いのちの風 bS88
11月15日(水)発信 石黒大圓(だいえん)
【私の新しいEメールアドレス】 gytkm947@ybb.ne.jp
「いのちの風」縁の花・支縁サイト (bS85までのバックナンバー掲載)
http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm
今回のテーマ 寝袋カンパ/クマの絶滅/日本熊森協会/日本の自然保護/荒らしへの反論
いつもありがとうございます。 明日「いのちと出会う会」があります。 相変わらず予約が少なくて困っています。 そのために5日早く通信をお送りしました。
お時間がありましたらぜひご来場下さい。
『逆境こそチャンス』
11月16日木 18時半 應典院6771-7641
会社の連鎖倒産、ヤクザとの死闘、37で定時制高校、タクシードライバー、夫のガン死、本人も難病闘病中・・・しかし「イエス様ハレルヤ! ガハハ!」と笑い飛ばす元気一杯のおばちゃんクリスチャンです。 森フキ子さん(一人暮らし老人会会長)
應典院・ホームページ http://www.outenin.com
また先日、通信代カンパと寝袋カンパをお願いいたしました。 寒くなってきたので少しずつ入金いただいていますが、まだまだ足りません。 こちらへのご支援もよろしくお願いいたします。 先日都合で変則的に水曜日に寝袋配りをしました。 天王寺公園入り口で、釜が崎の食堂を拠点にしている水曜夜回りのグループに出会いました。「野宿のオッチャンたちに寝袋ほしいとよく言われるんですよね。 あなた方が配っておられたのですか」と代表の方に言われました。
やっと釜が崎の人々にも寝袋配布の意義がわかってもらえたようです。 ここへも寝袋を送る約束をしました。 これでここと木曜夜回りとで2ヶ所で寝袋を配ってもらえる体制ができました。 あとはカンパ次第です。 また秋冬もの衣料のカンパもよろしくお願いいたします。 インターネットでの私の衣類カンパ依頼を見つけて送っていただく方もおられます。 どうぞよろしくお願いいたします。
クマ殺すなと悲鳴をあげよ山の神
今年、日本で多くの熊が殺されています。 熊はドングリなどが主食の草食動物です。 今秋は山の実りが大凶作のために、餓えたクマたちが次々と人里へ餌を求めて降りてきて、殺されています。 九月末現在すでに、過去最高の捕殺数2313頭。 冬眠までまだまだ捕殺が続きます。 3年間で全国の生息数の半分が殺害され、もうじき絶滅種となります。
日本本土の熊、ツキノワグマは九州では絶滅しました。 四国では数十頭。 中国地方でも百頭ほど。 クマは地域で数十頭となったら、後は絶滅の道を歩むだけです。 少ない個体数では種の保存ができません。(近親相姦により自然淘汰となる) ある地域の熊が絶滅すれば、次ぎには隣の地域の熊が絶滅していきます。 手をこまねいていたら、いつかすべての日本の野生動物はどんどん絶滅していきます。
森で囲まれていた欧州では、その自然保護の活動が遅れてしまい、多くの種が絶滅しました。 その欧州の姿を将来の日本の姿にはしたくない。 将来の子供たちに日本の野生動物の姿を、絵や映像、剥製だけで残すような愚かな選択をしたくありません。
私が所属している「日本熊森協会」は熊などの大型野生動物のすむ豊かな森の保全・復元を行う実践自然保護団体です。 ここでは数年前から飢えに苦しむクマに対して、生息地の奥山へ餌となるドングリをどんどん数百キロ単位で運び上げています。 またドングリができる広葉樹を植林したり、奥山を保全林として買い取って森林の保護育成を進めています。 前に日記に書きましたが、私は飢える野宿者に炊き出しをして、熊森は飢えるクマたちに炊き出しをしています。
社会正義を求めるこころざしは彼らと同じです。
日本熊森協会ホームページ
http://hb6.seikyou.ne.jp/home/kumamori/
日本熊森協会
「いのちの風」bS10
子グマの殺害/日本熊森協会/温暖化/クマ絶滅/いのちの伝統/美しい日本
http://www.geocities.jp/ennohana/enisiguro410.htm
美しい日本の心と自然を守りたい。 クマとの共存をめざし、彼らを守ることは動物や植物が育てている日本の森を守ることとなります。 クマが存在しないと、保水力豊かな森は維持できません。 クマの絶滅をくい止め、昔のようにクマが棲んでいる奥山を復元・保全することが、日本文明の存続に必要です。
野生動物のいない山や森は荒れ果て、川のきれいな水は汚染され、土砂災害は頻発し、いつか川下に住む都会住民にも自然破壊のしっぺ返しが来ます。 田舎の山の問題は都会の問題でもあるのです。 動物がすめる自然林は乱開発により伐採され激減しました。 川下の人間は、川上の自然に分け入って自然保護活動をする義務があるのです。 その自然破壊の危険性を訴え、奥山住民と都市の住民の連携によって自然破壊から日本を守ろうという運動体が日本熊森協会です。
地球温暖化により亜熱帯性の害虫が爆発的に増加し、残された貴重な自然林のドングリの木が、大量に枯死しています。 今年は、ブナの木にも実はできず、クマが夏から秋にかけて食べる脂肪分豊富な、冬眠のための食い込み用ドングリは、山に見当たらない状況です。
大昔からクマは奥山にすんでいて下界の人間と顔を会わすことなどなかったのです。 奥山の自然が崩壊していることを伝えに、下山してくるクマが悪者に仕立てあげられて殺され続けています。 生態系の頂点の熊というシンボルを守るという運動が、日本の自然環境を守る道へとつながるのです。
日本オオカミは、人間への脅威があるために殺され続けて絶滅しました。 人間への脅威があるからと言って、熊の絶滅を手をこまねいて見ていていいのでしょうか。 また絶滅の恐れのあるイヌワシの生態を研究して、保護については行動をおこさないイヌワシ専門家。 死に行く姿を記録して何の専門家なのか。 イヌワシに本当に愛情があって研究しているのなら、立ち上がって保護運動の先頭に立つべきです。
古くから日本の童話にも出てくる熊という野生動物。 その絶滅を阻止する行動を起さない専門家は、きっと将来、絶滅が起こった時点で、日本中から非難を浴びることでしょう。 人間のエゴと、ささいな理由を楯にとって絶滅を促進させたと「日本熊の絶滅記録の歴史」書に永遠に記載されることでしょう。 世界からも動物・自然保護への熱意と理解、愛情のない国民として、永遠に非難を浴びつづけることでしょう。
都会の公園のドングリをクマ生息地に運ぶ活動にご協力ください。
送り先の詳細は下記へご照会ください。
「日本熊森協会」事務所 〒662-0042
ネットの世 顔が見えない恐ろしさ
私が参加しているmixi(ミクシィ)で私は大乱闘を10月終わりから最近まで演じていたのです。 ここに「日本熊森協会」のコミュニティ(ホームページのようなもの)が出来ていました。 そこへ反対意見をもつ連中が反論のために荒らす目的で書き込みをしてきたのです。 そして荒らしまくられて閉鎖を余儀なくされ、10月末をもって機能マヒにおちいったこのコミュは閉鎖を表明しました。 知人からこの「熊森」コミュが崩壊の危機にあるので、このミュへの応援を10月中頃から依頼されていました。
しかし私は伊藤博文の研究発表の準備で忙しくて手を付けられませんでした。 そして発表が終わった次の日から、荒らしの連中への反論を始めたのです。 彼らの不正への憤りから「熊森」コミュ閉鎖直前の最後の大花火をぶち上げました。 非常に攻撃的な大圓節炸裂の3回の文章を書いたのです。 A4用紙6枚、そして彼らからの反論に対する再反論なども入れたら、計8枚以上を書き込みました。
今回の彼らの攻撃は、サヨクや反日国家からの日本攻撃を思い起こしました。 そして私の内なる反共魂、不正に怒る心が燃え上がり、彼らと闘っているような感じでした。
荒らしの連中が問題として攻撃してきたのは熊森の「ドングリ散布の是非」についてでした。 彼らの荒らしのコメントの論拠となっているのは、ある研究者の論文でした。 他の地域から大量のドングリがある地域に運ばれることによって、もたらされる自然環境への影響を危惧した論文でした。 食べ残されたドングリが成長した場合、異種のドングリや付着した虫がその地域へ混入することとなる。 それによってその地域の植物の遺伝子が攪乱され、自然環境の破壊が起こるという断定です。
しかしこの論文には十個以上もの「可能性がある」という言葉が使われていました。 「可能性」ばかりを論じ立てている文章は本当に科学的な論文として認められないです。 またこの論文では湖のブラックバスや沖縄のマングースなど外国種の魚や動物による被害例が述べ立てられています。 しかし「植物」の国内種の他地域からの移植・混入による被害の具体例については、過去・現在についてまったく書かれていない。
空想による被害申し立てだと断じ、彼らの論拠を完璧に論破しました。 同じようにこの研究者も熊森会員との論争に負けて、以後このような主張はしない、と表明していたのは当然のことです。
しかし荒らし目的の彼らはその事実を認めず、未だにこの非科学的な論文を楯にして攻撃してくるのです。 しかもこの荒らしの連中のなかには僧侶もいて、彼は「クマ鍋を食いたい」という輩です。 この発言に対して、彼らの仲間同士で不謹慎だと批判することもありません。 彼らが集って議論しているのが[動物愛護について協議したい!]
というコミュニィであるにも関わらずです。
そして彼らは熊森コミュが閉鎖された後、行き場を失って、今度は私の日記(ブログ)へ攻撃をしかけてきました。 私の反論に論理的に反論できない腹いせもあります。 そして以前、私がトラブルの時に書いた、懺悔・謝罪文などを転載して、私に悪口雑言を並べたてて誹謗中傷の嵐。 「日本民族の恥さらしのヘタレの宗教右翼、大便さん、腰抜け、自己陶酔、思慮の浅さ、小心者・・・」。
彼らへの反撃として私の日記へ書き込みや閲覧ができないようにブロックをかけました。 しかし自分たちの「動物愛護」コミュで未だに中傷を続けています。 以前のトラブルの時に感じたネットの恐ろしさを再認識しました。
しかしこれはその時にやった批判が、私に回りまわって戻ってきたものとして自己反省する次第です。
(完)
リンクのホームページ
@ 「いのちの風」通信 (大阪駅前炊き出しや清掃の写真、そして踊りの動画など掲載)
http://www.geocities.jp/ishiguro_yoshihiko/index.html
A 知人の野瀬泰良さんの霊園会社のホームページに、私の体験談を載せていただいています。
美原ロイヤル・ニュース (平成16年冬季号 VOL.8の3ページ目) 「【シリーズ】別離の哀しみを乗り越えて 人と人との魂の絆に気づいて 野宿者救済運動を始める」 釜が崎での炊き出しの写真とともに私の体験と考えが掲載されています。
B 應典院HP「いのちと出会う会」
http://www.outenin.com/inochi/index.html
C 大阪メチャハピー祭
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/mecha/
D せんば花金夜市(よさこいソーラン踊りを私が踊っています。虎のぬいぐるみも私です)