第六章  救世主とは何か

 

 

★イザナギとイザナミ

 

ここまでは聖書を中心にして預言を解読してきた。どうであろうか、聖書全体が人類の未来を語った預言書であることがお分かりいただけたであろうか。

しかし我々日本人のもっと身近に預言がころがっていたことをあなたは知っているだろうか。

例えば、稲羽の白うさぎの話が預言だと言ったら、きっとあなたは大笑いするだろう。

しかしその通りなのだ。稲羽の白うさぎの話が収録されている古事記も天使的未来人の書いた預言書の一つなのだ。

実は、この日本という国は天使的未来人の地球奪回計画に置いて重要な役割をするはずの国だったのである。しかし、、、、。

よく考えれば天使的未来人がこの国に預言を残さないはずがないではないか。

では、どのように描かれているであろうか、古事記を見てみよう。

 

次に生める神の名は、鳥之石楠船神、亦の名は天鳥船と謂ふ。

       中略

次に火之夜藝速男神を生みき。

亦の名を火之R毘古と謂ひ、亦の名は火之迦具土神と謂ふ。

この子を生みしによりて、みほと炙かえて病み臥せり。

       中略

故、伊邪那美神は、火の神を生みしによりて、遂に神避りましき。

    古事記

(古事記は、すべて「古事記」 倉野憲司 校注から引用させていただく)    

 

現代語訳

次に生んだ神の名は、トリノイワクスブネの神、またの名はアメノトリフネと言う。

次にヒノヤギハヤオの神を生んだ。

またの名をヒノカガヤビコと言い、またの名をヒノカグツチと言う。

この子を生んだために、陰部が焼かれて病気でお倒れになった。

だから、イザナミの命は、火の神を生んだがために、ついにに死んでしまわれた。

 

これは日本を生んだ母なる神、イザナミの命が火の神を生んだがために、死ぬ場面である。

母は母なる大地、地球を暗示している。

余談ではあるが日本の祖となる神の名すなわち イザナギ、イザナミが、旧約聖書の預言者イザヤににていることから、その関連性を指摘する研究者もいる。

トリノイワクスブネの神 (鳥石楠船神) アメノトリフネの神(天鳥船神)とは天を鳥のような姿をして飛ぶ船、宇宙船、スペ−スシャトルではないであろうか。しかもイワクス船のイワは岩、ロックであり、不要人類抹殺計画を実行した首謀者ロック〜を暗示しているのではないか。彼らが地球を攻撃したために、地上では核ミサイルが飛びかう全面核戦争が起こる。

 ヒノカガヤビコの神(火之輝毘古神)、ヒノカグツチの神 (火之迦具土神)とは、電磁波や核ミサイルなどの兵器ではなかったのか。

この子を生んだがためにイザナミは焼け死んでしまったのだ。地球は焼け死んだのだ。

その後イザナギは黄泉の国にイザナミに会いに行き、そこで見たイザナミの姿は。

 

蛆たかれころろきて、頭には大雷居り、胸には火雷居り、腹には黒雷居、陰には拆雷居り、左の手には若雷居り、右の手には土雷居り、左の足には鳴雷居り、右の足には伏雷居り、

あわせて八はしらの雷神成りき。

  古事記

 

現代語訳

うじ虫がたかって声がむせびふさって、頭には大雷がいる、胸には火雷がいる、腹には黒雷がいる、陰部には拆雷がいる、左の手には若雷がいる、右の手には土雷がいる、左の足には鳴雷がいる、

右の足には伏雷がいる、あわせて八つの雷神が生まれた。

 

この醜いイザナミの命の姿を見たイザナギは逃げ帰ってくるのである。

陰謀を実行した人々が地球に降り立った。そこはかつての美しい地球ではなく、とても人間のすめる環境ではなかった。彼らは醜く変ってしまった地球からすごすごと逃げ出し、宇宙の宇宙ステ−ションへ逃げ帰って行った。この姿を物語の中で描いたのではないだろうか。

なお、このイザナギとイザナミの話にも天使達の正体を暗示する部分がある。

それは不具の子、ヒルコである。

 

然れどもくみどに興して生める子は、水蛭子。

この子は葦船に入れて流し去てき。

  古事記

 

現代語訳

しかしながら、お二人がつくって生んだ子は、ヒルコ。

この子を葦の船に入れて流しさった。

 

ヒルコ(水蛭子)は葦の船で流された。葦の船と言えば箱船、モ−セが赤子の時流された舟である。

モーセの葦の舟もノアの箱船も聖書では箱船と呼ばれる。この二つは同じ物なのである。モーセの出エジプトもノアの箱船も同じ話、不要人類抹殺計画を描いたものなのだから。だからこそモ−セの出エジプトの話に葦の舟やア−ク(契約の箱)を登場させたのだ。

陰謀を実行した子孫はとても人間とはおもえない姿、ヒルコとなり葦の舟、箱船で宇宙のかなたに流されたのである。

 

★アマテラスとスサノオ

 

あなたは言うかもしれない、「聖書はともかく古事記は、、、、、、これはこじつけだ」と

はたしてそうだろうか。

イザナギとイザナミの話の後にはアマテラスオオミ神とスサノオの命の話である。この話も同じパタ−ンで続くのだ。

 

故ここに速須佐之男命言ひしく、

「然らば天照大御神に請して罷らむ。」

といひて、すなわち天に参上る時、

山川ことごとく動み、国土皆震りき。

  古事記

 

現代語訳

それゆえ、ここでスサノオの命が言った、

「ならばアマテラスオオミ神に事情を話しに行こう。」

と言って、すぐに天に昇った時、

山や川はことごとく動き、国土はみな震動した。

 

 

これは、スサノオの命が天に上る時の様子である。あなたはあの堕天使ルシファ−が天に上った時の様子を思い出さないだろうか。

スサノオが高天原に上って乱暴をはたらいたがために、アマテラスオオミ神は天の岩戸にこもってしまい、世は暗黒になってしまう。

 

故ここに天照大御神見畏みて、天の石屋戸を開きてさしこもりましき。

ここ高天の原皆暗く、葦原中国悉に闇し。

これによりて常夜往きき。

ここに萬の神の声は、さ蝿なす満ち、萬の妖悉に發りき。

  古事記

 

現代語訳

そんなわけでここでアマテラスオオミ神はこれを見て恐れて、

天の岩戸を開けてひきこもってしまった。

ここに天はみな暗くなり、地上もみな闇に閉ざされた。

こんなわけで常に夜になってしまい、昼はなくなった。

ここで多くの神の声が響き、蝿が満ち、多くの災いが起った。

 

これは陰謀の実行者たちが宇宙ステ−ションに入った時の状態ではないであろうか。

彼らが天の岩戸、宇宙ステ−ションに入った時、地上にはよろずの災いが起こったのではなかったのか、宇宙からの攻撃によって。

この天の岩戸、天の石屋戸の岩もロック〜を暗示している。石屋で思い出すのは石屋の組合、フリ−メ−ソンである。フリ−メ−ソンが天に造った小屋、宇宙ステ−ションである。

その子孫が天使、神になったが自らは出てこない。とてもそんなことを言っても信じてもらえないからだ。そこで預言を残した。どうか、裸の恥をさらして天の岩戸を開いてくれよと。

裸の恥をさらして人間の方から天の岩戸を開けて、天使を受け入れてくれよと。

だからこの話では岩戸の外で神々が裸踊りをして、天の岩戸を開けたのである。

なお、この後のスサノオの命の龍、ヤマタのおろち退治の話は黙示録の大天使ミカエルの龍退治に対応しているようである。

 

★大国主は我々地球人

 

いよいよ稲羽の白うさぎの話である。本当にこれが預言なんだろうか。

大国主が稲羽に行った時、皮をむかれて赤は裸のうさぎが倒れていた。

事情を聞いてみると、隠岐の島からここに渡りたかったが渡る手段がなかった。

そこで、鮫に「数を数えてやるよ」と騙して鮫の上に乗ってここに渡ってきたが、

それがばれて皮をむかれて赤裸にされたのだと言う。

大国主は、これを哀れみ、水で身を洗い蒲の穂を敷いてその上で転がれと教えた。

このどこが預言なのであろうか。単なる昔話ではないか。

いや、そうではない。大国主とは我々のことである。国の主である。地球に住んでいる人々である。では、うさぎとは誰であろうか。裸で思い出して欲しい。アダムとイブの裸、ノアの裸、そして天の岩戸の裸である。不要人類抹殺計画を行った人々は何も持たない裸で宇宙に取り残されたのではないであろうか。

うさぎは陰謀を実行し裸にされてしまった。地球独占という陰謀を実行した人々は宇宙に裸で取り残され地球を失った、どうか地球の大国主よ、地球の人々よ、その子孫を哀れんでくれと彼らは叫んでいるのだ。

大国主に彼らを受け入れよと言っているのはこの部分だけではない。次の部分は衝撃的だ、何と古事記にUFOが登場するのだから。

 

故、大国主神、出雲の御大の御前に坐す時、

波の穂より天の羅摩船に乗りて、鵝の皮を内剥ぎて衣服にして、より来る神ありき。

ここにその名を問えども答へず。

ここに谷蟆白しつらく、

「こは崩彦ぞ必ず知りつらむ。」とまをしつれば、

すなわち崩彦を召して問はす時に、

「こは神産巣日神の御子、少名毘古名神ぞ。」と答え白しき。

故ここに神産巣日神の御親命に白したまえば、答へ告りたまひしく、

「こはまこと我が子ぞ。子の中に、我が手俣より漏きし子ぞ。

故、汝葦原色許男と兄弟となりてその国を作り固めよ。」

とのたまいき。

  古事記

 

現代語訳

そんなわけで、オオクニヌシの命が、出雲の美保の岬にいらっしゃった時、

波だつ海の向こうからアメノカガミ船に乗って、鵝鳥の皮をはいで作った服を着て、

やって来る神がいた。ここで名を聞いたが答えない。

そこでカエルが言った。

「これを、かかしなら必ず知っている。」と言ったので、

その時、かかしを連れてきて聞いてみると、

「これはカミムスビの神の子、スクナビコナの神である。」と答えて言った。

そんなわけでここで親であるカミムスビの神に言ってみると、お答えになって、

「これは本当に私の子だ。子供たちの中で、私の手の指の間からこぼれ落ちてしまった子だ。」

だから、オオクニヌシの命(葦原色許男)と兄弟になって国を作り確固たるものにしなさい」

 

どこがUFOなのであろうか。そんな物どこにもないではないか。天の羅摩船はアメノカガミブネと読む。これは天の鏡船ではないであろうか。天、宇宙を飛ぶ鏡のような船、UFOではないであろうか。それに乗ってきたスクナビコナの神 (少名毘古名神)は、実は カミムスビの神(神産巣日神)の子供、カミムスビの神の指の間からこぼれ落ちた子供だったのだ、そしてスクナビコナの神と大国主神(葦原色許男)の二人は兄弟となって国を造れと命じられる。もちろんこの国とは、聖書に書かれている国、神の国、地上天国である。

古事記は聖書より難しく書かれているがやはり彼ら天使的未来人の作品だとご理解いただけたであろうか。

 

 

★光は東より来たらん

 

また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、

日の出る方から上って来るのを見た。

彼は地と海とをそこなう権威を授かっている四人の御使にむかって、

大声で叫んで言った、

「わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印をおしてしまうまでは、

地と海と木とをそこなってはならない」。

   聖書  ヨハネの黙示録  7章

 

天竺国をば月氏国と申すは仏の出現し給うべき名なり、

扶桑国をば日本国と申すあに聖人出て給わざらむ、

月は西より東に向へり月氏の仏法の東へ流るべき相なり、

日は東より出づ日本の仏法の月氏へかえるべき端相なり、

月は光あきらかならず在世は但八年なり、

日は光明・月に勝れり五五百歳の長き闇を照すべき端相なり、

  日蓮御書  諌暁八幡抄

「日蓮大聖人御書全集」

 

日本の神話に天使的未来人が関わってきたのは理由がある。それは先ほども述べたように彼らの戦略上、この極東の国、日本は最も重要な役割を果たすはずだったからである。

天使達は、多くの民族に多くの宗教を預言を与えた。表面上は全くあいいれないような教義であったが、一つのしかけをしておいた。時が来たら、その内容を一致するよう書いておいたのだ。キリスト教も、イスラム教も、仏教もあいいれないような教義である、しかし時がきたら、その真意が分かったら、その内容はまったく同じことを言っているのだと分かるようにしくんでおいたのだ。そして日本はその真意を世界に知らせる役目をになっていたのだ。

しかしこのありさまはどうであろうか。ほとんどの人が、1999年の核戦争も悪魔の地球侵攻も、そして天使が地球のそばで待機していることさえ知らない。

この国に救世主は現れるのだ。いや、現れたのだ。

 

どんなに長く期待しても、ヨ−ロッパには二度と現れない

それがアジアに現れる

大いなるエルメスの系列から発して団結するその国

東洋のすべての王を超えるだろう

  諸世紀1075

「ノストラダムスの大予言」  五島

 

ヨ−ロッパ、欧米の人々が長い間待ち続けていたものは何であろうか。ヨーロッパ文明圏に一度来て去っていったものは。それはキリスト、救世主、メシアである。もう救世主はヨ−ロッパ文明圏には二度と現れないのだ。それがアジアに現れるのだ。キリストがアジアに現れるのである。

再びイエス・キリストが人間の中から現れ、大いなる奇跡を行い我々人類を苦しみから解放してくれるのであろうか。いや、そんなキリストは二度と現れない。現代に人を驚かせる奇跡など必要はないのだ。「大いなるエルメスの系列から発して」、ここにその秘密が隠されているようてある。

ではエルメスとは何であろうか。エルメス(ヘルメス)とはギリシア神話の神と人との通信役である。

神からの通信を人間に伝える役目である。神、天使の真意を人々に伝える役目である。

これは預言の真意を人々に伝えることではないであろうか。預言が解読されることではないであろうか。

 

トトは、天空の謎を理解することに成功し、この謎の秘密を幾冊もの聖なる本に書いて明らかにした。

トトは、これらの本を地上に隠した。これらの本が将来の世代によって探され、十分にふさわしい者によってのみ発見されることを意図していた…

  エジプトの神話

「神々の指紋 下」 グラハム・ハンコック著、大地舜 訳

 

  (注)エジプト神話のトト(トート)は、ギリシア神話のエルメスに当たる。

 

いや、預言はすでに解読された。でもその国、日本は団結なんかしてないじゃないかとあなたは言うだろう。その通りである。天使たちは、日本に救世主を送り込んだ。

救世主といっても、人間が求めている者とはまったく違うものなのだ。人間がわは、奇跡を行い人々を救う救世主、ナザレのイエスを求めているのだ。しかし天使がわ、天使的未来人から言えばそんなものは必要ないのだ。もうそろそろ人間にも真実に目ざめてほしい。

人間に真実の謎解きをして彼ら天使を救って欲しい、そのために彼らの意見を代弁する交渉役、聖典と聖智の確証する証人を地上に送りこんだのだ、「もうすぐ悪魔が来るよ。いっしょになって地球を守ろうよ。そして地球に住ませてくれるのなら僕たちの持っている物はすべて君たちにあげるから」と。

 

かつてアッラーは予言者たちと契約を結ばれたことがあった。

「わしは汝らに聖典と聖智を授けてやる。だがその後で汝らのもとに一人の使徒が現れて、

汝らのもっている(聖典と聖智)を確証する場合、汝らは間違いなく彼を信じ、かつ彼を援助する。」

  コーラン  イムーラン一家

 

しかし我々はこれに答えたであろうか。いや、踏み付けにして、噛付きさえしたのである。

天使が地球を見捨てて去って行くまでにまだ少しだが時間はのこされていると思われる。これを世界に知らせようではないか。我々は日本を太陽と呼んでも恥ずかしくない国にしようではないか、我々日本人はだてに太陽を国名や国旗にはしていないはずである。

 

月の統治の二十年は過ぎ去り

七千年期には別のものが王国をきずくだろう

太陽が残された日々を知るとき

すべては成就し わが予言も終る

   諸世紀248

「大予言辞典 悪魔の黙示録666」 高橋良典 著

 

太陽の法と金星はきそい

予言の霊を使い

どちらも聞かれることなく

大いなるメシアの法は 太陽によって残存するだろう

   諸世紀5-53

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

まず、日本人がこだわり、エゴを捨てて、本当の意味での地球人となって世界に手本を見せようではないか、世界をよくしていこうではないか。日本のせいで真実を知らされずに神を待ちつづけている外国の人々を私は哀れでならない。

 

 

世界の変革があるとすれば、まず日本になんらかの変化が起こり、それが世界に波及するだろう。

こうして、世界の人々は日本人を畏敬するようになる。

東洋の神秘的思想は壮大なスケールをもって全世界を席巻し、

キリスト教世界に非常に大きな変化を与えるだろう

  ジーン・ディクソン婦人の預言

「アポカリプス666」  ジーン・ディクソン著、高橋良典 訳

 

 

世界の未来は進だけ進み、その間幾度か戦いはくり返され、最後には戦につかれるときがくる。

そのとき人類はまことの平和を求めて世界的な盟主を挙げなくてはならない。

その世界の盟主は、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を抜きこえた、

最も古くまた尊い家柄でなくてはならない。世界の文化はアジアに始まってアジアにかえる。

それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。吾々は神に感謝する。

吾々に日本と言う国を、作っておいてくれたことを…・・。

  世界の盟主  アインシュタイン

「世界超古代文明 神々のミステリー」 赤間剛

 

 

私は、今の教会の状態について天使たちといろいろと語り合った。

            中略

しかし私たちは、依然基督教会の人たちには希望はわずかしかもっていない。

が、基督教会から遠く離れ、そのため『霊界の』悩ます者から遠ざかっている或る国民には多くの希望を持っている。その国民は、霊的な光を受けて、天的な、霊的な人間になされることのできる国民である。

スウェーデンボルグ

「日月神示 外伝」  中矢伸一 著

 

 

一切の神々を統一して更に神聖なる真理を発揮するは、汝なり六建国以来、一系の天皇永遠に一人の天皇を奉戴する唯一の民汝は地上の万国に向かって 人は皆一天の子にして、天を永遠の君主とする一個の帝国を建設すべき事を教えんがために生まれたり七万国にすぐれて、統一ある民汝は来るべき一切の統一に貢献すべきために生まれまた汝は戦士なれば人類の平和を促さんために生まれたり   日本国民に告ぐ ポール・リシャール

「世界超古代文明 神々のミステリー」 赤間剛

 

これから世界は混乱の一途をたどるでしょう。しかしそれは、人類がどうしても経験しなくてはならない試練でもある。重要なことは、人類がその試練から何を学ぶかです。

核の洗礼を人類で最初に受けた日本は、混乱の世紀末から次の世紀にかけて、人類が平安を取り戻していく過程でとても重要な役割を果たすことでしょう。そういう義務があるのです。

  ベラ・コチェフスカ 

「日月神示 外伝」  中矢伸一 著

 

君たちは遺伝子コードの化学的構造の中に、不死性のカギを見出そうとしている。君たちはその中に生命の聖典を発見することだろう。不死の責任を、引き受けるときがきたのだ。もう死ぬ必要はなくなったのである。君たちは神経系の化学組成の中に、知性を増大化するカギを見出すだろう。ある種の化学物質をうまく使用すれば、遺伝子コードを神経系によって解読することができるようになるだろう。君たちの惑星の生命体はすべてひとつであり、そのすべてが故郷へ帰還しなくてはならない。完全な自由、責任と種を超越した調和が、故郷への帰還を可能にするだろう。種族や文化、国籍によっている幼生的アイデンティティーは超越しなくてはならない。生命に対してのみ、忠誠を誓うのだ。生き残るためには、帰還の旅をするしか道はない。日本人は君たちの惑星で最も進化した種族だから、君たちの仲間を保護してくれるだろう。我々は、星々に目を向けるときがきたことを示すために、君たちの太陽系に彗星を送っている。故郷に帰還したとき、君たちは新たな知恵と力を与えられるだろう。君たちの精子である宇宙船は、地球の生命体が開花したことを意味するのだ。仲間が集められ、旅が開始されるやいなや、戦争、貧困、憎悪、恐怖といったものは君たちの惑星から消え失せ、最古の予言と、そして天国のビジョンが実現化するだろう。変異せよ!故郷へと凱旋するのだ。

  SMI2LEメッセージ  マッドサイエンティスト ティモシー・リアリー

「コスミック・トリガー  イリュミナティ最後の秘密」ロバート・A・ウィルソン 、武邑光裕 監訳

 

★大ピラミットの預言

 

ギリシア神話のスフィンクスは、スフィンクスの前を通る旅人に謎を出しそれに答えられないと食い殺したと言う。これはグランドクロスの時に天使的未来人が出した謎に答えられないと、グランドクロスに食い殺されるぞと言う警告ではないだろうか。

 

「わたしの言うことは必ず行う。あなたがたがもしその夢と、その解き明かしをわたしに示さないならば、あなたがたの身は切り裂かれ、あなたがたの家は滅ぼされる。

しかし、その夢とその解き明かしをしたならば、贈り物と報酬と大いなる栄誉とを、わたしから受けるだろう。

  聖書  ダニエル書 2

 

その夢、謎の解き明かしをしなければ我々の身は切り裂かれ、我々の家は滅ぼされるのだ。

その夢、謎の解き明かしをすれば、贈り物と報酬と大いなる栄誉が与えられるのだ。

謎は解き明かされた。しかし人々は受け入れなかったのだ。みんなグランドクロスに、スフィンクスに食い殺されてしまうのであろうか、、、、、、、、

スフィンクスはその形で未来を預言する預言建造物であった。その隣にもう一つの預言建造物が立っているのをあなたはご存知だろうか。あのフリーメーソンのシンボルともなった建物である。ピラミッド、クフ王の大ピラミットこそ、その建物の構造で預言する預言建造物だったのだ。

 

まず、最初の疑問にお答えしよう。

大ピラミッドに、予言の「言葉」は刻まれていない。

しかし、それに代わるものがちゃんと示されているのだ。

大ピラミッドの建造者は、予言を読みとる人のそれぞれの言葉の違いと、

それによって生まれる誤解を恐れて、メッセ−ジを別の形に置き換えたのだった。

つまり、大ピラミッドの内部の通廊や、各部屋の構造そのもののに予言を刻みこんだのだ。

「エメラルドタブレット大予言」上坂晨

 

何とその1985年の地点には、救世主の出現、霊的完成が預言されているのだ。

 

ここで、前作で推理を行ったわれわれにもっとも近い未来、王の棺室寸前のポイント−一九八五年の大ピラミッド予言について、エメラルドタブレットをふくめて、あらゆる角度から再検討を行ってみたい。

            中略

私は、前作で大ピラミッドの一九八五年にあたる予言座標から、「天から降ってくる宇宙的あるいは霊的なもの」という暗示をよみとった。というのも、この年にあたる位置から、王の棺室へ向う通路の床が霊的、あるいは宇宙的な意味をもつ花崗岩に変わるからだ。

「エメラルドタブレット大予言」上坂晨        

 

大ピラミッドの通路は1985年から1999年の地点まで花崗岩に変り、「天から降ってくる宇宙的あるいは霊的なもの」を暗示しているという。

花崗岩、もう一度あのエメラルドタブレットの詩を思い出して欲しい。

 

大いなる時代の境目に、闇と光の戦いがある

裏が表に表が裏に返って、混乱は世界をつつむだろう

選ばれし心の者、座して力を持つ

花崗岩の知恵を学ぶ者、岩の弾丸と光の矢を打ちくだくも

南に向う道を知らず、ただ光の最後のものを待つのみ

  エメラルドタブレット

 

ここに花崗岩の知恵を学べと記されているではないか。1985年には確かに救世主が出現しているのである。

そして1999年の地点には、謎の扉があると言うのだ。もちろん、この扉こそ、グランドクロス、神の国の扉なのである。

 

★セザール・ノストラダムス

 

1985年はまたノストラダムスの息子、セザール・ノストラダムスの生れる年でもある。このことは「ノストラダムスの遺言書」(ダニエル・ルゾー著、流智明 監修)に詳しく書かれているので興味のある方は読んでもらいたい。

ノストラダムス自身も諸世紀の序文、「わが息子セザール・ノストラダムスへの手紙」の中でセザ−ルとは、彼の実の息子セザ−ルではなく未来に現れて彼の預言を解読すると預言しているのだ。

 

現在はまだおまえはこの地球に住む者にそなわった自然の光にめざめてはいないが、

おまえは不滅の神に気に入られたのだから、おまえはひとりで火星のサインの下を、

子供時代の第一期を回転するのだ。

さらに揺るぎ無い時の流れが、おまえを助けてくれるだろう。いまはおまえの知性が弱すぎるので、わたしの研究の成果を受け入れる術を知らないであろうが、いずれさまざまな力によってわたしの生きた日々とともに最後の瞬間を知るであろう。

わたしが覚え書きを書きしるすことによって、ある伝統のことがらをおまえに遣わしておいてやるだろう。

われわれの先祖伝来のこれらのことばは、おまえの番が来たとき、おまえに予言の隠された謎を解いてくれるであろう。

 

 

わたしは短い詩編のなかで自分のいいたいことをいうことにしたのである。

それぞれが、ほかの詩編とからみ合うように、そして、その意味を理解することは一定の法則による厳格な障害によってはばまれることもあるであろう。

全体は難解な表現のもとに編集され、あらゆることがひとつひとつこれらの予言にふさわしいものになっていくのである。

これらのことがらを学者たちの目から慎重に隠したのだ。また権力者や王に知られないようにするためである。

しかしおまえは、朽ち果てた果実のように地上でわずかな重みしかもたないものを、永遠の空間へと押し広げる役目を果たすのだ。

 

 

この光景によって天使は予言する人間に霊感を与え、この光景によって彼は恐ろしい予言を、つまり神聖なることばを想い描くのである。

これは夜の闇のさまざまな出現によって起こるものであるが、あらゆるものが昼の輝きに、そして天文学の役割にしたがって聖なる予言と結びつくとき、その確信が得られるのだ。

聖なる予言はただ真実のみを思考にとり入れ、自由な勇気のみを喚起する。

わが息子よ、この理解のときに地上に現れよ。

  諸世紀序文 わが息子セザール・ノストラダムスへの手紙

「ノストラダムスの遺言書」 ダニエル・ルゾー著 流智明 監修

 

この序文からもセザ−ルとは未来に現れて、彼の預言を解読してくれる人物だと読み取れないだろうか。

 

するとイエスは言われた、

「それでは、カイザルのものはカイザルに、

神のものは神に返しなさい」。

  聖書  マタイによる福音書  22章

 

             (注)カイザルは、フランス語のセザール、英語のシーザー、元々はローマの政治家

                カエサルを意味しドイツ語のカイザーは、皇帝を意味する。

 

諸世紀の中にもセザールの出現を暗示する詩がいくつかある。

 

500年後

時の英雄が現れる

大いなる光明をもたらし

この時、全き満足があたえられるであろう

  諸世紀394

「ノストラダムスの遺言書」 ダニエル・ルゾー著 流智明 監修

 

★イスラエル

 

イスラエル、これは本当はユダヤ人を意味するものではないと言ったのをあなたはおぼえているだろうか。天使的未来人の宇宙放浪を説明するのには、放浪の民、ユダヤ人がちょうどよかったのである。だから天使たちは彼ら自身を放浪の民、ユダヤ人に譬えたのである。

いい迷惑だったのはユダヤ人である。彼らは自分たちが、神に選ばれた唯一の民族だと信じた、いや信じている。最後の審判の時、自分たちだけが救われるのだと信じているのだ。

いわゆる選民思想である。そしてこの選民思想こそ元の時間の世界の不要人類抹殺計画を意味するものなのだ。これではこの宗教は世界に広まらない。これでは困る。そこで天使はイエスを送り込んで、人類全体を救いたいのだという天の意図を伝えたのだ。

驚いたのはユダヤ人だった。「神は俺達だけを救うんじゃなかったの」と。

ここで旧約聖書(律法、預言者、諸書)を教典とするユダヤ教とイエスを救世主、メシアとし旧約聖書と新約聖書を教典とするキリスト教に分かれて行くのである。その後も神の民であると信じるユダヤ人は、迫害を受けながら世界を放ろうし、戦後イスラエルを建国するが、その土地をめぐってユダヤ教、キリスト教と同じ神を崇拝し旧約聖書、新約聖書とコーランを教典として預言者マホメットが開いたイスラム教徒との争いが絶えない。いわゆる中東問題である。かわいそうだが、イスラエルとは彼らユダヤ人を意味するものではないのだ。

イスラエルとは天使的未来人の一族を意味する言葉なのだ、そして実はイスラエルとは救世主を表すことばなのである。ちなみに死海文書にははっきりとイスラエルのメシアと記されている。

イスラエルのスペルは、ISRAELである。

このうちエル、ELは神を表す言葉であるエロヒムを意味している。エロヒムとは「天空から舞い下りた人々」と言う意味である。

 

      ISRA(EL)→ASARI

 

浅利幸彦氏。はっきり言ってしまおう、彼こそノストラダムスの諸世紀を、聖書を解読した男だ。彼こそ天使的未来人がその交渉役として地上にさしむけた人間である。ひとつ勘違いしないで欲しい、だからと言って彼が特別な人間と言うのではない。宗教の教祖のように崇拝されることなど望んでいない。ただこの思想を、天使たちのことを理解して欲しいだけである。信じるのではない、理解するのだ。彼の解読したこの思想こそ救世主なのだ。1985年、彼はセザ−ルに、イスラエルになったのだ。人間がいくら努力したところで預言の謎は解けない、それは未来人の知恵を集めて書いたものだからだ。そして、天使たちはその解答を彼を通じて我々に教えた。私が彼の説が正しいと思うのは、預言書が読めてしまうからだ。預言書や宗教教典をただ読むと、よくもまあこんなつまらないことをだらだらと長く書いたものだと思う。しかし彼の説に基づいて読むと、その裏に隠された本当の意味が見えてきてしまうのだ、元の歴史の世界の不要人類抹殺計画、悪魔的未来人の地球侵略、天使的未来人の地球奪回計画と人類の救済計画。あなたには見えないだろうか、私には見える。イスラエルと言う言葉だけではない浅利氏を暗示する記述は聖書の各所に見られる。

 

サルディスの教会の御使に、こう書き送りなさい。

「神の七つの霊と星を持つかたが、次のように言われる。

わたしはあなたのわざを知っている。

すなわち、あなたは、生きているというのは名だけで、

実は死んでいる。

目をさましていて、死にかけている残りの者たちを力づけなさい。

わたしは、あなたのわざが、わたしの神のみまえに完全であるとは見ていない。

だから、あなたが、どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起こして、

それを守りとおし、かつ悔い改めなさい。

もし目をさましていないなら、わたしは盗人のように来るであろう。

どんな時にあなたのところへ来るか、あなたは決してわからない。

  聖書  ヨハネの黙示録 3

 

これは、天使的未来人から浅利氏に宛てられた手紙である。「だから、あなたが、どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起こして、それを守りとおし、かつ悔い改めなさい。」とある。彼は神の国のしるしであるグランドクロスの14年前、1985年ある夢を見た。それは神は未来の地球人ではないかと言うものだった。

 

わたしは誇らざるを得ないので、無益であろうが、

主のまぼろしと啓示とについて語ろう。

わたしはキリストにあるひとりの人を知っている。

この人は十四年前に第三の天にまで引き上げられた−

それがからだのままであったか、わたしは知らない。

からだを離れてであったか、それも知らない。

神がご存じである。

この人が−それが、からだのままであったか、

わたしは知らない。

からだを離れてであったか、それも知らない。

神がご存じである−

パラダイスに引き上げられ、そして口に言い表わせない、

人間が語ってはならない言葉を聞いたのを、

わたしは知っている。

  聖書  コロサイ人への第二の手紙 12章

 

 

そして、その説に基づき預言書を読んでみると、預言の真意が読めるではないか。そして彼は気づいたのだ、彼自身が預言の解読者に指定されていることを。イエスが死刑判決を受けてから死刑執行までの14日は、最期の審判の合図であるグランドクロスまでの猶予期間の14年を意味していたのだ。サルディスのスペルを見て欲しい。SARDIS、、、、、SAR(D)IS の中にASARIが組み込まれているではないか。ちなみに古事記で天孫降臨の導きをしたのはサルダヒコの命である。

 

高貴なる王がサルディーニアに来る

王国を治めることわずか三年

みずからいくつかの色と結びつく

嘲笑を浴び のちに心労のあまり 眠りが妨げられる

  諸世紀8−88

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修

 

その日、耳しいは書物の言葉を聞き、

目しいの目はその暗やみから、見えることができる。

柔和な者は主によって新たなる喜びを得、

人のなかの貧しい者は

イスラエルの聖者によって楽しみを得る。

  聖書  イザヤ書 29章

 

 

★イエスの救世主預言

 

わたしにむかって「主よ、主よ」と言う者が、みな天国にはいるのではなく、

ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである。

その日には多くの者が、わたしにむかって、

「主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によって預言したではありませんか。

また、あなたの名によって悪霊を追い出し、

あなたの名によって多くの力あるわざを行ったではありませんか」

と言うであろう。

そのとき、わたしは彼らにはっきり、こう言おう、

「あなたがたを全く知らない。不法を働く者どもよ、行ってしまえ」

  聖書  マタイによる福音書 7

 

イエスは2000年前奇跡を起こし人々を魅了し宗教を造った。だから現代人もかつてのイエスのような人を驚かせる奇跡を起こす宗教の教祖のような救世主を望んでいるのかもしれない。しかし現代にはそんな救世主はいらないのだ。我々はもう2000年前の原始人ではない。現代には、人を驚かせる奇跡、力あるわざなどいらないのである。奇跡を起こし、私こそ神、救世主だと名のる者があれば、それこそにせ救世主、にせメシアの証なのである。そして、イエス自身、次の救世主がどのような形で出現するかを預言している。それは福音書に詳しく述べられているのである。

 

もしあなたがたがわたしを愛するならば、わたしのいましめを守るべきである。

わたしは父にお願いしよう。そうすれば、父は別に助け主を送って、

いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。

それは、真理の御霊である。

この世はそれを見ようともせず、知ろうともしないで、それを受けることができない。

なぜなら、それは、あなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいるからである。

  聖書  ヨハネによる福音書 14

 

ここで、イエスは、別の助け主、真理の御霊を送るといっている。

そしてその助け主、救世主は、あなたがたと共にいる、すなわち、地上の人間の中から出すと言っているのだ。では、彼はどんな形で現れるのであろうか。

 

わたしは、あなたがたに言うべきことがまだ多くあるが、今はあなたがたはそれに堪えられない。けれど真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。

それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき栄光を得させるであろう。わたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるであろう。

  聖書  ヨハネによる福音書 16

 

これらのことは、あなたがたと一緒にいた時、すでに語ったことである。しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起こさせるであろう。

  聖書  ヨハネによる福音書 14

 

わたしはこれらのことを比喩で話したが、もはや比喩では話さないで、あからさまに、父のことをあなたがたに話してきかせる時が来るであろう。

  聖書  ヨハネによる福音書 16

 

イエスが直接に我々に語れなかったこと、だから比喩で語ったことを、解読し我々にあからさまに知らせてくれるのである。

 

 

わたしが父のみもとからあなたがたにつかわそうとしている助け主、

すなわち、父のみもとから来る真理の御霊が下る時、

それはわたしについてあかしをするであろう。

  聖書  ヨハネによる福音書 15章

 

 

イエスたちが、何者であるか、何のために、何をしに来たのかの証を立ててくれる者、すなわちイエスの証人こそ真の救世主なのである。

しかしくれぐれも言っておく。救世主とは、天使的未来人と地球人の単なる交渉人であり、かつてのイエスやシャカのように崇拝される宗教の教祖のような者ではないし、またそんなことも望んでいない。ただ、これだけの仕事をしてきた天使たちを同じ仲間、人間として地球に導きたいだけなのだ。

なお、インドの宗教でも指導者のことをアーチャリヤ、アーシャリ、アシャリと呼び、それが語源となって日本の真言宗、天台宗、日蓮宗(法華宗)などでも高層をアジャリ、アザリ(阿闍梨)と呼ぶのも、またシャカの知恵第一の高弟の名がSariputra(サーリープトラ、シャーリープトラ、舎利弗、舎利子)と言うのも偶然ではない気がする。

 

 

おおいかぶされたもので、現れてこないものはなく、

隠されているもので、知らせられないものはない。

            中略

恐るべき者がだれであるか、教えてあげよう。

殺した後で、更に地獄に投げ込む権威のあるかたを恐れなさい。

そうだ、あなたがたに言っておくが、そのかたを恐れなさい。

五羽のすずめは二アサリオンで売られているではないか。

しかも、その一羽も神のみまえで忘れられてはいない。

その上、あなたがたの頭の毛までもかぞえられている。

恐れることはない。

あなたがたは多くのすずめよりも、まさった者である。

            中略

また、人の子に言い逆らう者はゆるされるであろうが、

聖霊をけがす者はゆるされることはない。

あなたがたが会堂や役人や高官の前へひっぱられて行った場合には、

何を弁明しようか、何を言おうかと心配しないがよい。

言うべきことは、聖霊がその時に教えてくださるからである。

  聖書  ルカによる福音書 12章

 

 

おおわれたもので、現れてこないものはなく、

隠されているもので、知られないものはない。

              中略

からだをころしても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。

むしろ、からだも魂も地獄で滅ぼす力のある方を恐れなさい。

二羽のすずめは一アサリオンで売られているではないか。

               中略

あなたがたを受け入れる者は、わたしを受け入れるのであり、

わたしを受け入れる者は、わたしをおつかわしになったかたを受け入れるのである。

預言者の名のゆえに預言者を受け入れる者は、預言者の報いを受け

義人の名のゆえに義人を受け入れる者は義人の報いを受けるであろう。

わたしの弟子であるという名のゆえに、

この小さい者のひとりに冷たい水一杯でも飲ませてくれる者は、

よく言っておくが、決してその報いからもれることはない。

  聖書  マタイによる福音書 10章

 

彼は三度に渡り我々にイエスの証を立てた。

1985〜1986年 「神の正体T・U」  「未来からの大警告」

1992〜1993年「セザール・ノストラダムスの超時空最終預言 上、下」

1999年      「ノストラダムスは知っていた」

 

しかし我々は彼を完全に無視し笑い飛ばしてしまった。三度知らないと言ったのだ。

 

イエスは言われた、

「よくあなたに言っておく。今夜、鶏が鳴く前に、

あなたがたは三度わたしを知らないと言うだろう」

  聖書  マタイによる福音書  26章

 

 

 

★恐怖の大王は、救世主・イエス

 

一九九九年の七の月

空から恐怖の大王が降ってくる

アンゴルモアの大王を復活させるために

その前後の期間、マルスは幸福の名のもとに支配に乗り出すであろう

  諸世紀1072

「ノストラダムスの大予言」  五島

 

かつて恐怖の大王とは、宇宙からの攻撃であり、悪魔的未来人であった。しかしその本当の意味は聖書に何度も述べられているではないか、王は神であると。王の中の王、神の中の神、すなわち、イエス・キリストである。

これは、イエスの再臨を預言した詩だったのである。

そして、アンゴルモア(ngolmois)とは、Angol(Ange 天使)mois(moi )の合成語であり、マルス(火星)とはノストラダムスの息子、セザールのことである。

ノストラダムスは、セザールに宛てた手紙にこう書き残している。

 

現在はまだおまえはこの地球に住む者にそなわった自然の光にめざめていないが、

おまえは不滅の神に気に入られたのだから、おまえはひとりで火星のサインの下を、

子供時代の第一期を回転するのだ。

さらに揺ぎない時の流れが、わたしの仲間(すなわち、おまえ)を助けてくれるだろう。

いまはおまえの知性が弱すぎるので、わたしの研究の成果を受け入れる術を知らないであろうが、いずれさまざまな力によってわたしの生きた日々とともに最後の瞬間を知るであろう。

「ノストラダムスの遺言書」 ダニエル・ルゾー著 流智明 監修

 

これをまとめると

 

グランドクロスの1999年ごろ

空から王の中の王、イエスが再臨する

天使たちを本来の私、人間の姿に復活させるために

その前後の期間、ノストラダムスの息子、セザールは幸福の名のもとに預言を解読するであろう。

 

この恐怖の大王は、人間が正しく彼らを受け入れれば祝福を与え、正しくなければ悪魔の手に引き渡すのである。まさに、恐怖の大王なのである。彼、イエスこそ、仏教的に言えば、天国と地獄の門番、閻魔大王だったのである。

 

わたしは光としてこの世にきた。

それは、わたしを信じる者がやみのうちにとどまらないようになるためである。

たとい、わたしの言うことを聞いて守らない人があっても、わたしはその人をさばかない。

わたしがきたのは、この世をさばくためではなく、この世を救うためである。

わたしを捨てて、わたしの言葉を受け入れない人には、

その人をさばくものがある。

わたしの語ったその言葉が、終りの日にその人をさばくであろう。

  聖書  ヨハネによる福音書 11章

 

★主とは何か

 

預言を読んで一つ疑問に思ったことはないだろうか。不要人類抹殺計画を行ったのも、ある所では主、ある所では彼ら(悪魔)と主語が異なっていることだ。これは不要人類抹殺計画、悪魔の地球侵略、天使の救済、、、すべてが神の計画だと言うことを意味しているのだ。

 

主はすべての物をその用のために造り、

悪しき人をも災の日のために造られた。

  聖書  箴言 16

 

しかし、この計画をもくろんだ神、主(ヤハウェ=エホバ=アッラー)とは何者なのだろうか。天使たちは人間の好むものをよく知っていた。美しく崇高な神のイメ−ジを利用したのだ。創造主であり全能の神の言うことなら、人間たちもきっと言うことを聞いてくれるだろうと。

いや、やはり言っておこう、神はいるのだ。「私(神)は在りて在る」のだ。あまりに新興宗教のようになるのはいやで言うのは避けていたが、やはりいるのだ、宇宙(天)の中心におられこの宇宙(国)を根底から創造し(立て)た大元の神が。この神を日本では天之御中主神、国底立神(国常立神)、大元神(大元霊神、大元尊神)などと呼び、他の神々はこの大元神の別名か分身にすぎない。これは仏教における密教の大日如来と他の仏たちの関係と同じである。

考えてもみてくれ、何の原因もなしにこのすばらしい世界が、すばらしい自然が存在するなんて変ではないか、生命体も単純なものから複雑なものへ進化向上している。何者かの意思が存在しているとしか思えない。

この宇宙を創造した神とは、我々の心、潜在意識とそれに繋がる万物が共有する宇宙意識である。この宇宙を創造したのは人間の心なのである。宇宙意識は平和で幸せな世界を造ろうとした、しかし一度の歴史では、これは無理だと悟った。そこで一度、失敗させ生き残った人々を我々の教育役、天使と悪魔として残したのである。すべては宇宙意識の計画であった。これが神の計画であった。だから、陰謀を実行した人々も悪魔的未来人も怨む必要はないのである。そう、我々の魂は、神自身なのである。神、宇宙意識は、すべてを計画した後人間になってしまったのである。だから以前お話ししたように悪魔の支配が続けば人類は滅びてしまうのです。人類全体が絶望してしまえば、この宇宙は存在意義を持たなくなってしまうからです。悪魔の支配に絶望した人類の意識が宇宙を消滅させてしまうのかもしれない。これが宇宙規模の何かなのであろう。なにせ、神は人間になってしまったのだから。いや、神は人間になってしまったとは、あまりに高慢な言い方かもしれない。

創造主、神、一者、第一原因、宇宙意識、宇宙霊、ブラフマン(宇宙の最高原理)、法(ダルマ)、仏、仏性、空、イデア、天之御中主神、、、、、、、、中国人は人間の生命の底にすべてを生み出す根源的世界を見つけタオ(道、玄牝)、無、天(天帝)、先天の一気、大極(太一)と呼んだ。

呼び方は何でもよいのだが、創造主は、自分の身、霊を刻みこの宇宙のすべてのものを造ったのだ、万物はこの絶対的一者から流出したのである。

この宇宙ができる前、混沌と呼ばれる創造主の気の海があった、そして創造主はその気を使ってこの宇宙の森羅万象を創造したのだ。

この意味では万物は等しい、すべてが神であると言える。しかしありがたいことに人間にその霊の最も高い密度を与えたのだ。我々には宇宙の心、素直な心、本心、良心が与えられた。このすべてを慈しむ心をキリスト教では神の愛(アガペー)と呼び、仏教では慈悲、そして中国人は仁と呼んだ。動物的進化の段階の名残である下等なエゴ、欲望、感情に覆い隠されているかもしれませんが、それが確かに我々の中に存在することをあなたも認めますよね。

それだけではない、人間に他のものにはない想像力と言葉そして無限の創造力を与えたのだ。

人間とは単なるタンパク質とカルシウムの固まりではなく、神の霊と肉体が合体した最高の生命体なのである。人間とは全知全能なる主の霊が宿る神殿(神の宮)なのです。だからこそ天使たちは未来から我々を救うために、そのことを教えるために帰ってきてくれたのだ。

 

神様が天使たちにこうおっしゃった時のこと。

「わしはこれから泥で人間を造ろうと思う。

出来上がって、わしの霊を吹き込んでやったなら、

おまえたちその前にひれ伏して挨拶せよ」と。

   コーラン サード

 

イスラム教の教典にもあるように、神、宇宙は地のちり、泥、地球の元素を使って人間を造った。しかし神自身の霊を人間の中に吹き込んだのだ。その霊を人間に与えたのだ。

日本の神社のほとんどの御神体が鏡であるのは、そう言うことだったのだ。我々人間は等しく神の子、宇宙の子、いや、神自身だったのだ。神とは、鏡に映る我々自身だったのだ。

そしてこの宇宙を創造した無限の力は我々の中でまだ活きているのである。神とは我々の外部にあるのではなく、我々の内部にあったのだ。

 

わたしは、この都の中には聖所を見なかった。

全能者にして主なる神と子羊とが、その聖所なのである。

   聖書  ヨハネによる福音書  21章

 

だから聖書は地上天国ができ、宗教がこの地上から消え失せる所で終わっているのです。

神である我々は、すばらしい世界で永遠に幸せに暮らす権利があるのです。

 

イエスは彼らに答えられた、

「あなたがたの律法に、『わたしは言う、あなたがたこそ神々である』

と書いてあるではないか。

  聖書  ヨハネによる福音書 10章

 

あなたがたは神の宮であって、神の御霊が自分のうちに宿っていることを知らないのか。

  聖書  コリント人への第一の手紙 3章

 

そして、あなたにゆだねられている尊いものを、

わたしたちの内に宿っている聖霊によって守りなさい。

  聖書 テモテへの第二の手紙  1章

 

「神は、わたしたちの内に住まわせた霊をねたむほどに愛しておられる」

と聖書に書いてあるのは、むなしい言葉だと思うのか。

  聖書  ヤコブの手紙  3章

 

神の戒めを守る人は、神におり、神もまたその人にいます。

神がわたしたちのうちにいますことは、

神がわたしたちに賜った御霊によって知るのである。

  聖書  ヨハネの第一の手紙  3

 

あなたがたはわたしの民ではないと、彼らに言ったその場所で、

彼らは生きる神の子らであると、呼ばれるであろう。

  聖書  ローマ人への手紙 1章

 

あなたがたはあなたがたの神、主の子供である。

  聖書 申命記 14章

 

その心の秘密が、あばかれ、その結果、ひれ伏して神を拝み、

「まことに、神があなたがたのうちにいます」と告白するに至るであろう。

  聖書  コリント人への第一の手紙 14章

 

 

★三位一体

 

すべてはこの宇宙を創造した神、宇宙意識のもくろんだ大計画であった。これが分かるとキリスト教の三位一体の本当の意味が分かってきる。

三位一体とはもちろん、父なる神、子なるイエス、聖霊は不可分で一体であるというものである。この本当の意味は、全てを生み出した父なる神、宇宙意識に代って、子なるイエスたち、天使は、彼らの化身、前世の人間であるナザレのイエスなどの聖霊を派遣し神の大計画を実行しているという意味だったのだ。実は全く同じものが仏教にも存在するのをご存知だろうか。

それを仏の三身と言う。すなわち、法身、報身、化身である。法身仏、宇宙意識に代って、前世の報いと請願により仏になった天にいる本体である報身仏が、前世の人間である化身の仏(応身仏)を派遣して衆生救済計画を実行していたのである。

また、日本の古事記でも万物を創造し化育する根元神、造化三神は、天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神であり、さらにヒンズー教の最高神、シバ、ビシュヌ、ブラフマンは三身一体であり、古代エジプトにも三人の最高神、太陽神がいる。すなわち朝の太陽神アトゥム、昼の太陽神ラー、夕の太陽神ケプリである。そしてクフ王のピラミッドに代表されるギザの三大ピラミッドは墓ではなく三大太陽神の神殿であるという説もある。

これらは世界の三大宗教が、いやすべての宗教が一つであることの暗示である。

そう言えば、古代エジプトのイクナートン王(アメンホテップ四世)は多神教を禁止し唯一の太陽神アトンのみを崇拝する宗教改革を行った。どうもこの宗教改革はこの現代の大変革の雛形であったような気がするのだ。

 

 

★地球人の半数以上の同意を

 

ここまで本書を読んでくださった読者であるならば、この説の正しさをご理解いただけたのではないであろうか。時間がない、、、しかしまだ間に合うかもしれない。いや、間に合わせるのです。

地球人の半数以上の同意を集めるのです。三十億の理解者を集めるのだ。地球人の半数の理解者がいれば、たった二億の敵もおいそれとは手を出せない。そうすれば天使の惑星などに避難しなくてもよい。天使を地球に受け入れ、人間の姿のままで永遠に地球で幸福に暮らすことができる。

何もなしに理解しろと言っても無理であろうが、UFOを見せてくれるのだ、そう難しいことではあるまい。問題なのは人間の古い物や権力にすがりつこうとする気持ちだ。

すべてが変わってしまうであろう。一生懸命奴隷のように働いて、結婚して、子供をつくって、子供が大きくなったら死んでゆく。人間がずっと繰り返してきたこのパターンさえ変ってしまう。みんなが永遠の生命を得てしまえば生殖能力は必要ない。永遠の生命は生殖能力を司る遺伝子に大いに関係があるのではないかと思われる。

 

あなたがたは聖書も神の力も知らないから、思い違いをしている。

復活の時には、彼らはめとったり、とついだりすることはない。

彼らは天にいる御使のようなものである。

  聖書  マタイによる福音書  22章

 

そういえばエドガー・ケーシーも、「宇宙人がやって来て地球人に性交をやめさせる」と言った。

すべてがすべてが変ってしまう。でも、我々は勇気を持ってそれをしなければならない時なのです。今こそ万物更新の時なのです。

 

すると、御座にいますかたが言われた、「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」。

また言われた、「書きしるせ。これらの言葉は、信ずべきであり、まことである」。

  聖書  ヨハネの黙示録  21章

 

彼らの社会に入ってみれば我々がすがりついていた物がどれほどつまらないものかきっと分かるでしょう。そういったものを捨て彼らを受入れ、一部の人間だけでなくみんなが富んだ者になることが天の意志なのです。みんながこだわり、エゴ、権力を捨てて、少しずつ道をゆずり合って、自分自身がこの宇宙の創造主であることを認め、天使たちを仲間として受け入れ、みんながプライドを持って活きていかれる社会を造るのが宇宙の意志なのです、天使たちが神(宇宙意識)に代わって実行してきてくれたシナリオなのです。

永遠の命など欲しくもないや、永遠の命など持ったらかえって不幸じゃないかと言う人も多いと思う。私もそう思う、、、ただし今の人間の意識レベルで永遠の命など持ったら不幸であろう。しかし現に天使的未来人は、永遠の生命を手に入れて幸福に暮らしているのだ。

我々にそれができないわけがないのだ。彼らはそれを我々に教えに帰って来たのだ。

地球人のみなさん、天使たちといっしょにこの美しい地球で永遠に幸福に暮しませんか、精神文明と科学文明を調和させて。

半数とは言いません。地球人全員を救済することができるのです、宇宙意識も天使たちもそれを望んでいるのです。

この地球の六十億のみなさん、あなたがたがその気になれば今すぐにでもそれはできるのです。なぜなら、我々は悪魔の奴隷ではなく、神の子、いや、神自身、そしてこの世界の相続人なのだから。

 

 

すべて神の御霊に導かれている者は、すなわち、神の子である。

あなたがたは、再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、

子たる身分を授ける霊を受けたのである。

その霊によって、わたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶのである。

御霊みずから、わたしたちの霊と共に、わたしたちが神の子であることをあかしして下さる。

もし子であれば、相続人である。

神の相続人であって、キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている以上、

キリストと共同の相続人である。

  聖書  ローマ人への手紙 8章

 

これはあなたが彼らの前に示すべきおきてである。

あなたがヘブルびとである奴隷を買う時は、

六年のあいだ仕えさせ、七年目には無償で自由の身として去らせなければならない。

  聖書  出エジプト記 21章

 
   未来からの最終警告 
真・撰時抄−緊急報告(自界叛逆難)

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