせしてしまったという話も聞く。 親族と敵同士になり、太平洋戦線で刃を向け合うのは、どんなに辛い経験であったことか。 日系アメリカ人の忠誠心を、自らが流す血に賭けた第442連隊の悲壮な決意に加えて、MIS兵士は同族日系人からさえ白い眼で見られ、さらに懐かしい故郷の人の顔を敵軍の中に見ながら戦っていたのです。
魂を失いし民の復活まじかなり
アメリカ先住民族インディアンは西部開拓で西へ西へと突き進んできた白人の北アメリカ大陸侵略によって文化も伝統も人も滅ぼされてきた。 だがその霊的文化はやっと世界が認めるようになりました。
同じことは日本にも言えます。 アメリカは南はメキシコからテキサスのなどの膨大な土地を奪い取り、そして西海岸に到達すると、今度は太平洋へ侵略の手を進めた。 太平洋の島々を占領して今度は東アジアへ。 そのときにアメリカの前に立ちはだかったのが日本。 アメリカは謀略を駆使して日本をアジアの権益から排除しようとした。 漁夫の利を得ようとして、日本を中国との泥沼戦争へ引きずり込み、最後は策略をもってアメリカへ奇襲攻撃させて、日本を太平洋でのアメリカとの戦争への引きずり込んだのです。
戦後のアメリカ占領軍GHQは日本の文化伝統を根こそぎ奪い、民族としてのアイデンティティーを日本に持たさないようにしてしまった。 まさにアメリカ先住民にしたことと同じことを彼らは日本民族に強制し、魂を失った民族に仕立て上げたのです。
しかし今、日本国民はその本来持っていた霊的文化伝統に目覚めつつある。 アメリカ先住民の文化が再評価され始めたように、日本の魂が近い将来世界で認められる日がきっと来る。
先日聞きました。 ウソの南京大虐殺事件をアメリカや世界に広めた「レイプ・オブ・南京」のアイリス・チャン。 彼女はその後自殺した。 何故か。 このウソを並べたてた本で自信を得て、次に書いたのが、「アメリカ先住民族残虐史」。 しかしその内容が専門の学者から誤りだらけのひどい本だと極評を食らい、自信を失くしてピストル自殺したらしい。
彼女はヒューマニズムの感情から南京事件やアメリカインディアン史の残酷さを描いたつもりだろう。 しかし史実と異なることを書き連ねては、歴史ではなくイデオロギーに基づくプロパガンダ文書にすぎなかった。 彼女の「レイプ・オブ・南京」はきっと将来、ウソで固められた「トンデモ本」との評価が世界の学者によって下されることでしょう。
謀略で生きながらえし共産主義
元に戻って、奇策を弄して日本を戦争に引きずり込むことでアメリカが戦争に参戦しないと、全ヨーロッパはナチスに占領されていた。 イギリスのチャーチル首相始め多くの欧州の国々はアメリカが参戦することを必死で望んでいた。 アメリカ・ルーズベルト大統領は日本からの第一撃がほしかった。米・英・仏・蘭・ソ・中、各国は固唾を呑んで日本の出方と日・米の開戦を待っていたのです。 日本の真珠湾攻撃がなかったら、世界への関心のない孤立主義のアメリカ国民が立ち上がることはなかった。 今の日本に当てはめても、北による拉致発覚がなかったら日本国民が覚めることはなかった、と同じ状況だったのです。
そして日本への最後通牒ハルノートはルーズベルト大統領の周りにいた多くの共産党スパイによって最終的に作成された。 ハルノートがいう「中国本土からの日本軍撤退要求」は明治以来、先人が血を流して築いてきた日本の権益をすべて奪うもので、到底日本が受け入れられるはずもないもの。 戦乱と盗賊がはびこる中国や満洲に無防備の日本人居留民を置いて撤退することはできなかった。 そのために膨大な数の日本国民が日本本土に引き上げてきたら、それこそ飢餓が日本国中にあふれる経済状態だった。 世界恐慌のなかで日本人が生き延びる方法は移民として海外へ出かけるしかなかった。 それをアメリカは日本人だけには拒否した。 日本国民も座して死を待つより戦争を選んだのです。
日本が手塩にかけし満洲台湾朝鮮
満州には清朝最後の皇帝溥儀が日本政府に懇願して清朝復興のシンボルとして満州国が建国されて、日本人開拓民が多く移住していました。 東京裁判で溥儀が「日本にだまされて建国した」というウソを言ったが、ソ連に抑留され脅迫されている捕虜の身では真実など言えなかった。
最近出た本で、溥儀が最も信頼していたイギリス人家庭教師が書いた「紫禁城の黄昏・完訳」で真実がわかります。
「満州国建国の真相――『紫禁城の黄昏』」
http://homepage2.nifty.com/khosokawa/opinion06.htm#_
「紫禁城の黄昏」完訳(上)
「紫禁城の黄昏」完訳(下)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396650337/ref=ase_mixi02-22/249-2719257-4131528
この本はサヨク言論界を牛耳る岩波書店によって重要部分の大半がカットされて昔に出版され、今回初めてその部分が復元されて出版されました。 この本では満洲王朝であった清が、中国本土での滅亡後にその出身地満州に戻って建国してやり直したかったことを示す様々な資料が書かれている。 この証言が出ると、満洲国は無理やり日本軍が清の皇帝を引きずり出したという東京裁判史観は成り立たなくなる。
これが東京裁判で採用を却下されていなかったら、東京裁判そのものが成立しなかったほどの第一級資料です。 「満洲国は日本がでっち上げた国。 日本は侵略戦争をした罪人国家」という東京裁判史観に少しでもマイナスになる部分は、東京裁判史観自虐史観の「サヨク文化人」を抱える岩波としては、営業上まずかったからカットしたのです。 本を改竄し歴史を改竄するサヨク出版界の本領発揮の典型的です。
満洲国はローマ法王庁をはじめ、15の国家が承認した国家でした。 優れた外信記者に贈られる「ボーン賞」を創設したUP通信社のボーン記者は「中国はどうしようもない混乱状況にある。 中国問題は中国人によっては解決できず、日本による介入によってしか救えない」と論じて、日本の行動を正当化している。 満州において清朝時代には漢人の満洲への移住を禁止していた。 中国では中国民族主義が勃興し混乱がひどくなり、民衆は膨大な数の匪賊・盗賊や軍閥から収奪され、国家としては完全に破たんしていた。 そのために満洲国建国後には年間100万人もの中国人が逃れて移住してきた。 それだけ満洲国は五族協和の安全な楽土だったということです・・・(次回続く)
サヨクマスコミや出版界、共産党シンパの学者が宣伝してきた古い情報を信じている限りは、眼は覚めないのです。 地球は平たい、太陽は地球の周りを回っていると信じていた昔の「天動説」。 現代の「天動説」は東京裁判が創作し、サヨクが広めてきた「日本は悪い。 残虐な民族。 謝罪せよ」という自虐史観です。 私は日本のこの冤罪を消し去り、日本人としての自信と祖国への誇りを取り戻すために自虐史観は誤りであるとする「地動説」を唱えていきます。
(終)
いのちの風 縁の花支縁サイト
縁の花 トップページに戻る
縁の花村 トップページに戻る