なんでんかんでん村
第66号
平成15年4月14日(月)
意見広告(戦時中の)
大東亜戦争(太平洋戦争)当時の意見広告は戦意高揚を促す広告が多い。
「読んでびっくり朝日新聞の太平洋戦争記事」(リヨン社)を読んでいて、当時の大手化粧品会社パピリオの意見広告に興味を引かれたので紹介しよう。
パピリオの研究(10)[昭和17年3月15日朝日新聞朝刊より]
英米人は學問上で、自分たちの言葉かりから考へて、ヒフの白いのほど、進化した上等の様に言ってゐるが、ヒフの白いのがよければ、豚は人間よりもっと白い。更にくらげは色素がなくて無色透明である。日本人のヒフの色なんて、實に、誇るべき、有難い生れつきである。
(少々肌の色が黒うても豚よりはましばい、くらげよりはもっとましたい)
パピリオの研究(11)[昭和17年5月2日朝日新聞朝刊より]
西洋の人体画を見ると分かるが、決して、白い肌には描いてゐない。あれらの繪の肌はみんな白人ではない。どれも色を淡くつけてゐる。白い肌に描くとふしぎに繪が下品になる。泰西の名畫の肌はみな小麦色だ。日本人の肌の色は實に美しいのである。
(肌の色が白かと下品げな。女性はみんな下品を目指しているんか?美人の評価が変わるかも知れんね!)
村民情報
上林昌三さん(大阪府堺市居住)から「一億年前の地球から現代の私たちへの贈り物」(ゼネシス プラント‐ディライブド・ミネラル)について説明を聞いた。食生活の崩壊が警告されて久しく、日本でも微量元素の必要性が重要視されている。健康を維持したいと願っている村民へお薦め。
詳細はhttp://www.geocities.jp/kan_can/index.html
「だから中国は救われない」の感想文
感想文を募集中だが国内の村びとからの感想送信はまだ少ない。北京在住の日本人女性で構成する「和華の会」会員から著者に送られた感想文は既に20通を越えたとのこと。北京に居住しているだけに関心が深いのだろう。その中から2通の感想文を紹介しよう。
先ずは著者星野ひろみ(村長の二女)より
お父さんへ
本の産地、本家本元の北京では、毎日のように感想が送られてきます。お父さんの方は反響が少し寂しいようですね。中国にいる人のほうが、やはり強い興味を示すようです。
その反響は様々ですが、“和華の会”では、本の紹介でタイトルと目次をメーリングリスト(ML)で流した時、一方では興味を示し、また一方ではものすごいブーイング。
なぜブーイングが起こったかといいますと、突然あのようなタイトルや目次を見せられて、自分の夫や子供が批判の対象になっていると、批判=悪口と短絡的に解釈してしまったのでしょう。
私だって悩んだからこそ、お父さんにヘルプを求め、新しいタイトルを幾つも考えてもらった訳です。残念ながら、全て無視されましたけどね。ブーイングのフォーローはきちんとやって、出版した動機やスタンスなどをまたMLで流しましたので、今はとりあえず収まっているようですが・・・・
読者の批判が怖くて批判は書けないのですが、読書されること無く、その一部だけを取り上げて議論されるというのは、さすがにある種の危機感を感じますね。誤解が誤解を呼び拡大解釈されてそれが一人歩き始める・・・・というような。
その和華の会の人から感想を頂きましたので送りますね。色んな読者層がいると思いますけど、やはり和華の会は中国を最も身近に感じている日本人であることに間違いありません。
肺炎が怖いよぉ〜〜!!北京では3人死んで、12人感染。日本からの出張者も減り、駐在員や留学生の相次ぐ帰国、外務省も渡航自粛の緘口令を敷いているらしく、私しゃ、置いてけぼりじゃ!
ひろみ
「だから中国は救われない」の感想
星野さんがこの本を出版するにあたって、周りにたくさんの気配りをされていることを強く印象つけられました。
この本はこれから中国に興味のある方をはじめ、たくさんの方に愛読されてゆくことと思いますが、みなさんそれぞれの価値観をもって(特に中国にて生活している人は自分の体験も踏まえて)この本を読まれるわけであり、それにたいする反応は勿論さまざまであって当然のことと思います。ですから私はそれを覚悟の上、素直に文章にされた星野さんにエールを送りたいと思います。
私なんぞ、中国に来てまだ2年そこそこですが、そんな短い間でも毎日の生活において中国という国における疑問は政府に対して、そして身近な人のマナーまで至るところに広がっています。(特に道徳心に欠けていることに腹が立ちます)そういう思いをこうして文章で綴ってくださり、頼もしく思いました。
そして、まだまだ私の知らない中国の実態を覗く事が出来、心構えというか、改めて「ここは日本とは違うんだ」という緊張感が生まれました。
批判を中心に書かれた本でありますが、その裏には心から「今後、中国によくなってもらいたい」という切実な気持ちがよく現れており、和華の会の方ならば皆同じ思いであるはずです。
私も出産をし、中国人の主人との間に生まれた娘のことを思うと、もはや中国とは他人事ではなく、自分と子供のこれからの場所なんだと意識するようになりました。娘がもう少し大きくなり、日本と中国を彼女なりに比較をして「中国は嫌い」などと言ったら、私も星野さんのように「中国もきっと良くなっていくよ」と言うことでしょう。
前にお会いした時にも申し上げましたが、読んでいるうちに身体が熱くなりとても興奮している自分に気が付きました。本を読みながらこんな体験をしたのは久しぶりです。
先日の和華の会の時に、長い中国生活においての苦労がよい形で星野さん家族に還ってきているんだなぁと漠然と感じました。
星野さんの御著書『だから中国は救われない』について
私がまず驚嘆したのは、星野さんのあけすけな執筆ぶりもさることながら自分に関わる全てを実名で記し、ご主人の反対を押しきってまで本名で本を出版されたということでした。私は星野さんのこの潔い、勇気のある態度に感服せずにはいられませんでした。夫に「星野さんがこんな本を出されたんだよ」と言って本の内容をかいつまんで説明すると「うっひゃー、そりゃ大胆な」と言って、まず星野さんと星野さんのご主人のことをものすごく心配していました。その後、夫と夜中の3時ぐらいまでディベートを繰り広げたほどなのですが星野さんの出版への決意について、私は「草の根世直しを考えてらっしゃるに違いない」と言えば、夫は明快「いや、ただ単に人に言いたかったんだ」と言います。いずれにせよ、この本は、中国に来たことない日本人を驚愕させ、中国に住んでいる諸外国人を同調させ、グローバルスタンダードを知る一部の中国人を猛省させ、少なからぬ中国人に反発させる問題作であると言えましょう。和華の会では控えめにご参加をされている星野さんですが、御著書では、和華の会に対する限りない同情と愛情が溢れています。前回の食事会で「なぜ『あんな』本を」とご本人に問うた方がいらっしゃったとのことですが私の予想する「草の根世直し」説であっても、夫の主張する「ただ単に言いたかった」説であっても、この本が、中国というマーケットを食い物にした彼女の金儲けが目的でないことは確かでしょう。いわんや、和華の会をや、です。なぜと思われる方は四の五の言わずに、本を購入して、一読されたし、ですね。出版の後に、彼女に待ち受けるリスクを案じないではいられなくなりますから。この本は星野さんの壮絶な覚悟と、中国を批判する行間の裏に潜む家族愛のような深い愛情が、本の隅々にまで行き渡っています。中国を愛するからこそ中国を憂え、中国に生きていく覚悟があるからこそ中国の醜い部分が許せないのだと思います。私には星野さんのお気持ちが、痛いほどよく解ります。でも、本当に星野さん、勇気ありますね。今、生活の方支障ないですか?私は別に、星野さんの回し者でもなんでもありませんが、「値得一読」ですよ。
「だから中国は救われない」の感想を募集中です。締め切り4月30日
なんでんかんでん村
村長 原 裕一郎
第67号
平成15年4月16日(水)
春うらら芙天塾開催
「なんでんかんでん村」では工業社会が崩壊した今日、“狩猟型ビジネス”から、情報社会に対応する“農耕型ビジネス”の実践段階に入ったとの認識から、現代企画グループが開発した「DNAエンジン」を活用したビジネスモデルを発表、既にコンテンツオーナー(裏芙天塾塾生)が誕生し活動に入っている。
そこで「なんでんかんでん村」では芙天塾と共催で「その後のスイミー」と題して農耕型ビジネスの提案をすることになった。企業も個人も対応できる。
講 師 荒川三千男先生・原 裕一郎村長
開催日 平成15年4月26日(土)18:30〜21:00
会 場 味源 博多区博多駅前1-23-2(2F)
会 費 2,500円(食い放題・飲み放題)
申込先 「なんでんかんでん村」事務局
先着30名にて締め切り
なんでんかんでん村
村長 原 裕一郎
平成15年4月14日(月)
意見広告(戦時中の)
大東亜戦争(太平洋戦争)当時の意見広告は戦意高揚を促す広告が多い。
「読んでびっくり朝日新聞の太平洋戦争記事」(リヨン社)を読んでいて、当時の大手化粧品会社パピリオの意見広告に興味を引かれたので紹介しよう。
パピリオの研究(10)[昭和17年3月15日朝日新聞朝刊より]
英米人は學問上で、自分たちの言葉かりから考へて、ヒフの白いのほど、進化した上等の様に言ってゐるが、ヒフの白いのがよければ、豚は人間よりもっと白い。更にくらげは色素がなくて無色透明である。日本人のヒフの色なんて、實に、誇るべき、有難い生れつきである。
(少々肌の色が黒うても豚よりはましばい、くらげよりはもっとましたい)
パピリオの研究(11)[昭和17年5月2日朝日新聞朝刊より]
西洋の人体画を見ると分かるが、決して、白い肌には描いてゐない。あれらの繪の肌はみんな白人ではない。どれも色を淡くつけてゐる。白い肌に描くとふしぎに繪が下品になる。泰西の名畫の肌はみな小麦色だ。日本人の肌の色は實に美しいのである。
(肌の色が白かと下品げな。女性はみんな下品を目指しているんか?美人の評価が変わるかも知れんね!)
村民情報
上林昌三さん(大阪府堺市居住)から「一億年前の地球から現代の私たちへの贈り物」(ゼネシス プラント‐ディライブド・ミネラル)について説明を聞いた。食生活の崩壊が警告されて久しく、日本でも微量元素の必要性が重要視されている。健康を維持したいと願っている村民へお薦め。
詳細はhttp://www.geocities.jp/kan_can/index.html
「だから中国は救われない」の感想文
感想文を募集中だが国内の村びとからの感想送信はまだ少ない。北京在住の日本人女性で構成する「和華の会」会員から著者に送られた感想文は既に20通を越えたとのこと。北京に居住しているだけに関心が深いのだろう。その中から2通の感想文を紹介しよう。
先ずは著者星野ひろみ(村長の二女)より
お父さんへ
本の産地、本家本元の北京では、毎日のように感想が送られてきます。お父さんの方は反響が少し寂しいようですね。中国にいる人のほうが、やはり強い興味を示すようです。
その反響は様々ですが、“和華の会”では、本の紹介でタイトルと目次をメーリングリスト(ML)で流した時、一方では興味を示し、また一方ではものすごいブーイング。
なぜブーイングが起こったかといいますと、突然あのようなタイトルや目次を見せられて、自分の夫や子供が批判の対象になっていると、批判=悪口と短絡的に解釈してしまったのでしょう。
私だって悩んだからこそ、お父さんにヘルプを求め、新しいタイトルを幾つも考えてもらった訳です。残念ながら、全て無視されましたけどね。ブーイングのフォーローはきちんとやって、出版した動機やスタンスなどをまたMLで流しましたので、今はとりあえず収まっているようですが・・・・
読者の批判が怖くて批判は書けないのですが、読書されること無く、その一部だけを取り上げて議論されるというのは、さすがにある種の危機感を感じますね。誤解が誤解を呼び拡大解釈されてそれが一人歩き始める・・・・というような。
その和華の会の人から感想を頂きましたので送りますね。色んな読者層がいると思いますけど、やはり和華の会は中国を最も身近に感じている日本人であることに間違いありません。
肺炎が怖いよぉ〜〜!!北京では3人死んで、12人感染。日本からの出張者も減り、駐在員や留学生の相次ぐ帰国、外務省も渡航自粛の緘口令を敷いているらしく、私しゃ、置いてけぼりじゃ!
ひろみ
「だから中国は救われない」の感想
星野さんがこの本を出版するにあたって、周りにたくさんの気配りをされていることを強く印象つけられました。
この本はこれから中国に興味のある方をはじめ、たくさんの方に愛読されてゆくことと思いますが、みなさんそれぞれの価値観をもって(特に中国にて生活している人は自分の体験も踏まえて)この本を読まれるわけであり、それにたいする反応は勿論さまざまであって当然のことと思います。ですから私はそれを覚悟の上、素直に文章にされた星野さんにエールを送りたいと思います。
私なんぞ、中国に来てまだ2年そこそこですが、そんな短い間でも毎日の生活において中国という国における疑問は政府に対して、そして身近な人のマナーまで至るところに広がっています。(特に道徳心に欠けていることに腹が立ちます)そういう思いをこうして文章で綴ってくださり、頼もしく思いました。
そして、まだまだ私の知らない中国の実態を覗く事が出来、心構えというか、改めて「ここは日本とは違うんだ」という緊張感が生まれました。
批判を中心に書かれた本でありますが、その裏には心から「今後、中国によくなってもらいたい」という切実な気持ちがよく現れており、和華の会の方ならば皆同じ思いであるはずです。
私も出産をし、中国人の主人との間に生まれた娘のことを思うと、もはや中国とは他人事ではなく、自分と子供のこれからの場所なんだと意識するようになりました。娘がもう少し大きくなり、日本と中国を彼女なりに比較をして「中国は嫌い」などと言ったら、私も星野さんのように「中国もきっと良くなっていくよ」と言うことでしょう。
前にお会いした時にも申し上げましたが、読んでいるうちに身体が熱くなりとても興奮している自分に気が付きました。本を読みながらこんな体験をしたのは久しぶりです。
先日の和華の会の時に、長い中国生活においての苦労がよい形で星野さん家族に還ってきているんだなぁと漠然と感じました。
星野さんの御著書『だから中国は救われない』について
私がまず驚嘆したのは、星野さんのあけすけな執筆ぶりもさることながら自分に関わる全てを実名で記し、ご主人の反対を押しきってまで本名で本を出版されたということでした。私は星野さんのこの潔い、勇気のある態度に感服せずにはいられませんでした。夫に「星野さんがこんな本を出されたんだよ」と言って本の内容をかいつまんで説明すると「うっひゃー、そりゃ大胆な」と言って、まず星野さんと星野さんのご主人のことをものすごく心配していました。その後、夫と夜中の3時ぐらいまでディベートを繰り広げたほどなのですが星野さんの出版への決意について、私は「草の根世直しを考えてらっしゃるに違いない」と言えば、夫は明快「いや、ただ単に人に言いたかったんだ」と言います。いずれにせよ、この本は、中国に来たことない日本人を驚愕させ、中国に住んでいる諸外国人を同調させ、グローバルスタンダードを知る一部の中国人を猛省させ、少なからぬ中国人に反発させる問題作であると言えましょう。和華の会では控えめにご参加をされている星野さんですが、御著書では、和華の会に対する限りない同情と愛情が溢れています。前回の食事会で「なぜ『あんな』本を」とご本人に問うた方がいらっしゃったとのことですが私の予想する「草の根世直し」説であっても、夫の主張する「ただ単に言いたかった」説であっても、この本が、中国というマーケットを食い物にした彼女の金儲けが目的でないことは確かでしょう。いわんや、和華の会をや、です。なぜと思われる方は四の五の言わずに、本を購入して、一読されたし、ですね。出版の後に、彼女に待ち受けるリスクを案じないではいられなくなりますから。この本は星野さんの壮絶な覚悟と、中国を批判する行間の裏に潜む家族愛のような深い愛情が、本の隅々にまで行き渡っています。中国を愛するからこそ中国を憂え、中国に生きていく覚悟があるからこそ中国の醜い部分が許せないのだと思います。私には星野さんのお気持ちが、痛いほどよく解ります。でも、本当に星野さん、勇気ありますね。今、生活の方支障ないですか?私は別に、星野さんの回し者でもなんでもありませんが、「値得一読」ですよ。
「だから中国は救われない」の感想を募集中です。締め切り4月30日
なんでんかんでん村
村長 原 裕一郎
第68号
平成15年4月16日(水)
春うらら芙天塾開催
「なんでんかんでん村」では工業社会が崩壊した今日、“狩猟型ビジネス”から、情報社会に対応する“農耕型ビジネス”の実践段階に入ったとの認識から、現代企画グループが開発した「DNAエンジン」を活用したビジネスモデルを発表、既にコンテンツオーナー(裏芙天塾塾生)が誕生し活動に入っている。
そこで「なんでんかんでん村」では芙天塾と共催で「その後のスイミー」と題して農耕型ビジネスの提案をすることになった。企業も個人も対応できる。
講 師 荒川三千男先生・原 裕一郎村長
開催日 平成15年4月26日(土)18:30〜21:00
会 場 味源 博多区博多駅前1-23-2(2F)
会 費 2,500円(食い放題・飲み放題)
申込先 「なんでんかんでん村」事務局
先着30名にて締め切り
なんでんかんでん村
村長 原 裕一郎
平成15年4月23日(水)
いま北京で新型肺炎(SARS)は?
昨年9月11日、NYツインタワーへのテロ事件、やっと落ち着きを取り戻したところにイラク戦争が勃発、フセイン政権が崩壊しホッとする間もなく、中国を中心とした新型肺炎の流行で政府が「不要不急の旅行は取りやめるように」とのお触れが出るに至って、旅行業者や航空会社は大ショック、海外旅行シーズン稼ぎ時のGWを前にキャンセル続出、業界は泣きっ面に蜂どころの騒ぎではない。倒産に至るかもしれない非常時を迎えている。
村長の娘夫婦・孫が北京に住んでおり親として大変心配だ。娘のひろみから現地の状況を知らせるメールがきた。
おはようございます。
「今日もこの世で目が覚めた!」誰かがよく言っていましたね。
私は「今日も北京で目が覚めた、ありがたや、ありがたや」北京はパニック、パニック、大変なパニック!
患者数が既に1000人を超えた北京は、香港、広州より更に悲惨な情況です。
擦れ違う人が皆SARS患者に見える!この2週間がピークだそうです。
一体どうなるんでしょうかね。秀彰の学校もとうとう今日から休校になりました。今朝元気に登校したのですが、クラスに出てきた生徒がたったの2人ということで、急遽閉鎖に。北京市内の学校はほぼ90%以上が休校になったということです。
うわさでは外国人搬送用の西単の協和医院のベッドはすでにアメリカ大使館が万が一のときのために抑えているため、外国人用のベッド数が足りないとか・・・。(まったく自国民の安全しか考えない人たちなんだね、こんな噂にまでなっちゃうとは)。外国人用医療機関はこの協和と、日中友好病院。日中友好病院では婦長さんが死亡したということで、この病院には外国人は誰も行かない。もし、私が感染したら、どこの病院へ行けば良いのやら・・・・
上海にWHOの査察が入りました。上海の当局はSARSの患者を違う病室に移したり、WHOが帰るまで患者を車で連れまわしたりしていたそうです。査察団に見せたのは回復直前の患者ばかりだったとか。この期に及んで、まだそんなことをする中国は完璧にビョーキ!
「核兵器施設を査察してるのと同じようなもんだね、患者隠したりしてるんじゃ」、とはある中国の友人の言葉。ってことは中国はイラクよりたちが悪いってことか?これでかなり信頼を失ったね、中国は。ったく・・・『どこまでも救われない中国』
*:・゜☆。.:*:・゜★゜・:*:.。.:*:・゜☆。.:*:・゜★゜・:*:.。.:*:・
ひろみ
お知らせ
「ザ・智閥」の無料配布(郵送諸掛490円)33冊は終了しました。ありがとうございました。無償で提供くださった山岸弘道さん(金沢市居住)に厚くお礼申し上げます。
「春うらら芙天塾」開催 4月26日(土)出席申し込み忘れていませんか?
サラリーマン川柳
「タバコより 身体に悪い 妻の愚痴」(小心亭主)
「やめてやる 三億当たれば 言ってやる!」(小心者)
「ついに来た 俺も週休 七日制」(山川草木)
「髪型は 息子ベッカム 父ジダン」(PK)
「いやし系 うちにいるのは いあつ系」(ますお)
「本物の ビール買ったら 妻激怒」(発泡美人)
おなじみ「サラリーマン川柳」(第一生命主催)人気投票結果(100選)が発表されています。http://event.dai-ichi-life.co.jp/senryu/index2.html
なんでんかんでん村
村長 原 裕一郎
第第69号
平成15年4月25日(金)
SARS北京レポート(最新情報第2弾)
おはようございます。
政府の公式発表では、SARS感染者、及び擬似感染者の数が1400人を超えました。とうとうパパの事務所も一部閉鎖となりました。中倫律師事務所が入っているオフィスビルやその隣のビル、その筋向いの国貿で患者が発生しているのでこの一体は“SARS重点地区”に指定されています。
飛行機や病院が一番危険な場所と言われている昨今、今更飛行機に乗って里帰り・・・・という気分にもなれません。北京からの出張者などは“白い目”で見られるらしく、帰国後は1週間程度自宅軟禁させられたり、レントゲンや血液検査を強制的に受けさせられるといった情況らしいです。
このような非常時にはしばしば“デマ”が飛び交うもので、「北京には“戒厳令”が発令された」「死亡者が“500人”あるいは“1000人”を越えた」「食糧危機が起こる」など大変なもので、これはどれだけ北京政府が国民に信頼されていないかというバロメータでもあります。北京政府はこのようなデマの処理にも奔走を余儀無くされ、テレビや新聞などで、「デマを信用しないように・・・・」と呼びかけております。果たしてデマはやはりデマなのか、或いは信憑性が高いものかは国民の判断にゆだねられます。
患者数など政府発表の数字は誰も信用していません。住民から「近所にSARS患者ではないかと思われるような人がいるが、病院に行かないので病院に強制連行してもらいたい」といった通報があり、警察官も患者を引っ立てるために命がけ・・・・という珍奇な現象も起こっています。
スーパーで、マスクを買い求めたところ、マスクの値段が一気に5倍に跳ね上がり、それでも売り切れ店が続出、マスクを買えなかった私には“外出禁止令”が・・・・・。消毒液や石鹸、ラーメンや缶詰どの保存食品を買いだめに走る庶民でスーパーは長蛇の列。SARSに関する需要が見込める商品の価格も高騰しています。この機に乗じて一儲けしようとする悪徳商法の輩が跋扈し始め、使い物にならないマスクや薬などが摘発されるといった、いかにも中国らしい事件も発生しています。
医療の最前線に送られるのが嫌で(感染者の4割が医者や看護婦)、看護婦を辞めた人がいましたが、このような人は少数ですが、人格を疑われ、“恥かしくて”外出できないという皮肉な情況に置かれているそうです。医療機関に務める医師や看護婦はこの1ヶ月自宅にも帰れず、病院を出ることが許されない隔離状態にあります。北京政府はこれらの職員に1日数百元の手当てを出している(当たり前)そうですが、彼らの「我身の犠牲を顧みず、患者の治療に当たる精神」には頭が下がります。中には生後2ヶ月の乳児の世話を家族に任せ、1ヶ月も我が子の顔を見ることができないといった医療関係者の“涙の物語”もあります。
ワクチンの開発には1〜2年という時間を要するらしく、この騒ぎがいつ収まるものやら頭が痛いですね。
*:・゜☆。.:*:・゜★゜・:*:.。.:*:・゜☆。.:*:・゜★゜・:*:.。.:*:・
ひろみ
なんでんかんでん村
村長 原 裕一郎
第70号
平成15年4月28日(月)
「春うらら芙天塾」報告
4月26日(土)18:30〜21:50“あじ源”にて開催したところ、15名が参加、「DNAエンジン」を具体的に活用したビジネス(なんでんかんでん村農耕型実践研究会)、(かわしもPOSシステムICコミュニティカード)について提案説明をした。いづれについても出席者の関心が高く、鹿児島から遠路出席した米元茂雄さんは「これは凄いビジネスになる!」とぴ〜ンときたらしく即決で申し込みがあった。説明会終了後は飲み放題、食べ放題の博多名物“もつ鍋”もうまくて安い会費で大満足であった。「出席してよかった〜、出席せんやった人はチャンスを拾いそこのうとるばい」との声あり。
SARS北京レポート(最新情報第3弾)
娘ひろみの“SARS北京レポート”に対して村民から心配のメールを数通いただいた。ありがとうございます。
ひろみに転送したところ下記のようなレポートが来たので紹介します。
お父さんへ
村民からのお見舞いのメール、有り難く拝見しました。
SARSに関してこちらから発信する情報が、日本の万が一の場合の一助になればと思います。蜂須賀様、岩谷様に転送下さい。
SARSが北京で爆発的に広がった主な原因は、既に3月の上旬に感染者が北京に発生していたにも関わらず、北京市長(既に更迭)が3週間もの間放ったらかし、適切な処置を怠った事実、そして患者数などの隠蔽工作が筆頭に挙げられます。
「中国政府の無責任のツケは、いつも無実の人々が犠牲になることでその尻拭いをさせられているようなものだ(だから中国は救われない)」のひとくさりを思い出さずにはいられません。今回のSARS騒ぎによって、伝統的な政府の怠慢と欺瞞が更に露呈したと言えるでしょう。
この世で起こることは偶然はありえず、全て必然的に起こると言われています。SARSがなぜ中国で爆発的に広がったのか?なぜ中国の南方から起こったのか?ということを考えると「SARSは“神様”が与えた21世紀社会への試練・警告なのではないか、環境破壊等地球への悪戯が未知のウィルスに人類への戦いという生命力を与えたのではなか」という結論に行き着いてしまいます。
SARSウィルスの発生源は禽類によるものとされていますが、SARSは言うに及ばず、エイズや狂牛病・口蹄疫など、もの言わぬ動物の叫び、食された動物達の“怨念”・・・・そんな見えざる動物界の人間に対する“復讐”みたいなものを感じます。
「四足で食べないものは机、空を飛ぶもので食べないものは飛行機」と言われ、ゲテモノでさえ食べてしまう広東省からSARSが発生したということが、なぜ「南方から・・・」という回答をこと更鮮明に導き出します。
密漁や森林の乱伐(国土の70%が森林と言われる日本に対して、中国の森林面積は国土の僅か17%)、核実験、三峡ダム建設、西部開発などに象徴されるような環境破壊、民族浄化など人権の弾圧、人類が生存する上で最も基本的かつ重要な“衛生”という概念の欠如、感謝の精神に乏しく自己中心主義や欺瞞が蔓延している中国において、地球が存在する意味、その地球に人類が存在する価値、人類が果たすべき役割などを考える時に、中国は自然を冒とくする方向にベクトルが動いているような気がしてなりません(それは何も中国だけの問題ではありませんが・・・・)。
SARSが発生して以来、人民が道にツバを吐かなくなった(マスクをしているからかも知れないが)、手を洗うようになった、タクシーやバスは毎朝洗車(車内は消毒)など衛生の徹底によって、北京の街が見る見るきれいになっていく様(さま)に北京在住の外国人の誰もが喜びの悲鳴をあげていることでしょう。
このSARSという奇怪な事件は人々を恐怖に引きずり込む一方で、当たり前のことを当たり前に実行させることに成功し、ある意味では伝統主義を重んじる中国人の思想を根本から改革させた驚くべき快挙な訳です。中国で一番不衛生と言われる広東省では、道につばを吐くと罰金50元〜200元の罰金が課せられるようになったということですから、物凄い進歩と言えるでしょう。
生き物であれば何でも食べるという考え方もきっと無くなることと思います。一部では、ペットを飼うことを疑問視する声まで上がっています。
庶民が外出を控えるようになってからは、交通事故や喧嘩などを目撃しなくなりました。これは一時的なものでしょうが、今交通事故で、病院に運ばれては目も当てられないということで、譲り合いの精神や、交通規則を守る、或いは無理な追い越し、スピードの出しすぎなどに注意が払われるようになっているのです。
こんな騒ぎにでもならないと改善できないとは情けない限りですが、神様が与える試練は、地球人が正しいとされる方向へ進まない限り、今後も至る所で悲惨な情況となって現れることでしょう。
さりとて、日本のように何でも消毒してしまう殺菌国に多くのSARSが入ってきたら、もっと弱い日本人が露呈するのではと危惧します。されど、グローバルな今の社会一つの国だけが、隔離して防ぐことは出来ないと思います。
何が、防ぐ方法なのかと今は、情報に惑わされないようにしっかりした情報をいただきたいと思いますね。
日本には中国の徹を踏まないように、水際でしっかり予防策を取って欲しいものです。生命力を持ったSARSやエイズなどのウィルスは、自然界では非常に脆弱かつ死滅し易い生命体だそうですが、一旦人体に入り込むとその生命力は爆発的な威力で細胞を破壊し、免疫系統を攻撃し始めると言われています。
日本は世界でも有数の文明国家、そして“衛生大国”でもありますから、水際でしっかり食い止める措置を取っていれば、日本国内でSARSが猛威を振るうということは無いのでは・・・と楽観しています。
*:・゜☆。.:*:・゜★゜・:*:.。.:*:・゜☆。.:*:・゜★゜・:*:.。.:*:・
星野 ひろみ
M総合研究所情報
森義光さん(大阪府泉佐野市居住)は面白情報や隠れ情報を探す特技を持っている。今回はイラク戦争に関して、「フセイン政権のあっけない崩壊は、米英特殊工作員によるイラク軍幹部のゲンナマ買収工作の結果だった!」という情報を送信していただいた。(添付書類参照)
国際時事講演会(宇野正美)
はたしてサダム・フセインは死去したか?
見事な撤退、アラブの罠とこれからの世界と題して下記の通り講演会が開催される。
神 戸 5月7日(水)兵庫県民会館 18:30開演 2,100円
京 都 5月9日(金)アバンティホール 18:30開演 2,100円
大 阪 5月13日(火)朝日生命ホール 18:30開演 2,100円
福 岡 5月17日(土)明治生命ホール 16:00開演 2,100円
東 京 5月20日(火)JAホール 18:30開演 2,100円
名古屋 5月23日(金)マツザカヤホール 18:30開演 2,100円
主権回復記念行事
日本会議福岡(理事長 菅原道之さん)の主催で4月27日(日)開催された「主権回復記念行事-日本を断罪した東京裁判の本質を暴く」に出席して映画「大東亜戦争と国際裁判」を見た。
映画を通じて、東京裁判は太平洋戦争の主要戦犯を審理した国際裁判であるが、戦勝国側の一方的で国際法を無視し、日本を弱体化することが目的であり、その結果、東京裁判が日本人の民族としての誇りを失わせ、如何に大きな影響を与えたか理解できる。いまこそ正しい歴史を学び現代社会への影響を検証して、美しい日本人の心をとりもどさなければならないことを痛感する。
出版記念パーティ
森部昌広さん(福岡県朝倉郡三輪町居住)は潟Iールの代表取締役、久留米大学健康スポーツ科学センター研究員、福岡県スポーツ振興公社トレーニングアドバイザー、健康運動指導士、NISAQレベル1インストラクターなどで活躍しているスポーツマンである。
森部先生は永年にわたりトータルヘルスの研究を重ね、このほど「奇跡のフルーツダイエット」を出版、4月27日(日)ホテルオークラ福岡にて関係者多数が出席し、盛大に出版記念パーティが開催された。
森部先生は、「DNAエンジン」にも大きな関心を持たれ、スポーツを指導するトレーナー、コーチ、プレイヤー向けに「DNAエンジン」を活用したコンテンツサービスを展開すべく準備中を進めている。
ドメインはhttp://www.dna.mukimuki.com/i
(近日公開)
なんでんかんでん村
村長 原 裕一郎