縁の花
(本物を目指して心のネットワーク)
第27号
百番目の猿
百番目の猿の話があります。
知らない人は前月の本物情報3月号の中に、皆さんに精しい内容はプレゼントしましたので読んで頂けたらいいですが本当に素晴らしい話です。
不思議と力がわく話です。
が、その話を紫陽花なりに簡単に説明しますと、日本の宮崎県の日南海岸公園内にある幸島という所で日本猿を研究している人達がいました。
猿を研究する事で同じ哺乳類である人間の行動を理解する為です。
しかしその中である人が1匹の変わった若い雌猿を発見しました。
その猿は頭がよかったのかどうかは分かりませんが、餌である芋を海の塩水で食べたらおいしいという事を発見したのです。
そうすれば砂なんかは洗って落とせますし、塩味が芋について美味しいのです。
その猿はその発見に満足したのかしなかったのかは知りませんが、さっそくお母さん猿や兄弟の猿に教えます。
そして次ぎに友人である猿に教えます。
こうして幸島という島でゆっくりだけど広がっていった訳なんです。
が、そんなちいっぽけな島にもいろんな猿がいます。
中には芋は芋、形が変わる訳ないといったかどうか知りませんが、見向きもしない猿もいれば、そんなものは美味しくないと最初から食べない猿もいます。
そういった猿は自分の子供から素直に習う事ができない大人猿が大半だったのですが、たぶん子供猿に教わるのが嫌だったのかもしれません。
このへんは人間の世界と同じです。
でもそんな猿も一瞬の内に目覚める時が来ます。
正式には1952年から1958年という6年をかけた後ですが、観測していると、その中の何番目かの猿かは分かりませんが、ある新しい猿が芋を洗う事を知った瞬間に奇蹟がおこりました。
その日の夕方までに神でもない人間が教えた訳でも、また教えられる訳もないのに、その幸島の猿が突然全員洗って食べるようになっていたのです。
さあ驚いたのはそんな猿を観察していた人間です。
それをすぐに学会で、共に猿を観察している日本の仲間に伝えたのです。
そしてそこでびっくりした事が起こりました。
研究発表した瞬間、他の日本のいろんな所でも同じ事実が判明されました。
日本じゅうで近くに海のある猿達が芋を洗って食べていたのです。
しかもその日付を観察した研究者達が観察日記を取り出して調べてみると、幸島ですべての猿が食べたという発表があった日でした。
あの瞬間海を越えていろんな所で同じ現状があらわれ、すべての猿が芋を洗って食べるようになっていたのです。
これが今から十年以上も前にちょっとした話題を呼んだ百番目の猿の話です。
すべての猿が芋を食べて洗うという事を知っためでたしめでたしの話です。
が紫陽花がこの100番目の猿の話を知ったのはいつの時だったでしょうか。
思い出せません。
確か大学の頃だったと思いますが、はっきりとした事はいえません。
ですから今、縁の花で紫陽花が書いた百番目の猿の話は、百パーセント正確でもないかもしれませんが、この事自体は真実です。
本当にあった話なんです。
またこれによって人類のかかえているいくつかの疑問がとけました。
たとえばいつ農耕を始めたという事です。
人類はほぼ同じ時期にいろんな民族が土地を耕して種を植えて食料にしていましたが、どうしてそんな事が可能だったのかは疑問でした。
なにしろテレビもなければ飛行機もありません。
情報を伝達する手段もないのに、同じ情報が遠く離れた民族にも伝わったとしか考えられなかったのです。
でも百番目の猿の話を人間に応用したら解けます。
ある民族が農耕を始め、ある一定の人数まで来た時に、すべての人類に一斉に伝わった。 こういうふうに考えられるのです。
しかもこの百番目の話は、今、紫陽花がよくいう明治維新の時にも使われています。
江戸末期、日本のいろんな所で、急速に志士と呼ばれる人が一度に誕生しました。
でもこれは不思議な現象でした。
幕府の監視のきつい中で、これだけたくさんの人に同じ情報が伝わるのは無理があるのです。
しかし百番目の猿の話を応用したら説明ができます。
薩摩や長州で志士が何人かできれば、それはその志士達の潜在意識の中で意識資産になり、それが同じように日本の事を考えていた他の多くの仲間の潜在意識から顕在意識に入ったのです。
なぜなら人類は別々の個体のようにみえますが、潜在意識からみればすべての人は綱がっています。
そういった潜在意識からみればあっという間に伝わる事は不思議ではありません。
人類は根本はたった一つですから。・・・・
紫陽花はその原理をあの当時の志士が知っていたら、どれだけよかったのにと思うと残念でなりません。
きっと勇気づけられたと思うのです。
が、紫陽花がこんな事をいっても皆さんの中には、まだ納得できない人がいるかもしれませんので、もっと分かり易い家電製品の話をします。
実は家電製品を販売するのにも、昔からこの百番目の猿の話が利用されていました。
その当時の人はもちろん百番目の猿の話は知りませんが、家電製品はある一定の数まで普及させるとその後は爆発的に普及するという事を知っていました。
とくにこれは松下電機ですが、松下電機は他のライバルメーカーがある製品を販売し売り上げをあげると、ある一定の比率になるまでじっと待っています。
確か国民の30パーセントだったと思いますが、その限界点と呼ぶものが来る時に一斉に販売ができるように準備を整え、他のライバル社を抜き去るのです。
これが松下電機の初期の頃の戦略でした。
松下電機が日本一の家電のメーカーになれたのは、この戦略も大きかったといいます。
電機製品も幸島の猿達の芋も理屈は同じです。
ある一定数まで努力するのは大変ですが、これを越えるとすべての人が利用するようになるのです。
そしてそれは核兵器も一緒だと百番目の猿の本には書いていました。
一人一人の人が核兵器なんかこの世の中からなくなれと願ったら、核兵器のない社会を思い描いたら、かならずある一定の数になったらある瞬間にすべての人類が思うようになる。
全世界から核兵器がなくなるのも夢ではないで終わっていた気がします。
そう読者であるたぶん大学生の紫陽花をもの凄く励ましてくれたのです。
いえ、感激させてくれたのです。
というのも、あの当時の紫陽花は無力でした。
今も無力なのは一緒ですが、今との違いは一体何をやればいいのかが分からなかった事です。
核の問題や環境問題で人類の将来が大変なのは分かるけど、では一体自分に何ができるのかといったら何もありませんでした。
友人にいってもまったく無関心で、こういった話題は少しも流行らなかったからです。
でも百番目の猿の本はそんな紫陽花に何もしなくてもいい。
無理に何かをする必要がないといいます。
そんな事をしなくても自分さえ核兵器のない社会が来る事を硬く念じたら、その思いはかならずいろんな人に伝わっている。
目には見えなくても人類の平和に貢献しているだと教えてくれたのです。
そしてあの当時の紫陽花はせめてこの猿だけには、社会になって会社に勤めるようになっても成りたいと思っていました。
80番目とか90番目のような遅い猿でも構いません。
百番目の猿に入れるだけの純粋さだけはなくしたくない。
いつまでも核の問題や環境問題に関心を持ち、できたら人類の為に何かをやれる人間になりたい。
何をやったらいいのか分からないけど、本当に小さな事でもいいから、もし天と呼べるものが存在するなら紫陽花に何かを与えて欲しいと頼んでいたのです。
でもそんな紫陽花という一人の猿もあれから少しは成長しました。
十年以上の年月の間にはいろんな出合いもあります。
皆さんの縁やいろんな本物の先生のおかげで少しは知恵がついてきました。
例えば同じ思うのならただ核兵器がなくなると漠然と思うよりは、こういった手段で人類は核兵器をなくせるといった、具体的にイメージできるものがあった方が何倍も効果があるという事を知りましたし、欲しかった仲間もいつの間にかたくさんいます。
大学の頃は一人ですが、今はMGによって1万2千人の仲間がいます。
紫陽花はいつの間にか幸島ではありませんが、MGというちょっと変わった猿山に住んでいるのです。
しかもここで仲間と同じイメージをしていますので、人の思いは多いほど早く実現するといわれているように強化されています。
紫陽花はそういう事をする事によって、何番目になっているのかは分かりませんが、幸運にも今から考えると自然に百番目の猿の中に入っていたのです。
そして実はこの縁の花を読んで頂いている皆さんも、本人が気が付いているのかいないのかは分かりませんが、今、縁の花を通して何番目かの猿になろうとしています。
皆さんも百番目の猿の中に十分入れるのです。
だってまだまだ余裕があるみたいですから。・・・・・
それが紫陽花の願いなんです。
が皆さんの中には急にそんな事をいわれてもよく分からないと思う方が大半だと思います。
中には俺は猿ではないと怒られる方もいらっしゃるかもしれませんが、一体何の猿なのか分からないと思います。
百番目の猿の芋に匹敵するものが何なのか、紫陽花は皆さんにまだ説明をしていないからです。
でもそれでも皆さんの中にはもう分かっている人もいると思います。
そうです。
紫陽花が何度も皆さんにいっているマルチメディアと本物という言葉。
いいかえるなら第3の波(マルチメディア)と第4の波(本物)といわれているものが、百番目の猿の芋になります。
皆さんは第3の波の猿と第4の波の猿にこれからなろうとしているのです。
しかしそれは簡単な事ではありません。
第3の波も第4の波は、これから人類がかならず迎える大きな時代の流れです。
その波に乗り込まれるのではなく、乗り越えないといけないというのは口でいう程簡単な事ではないからです。
といってそれに必要以上に怖れる必要もありません。
百番目の猿にとって塩味の芋が美味しかったのと同じように、第3の波や第4の波も乗ってしまえば簡単なものです。
だから紫陽花と一緒に是非波に乗りましょう。
きっと素晴らしい世界が待っています。
が、その前に紫陽花は皆さんに第3の波と第4の波の今までの簡単な経過を説明しないといけません。
今現在、どの程度波が進んでいるか分からないと、皆さんも波に乗る気にならないだろうし、紫陽花やMGと第3の波との縁、古くからのかかわりあいも知って欲しいのです。
といってそんなに難しい話でもありません。
リラックスして聞いて下さい。
まず第3の波から始めますが、この言葉が始めて世に出たのは、今から十年以上も前になります。
百番目の猿の本と変わらない時期に、ある人物から出ました。
名前はアルビン・トフラー、紫陽花の尊敬する博士ですが、紫陽花の知っているかぎりもうすぐ第3の波という大きな変化が来る事を、この世に初めて知らせた人です。
皆さんの中にも第3の波という本が大ベストセラーになった事を覚えている方もいるかもしれませんが、その本を書いたのがアルビン・トフラーです。
紫陽花が知っている自他ともに認められている1番最初の猿です。
が紫陽花はこの時点ではこのアルビン・トフラーの第3の波との縁はまったくありませんでした。
偶然日曜日の朝、竹村健一がTV番組の中で、もうすぐ何百年に一度の第3の波という変化が来るという事を紹介した本が、世界の知識者達の話題になっているというのを聞いたのですが、その第3の波の本を読む事はありませんでした。
本が厚くて高かったからです。
でも何となく関心はありました。
だから分かるのですが、新聞なんかを読んでいると第3の波の本が出てから、情報関係なんかに精しい大学の教授が、コンピューターによる情報で何百年に一度の大変化がもうすぐ来ると書いているような記事を目にするようになりました。
アルビン・トフラーの第3の波は、日本でも何人かの猿を生み出したのです。
しかしそのインパクトはそんなに大きくありませんでした。
それが日本でも知られるようになったのは、紫陽花の知っているかぎりは堺屋太一が始めてす。
堺屋太一はその著書、知価革命なので、人類に大きな変化が来る事を書いたのです。
しかしこれも紫陽花にはよく分かりませんでした。
堺屋太一の本は紫陽花も読みましたが、何を書いているのか分からずに途中でやめてしまったのです。
たぶん堺屋太一自身にもこの時点では、よく分かっていなかったのではないかと思います。
でもそんな紫陽花にもやっと第3の波が分かる時が来ました。
忘れもしません、あれは平成3年の6月です。
紫陽花はMGと出合い、第3の波の事を教わったのです。
というのも実はMGのMISでは第3の波を精しく説明します。
始めて聞く主婦や学生でも分かるように、簡単に1時間ぐらい掛けて話をしてくれます。 今はそこまで時間を掛けてしないみたいですが、紫陽花達の時は誰にも分かるように図を書いて話してくれました。
それが紫陽花という一人の第3の波の猿の誕生といっていいと思います。
なぜなら紫陽花は、猿でいう芋を洗って食べるという事を知ってしまったからです。
猿にとってそれが禁断な味であったように、紫陽花には第3の波は一度知るとやめられませんでした。
皆さんも分かると思いますが、人間にとって人の知らない事を知る程面白いものはありません。
しかもそれが大きなチャンス、夢を持てるのならなおさらです。
紫陽花は第3の波というこれから人類が迎える大きな変化の虜になったのです。
しかしそんな紫陽花の第3の波の話は、あの当時まったく理解されませんでした。
正直いって今も皆さんに理解して貰っているとは、一部の人を除いては思っていませんが、あの頃はマルチメディアという言葉さえなかったから説明するのもたいへんでした。
紫陽花の力不足が原因ですが、 紫陽花だけでなくMGクルーは大抵大なり小なり苦労しました。 最初の頃、1番目から10番目ぐらいの猿が芋を洗うという事を仲間に伝えるのに苦労したように、紫陽花がMGに入った頃の時期は第3の波というのが簡単に分かる時期ではなかったのです。
でもMGクルーはそんなものにも負けませんでした。
一人でも多くの人を目覚めさせてあげたいと思って努力しました。
じみちだけど第3の波の猿を増やしていったのです。
そしてそんなMGの努力は百番目の猿の面からみれば、表面ではなくあくまで影からですが、もの凄い効果があったと思います。
というのはMGではMISを最低でも月、1回、多い時には2、3回実施しています。
しかも参加人数は6・17事件というのが起こる前のピークの時で千人でしたし、今もやっと6・17事件の後遺症から脱して昔の勢いに戻りつつあります。
それをざっと単純に平均で計算したら、年に20回MISを行ない、新しい人が200人聞き、6年前から本格的に実施しているので、20X200X6=24000人になります。
本当はミニMISを含めてこんな数ではありませんが、控え目にみてもこれだけの数の人が第3の波の話を聞いている事になります。
紫陽花達のようにMGに参加して第3の波の猿になるならないは別として、これだけの人が猿が芋を洗って食べたと同じように、第3の波というものを一度は味わったみたという事になるのです。
これは紫陽花は大変な数字だと思います。
マスコミなんかで取り上げられたというように表面に出ていませんが、確実にこれだけの人に第3の波を紹介していますし、メンバーだって1万2千人、その中で第3の波を完全に理解している猿も4千人はいると思います。
もちろん日本で第3の波をそれだけ理解している組織はMG以外にありませんし、これだけの猿がいれば、日本全体でならきっと相当な猿がMGとは関係なくても育っていると思います。
今日のマルチメディアブームの影には、たくさんの人は気が付かなくても、潜在意識からのMGの力も大きいという事は皆さんにだけは知って欲しいのです。
しかも紫陽花はこのMG構想には百番目の猿の考えが最初から入っているような気もします。 MGクルーは、320X56の17920販者(4人1組)限定ですが、このだけの猿が日本で誕生すれば日本全体に広がっている。
百番目を突破しているという事を計算していたような気がします。
なせならMGはそこまではいいませんが、百番目の猿の話をした事もありますし、MISを無料でするのも一人でも多くの人が第3の波に気が付けばそれでいいという狙いもあるような気がするからです。
MG構想とはそれぐらい奥が深いのです。
そしてそんなMGの構想は今、大きく羽ばたこうとしています。
今のマルチメディアを第3の波という奥深い視点から見る事ができる猿は、まだまだ日本にはいませんが、ブームとしてなら1万人や2万人のレベルの話ではありません。
大企業でマルチメディアに関心のない企業なんて考えられませんし、新聞を読んでもマルチメディア関係の記事がない日はありません。
とくにそれは1年ぐらい前に竹村健一や長谷川慶太郎などが、米国のゴア副大統領のスーパーハイウエー構想以来、マルチメディアブームが起こって米国の経済が活気づくのを見てから堅調になって来ました。
日本経済の復活の為にはマルチメディアしかない事に多くの知識者が気が付いたのです。 ですから紫陽花はもう百番目の猿で考えれば、第3の波の猿はもう70番目から80番目に来ていると思います。
百番目の猿があらわれて、これから日本や世界がコンピューターで信じられないぐらい変る事をすべての人が、今の皆さんのように何となくでも理解する日が突然来るのはそんなに遅くありませんし、そんなに苦労する事もないと思います。
後は自然に任せてもこの4、5年までにはかならずそうなっていると確信しています。 この縁の花もその時に皆さんが改めて読んでみたら、たぶん今の紫陽花の気持ちも分かって貰えると信じているのです。
しかし実は紫陽花達MGはそこまで待っておれません。
このまま自然に任せていたら、日本や地球は経済問題、環境問題などで持たない可能性があるからです。
少しでも早く正しい第3の波を日本人や人類に理解させないと間にあいません。
その時人類は今の工業社会とは違う情報社会に入るからです。
そしてその為に紫陽花達は今年の平成7年7月7日、ラッキー7から本腰をいれて表に出るつもりです。
あくまで予定は未定ですが、マスコミも利用して全面的に打って出たいと思っています。 その時には口でいっても分からない人には端末を使って分かって貰って、早く百番目の猿まで到着させたいのです。
たぶんMGはやるといったらやるので紫陽花も楽しみにしているのですが、MGも表に出る時期になったという事は、たぶん皆さんがびっくりするぐらいこれから多くの第3の猿を作っていくと思います。
これが紫陽花の知っている今までの第3の波の大方の流れなんです。
が、実は紫陽花達人類は、もう一つ何百年に一度のとんでもない時代の変化が迎えようとしています。
第4の波といわれているもの、紫陽花が本物と呼ぶものです。
がこの第4の波はまだまだ第3の波程は普及していません。
百番目の猿からみれば、20番目から30番目になると思います。
なぜ第3の波と第4の波と大きな変化が2度も来るのかはいつか精しく説明しますが、簡単にいえばその二つを乗り越えないかぎり人類に明日はないからなんです。
でもこの第4の波は、第3の波に比べたら非常に分かりにくいと思います。
科学とは違って精神の世界の波になるからです。
しかしこの第4の波も紫陽花が何度も紹介している船井幸雄によって急速に広まり始めています。
船井先生が何番目の猿になるのかは分かりませんが、船井先生によって目覚めた第4の波の猿は多いです。
紫陽花もその一人ですが、今、船井先生の出す本はほとんどベストセラーになるぐらい人気があります。
これを先生は今、30万人の読者がいるとして、今年から来年に掛けてもし10倍の300万人に増えたら、百番目の猿現象がおきて日本人全部が知る事になると書いています。 実際そうなれば、第3の波を追い越してしまうかもしれませんが、紫陽花はそうなるのも夢ではないと思います。
今日本で起こっているサイ・ババ現象一つ見ても、第4の波に目覚めた猿の勢いは急速に広がっている気がしますし、3、4年後には、読売や朝日、日経新聞などに本物に関する記事、EM菌や平井菌などの微生物や宇宙エネルギーや波動技術が、今のマルチメディアのように当り前のように載っていればいいのにと思います。
その時人類は素晴らしい21世紀に入っているのです。
これが紫陽花の考えている第4の波の今後の流れなんです。
そして紫陽花はその流れに、紫陽花と縁のあった皆さんも一日も早く乗って欲しいと思っています。
どうしても皆さんに第3の波と第4の波の猿になって欲しいのです。
というのも紫陽花は皆さんが幸島で住んでいるただの猿なら強く勧めません。
いつかは興味のなかった頑固な猿も、多くの目覚めた猿のおかげで芋を洗って食べるという事を知って、目覚めた猿も目覚めなかった猿も同じように賢くなれるからです。
が残念ながら皆さんは猿ではありません。
人間です。
人間社会では猿のようにはいきません。
それが証拠に前の第2の波、産業革命の波に乗れなかった人はどうなりましたか。
権力を持っていた幕府の人間も大客も、豪商もあっという間に没落していまいました。
反対に第2の波さえ早く理解すれば、一介の百性でも首相になれましたし、どんな人でも金持ちにもなれました。
富や名誉や金銭を掴む事ができたのです。
といって紫陽花達がそれを望んでいる訳ではありません。
いえ、かえってそういったものには十分に注意するつもりです。
だって明治維新以後の志士の行動の中にはおかしな事もありますし、そういった事は紫陽花達MGも徹底的に調べて教訓にして、堕落はしないように気を付けたいと思っているのです。
ただそれでもある程度の富や名誉や金銭は望んでいなくても自然と入ってくると思います。
紫陽花達の理想とする社会を創るにはそれがどうしても必要だからです。
天が紫陽花達にも自然と与えてくれると思います。
紫陽花は折角皆さんとは縁があるのですから、できたらそれを掴んで欲しいですし、反対にできたら皆さんには落ちぶれて欲しくありません。
そういった事は人を腐らせたり、人の心をおかしくするからです。
それが紫陽花の本音です。
しかしそれも考えればしょうせんはこの世の世界での話です。
死ぬ時に持っていけるはずもありません。
前世があるのかどうかは知りませんが、あるのなら今度生れてきた時にやり直したら済む事です。
富でも名誉でも来世で求めたらいいのですから小さい事かもしれません。
いえ、霊界に行く事を考えたら、できたらそんなものはない方がいいといいます。
第3の波に乗らない方がそういった意味では幸せなのかもしれないと思うのです。
しかし第4の波はそうはいきません。
もし第4の波に乗れなかったらどうなるでしょうか。
確かに乗れた人、第4の波の猿になれた人には信じられない世界が待っていると思います。
すべての人が平等の本物の社会です。
でも乗れなかったらもう一度一からやり直しかもしれません。
なぜなら本物でない人が本物の世界に生れて来れるとはかぎりません。
知花先生はそれを「あなた方は何度も何度も気が遠くなる程生れて来て、やっとこの時代、本物に目覚める事ができるチャンスを掴む事ができたのに勿体ないですね」
といっていますが紫陽花もそう思います。
人類の歴史はすべて分かっていませんが、分かっているかぎりではこれだけ科学が発達しているのはこの20年ぐらいしかありません。
環境問題などで地球の環境がこれほど狂っているのも今しかありません。
ここまで来るのに人類は原始時代から始めて少なくても1万年以上は掛けています。
はっきりいって今しか本物になれるチャンスはないんです。
それをもう一度やり直すとなったら大変です。
ましてやそこまでしても今度目覚める保障はありません。
紫陽花はそれは金銭なんかでは比較にならないぐらいの損失だと思います。
取り返す事のできない何千年という気の遠くなる時間を失う事になるからです。
だから紫陽花は皆さんがなくなる前に、第4の波に目覚めて欲しいと願っています。
皆さんにはまだよく分からないかもしれませんが、第4の波の猿になってからこの世を去って欲しいのです。
そうすれば紫陽花は皆さんに、あの世できっともの凄く感謝されるだろうし、紫陽花のこの世に与えられた使命を果たす事になるからです。
皆さんが第3の波と第4の波の100番目の猿にめでたくなれる事を願ってやみません。 では、これで。・・・・・・・・
百番目の猿の一人より
平成7年4月2日